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コミックカレンダー2009 銀魂
コミックカレンダー2009 銀魂
昨年に引き続き、今年も購入。

昨年購入分、つまり今年のカレンダアは、結局ただの一度も、ただの一枚も貼る・飾ることなく終わった。だって、本当のポスタア形式なんだよ? スパイラル・リングなんかでまとめられてないものだから、画鋲やテエプで留めなくちゃ貼れないんだもの、……ヲタクにそんなこと出来るかああああああああああっ!(保存用と使用用と予備、計3点買わない時点でヲタク失格、とも言うが)

カラアが楽しめてデカイ絵で、という意味で軍配が上がるのが2008年版。この2009年版は、カラアの枚数と個人的な使い勝手、という点ではやや微妙なシロモノ。

週めくりなのです。3ヶ月に1枚カラア・イラストで上のように3ヶ月分のブロック・カレンダアがあるけれど、それ以外は週毎でモノクロイラスト。これまで表紙を飾ってきたイラストが新旧問わず登場するので、空知んたまの絵を楽しめる、という意味では嬉しいものではあるんだけど。

私、空知んたまのカラア、好きなんだけどなあ。色のバランスとか、綺麗じゃん。さりげなく巧いじゃん。多色使いでもあまり汚く見えなくていいと思うんだけどなー。

で。カラアなんだけど、銀時は当然として、土方(と沖田)もまあお約束でいいとして、……高杉は個人的にはそれ程燃えるもんが無いんですが(はっはっは)。万事屋メンバアとかがイイカンジで切り捨てられちゃっててカナシイ。高杉キライではないけどさあ。あまり腐じゃないからかしら。
土方と沖田、じゃなく、近藤とザキも入れての4人とかのが嬉しかったのう。土方はやや別格として、私は「真選組」という単位で好きだから(高杉より近藤のが余程好きだ・笑)。 

カラア少な目、週めくり、ちょっとそこだけが寂しいけれど、イラストはとにかくふんだんに見られるので、2009年版はちゃんと飾っておきます。

何か今年は週めくりを手に入れることが多いなあ。うーむ。
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ミッドナイト・セクレタリ 4 (4) (フラワーコミックス)
ミッドナイト・セクレタリ 4 (4) (フラワーコミックス)
コミックス派には長いお待たせ期間でありましたが、やっと出ました4冊目Vv そう言えば私、彼女の作品コンプしてることになるなあ。今度の5巻目では20冊目だし! ひゃっほう!

……いやいやいや、ちょっと待て。まずは4冊目の出たヨロコビを語ろうぜ(笑)。

この巻では杏平の「ライバル」鷹栖社長が頑張って揺さ振りかけまくり。そのためかカヴァのイラストも杏平と鷹栖っちになっている。花夜の可愛い姿が見たかったよ(泣)。

私は野郎だけ、はホントに興味ナイんだなあとつくづく思う。いや、格好いい野郎ずらりだってキライなどではないんだけど(でも何か最近そんなのばっかりだから正直ウンザリするというか、閉口気味になる。野郎だらけはBLで楽しめるし。←読まなくなったクセに何を言う。……逆ハレムものにそれ程興味ナイというのか。……つか、あまりに最近似たような設定だらけで新鮮味も何も無いからかしら。いや、腐る程ある同じような設定で描いても面白いひとの作品は面白いのだが! というか、カブっても何しても面白い、というのが最強だ)。
少女まんがではヒロインも重要だからさあ。

いかん。何だか話が逸れていった。

花夜にちょっかいを出されてひとりイライラし続ける杏平と、鷹栖の人徳に癒されつつも杏平に惹かれる自分を痛感する花夜。鷹栖はやはり噛ませなのかー!(笑)

やはりアレですね、「いいひと」という「だけ」(でもないけれど)ではオンナにはモノ足りないのかしら(笑)。ちょっと「悪い」方がウケがいいよなあ(杏平はちょっとどころか傲慢と我が儘の塊なのだが)。花夜は、傲慢で強引で身勝手で素直ではなくて、でも有能で実は愛情を秘めていて、誇り高い杏平「だから」好きで惹かれてしまって、どうしようもないのだけれど。

杏平は、ありのままの彼を(とりあえずは)「上司だから」という理由ですんなりと受け容れ、それだけではなく、公私の隔てなく彼の為に尽力を厭わない彼女に惹かれている。でも、それをすんなりとは認めることが出来ない。

ツンデレ合戦とか言われちゃってるけど、吐露されない内面だけならばどっちもデレッデレだよコノヤロー。そこがたまんねえよコンチクショー。

ライバル顕在・ライバル撃退、さて「ふたり」になってしまい、互いに互いと、そして相手を思う己と向き合わざるを得ない最小単位になってしまったふたりは、この巻ではまだ付かず離れず、でも離れられる筈の無い状態に。

次の巻も勿論楽しみですVv ああもう私大海さんの作品大好きだなーVvv
銀魂 第24巻 (24) (ジャンプコミックス)
空知 英秋
4088745248

基本、その巻で活躍したキャラの誰かが表紙を飾る、というお約束な無い訳ではないのだけれど、まあ「基本」とか「原則」とかあったら「例外」てのもある訳なのだよ。
なので、今回の巻は木島また子嬢である。この巻には何の関係も無いからね。キャラ居ないからしょーがないんです。と、空知んたまも言っていたので、うん、しょーがない。
てゆーか別にイヤでも何でもないっすよ先輩。

24巻ではぱっつぁんの文通ネタと、最期を迎えようとするじーさんとその飼い犬の心温まる(そういうことにしとけや)エピがメインである。

なんかもうね、泣かせる為に描いてるよね的なニオイぷんぷんな訳です。涙腺弱いバカ女のハート鷲掴みですよコノヤロー。

新八はホントにイイコだなー、そして周囲の人々もなんやかんやでイイヤツばっかだなー(根性腐ってるとこもあるけど)、とか、しみじみと思ってしまう話は良かったVv ぱっつぁん、いい男だよぱっつぁん。

浜辺に流れ着いた手紙入りの瓶を拾った新八。添えられた一葉の写真の少女にときめいてしまい、彼は返事を書こうとするものの、うまく書けない。銀時や何故か真選組のメンツまでが協力して返事を書くことに協力する。
手紙は差出人に届き、彼女は新八に会ってみたいと思う。その少女は写真の中の彼女ではなく、その姿は彼女の妹のものだった。本来の名も姿も偽ったまま、勇気を出して会いに江戸へと向かうのだが……。

下ネタで始まりつつも、ちゃーんと最後はじんわりさせやがるのが常套手段ですな。でもまんまとじんわりしちゃうんだけど。いや目だから。ほかの部位じゃないから(一応下ネタ風にしてみたがナニコレヤダコレ)。
でもって、新八がどんなコかを、本人に直接言うことはないんだけど、ちゃんと解ってる銀時がいいんだなー。やっぱり好きだわー。銀時は一度「仲間」とか「身内」だと認識しちゃうととことんまで付き合っちゃうとこが良いのだ。うむ。

定春の体調がおかしいために動物病院を訪れた万事屋人+わん(犬だけにね。ベタだけどね)。そこでもう先は長くない老犬に出会う。その飼い主もまた危篤状態に陥りつつある老人であることを知った神楽(と何故かヅラ)は、互いを会わせてやろうとするのだが、彼等の行方を阻むモノが現れて……。

空知んたまはどんだけじじいばばあが好きなんだ。愛情が深すぎる。それも、クソジジイとかクソババアと呼びたくなるような、ちと可愛げのない御老体の可愛げの無さを巧く描き出す。
憎まれ口を叩き合っているよーにしか見えないじじいとその飼い犬との間にあった深くて強い絆が泣ける。「くたばれ」というコトバにこれほどの愛情を込めたヤツらもそうは居まい。

そしてそして。今作には久々の読み切り「13(サーティーン)」も掲載されているのであった♪ 読みたかったわーVv(と言いつつ、掲載誌である「ジャンプSQ」は購入しない愛の薄さ。……いや、ちげえ、愛はあってもカネが無かったんだよ!)

空知んたま本人は「ラブコメ描こうとして失敗した」的なことを言ってたけれど(「JSQ」に掲載された手書きインタビュウも収録されていて、そこでそんなんゆうてました)、いやいや、リッパにラブコメじゃん。いいよいいよー私は好きーVv

殺し屋一家に生まれたために周囲と距離を置いてひとりで生きていくつもりだった十三夜(いざよ)ちゃんと、そんな彼女に恋をして、彼女に近づきたかった藤枝くんの、らぶらぶこめこめです。

殺されかけるけど。藤枝が。

でもって、藤枝がグレて不良になってるけど

中身は変わらない、優しい藤枝くんなんだけどね、基本は。十三夜ちゃんも、ちと奇天烈なアマではあるけれど、ホントはずっと彼が好きな、シャイガールだったんだけど。

最後の最後、笑わせつつもちょみっと泣かせるよ。幸せになって欲しいふたりだった。

殺し合ってもいいから。

ああ、24巻も充実した一冊であった。25巻からは怒濤の「吉原炎上」篇すたーとじゃあああああ!
初回限定版 「XXXHOLiC」 13巻 (プレミアムKC)
CLAMP
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ほぼ一冊丸ごと、数巻前に登場した霊能力を持つ少女・五月七日小羽(つゆり・こはね)が「しあわせ」への第一歩を踏み出すまでのストーリィになっている。なので、この物語の大筋そのものの進展はあまり見られない(翻って、リンクし合う「ツバサ」は比較的進んでおり、どちらかといえば「ツバサ」内で「XXXHOLiC」の物語の大筋面が進んでいるように思える。どうなのよ、それは)。

霊能力があり、また嘘を吐かず見えたままに事実を伝える小羽が嘘吐き呼ばわりされ、辛い思いをしているらしきことを知る四月一日と百目鬼らが彼女の家に向かうと、心ない中傷で汚されているのが目に入る。住んでいる気配は無い。それでもまだTVには出演しており、四月一日は彼女を助けたい――護りたい、と思い、実行に移す。百目鬼に諭される前に無茶はしない、と宣言して。

これまでの四月一日は自分を犠牲にすることを何とも思わず、助けたい一心からそれを実行し、そのことで傷ついたり悲しむひとが居ることに気づけずに居たのだが、そのことを踏まえた上で行動するようになる。彼も成長したらしい。成長ではなく、……「己の選択」とやらの結果なのかもしれないが。

最初はごくフツウの幸せな家族だった筈の小羽たちの過去が彼女の思い出を通して語られる。もし、彼女に能力が無ければ、「あの頃のまま」で居られたのか。

けれど、偶然などこの世には無く、あるのは必然だけなのだそうだから。

過去を振り返るだけでは、懐かしむだけではどうにもならず、巻き戻せぬ時の「もしも」を問うても詮無きこと。

表情に乏しく感情を露わにすることの少ない小羽が、涙を流して言ったコトバはせつなくやりきれないものだった。

――とまあ、そういうカンジで。相変わらずこういう流れが好きですね、と思ってしまうのだが、傷つけられ辛い思いをしても生きてきたし生きてゆくしかないのだと前向きになりつつある少女の姿と感情、はそれなりに上手く描けていたかなあ、と思う。

でも、やっぱりとっとと物語進展して欲しいんだなー。「偶然は無く必然在るのみ」という物語なので、この小羽の物語も必要不可欠要素なんでしょー、ええそうでしょーとも。そうでなくてはなるまいて!

一応、初回限定版購入しました。ちょっとお高いのだが。これはCDがついてくるため。
「ひぐらしの鳴く頃に」の竜騎士07氏を迎え、描き下ろし脚本によるオリジナル・ドラマ・CD。脚本ブックレット付なので、予め読んでから聴くもよし、聴いてから読むもよし。プロローグとエピローグは大川七瀬氏が担当し(あげは、とかいうハズカシイ改名後の名前は何故かナリを潜めて、以前からの「七瀬」名義なのは何故なんだぜ?)、本編を竜騎士07氏担当、という構成。

そして、オソロシイことにそのプロローグとエピローグで、「ひぐらし」世界と「ほりっく」わーるどがリンクし、互いの作品に登場するキャラ同士が会話し、それぞれの読者にとっては「はは~ん」なやりとりが為されている。ほほほ、セルフ・パロディ的なモノはお手のものよね、オーカワさんたら♪

思っていた以上に、竜騎士07氏が「XXXHOLiC」の世界をきっちり理解し、かつて西尾維新氏がノヴェライズした時のような齟齬というか違和感(あったそうです。私は実は読んでないので知らない↓)はなく、すんなりと聴くことが出来る。ただ、文字で読める脚本無いと、ちょっとだけ理解しづらい(状況説明をしているキャラとしての発言なのか、純然たるナレイションなのか時々「?」になる。狙ってるからそうなったのか?)ような気がしないでもない。キャストはTV版の皆さんで、OPやEDの曲もTVver.で収録されているので、まさに声だけアニメ状態。
やりきれなさというか、何とも微妙なハッピィ・エイド的ラストは、原作を踏まえていらして良かったのではないかなあ。

次巻はオリジナル・ストーリィののDVD付が2巻連チャンらしいです。……勘弁してくれ↓ 欲しいけど結構な金額で躊躇するやないかい。「ツバサ」の時は単に本編の一部をアニメ化、だったから思いっ切りスルーだったんだけど。むう。
BRUTUS (ブルータス) 2008年 7/1号 [雑誌]
B001AMBC5E

まんがネタでの特集だったこともあって購入。まんがネタ、というか、「井上雄彦」の特集、なんだけど。

「SLAM DUNK」は所々読んでいて、全巻通読したことがまだない。……まだ無いんだけど、流川と桜木が初めて試合中に掌同士を叩き合って互いへの感情や思いをぶつけ合ったあのシーンは憶えているし、負けて泣く桜木の姿も、何よりもバスケが好きなゴリの真剣さも、憶えている。

その後講談社の雑誌で「バガボンド」の連載を始めた時は少なからず驚いたし、でも評判の高さには何らの疑問も持たなかった。

動く人間の身体の逞しさと美しさ、動きそのものの美しさや確かさ、そういうものがあるから、絵的には様になるだろうし、ストーリィもきっと面白いだろうとも思っていた。

「井上雄彦 最後のマンガ展」に連動しての緊急企画だったようだが、まずまずのまとまり具合で、井上氏本人へのインタビュウ等もあり頁数の割に読み応えはあった。取捨選択が大変だっただろうな、と思う。

語り出したら、止まらないもんでしょ。好きな映画とか監督とかまんがとか。だから、何を語って(取材し、記事を書いて編集し掲載するか)、何を語らないか(限られた頁でどれだけの何を伝えることに絞り込むのか)、編集子はやり甲斐のある苦痛を味わったんじゃなかろうか。
読む側も「物足りない!」と思うひとも居れば、「お、こういう切り口もあるのか」という発見のあったひともいたのでは。
私はまず「あー、読みてえな」だった。やはりまず作品ありきなのに、何だっていきなり「特集記事」読んでんだか↓

今読んでも面白い「SLAM DUNK」、まだ終局を迎えていない「バカボンド」、いずれにしてもこれから先も廃れることなく愛されてゆくのだろう。

でも、「SLAM DUNK」はあれで終わって十分、だなあ(ほんの少し語られたその後は含める)。集英社は人気作品だから終わらせたくない、jこれはあくまでも「第1部」が終わっただけです、と言っておきたいんだろうけど、何でもいつか終わりが来るんだからさあ。
ゴリだってずっとずっと続けてたかったとしたって、高校生活は3年しか無いからこそ真剣にバスケやってた訳じゃん。万感の思いに涙したんじゃん。花道だって流川だって同じだし。いや、その後実業団チーム入るのかもしんないし、プロになるのかもしんないし、渡米すんのかもしんないけどさ。辞めるのかもしれない訳だし。

あれは、期間限定で燃えるだけ燃えるからいいんじゃん。高校生で居られる時間は限られてるからいいんじゃん。あのチームであのメンバアだからいいんじゃん。

そう思うから。あれで終わって、それでいい、と思うんだ。

あー、スラダン読みてえなあ!
スラムダンク 完全版 全24巻セット
井上 雄彦
4088599012
エア・ギア 21 限定版 (21) (プレミアムKC)
大暮 維人
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さてまたまた限定版。加筆修正も多分アリ(私が確認出来たのは1号分くらい。その時だけ雑誌購入したから↓)で、ちょっとした豪華版、でもある。

カヴァのイラストからも判るように(?)アキト/アギトがメイン。ここしばらく元来のフィジカル面の不十分さ――弱さを克服すべく、ひとり研鑽を積むアギトに襲いかかる者が……という訳で、ほぼ一冊まるっとアギト個人バトル篇状態。
故に、「エア・ギア」という物語の進展を期待していたひとにはやや腰砕けな内容なのかもしれない。……私は相変わらず「うん、ちょっと中だるみ部分になっちゃうけど、面白いかな」と読んでいたけれど。

いやでもまさか、アキト/アギトに更に……という展開は考えてなかったッス。科学技術や論理が今より格段に上の世界らしいから、まあ、あるのかもしんないけど、けど、……いやいやいやいやいや、それは、ちょっと……。

新キャラ・ウェル(正しくは「ウェルキン・ゲトリクス」だとよー)は通称「オルカ」。「リヴァイアサン」対「オルカ」、水棲生物同士の一騎討ちですよ(いや、それはなんかチガウ……)。カエサルとかいう噛ませ犬も登場しはしたが(笑。ホントに、見事なまでの噛ませでせつないくらいだった)。
何処か似ているようでいて異なるふたりのそれぞれの闘いっぷりは、相変わらずの流麗な絵で描かれていて、ある意味うっとりもの。ぐれっち、ホントに絵は群を抜いて巧いよなあ。

また、加えてこれまでちょこちょこと匂わせてあった、中山とちょっとイイカンジVvになってるのが個人的には嬉しいVv 色恋沙汰とまではまだまだ行きそうにないふたりなんだけど、せめて「バディ」としてでもいいから、距離が縮まってくれんもんだろうか。アキト/アギトはすぐ壁作っちゃうから。最近は「ビグザム並」(笑)と言われた心の装甲もやや解除されつつあるけども。

人工呼吸して中山を蘇生させねばならなくなった時、アギトの取った行動がいいです(笑)。青春だよね(笑)。

今回の限定版に付属したのはピンズ3種。「白狼会」、「トライデント」、「ベヒーモス」。「白狼会」はちと意外だったけれど、どーやらぐれっちのお気にのひとつらしい。ま、いっか。「トライデント」は素直に嬉しいかなー。

物語も進んで欲しいし、最近姿を潜めている梨花の行方やら心情・思考やら、気になることだらけで、今後の展開にさらに期待するばかり。
こばと。 (2) (角川コミックス・エース (KCA45-12))
CLAMP
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予想通り、物語そのものの進展はさほど見られないまま2冊目である。

こばとが「傷ついた心」を集め、それが貯まることで「行きたい場所」に辿り着くべく奮闘する、というオハナシである、今のところ。

よく言えばふんわりと穏やかにゆるやかに少しずつ、彼女の努力や尽力が実ることと彼女自身の成長が描かれた物語であり、はっきり言えばそれにかこつけてかったるい流れになっている物語でもある。

今回でようやく「ビン」に「傷ついた心」が貯まり始め、さあもっとどんどん頑張るゾー、というカンジ。こばとを取り巻く人々の過去や裏事情等が仄見え始めてもいる。

が、物語は特に進んでない。見事なまでに。

可愛らしいけれどもね。少しずつ段階を踏んでゆきたい物語なのだろうとも思うけれどもね。このテンポこそが「こばと。」なのだろうとも思うがね。

でも、まあ、ぶっちゃけトロいですな。それでいて、あのあざとい「謎」の振りまきっぷりだから、「あーハイハイ、後でまた脚本担当の方にとっての『きょうてんどうち』な事実が明らかにされたりしちゃうのね、と、ちょっとゲンナリしてしまう。手法に変化が無いからなあ。

既存作品に登場したキャラクタアが名前を変えてまたまた出現。もっとも、「アパートの管理人さん」が登場した時点で分かり切ってもいることではあるのだが。ふたごで出てきやがった。そうだろうともそうだろうとも。

こばとが常識が無い(このセカイにおけるあらま欲しき常識には疎い)なりに奮闘し、頑張ることで周囲は励まされ元気づけられる、ということこそが、本当は「傷ついた心」とやらを癒すチカラなんでしょーな。わかりますわかります。彼女の無垢な心が周囲の頑なさやこじれてしまった何かを解してゆく、と。そうでしょうそうでしょう。

でも、もうそろそろ天然ちゃんはいいなー、と。「勿論、一見そう見えて実はそうではなくってよ」がお得意なので、まあそうなるのかもしれないけれど。「純真無垢」も食傷気味です。乱発し過ぎで。

少しずつ加速してってくれるんだろうか。それともだらだらだらだらやってくんだろうか。加速を希望。ほどよい速さで。
オフィシャルアニメーションガイド銀魂あにめガヤガヤ箱 (ジャンプコミックス)
空知 英秋
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「ぱふ」で紹介された時は、「面白そう」、と思いつつスルーした(ちなみに、その時使用されたカットは1巻、新八がお妙を借金のカタに連れ去られたノーパンしゃぶしゃぶの店から奪還するために銀時と乗り込んで「姉上エエエエ! まだパンツははいてますか!」とか叫んでるところ・笑)。
あまぞんで売上1位に輝いていたのもこの目で見たけれど、「いやいやいや。下手に手を出すとジャンプまんがはアレだからね。巻数重ねて大変なことなるからね」と思ってスルー。

なのに今ではこんな本までちゃんと買うまでに駄目成長。

スルーし続けた自分にとっての「銀魂」の入口はアニメだった。初回から観て気に入ってしまったのであった。だって初回からいきなりおっさんまみれのアニメですよ。「ドキっ! おっさんだらけのヤクザもん大会」ですよ。そりゃ観るでしょ(そう……?)。その後も観られる時は観てきた。で、気づいたら16冊くらいコミックスイッキ大人買い。その後新刊出るたびにちゃんと購入して。

で。そのアニメのオフィシャル・ガイド本な訳です。

サイズはコミックスと同サイズ。でも中身の濃さがマジパねえんです。
1話1話紹介する、という意味においては、多少物足りなさがあることはあるのだけれど、その時々の隠れ裏話や面白いポイント等が書かれていて、ぼんやり思い出しつつ「ああそうそうそんなんあった」と頷く。
ちなみに、延々1話ずつ紹介されつつ、本文最下段に小さくスペエスを取って、ここで延々キャラたちが勝手に語り倒してやがる、という形式。本当ならその時その時の話を振り返ってツッコミ入れる、という趣向を取りつつ「そんなのカンケーねえ」とばかりに無視してどうでもいい話をし続ける「だけ」、になってる。これを読むのもいいし、トバすのもいい(笑)。あとでじっくり読むのもいいぞ。読み返してもなおよろし。つーかいきなり通して読むのはだりーので時々何となく開いたペエジを黙々と読むのが私には向いていた。楽しいぞ。

何より、そのだらだらだらだらだらだらだらだら続く会話を、ひとりのおっさんが描き下ろした、というトコロが素敵(わははははは)。

「銀魂」という作品は、ホントのホントにシアワセだなあ、と思う。いつもスタッフ・脚本家危ない橋渡りまくり。つーか叩き過ぎて壊すイキオイ。「銀魂」という作品に載っかって好き放題やってるだけと言えばだけかもしれないけれど、……アホウなことを真剣にやってくれてることが伝わってくるのがいいのだ。

このほか、ジャンフェス等イヴェントのレポート(これも面白かった)、「銀魂」グッズ紹介(色々あるんだね、ホントに……。どんだけカネ絞り取る気なんだおっさんどもめ)、各話OPとEDに付されたスタッフたちのコメントあれこれも全部収録(といっても100話全部ではないが)。

描き下ろしポスタア、空知んたま直筆コメント、台無シールにマダオ集英社出禁証カアド等おまけも満載で¥880。お買い得。充実しまくりの一冊である。

……これが後日あまぞんのマーケット・プレイスでエライ値段で売られていて驚愕。初版少なかったのか? それともあえてアニメのならいっか、とスルーしたひとが後から続出したのか?

アニメが嫌いではないなら、これは買いの一冊。原作至上主義の私でも満足出来た本だった。
銀魂 第23巻 (23) (ジャンプコミックス)
銀魂 第23巻 (23) (ジャンプコミックス)
いやコレ表紙でヒいたら敗けだからね。ただの金丸くんだから。サイコガンくらいはフツウじゃね?(誰なんだよと思ったら読まないとね)

と言う訳で23巻である。早いなー。嬉しいけど、空知んたまが「30巻くらいで終わりたい」なんて言ってるからちょっと戸惑っちゃう。

今回は霊……いやスタンド温泉こと「仙望郷篇」(?)がメインを為す1冊。その他のエピも全部相変わらずで面白かった。シリアス度合いがちょっとだけ減ったのがサビシイ。ギャグ好きだけど、シリアスもかましてこその「銀魂」なので(私には)。

最初は前巻からの続き、ヅラじゃない桂収監譚その後。「ぷりずんぶれいく」的ネタが素敵ですた。

そして、新八・神楽の知らない「万事屋」の過去がちらり(というかべろんと)。ひとりでやってたと言いつつも、実はちっとばっかメンバアが居たことを告白する銀時。
これもラストが良かったのう。「銀ちゃんたら♪」と思わず頬が緩むぜ(何だかキモイぜ)。ずっと3人で居てくれ。とりあえずでいいから。あ、白くてデカイの忘れたネ(くぎゅ声で読めや)。

中盤から終盤にかけては「仙望郷」篇。お登勢に勧められて山深い温泉を尋ねた万事屋一行引くことの定春+ことのお妙。そこはただの温泉郷ではなかった……!

空知んたま、なんだかんだゆうても「ジャンプ」ネタ好きだな。今回は「スタンド」ときたよ。オラオラオラオラオラオラオラオラアアァァ! な勢いで。あと、どういう訳か閣下(と言ったらデーモン小暮閣下に決まっているだろう! フワハハハハハ!)が登場するよ。……もうどんなまんがなんだ。知りたかったらやっぱり読んで♪

あまりくどくどしく描かないことで逆に浮かび上がる、お登勢の優しさが滲み出ている一編でもあって、そこんとこもまたいいのだな。仙望郷の主・お岩とは古くからの友人でありながらひとりの男を巡って一方が幸せを勝ち取り、一方がそれを見つめるしかなかったという関係(その「勝者」とはお登勢であり、「ひとりの男」は後のお登勢の亡夫)。そのお岩にそうとは明示されぬカタチで救いの手を差し伸べる辺りがやはりイキな女でババアだ。大好き。
んで、対峙しようが関わってしまった人間を見捨てられないしそんな気もない銀時も大好きだ。その銀時を助ける「仲間」のみんなも。

さりげなく200回目も迎えてんのにアッサリ流すし(笑)。サブタイトルと見開き扉が本編と一切リンクしねえし(大笑)。

でも、そこが「銀魂」ッス。我輩このまんがが大好きである。あれ? 今我輩って言った? 言ったよね?

ラスト締めくくったのは愛しの土方ですた(お前誰も彼も愛しいんだろうが)。彼が一本の煙草を吸うまでの涙ぐましい努力と奮闘振りが見られます。愛いヤツめ。でも報われないの(笑)。

次の巻もどんとこ~~いVv もう何回も何回も繰り返し読んでる。何回読んでも笑うポイント変わんねえ。もうどんだけ好きなんだ私。
ストローブ卿夢幻館へようこそ (バーズコミックス ガールズコレクション)
市東 亮子
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久々の洋モノ・ドレスひらひらモノにしてファンタシィ作品。以前連載していた「BUD BOY」(※)は純和風テイストだったのに対して、こちらはバリバリの洋モノで、19世紀くらいのイギリス近辺が舞台の模様。

※コチラ。
Bud Boy (1) (Princess comics)
市東 亮子
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この1巻、最初の物語の時の蕾(主人公)はまだちょっと細面で美しさと繊細さがあって好きだった。その後あっさりどんどん丸くなってしまってちょっとカナシかったり。


奇妙な人々の集う叔父・ストローブ卿の元で、父が不在の間世話になることになった少しばかり幼い兄妹。兄・ユールは夢見がちで子供っぽいところがあり、翻って妹ティナはしっかり者で快活な少女。
そんな彼等が大好きな叔父の元で奇妙なあれこれに遭遇する。叔父・ストローブ子爵は何やら謎めいたところがあって、……。

マルカン兄妹(ユール&ティナ)がまだロウ・ティーンですらなさそうなカンジなのが、物語にはぴったりなのだけれど、ちょっとだけ残念。

だって市東さんの描かれる魅力的なティーンエイジャー・ヒロインを期待してたんだものー!!

ここしばらく大人の女と少女のあわいを彷徨うくらいの年齢の主人公作品を見てないだけに、期待しまくっていたのだ(「やじきた」は、……うーん、絵的にも以前ほど艶やかに見えない時もあったりでちょっとサミシかったりもしている)。
物語としては、この、まだ現実に在りながらも夢ある世界を受け容れられるであろう年齢の彼等でちょうどいい、のだけれど。

まだまだ導入部、というカンジなのだけれど、ネームによる説明はほとんど無く、物語の展開で見せてゆくのがいい。この先、この物語の世界観が徐々に明かされてゆくんだろうなあと期待させる。
「封じ屋」と呼ばれるストローブ子爵(まだ若い)、既に他界したものの彼以上の「能力」があることを仄めかされている姉・アデライダ(=マルカン兄妹の母)、ストローブの親友・ジョアンや兄妹の家庭教師・フィー(大人っぽい女性)らに加えて、その時々で顔を出す謎の人物たち……となかなか登場人物たちも魅力的。

現段階では、妹・ティナが母からの「能力」を受け継いでいるらしきことが描かれており、兄のユールはいつもダメヒロイン的役割を担っている状態(笑)。ただ、どちらも「不思議な存在」との接点は得やすい模様。

封じ屋とは何なのか、ストローブ邸に出入りするアヤシゲな人々は一体何なのか等々、色々オイシイ要素はぶち込んである。今後にさらなる期待。
相変わらずドレスのドレエプとかの描写が素晴らしく美しくてたまらんです。あと、久々に表紙で手描きカラーの美しさを堪能した! やっぱり手塗りのが綺麗だなー。ちょっと絵的にはコワイけど(一歩間違ったらホラー系少女まんが的目の描き方……)。市東さんは繊細な絵を描かれる方だし、カラーもやはり繊細だったので、「PCです、CGです!」なタッチが抜けるまでは封印解除なさらない方が良かったなあ、なんて勝手に思ったり(「CGでっせ!」が全面に出ている方が魅力的な絵に見えるならそれはそれで気にならないんだけど)。

でもでもやぱり、魅力的な15~18歳くらいのヒロインの登場する物語も読みたかったよう(涙)。思えば直球で女の子ヒロインの作品て、あんまり無いなあ。市東さん○ョタだから?(おーい)

続きが素直に気になります。
  
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