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In Red (イン レッド) 2008年 11月号 [雑誌]
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最近、雑誌に付録が付くことが多い。一時期の韓国のようだ(かつてニュウスで観たのだが、一時期の韓国は女性誌に付録を付けることが流行り、各誌こぞって様々なものを付けていたらしい。印象に残ったのは折り畳み傘だったなあ。もう雑誌以上の厚さになってたりするのがザラだった)。勿論、以前からそれなりに付録付は見かけたけれど、今年は付いてない雑誌と号を見つける方が珍しいくらいの勢いで競い合って付いてくる。競争(?)のおかげか、お値段の割に良さそうなものが多く、先日も買ったこともないファッション誌を、付録目当てで買った。……というか、もう雑誌の方がおまけみたいなもんだった。……あまりに読むとこ無くて。

で。今回もやらかしたのだ。先月号にはエコなMy箸が付録として付いてきていて、友人がそれに魅了され、結局買ってしまった(そして、雑誌はまだ目を通して無いらしい・笑)。今月はバッグ。ひょっとしたら、暫定一位のデカさかもしれない。それに惹かれて購入。

ドラム型のボストン・バッグが付録。ナイロン製、かな。かなりカシャカシャと擦れ合うと音がする。そもそもは付録だし、折り畳んで付けられるくらいのものな訳で、まあ、素材としてはこんなものだろうなあ、と。でも、実は勝手にもう少しなめらかで厚みのある素材を期待していたというか、そういうヤツだろう、なんて思い込んでいた。ははは。

スゴイのはやはりサイズだった。横45センチもあるのよ!? マチも18センチはある。高さはそれ程でもないけれど、とにかくかなりモノが入りそう。日帰り旅行くらいはちょろいと思う。旅慣れた、荷物を厳選かつコンパクトに出来るひとなら一泊旅行も行けそうなくらい。私は持ち歩くものが多いから、大きめのバッグがいつも必要なんだけど、これならかなりイケそうでありがたい。

中にはないけれど、外側一ヶ所ポケットアリ。で、最長86センチに出来るショルダー用のベルト付。素材の安っぽさが無ければ、かなりイイカンジ。いや、値段からすれば相当イイカンジではあるんだけど。
「ダ○ソー」商品のやや高めのよりはいいような(比較対象物、それはちょっとどうなのよ↓)。

とにかく大きめなのが嬉しいVv

問題は、……持って歩くにはちょっと勇気が要るかなあ、ということ、かな。パターンが個性的だし、まあ、その、……付録だからね。「ミスド」でバッグもらって使うのが平気ならぐだぐだ言うなよ、てなものですが。

ちなみに、ざっとですがおまけ…いや雑誌本体、目は通しました。以前買った雑誌よりはマシだったけど、発行してる会社が同じだとは知らなかった(笑)。前買ったのはとにかく「読む」なんて言えるシロモノではなくて、ひたすらアイテム紹介やコオディネイト案の提示が延々と続くだけなので、正直ファッションに血道を上げるタイプではない私には苦痛な内容であった。もう少し「読める」ものだと思っていたけれど、「目で見る情報量」にこだわってるんだと思う、「(文章による)記事」てのは皆無に等しかったからなー。

これは流石に読者の対象が30代女性を想定してるものなので、もう少し落ち着いた印象があって、広告も上品、誌面も見易かった。……でも、付録なかったら一生買ってないな、と思った↓

当分、この「付録で雑誌を買ってしまう」をやらかしそうでコワイです。

今回のバッグは少し寝かせてから使おうかなー。やや撥水性ありそうなので、これからの季節には重宝するかもしれない♪
ああ、せめてもう少し厚みがあってカシャつきの少ない素材だったらー!(贅沢)
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携帯で配信されて、アプリがあれば読める小説サイトてえのがあるではないですか。たまに自分のブログやら携帯サイトの広告にあるので、好奇心で飛んでみることがあります。
で。未だ現役ではあるんだけど、自分にとっては懐かしい存在である作家さんの名前を見つけて、お試し版をちらりと読んでみたのでした。

今からもう何年前になるのかなあ。もう10年以上は昔だよなあ。少女小説……それよりもっと古い呼び方、ジュニア小説とでも言うべきかな、「コバルト」の亜流みたいな文庫レエベルがやたらと創刊された時期、というのがあった。メジャーな出版社の大半からレエベル出ました、くらいの勢いで。
もっとも、作家層が薄かったり「売れてるからウチも出してみるべ」くらいの気概で創刊した所は軒並みあっさり消えてゆき、今でも残っている所はやはりそれなりに作家が揃っていたり新人発掘・育成していたりで生存競争で熾烈な闘い繰り広げて訳ですが。

で。ある出版社からも、まあ、少女向けにレエベルが創刊された訳です。そこから、かつてある付録付の少女まんが雑誌の看板作家が小説家デビュウした。おまけにBLで。
元々そのテのが好きそうなひとではあったけれど、直球でやらかすとは思ってなかったから吃驚。当時はまだBLは日陰の存在で、あまり大々的に書店に並ぶジャンルではなかったけれど、このひとの作品なんかが売れまくった辺りから平積みでも見るようになった……ような気がする、かなあ。メディアミクスが得意な某社なんて、わざわざ少年向けと少女向けを一応分けてレエベル創刊して、少女向けでは思いっ切りBL作品(というか、オリジナルのJune作品。……何でわざわざ言い換えてんのか自分でもわかんねえや・笑)を出してはいて、表紙から思いっ切りソレとは判らないんだけど、イラストレエタアさんや作家さんから推測出来るようにはなってた。でも、おおっぴらでもなかった気がするし、知るヒトぞ知る的存在、と見なせたと思う。
でも、「ある付録付の少女まんが雑誌の看板作家」さんの作品は、もう、絵でみんな「判る」訳ですよ。内容ではなく、「あ、あのまんが家さんだあ!」と。だから、内容云々ではなく、まず絵で掴めたんだろうなあ、と。

「へー、小説かあ」とパラ見してみたら。正直、直視出来なかった。野郎の一人称で物語が進むのだけれど、「☆」だとかがナチュラルに文章に登場したり、その一人称語りの口調がリアルな男の子口調ではなく、何処までも見事な「女子の妄想の中にのみ生まれ生きる野郎」のソレで、何とも気色悪い。おまけに、文章に品が無い。更には描写に美学が感じられなくて、「中高生くらいの発情期なオトコノコが如何にも言ってそうだと妄想されているであろう男子としての生理」とカラミを描いてるもんだから、「艶っぽさ」も「色気」も無くてとにかく呆然とした。
おまけに、アナタ「SD」好きなんですね、はなるですかるはなですかなキャラのヴィジュアルに目がすわり出したしよー(笑)。

これ、編集者も読んだんだ? 読みやすいいい文章だなあ、とでも、思ったの? コレはアリですか? え、え、え、だって色気も何も無いじゃん! 単純過ぎる直球エロで、地の文はバカっぽいし、記号飛びまくりだし、ええええええええええ!? ……とひたすら悶絶した。

これはヒドイ。

もうそれしか感じなかったし思わなかった。もっと驚いたのは、これが人気を博して、後に十数冊だか二十冊近くまでシリィズが続いて敢行されたこと。
イラストは美麗と言えば美麗だけれど、エロ雑誌並に下品な構図が巻を追うごとに増加。でもって、あとがきには「私としてはかなり過激に描いてるつもりなんだけど、読者サマにはもっともっと過激にして欲しいって言われちゃってます~」みたいなことが描かれてあって尚仰天。

どんだけ持て余してんの、性欲。(笑)

性欲、というか、性的なモノに対する興味や好奇心か?

確かに、少女たちにもセクシュアルなものに対する興味は懇々と湧き出でる泉の如く潜んでいたし、それを満たしてくれるのに、あまりあからさまにエロであるとはオトナたちにバレにくかったナイスなメディアだっただろうとは思う。それに、オンナが客体化される訳ではないから、受け容れやすいのかもしれないし。男女モノだとナマナマしさもつきまとうだろうし、ちょっとだけありきたり。それに、同性同士って、ピュアなカンジするしぃ~みたいなー。

低年齢層にも、手を出しやすかった。カヴァのイラスト見る限りは、馴染みの男の子イラストだし。それ故に、まあ、読んでドキドキ出来ちゃったんだろうなあ、当時の若いおじょーちゃんたちは。
あのしょっぱい文章で、あまりに判りやすいえろえろしさで、隠微/淫靡・頽廃・耽美というものとはかけ離れた、楽しむためのぽるのぐらひーではなくヌくためのエロ雑誌のような安易さが。

で。それから幾星霜経て、久々にその方の文章を読む機会を得たのです。

流石に、ちょっとは読める文章になってた(笑)。語彙も増えたような気がするし。でも、何処かで見たくらいの、男性向け官能小説でも見られそうな隠語/淫語レヴェルなんだけど。でも、ずっとマシな印象。

その後、BL雑誌にまんがも執筆されたりなさってたなー。その時のキャラの台詞、

「どうだオレの大砲の味は!」

とか言うのは、私と友人を大爆笑させてくれたんだった。大砲て(笑)。ハラ捩れる!! 何処のおっさん向けエロかと思ったよ。

私や私と同世代のひとたちには、少なからずショックを与えてくれた。「え、今まで描いてきた作品て、イヤイヤ描いてたの!?(御本人がそういうニュアンスのおことばを発せられた、と伝わっている)」と愕然とさせられたもの。みんな読んでたんだから! 周りで彼女の作品をひとつも知らないコなんて皆無よ皆無! で、「んじゃあ何か、私たちが涙し感動したアレやソレも『描きたかった訳じゃないやい』な作品かい!」と思っちゃうじゃないのよ。どんなにBL好きなコでもその台詞だけは皆衝撃を受けたのだ。

えーと。
もう察しはついてらっしゃるでしょうが。この方のことです。
僕達の堕天使―泉君シリーズ〈3〉 (パレット文庫)
京都的デートマニュアル (らくたび文庫 No. 5)
京都的デートマニュアル (らくたび文庫 No. 5)
「らくたび文庫」もようやく5冊目。まだまだ先は長いぜ↓

その5冊目は、あらゆる意味で私にとっては活用度が低い内容とテエマなのであった。だって

「デートマニュアル」

ですよ。デエトどころじゃないでしょうアンタ、な私には無用の長物。おまけに「京都」。行けねえ。金銭的にも時間的にも無理。

まあ、だからこその「誌上」疑似体験が楽しめる「本」というメディアでもあるのですが。

基本、女の子視点的だと思う。「カレと行ってみたいなーVv」とか「これおいしそー♪」なお店やポイントをあれこれ多岐に渡って紹介している気がする。その分、男子にとってもまさにマニュアルとして役立ってくれそうでもあります。一緒にきゃっきゃしながらガイドブック的に見るもよし、前日までの計画練り練りに活用するもよし。
「○○、こーゆーの楽しんでくれっかなー」「これあいつ好きそーやん」と男の子があれこれチェックしてる姿にしろ、女の子が「あたしはコレアリなんだけど、カレ的にはどーよ?」と考えつつ提案するか悩む姿にしろ、想像するとカワイイなあ、とちょっとほんわりもする。

美味しいお店、カワイイグッズのお店、チープに楽しめるものからちょっとシックなオトナテイストのお店まで様々。体験系スポットなんかもあって、マンネリを打破せよと力強いプッシュまで(笑)。

そして。巻末近く、ちょっとあだるちーなペエジが。京都のオススメカップルズ・ホテル(らぶほじゃないんですねかっぷるずほてるなんですねなんだからっふるずほてるおもいだしますむらかみりゅー)の紹介ペエジがあるのです。

……私、らぶ……いや、カップルズ・ホテル、というものを利用したことが御座いません。一般的なホテルかビジネス・ホテルしか利用したことない。何かこう、ヤるための場所にヤりに行くというのがどうもこう気が殺がれるというか、燃えないというか。って何言ってんの?

もとーい! 

そんな訳で、全く詳しい訳ではないのですが、それでも「うわー、進化してんのねー」といいうのは解る。
とてもおしゃれで、「楽しくおしゃれに一緒に過ごす空間」としてデザインされていて、アミューズメント性も高い、「そういう場所」としてではなく行ってみたいな、と思わせるホテルばかりをチョイスしてある。おっきなスクリーンがあるから、お気にDVD持ち込んでゆっくりベッドに並んで鑑賞、なんてのも悪くないだろうし(家で出来るやろが、とか言っちゃダメ)。休憩・宿泊それぞれの料金も明示してある(でも、それ見てると尚更そこまで出す気があるのなら、フツウのしてぃ・ほてるでも良いのでは? と一瞬思ったり……・笑)。

中には女性客オンリィでも泊まれる所が結構あって、友人同士、あるいは女の子同士のカップルでも気軽に入れそうで素敵です。……男の子同士はやっぱダメなんか(笑)。ええやん。おしゃれなホテルでちちくり合いたい野郎カップルにも開放してあげて~♪(って、それは野郎カップルたちがそもそも入りにくいか↓)

とまあ、色々楽しい内容になってました。デエトにも京都にも縁遠いけど、これはこれでアリです。それこそ、同性の友人とのデエトにも大いに活用出来ると思う。

あー京都いいなー京都。彼と来い? だから居ねえよ!
らくウマ!どんぶりレシピ
たかはし みき
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ここのところばんばん新刊が出続けるたかはしみきさん。おっかけるのは大変だけど、でも、買う! 彼女の描く絵の持つあたたかみと丁寧さがとてもとても好き。などと言いつつ、なかなか出てすぐに買えなかったりで大変なのだが↓

「こげぱん」で認知されたからか、レシピもののオファーを受けられるらしきことが多いのだけれど、どれも見て楽しめて実用性もあって、楽しい仕上がりなのがいい。それと、……庶民的なんだよな。お高くとまったような料理ではなくて、生活感のある、気軽に美味しく食べられるものばかりなのがいいのだ♪

そして、そんな「庶民性」ばりばりなテエマでまた登場。今回は、おーる・どんぶりもの! です。いいよいいよーVv 
「どんな組み合わせであれ、ごはんに何かをのせればそれはもう”どんぶり”」
というゆるめの視点で考案されたあれこれが。とにかく種類豊富でびっくりしてしまう。

レシピは基本文字のみで、時々手順等がイラストで描写されます。メインはやはり完成図。でも、調理上のポイントや味わった感想を述べたりするカット、アイディアのお裾分け部分が可愛く丁寧なイラストで描写されてます。解説役としてたかはしさん御本人、アシスタントとしてワワンちゃんとネネコさんという2匹…ふたり? が一緒に御登場。

ごはんに乗せて、ぱくぱくと。気負わず作れて気軽に食べられるあれこれがたっぷり。
大きく4章に分かれています。
 1:簡単どんぶり

 2:ヘルシーどんぶり

 3:ボリュームどんぶり

 4:各国どんぶり

基本、どのレシピを極端に凝った調理をする訳ではないので(ものによっては、調理法は凝っていないけれどそれなりに材料を揃えることが必要なものもアリ)、どれもある意味「簡単で手軽などんぶりレシピ」と言っていいかと思うんだけど、「1」の「簡単どんぶり」では、和えるだけ、混ぜるだけで済むものをのせる、のがメイン。卵や納豆、とろろといったものにどんどん合う材料をほぼ足してゆく「だけ」で完成。急いでいるけど美味しく食べたい時にはもってこい。

「2」の「ヘルシー」は読んで字の如く、野菜メイン。キャベツや茄子、豆腐にきのこを使ったもの。わざわざ買い出しに行かずとも、あり合わせの野菜をうまく使って、比較的あっさりめのどんぶりが楽しめそう。

「3」もやはり想像に難くなく、肉やシーフードをメインに据えたもの。がっつり食べたい時にぴったり。定番の牛丼やカツ丼なんかもある。

「4」の「各国どんぶり」とは、ビビンバやトムヤムクンをアレンヂしてどんぶりに仕立てたもの。ハワイのロコモコもあれば、何とパエリアもある!(パエリアは勿論? フライパンで手軽に作れる簡単ver.)

確かに、ゆる~い視点で考えれば、この本にある以上の、何種類ものレシピが生み出せそう。どれもイラスト効果も相俟って、食べてみたくなることウケアイ。「どんぶり」ものではあるけれど、雑炊もちらほらと見かけます。
コラムでスウプや付け合わせの簡単惣菜のレシピあって、まさに「箸休め」なペエジもアリ。

一冊で120種ものレシピが掲載されてます。レシピそのものはたかはしさんの考案ではなく、フードコ・オディネイタアさんによるもの。皆さんで試作・試食を重ねて作られたものでもあるので、簡単お手軽とは言えきっと楽しめる美味しいものが出来る筈Vv

眺めているだけでもわくわくする、「本」としても楽しいレシピ。食べることが好きなひとへのプレゼントにも出来ると思う。活用度も高そうだし。料理ベタや男性にもイケるぞ、きっと。「あ、何だ、こんな簡単にんまいもんつくれんのね」というとっかかりになるんじゃなかろーか。

ひとり暮らし、御夫婦、あるいは御家族で楽しめます。ホントに。
図解 里見八犬伝 (F-Files No.0016) (F-Files No. 16)
犬藤 九郎佐宏
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買わねば買わねばと思っていたけれど、やっと買った! 期待に違わぬ素晴らしい出来であることよ! んもーやってくれるわー流石新紀元社!! サイコーだ! 愛してる!(ひとり盛り上がる私)

これまでにも様々なコト・モノ・作品や事象に焦点を絞り、情報密度と濃度の高い上質な本を多数世に送り出してくれている「新紀元社」の「F-File」シリィズから「南総里見八犬伝」が登場です。嬉しい! んもうめがっさ嬉しい!

このシリィズでは「図解」の名に違うことなく、ふんだんにヴィジュアル要素を盛り込んで興味を引くと共に興味深くあれこれ解説・解読してくれていて、ある意味「里見八犬伝」のためにあるよーなシリィズではないか、と思っていたのだけれど、ついにやってくれました。

これを読めば「八犬伝」を一通り目を通した気分になれることだけは確か。そして、本編を読みたくなることウケアイよ♪(……いや、実は「これ読んでおけば原作読まなくてもいくね?」と思うヒトも絶対居るとも思ってる↓)

何というか、アレです、小説を映画化した時に、それまで原作を読んだことないヒトが思わず読んでみたくなる出来のものがありますが、アレに近いです。
よく物語のダイジェスト版を「あんなもの!」と敬遠される方がいらっしゃいますが、アレはアレで存在意義がある、と私は思う。導入なのよ、アレは。うまくまとめてあるモノを読んで本来の姿に触れてみたくなる、そうあってくれればとリライトして紹介してくれてるもんだから。

馬琴サマのペダントリィや美文(ではあるものの、古典アレルギィのあるひとにはツライ文章)はちと避けたいけれど、ワタクシもすなる「八犬伝」なる白話小説を読みたしと思ひて……な方にはうってつけですよ。日本の、いやさ世界に数あるろーぷれ(ろーしょん・ぷれいじゃなくて!)の原点てコレじゃね? なアレやソレがぎうぎうに詰まりまくり、なおかつそんなレヴェルに留まることのない緻密な構成と物語の元型的ストーリィを、こんなにもわかり易く、こんなにもお手頃価格で読めちゃっていいのかよ、と言いたくなる充実度だ! いいぞマジで!(何か今回興奮し過ぎて何時にも増して馬鹿文章……)

登場人物、物語、場面、挿絵、全てについて細かく(そりゃあ原作そのものには及ばぬよ)解きほぐされ、非常に消化しやすくなっており、改めて「ああ、『八犬伝』てやっぱり面白いわ!」と思わせてくれる。馬琴や「八犬伝」における思想哲学や当時の背景等にも言及があるので更に興味深い(そして、私たちが如何に「当時」「往事」の「記憶」というものを持たぬかについて考えさせられることになる)。

登場人物の名前の索引等もあって、「誰だったっけ?」と疑問が生じようともたちどころに解決よ。誰の息子で誰の家臣で誰とどんな関係のあった人物であったかも、忘れたってすぐに調べられるさ! 「岩波」の文庫版を読みつつ、傍らに置いておくもまたいと便利。

こう、読むと燃えます。わかり易い文章に構成、微に入り細に入る配慮。近年では出色の出来ではないかと。簡便にして価格控えめ、図録ふんだん、嬉しくなっちゃって困る。馬琴サマの意図した点を分かり易く噛み砕いてくれているのも素晴らしいッス。

古典は常に新しいというか、古びぬ魅力があるのだと実感出来るよコレ。すげい!

「源氏」でもこれやってくんねえかな。今千年紀だし。入り組んだ人物たちに長い長い物語をうまいこと解きほぐしてくれる御方はおらぬかえ。
かき氷の本 (別冊すてきな奥さん)
福田 里香
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かき氷は何時食べたって美味しいけれど、やっぱり夏の暑い盛りに食べるのがいちばん美味しいと思う。ありがとうアレクサンダー大王(私が子供の頃読んだ本には、かき氷だかアイスクリィムだか、とにかく氷菓の元祖は彼が氷を削ったものに果汁をかけて食べたのが始まり、とか書いてあったと記憶してる……んだが何分大昔過ぎて間違って憶えてるかもしれない)。

「かき氷」だけで1冊のレシピ本を出せるのがやはり福田さんの福田さんらしい「すごさ」かもしれない。そして、チープさがかき氷の魅力のひとつでもあると思うのだが、なかなかどうして、贅沢な楽しみと味わいがあるのだな、と気づかせてくれる素敵な仕上がりなのだ。

シロップ等をかける定番から、所謂グラニテの類まで幅広く取り上げているので、どれかひとつは試してみたくなる「かき氷」に出会えるのではなかろうか。

果物を楽しむかき氷では、シロップの作り方やグラニテに仕上げるための方法を。マンゴーやブルベリィ、無花果なんかの、ちょっと変わり種も試せるチャンス。

あんこ数種類、白玉の作り方もあるので、和の味わいもばっちり押さえてあって、宇治金時なんかが好きな向きにはたまらないハズ。

砂糖、というか、糖類、甘みを楽しむかき氷ということで、和三盆、メイプルシロップ等でつくり分けて味わえるレシピもあり。
香味を味わいたいなら、生姜や青紫蘇なんてものもある。

色々な飲み物もかき氷で楽しめる。ミルク・ティなんて序の口、甘酒だってきんきんに冷たくしてこめかみ痛くしながら味わえちゃう。

他の福田さんのレシピ本同様、役に立ってくれる道具の紹介や、国内外のローカルなかき氷の紹介もアリ。実に楽しい。

相変わらず、ヴィジュアル要素満点の、美しい本。そして美味しそう。暑いさなか、出かけて買ってきたアイスを頬張るのもいいけれど、ちょっと手間をかけてささやかな豪華気分を味わうのもおしゃれ。

そう言いながらも、氷浮かべただけの水を片手に眺めてるだけだったりするんだけどね。
ようやく「陸の孤島」を出たこともあって、書店に向かった。もうアタマの中には蜂が飛びまくっている。……いや、そういう意味じゃないから。アタマの中花咲いてるとか、そういうんじゃなくて。

集英社の文庫を購入するともらえるハチストラップが気になっているので!

この日に備え、以前もらっておいたブックレットを毎日のように眺めまくり、どれを買おうか考えていた。「角川」は応募するタイプだから、焦る必要はナシ。「新潮」も同様、それ以前に、既に所有しているものが多すぎて、今回買える本が見当たらぬ↓(+応募して貰えるものがエコ・バッグで、もうかなりの枚数持っているのでスルーでもいいかな、と思っている)
で。今年もっとも気になりもっとも焦っているのが「集英社」。ハチストラップ、去年ももらったんだけど、大好きな山田詩子さんのイラストが元になっていてとても可愛いのだ。これが欲しい、訳である。おまけに、店頭でしか貰えない(去年わざわざアンケエトのはがきに「応募で貰えるようにしてくれ!」と懇願のコメントを書いたよ)。如何にもJKたちにもウケそうじゃないのさ! おばちゃんな私は尚更焦りまくっていたのであった。くそ!

なので、さくっと書店に行き、さくっと購入。決めてあったから早いやねー。
泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)
江國 香織
4087477851


江國さんの作品は文庫で少しずつコンプしようと決めたので、この夏の文庫フェアなんかはいいチャンスでもある。ふふふ。

もう一冊は。
平面いぬ。 (集英社文庫)
乙一
4087475905


「集英社」から発行されている文庫はこれで最後。ブックレット見て「あ。そういやまだ買ってなかったや」と気づき、これまた自分にとっては運良く未購入本だったのでお買い上げ。
彼の作品は好き。文章が平易で読み易く、「語り」が抜群に巧い。ストーリィも好みの系列だし。

と言う訳で、ハチすとらっぷも無事2個入手! よっしゃ! 

どかどかっとまとめて買えばまとめてその分手に入るのだけれど、何分懐具合との相談で決まるので、あまり暴走も出来ない(重いしな)。
今日はこれくらいにしといたらあ! の勢いで書店を後にした。

さ、今度行く時は「角川」だなー。またしても、というか恒例のブック・カヴァ(塩ビ製……)プレゼントである。よりによって「EVA」のがあったから、手に入れぬ訳にはいかぬではないか! 畜生! 塩ビ製で、本の表紙はめ込み式だから「ツール」としてはあまり役に立たない、というか好みではないのだが、「EVA」とあっては話が別である。使わないけど(本当に使うなら、布製や合皮製で、厚みに応じて折り込めるタイプのものがいいし、塩ビ製では表紙とくっついちゃって剥がれたりしかねない)。

書店行脚と物欲充足の旅は続く。
Fate/complete material I Art material.
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出来の良さにやられて「Figma」に手を出したはいいものの、物語については以前買ったムック本で掻い摘んだ程度にしか知らず、それならいっそ、色々「書籍で」楽しめるのを買っておこうか、と思って購入することに。決して安価ではないので、それはそれはもうかなり期待しまくっての購入だった。でも。

カネ返せー(涙)。

と叫びそうになる出来で吃驚した。

三部作でリリィスする予定なのだそうで、まずはゲエム中に使用されたグラフィックを網羅、という一冊目である。

んが。

あまりに正直に「グラフィックのみ」で、物語の粗筋すら掴めない、何らの解説も無いものであった↓ 章立てでもして、順を追って物語が分かるように掲載してくのかなー、なんて思っていたけれど、一切そんなものはナシ。印象的な、あるいは「Fate」らしい台詞や文章を抽出したものが時々付されるだけの、ホントにグラフィック集で、……何だか期待していた分がっかり感が強い↓

最初の一冊だからか、今後出される二冊とまとめて三冊入れられる収納ケエスがついてきて、まあこれ自体は綺麗な作りだし、悪くはないし、嬉しいかな、とも思ったんだけど。

やはり書籍であるからには、まず本体、内容で満足させて欲しかったかなあと思ってしまう。それに、グラフィック集ではあるけれど、ゲエム内で使用されたものが九割九分、残り一部はサイトでUPされたカット等で、版権モノなんかはほとんどナシ。もっとそういう所で描き下ろされた作品だとかも網羅して欲しかったし、それでこその「complete」じゃないの、と。

一度ざっと見て、その後はほとんど開くどころか触れてすらいないよ↓ この落胆振りで内容に対する私の思いを感じてくれい(泣)。

二冊目以降はもっともっと「楽しめる」本にして下さい、せめて。
A!Baby PANDA
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毎年恒例夏の文庫フェアの時期到来♪ ブックレットが欲しくて欲しくてうずうずしていたのですが、ようやくどうにか入手しました。新潮社、集英社、角川書店の三社が、ブックレットのカタチでカタログを出してくれているので、その三種。昔はハヤカワとか講談社もあったのになー。また出してくれんだろうか。夏と限ることなく。で、まあ、とりあえずその三社。

一社につき各5冊ずつ。

持ち歩くため、保存するため、クリッピングのため、読み込むため……と用途別に必要だったので。ほほほ。イイカンジに嵩張るけどナー。

新潮社は「Yonda?」、集英社は「はち」、角川は「ディスくん」で定着しつつあるよーです。相変わらず、集英社ははちのイラストを担当している山田詩子さんの名前をクレジットしないけど。何でだろう? ちゃんとお名前出すのがスジではないかと思うんだけど。自社のお抱えデザイナアとかでもないのだし。

今年はどんなものがもらえる(それが目当てか~)のかと思っていたら、新潮はハヤリのエコ・バッグ、集英社は今年もはちのストラップ(店頭にて)、角川は定番というか新しいもんつくる気ねえよなのか、またまたまたまた塩ビ素材のブック・カヴァ。

エコ・バッグ、何となく生地がペラそうに見えるのは気のせいか? 帆布とか丈夫な素材のなら欲しいけど、そこんとこがちょっと(いやかなり)不安でまだ欲しいというキモチが湧いてこない。

はちストラップは卑怯な可愛らしさだ! くそ! 何で店頭で、なんじゃ! 全サ形式にして欲しい。集めるの大変じゃん(そもそもそういうモノではないし、そうさせることで売上UPを狙っているのであるからして、敵の術中に見事にすっぽり嵌り込んでいるのだよキサマは)。

今年もカヴァはいいかしらね、と思っていたら、「EVA」キター(涙)。しかも貞本さんのイラストで(号泣)。セル絵だったらスルー出来たのに! 貞本さんの絵では出来ぬ! 欲しい! しかも、今年の「発見。オリジナル」がちょっとシックな乙女テイストで好みだ。……買えってか。四冊買えってかコルァ!!

……いやいやいや。そもそも、そうじゃないよね。本が欲しくて買うんじゃないの?

――という言い訳というか、そんなもんはすっ飛んでますな、もう。プレゼントにチカラ入れてるもの。それで売上も伸ばしてるもの。ねえ。それ目当てだよ、夏場なんて!
まあ、地元の高校や中学校の「夏休みの課題図書」とかと連動もしてるけどね(少なくとも私の住む地域では)。

それにしても。総発行点数だってかなりあるだろうに、ラインナップが毎年鉄板ぽくなってきてるのはどうにかして欲しい。買うもの無いじゃないのよー!(特にツライのは新潮社。いい作品あるんだから、もう少し入れ替えしてくれよ)
古典作品を毎年プッシュ、は分かるけど。そういう意味では集英社はウマイことやったよなー。小畑さんの絵だけで売上倍増だぜ! 今年は三種類もあるぜ! 更には荒木先生なんかも参戦なさっちゃったぜ!(アヴァンギャルドな「伊豆の踊子」……)古典を若い世代にも、ということで、シンプルだけど効果絶大な方法だった。そして真似っこする角川は「CLAMP」投入ですよ。「る○~しゅ」人気ですかそうですか。「だぶる○ー」狙いの高河ゆんちゃんはどうですかダメですかてゆーかゆんちゃんとりあえずそもそもの仕事=まんがを描く、オトさない、をして。

今年ははちのために私がはち並にぶんぶんしそーだ。ちくしょー。
ジャム食本 (AC MOOK)
福田 里香
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アマゾンでは既にマーケット・プレイスでしか入手不可能となり、どうしたものかと思いつつも一か八かでbk1にオーダー。「取り寄せ」対象商品になっていたので半ば諦めつつの注文だったのだが。

無事に入手出来ますた(涙)。

以前福田さんの本を逃して以来もう悔しい思いはしたくない、と思っていたのだけれど、思いの外アッサリ絶版状態になってしまうためまたしても逃しそうになったのだけれど、bk1のおかげで手に入れられた。ありがとうbk1!

まず、「ジャム食本」と銘打ち、ジャムに関するレシピのみかと思いきやさにあらず。ジャムをはじまりに、スウプやシロップ、果てはマリネやバタにまで至る、果実+αを楽しむための本。

前半はなんと苺だけで結構な頁を割き、それを「基本」として丁寧に紹介。福田さんの中ではいちごジャムが全ての基本のよう。国や地方によって違うけれど、日本ならいちごかな、と。赤は食欲をそそるし、確かにいちごは人気のある果物。それに、パンやヴァニラのアイスに赤いジャム、という「絵」は実に様になる。
そんな訳で、福田さんによるジャムづくりのレッスンはまずいちごを美味しく仕上げるところから。そして、基本が出来たらあっという間に応用編に突入。いちごのジャムのヴァリエイションは勿論、あたたかいスウプやマリネでの楽しみ方を御紹介。ベリィのあたたかいスウプ、美味しそう。

そして、苺を楽しみ尽くしたら(?)、お馴染みの柑橘系や杏、梅といった材料が登場。しかも、考えたことのない組み合わせでの楽しみ方まで提案してくれていて、てづくりが大好きなひとにとってはどれも試してみたくなること必至であった。ホワイト・チョコレイトとバナナのジャム、白桃とラヴェンダア、乙女心をくすぐりつつもきっと美味であろうあれこれが並ぶ。

また、ジャムを使った料理や楽しみ方、お裾分けにもってこいのラッピング方法まで紹介してくれるのが流石といったカンジ。

これまた相変わらずの美しいヴィジュアルと共に、実用性と遊び心たっぷりのレシピ。眺めるだけでも何だか豊かな気分になれるのが素敵。
  
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