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おいしいパンがたべたいな (学研おはなし絵本)
やまだ うたこ
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きつねが女の子からパンを奪う、という衝撃の出来事(笑)から始まるおはなし。
折角奪い取ったパンなのに、がっちがちに固くて食べられない。さあ、どうするきつね!

……という、いい意味で他愛ないおはなし。いいなあ。好きだわ。

きつねは森の仲間たちに協力してもらって、どうにかしてそのパンを美味しく食べようとするんだけど、ことごとくうまく行かず新たなチャレンジをする、というその繰り返し。
子供好みの反復が楽しい一冊。

前回このレエベルから「トルテのピンクケーキ」(※)というお話が出たんだけど、それがまたどうにも好きになれないハナシで、今回はどうかなあ、と思っていたのだけれど。

※コチラ↓ レビュウでもやはりけちょんけちょんだった私であった。
トルテのピンクケーキ (学研おはなし絵本)
やまだ うたこ
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同じように食べ物が絡んで、同じように自分だけでは解決出来そうにないことを仲間と一緒に解決するんだけど、コレは楽しいな、と思えた。良かったー。フラストレイション溜まる一方の絵本は精神衛生上ヨロシク無いッス。

それにしても女の子、がっちがちのパン、よく森でのピクニックで食おうと思ったもんだなあ。もう食う前から「あー……やばいよコレは」とうっすら気づいてたと思うんだけど(笑)。そして、パンを焼くのはこれから精進するだろうけど、ラストで「あれ? そっちのセンスというか経験はあるんじゃん!」と吃驚させられたりします(何か私の書き方、不穏じゃないか……?)。
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絵本カタログ―Pooka Select (BOOKS POOKA)
Pooka編集部
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最近ずっと新刊というか、新しい巻が出ず、何となく心配(?)していたら、こんな本が出た。驚きと嬉しさで飛びついたのだけれど。

……今まで買ってきた「Pooka」の、総集編みたいなものなのね↓

ちょっとだけしょんぼり。確かに、加筆した部分もあるにはあるんだけど、これまで既刊全てを購入していた私にはやや微妙。サイズ・ダウンして、携帯しやすくなったのは確かに有り難いことではあるんだけど、もし折角出すのであれば、もっと新規の記事を増やして欲しかった。ヴィジュアルなんてほとんど使い回しときてるし。
……なので、「Pooka」をこれまで購入してきたひとには、それ程目新しさも無い訳で、「絵本のカタログみたいになってたペエジだけまとめてくれないかなって思ってたんだー」なひとにはいいけれど、新たな何かを期待するひとにはおすすめ出来ない本。

毎回テエマを定めて「絵本」に焦点を当てる、というのは難しかった、のだろうか。色んな切り口がありそうなんだけど。もっとゆっくりした周期で出すことで、テエマを絞ったり新たに提示してみたり、という方が良かったのかもしれない。
あるいは、ごく普通に、絵本を特集する不定期のムックのような形で出す、とか。

毎回、連載陣が豪華だったりして楽しみにしていただけに残念。今後出ない・出さないとも言ってはいないけど、サイトの更新も止まって久しいときてる。
毎号掲載される情報も個人的には興味深かったり楽しめたり、重宝したりもしてたのになあ。

いずれまた何らかの形で出してくれるか、仕切り直してこういう本を新たにまた創刊するなりして、楽しませてくれるといいな、と思うことにするか。
しずかなしずかなみずうみ
やまだ うたこ
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小さなひとにも楽しめる絵本。長~いお話がある訳ではなく、静かな静かな湖を舞台に、少しずつ移ろってゆく風景と、其処で聞こえるだろう色んな音を楽しめる、短くて小さなおはなし……というか、ことばの繰り返し、かな。

外国の絵本のような色遣いで、今まででいちばんシックな色味かもしれない。ちょっとくすんだ、ある意味渋めの落ち着いた上品な色合い。ド派手ではないけれど、独特の鮮やかさがあって綺麗だと思う。

夜眠る前なんかに、ゆーっくりゆーっくり絵を眺めたり文章を繰り返し読んでみたり。

限られた誌面に描かれた風景を楽しむのが好み。
10ぱんだ
岩合 日出子 岩合 光昭
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ペエジを繰るごとにぱんだが増えて最後には10頭のぱんだたちがずらり、という可愛い写真絵本。もっふもっふした白と黒のケモノの仔がこれでもかと出てくる訳ですよ。

どっちか単色だったらここまでウケまいに。神様の造型センスの為せる技ですか。

でも絶滅危惧種。

この本↓の舞台でもある「中国パンダ保護センター」で撮影された仔ぱんだたちがひたすら可愛いです。可愛いけどちゃんと「あ、可愛いだけじゃないや、やっぱりケモノなんだなあ」と思わせられたりもしてよいです。
パンダ育児日記
中国パンダ保護研究センター 日本パンダ保護協会 斉 鳴
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※こちらの本↑はまさに「育児日記」で、まだ白黒ついてない(笑)頃のちっちゃな赤ん坊の頃から表紙に登場するようなころんころんの仔ぱんだになるまでを追っている内容。あんなにおっきな身体から何故にあんなにちっさな仔が生まれるのでありましょう……。

対象としては2歳くらいのお子さんから。でもオトナも十分楽しめるですよ。ぱんだ好きなら。可愛いってコレ。もっふもふ×10だよ。
絵本の中のレシピ
Goma
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絵本情報誌(?)「Pooka」に連載されていたものが一冊にまとまりました。既に読んだ・目を通したものばかりだけれど、こうしてひとつにまとまったものをひとつずつ眺めるのはまた別な雰囲気や味わいを感じて嬉しくなります。何より、可愛い。

物語の中に登場するものに限ることなく、物語の情景そのものまでが可愛いお菓子や料理になってさながら絵本の1ペエジのよう。食べ物だけでつくられたその世界は「原作」を持ち、それを再現しつつもオリジナルの作品となっていて、見ているだけで何だか嬉しくなれます。

Gomaちゃんたちのつくる料理の数々の良さは「抜けきることのない素人っぽさ」にある、と思っているのだけれど(それでいて何処か洗練された部分もある)、今回も確かな技術や工夫によって生み出されて其処にあるのに、何となく「私でもつくれる?」と思わせてくれそうな「抜け」がある所が個人的には好き。もっと言ってしまうと、「ちょいダサ」な所がいいなあ、と。洗練された完璧な、まさに「料理雑誌の写真にでもありそうな」ものではなく、それでいて「誌面にあってサマになる」ものになっている、ように思えて、そこがポイントではないかと。

このテの本は尽きることがなくて、最近類書が沢山あるけれど、やはりGomaちゃんたちのはちゃんと「ああ、Gomaが手がけたものだな」と判る仕上がり。遊び心と食べたいキモチと彼女たちにしか出せないヴィジュアル面での雰囲気が何とも言えません。

料理の元ネタには有名どころが出揃っているけれど、臆することなくあれこれ挑戦(?)・発表している度胸も買い(それこそ類書わんさかの中で、この本を上梓する、というのは実は度胸とか自信が無いと出来ないのでは、と思ってしまう)。
何年経っても彼女たちなりの「可愛い」にブレが無い所がスゴイ。それでいて、進化も見られる。

可愛くて楽しい本なので、プレゼントにも良さそう。原作のどれかを添えて、さらにはレシピを元につくった料理も添えられたら尚楽しそうだなあ、と思いつつも自分で「ふふふ」とほくそ笑みながら眺めるのでした。
絵本からうまれたおいしいレシピ子どもと一緒にごはんづくり
きむら かよ アコ 晶子 yachi コドモゴハンプロジェクト
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い、いつの間に…!(むかっ)出ていたのだね、第4弾! 既刊3冊(※1)
はどちらかというとお菓子寄り(特に第1弾第2弾は「絵本とお菓子の幸せな関係」と副題にあったくらいで、お菓子・デザアト系をぎっしりと、というカンジで、見ていると思い出したりそういう話があって、そういう食べ物が登場していたのか、とかたまらんキモチになってしまうのであった)だったのが、今回は「ごはん」「食事」という大きな括りで色んなおはなしの中から色んなあれこれを御紹介、ということのようで。加えて「子供と一緒にごはんづくり」……何処かで聞いたようなフレエズと思っていたら執筆陣を見直して納得。「コドモゴハンプロジェクト」(※2)も参加していたのだ。なるほどね。

※1
e mook『絵本からうまれたおいしいレシピ ~絵本とお菓子の幸せな関係~』
きむら かよ 晶子 鳥越 美希

e mook『絵本からうまれたおいしいレシピ ~絵本とお菓子の幸せな関係~』
絵本からうまれたおいしいレシピ2~絵本とお菓子の幸せな関係~ e mook『絵本からうまれたおいしいレシピ3』 たかこさん&みかさんの毎日作りたくなるお菓子とパンのレシピ “毎日のように焼き続けてやっと見つけだした”ぜったいおいしく作れる焼き菓子レシピ―超人気お菓子サイトたかこ@caramel milk teaさんの みかさんの手づくりパンのある楽しい食卓
by G-Tools
3冊目はかなり物語から乖離してないか? との疑問の声も多いものの、相変わらず、レシピ本としての「見た目の楽しさ」「ヴィジュアル要素」は可愛くて抜群(なお、関連書籍の中に3冊、このシリィズのものではないものが含まれておりますので御注意を)。


※2
「良いコドモとオトナのおいしい生活を応援する」ことをモットー(?)に活動を続けるヒトビトの集まり。御自身たちがまず楽しもうという姿勢が感じられて、見ていて何だか楽しくなる。
コドモゴハン1年レシピ
コドモゴハンプロジェクト
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掲載されているレシピにはちょっとだけ賛否両論。「これなら簡単で子供と一緒にやってみたい」と思わせるものと、「それほど日々、日常につくりたいかっていうと違うなあ」と思わせるものとがある、とのこと(←私は子持ちじゃないから子供の居るひとの感覚ではこの本を見ないので解らないのだな)。ヴィジュアル要素は満点なので、レシピ本としては楽しめる。


「コドモゴハン…」さんが担当したのはパパとつくる料理、というテエマらしく、それはいいことだな、と思う。でもって、日本のお父さん、て気の毒だな。子育てに率先して参加したくてもシャカイとカイシャがそれを容易にはさせてくれない……。楽しみたくても出来ないひとの方が圧倒的に多いと思う。

個人的には子供が居ないので、あまり「子供と一緒」を全面に出されても「……」なのだけれど、絵本に関わっているとあってはやはり期待もしてしまうし、きっと買ってしまう。あえて「子供と一緒に」なんて押し出さなくても、いいんじゃないのかなあ。まあ何しろ「子供に絵本の読み聞かせをしましょう」なんて奨励しちゃう世の中だしなあ。そんなもの、奨励されないとやらないの? 他愛ない、でも楽しそうな本、子供が選んできた本を一緒に読んでやる、それだけのことなのに? ……当たり前じゃなくなってきたんだろうか。私が小さい頃は当たり前のように夜寝る前に絵本を読んでもらったり、昔話を聞かせてもらったものだけど。
そう言えば、「誰でも知ってる」定番昔話を、最近の若いヒトはあまりよく知らない、とも何かで聞いた。いや何もそれを知らないからどう、ということではない。別に違う行為でも何でもいいのだ。「親からしてもらった何気ないけれど後になってみると感謝したいこと」があるか無いか、というのはとてもとても大事なことなんだと思わせられることが多くなった。
塾もいいよ。お受験もタイセツなんだろう。それらに時間を割くあまり、もっと大切かもしれないものを切り落として見ないことにしてる気がする。

子供の頃に大事な何かを得ているか否かで色んなことが変わってくると思うのだけれど。
さしあたっては、哀川翔兄貴の言う「メシは家族揃って食え!」を実践するところから始めるのが妥当だな、と思う次第である。
食べること、食べるものが口に入るまでにどんな工程・過程を経ているのか知ること、そういうことを見聞きしたり体験したりするのがとても大事なんだよー、とあまり肩肘張らずに、こういうカワイイ本はつぶやいているような気がする。
トルテのピンクケーキ
やまだ うたこ
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……本当はもう少しはっきりした色合いの、あたたかみのある、可愛らしいピンク、なのに。
今回の絵本ではこの「ピンク」という色そのものもやまださんのこだわりたかった部分だったと思うので、正直これはないよあまぞん、と思ってしまった。本当はこんな風にぼんやりしてないですからー(って誰に言ってるんだろう)。

可愛いオハナシです。他愛なくて(これは褒めてる。私はやれ癒しがどう、とかそういうモノを全面に押し出すタイプのモノがニガテで、単純に楽しかったり可愛かったり面白かったりする「絵本」が好きなので)。でも、ちょっとツラいというか、子供ほど柔軟性がないつーか。むきぃぃぃぃぃぃっっっっ!! となってしまったトコロがあって(涙)。

トルテはお店を開いてるけれど、お出し出来るのはお茶とゼリィだけ。おいしいケエキも出したいけれど、作り方がわからない(1)。御客で友達でもあるみんなに訊いてみるけれど誰も知らない(2)。友達のひとりが「お菓子のいい香りのするお店があるよ」と教えてくれて、トルテはさっそく行ってみることに。
行ってみると窓から見えるケエキは見るからに美味しそう。可愛い女の子が出てきて、部屋に招いてお茶とお菓子を御馳走してくれる。かくかくしかじか、自分のことを話し、「ケエキを貸して欲しい、みんなに見せたい」と頼むと女の子は快諾。
トルテが持ち帰り、皆を呼びに行っている間に友人たちが次々やってきて、あまりに美味しそうでつまみ食い……のつもりがミゴト完食!(3)帰宅したトルテが驚いて事情を話すと皆平謝り。さあ、借りただけ、のケエキを返さなくてはいけないけれど、どうするトルテと(不)愉快な仲間たち!!

……腹立って腹立ってもう(笑)。

(1)の、ケエキの作り方も知らず、供せるのはゼリィ(とお茶)だけ、って。腐った大人視点かつ汚れた資本主義経済の中で生きていると「そんななまっちろい考えで店なんぞ開いとったんか!」と何だかムカッ。
(2)本で調べたり出来るだろうに先ず他人に訊く。そこでまたムカッ。ヲトナの世界では「自分で出来ることを安易にヒトに頼むべからず」という考えがあると思っているだけにこれは(私には)キツイ。むう。実際お店やりたい、と思うくらいの気持ちがあるのに努力しよう、とゆーキモチがないのかキミは。しかも、客に訊くのかい……(まあ客には「どんなケエキ食べたい?」というのを知りたいこともあってあれこれ尋ねるんだけど)。
(3)の、トルテがトルテならそのオトモダチもオトモダチで、食っていいかどうかわからないものを思いっきり食うし!! 何で!? 何故食う!? 友人が作ったもの(と思われるもの)を断りもなく何故食うのだ! しかも留守中に!! いくら美味しそうだから、って……あんまりだろ、それ。おまけに、後から判ったことだけれど、実はそのケエキは貸し主の女の子にとってとても大事なケエキだったりするのだ(どう「大事」なのかはおはなしで確かめてね)。

それらすべてが女の子との新たな友情やオイシイお菓子の誕生に結びついてゆく訳だけれど、……あんまりだよ、それじゃ! と思ってしまって、楽しむどころか終始不機嫌になる自分が怖い(ははは…)。
前に読んだくまさん経営のパン屋の話(朝早く起きて仕込みから焼き上げ、販売、と最後まで全部くまさんひとりで黙々と、かつサアヴィス精神を忘れずに働く、という職人気質なのにそれを偉ぶったりしない素敵なくまさん。ヨメに行きたいと願うなんばーわんのヒト…くま…いややっぱヒト……?)を憶えていて大好きなだけに、何のポリシィもなく「好きだからぁ~!」「だけ」でお店やっちゃって、どうにかしたいと他力本願で、……と、

アンタ、「愛の貧乏脱出大作戦」に出てきたダメ店主(※)ですか。

くらいがっかり、してしまったのだった。同じやまださんの絵本「ぶたのチェリーのおはなし」

コレ↓ですね。
ぶたのチェリーのおはなし
やまだ うたこ
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は素直に大好きだったけど、コレはちょっと、……何だかなあ、だった。多分、私が子供だったらもっと素直に楽しむんだろうけど。美味しそうなケエキ見たらついついつまみ食いしたくなっちゃうよね、とか、一緒にワクワク……ああやっぱ無理かな。「サザエさん」でつまみ食いしたはいいけど揚げ立ての天麩羅なもんだから唇火傷しちゃうヤツ読んで「悪いことは出来ないよねえ」と嘲笑うタイプだし↓(だってねえ、つくったひとの苦労とか手間考えたら、何かもっと申し訳なく思えよー、とか思っちゃって。いや、1コ2コの可愛いレヴェルはアリなんだけど。笑えるんだけど。私も「えへへー、つまみ食いしていいー?」と何処がつまみ食いやねん、な量をひょいぱく〈←一口で大量〉っとやらかすけど。←猛省しろ、お前)。

ちゃんとオハナシの中で、つい食べちゃったみんなもちゃーんと反省はします。反省して、お詫びもします。だから、いいんだけどね。でもなあ。女の子がココロを込めてつくったもの、は、もう戻って来ないんだよなあ。

ああ、何だか胸にもやもやとわだかまるものがあるのよー!!

何度も読み返す、ことはないかもしれない……。絵は、とてもとても可愛らしいです。ピンクで60年代テイスト、を意識なさったというだけあって、何とも言えない味わいがあるし。でもでもでもでも~~(涙)。

今後、トルテちゃんには自力で新たなケエキを作り出す、ということをして欲しいものだなあ、と汚れた資本主義にまみれた私は思うのでした。

※かつてテレビ東京系列で放映された番組。みのもんた司会。業績不振で、理由も言わずもがな、なお店の店主が応募し、その店を建て直すために番組側が協力して、その道のえきすぱあとな人々の元で短期間とは言え最低限のことが出来るようになるまで修行させてもらい、合格出来れば新装開店する、というもの。自分のこれまでの努力の足りなさや考えの至らなさを改め、「客に喜んでもらうこと」こそがいちばん大切、と業績を上げ年収を上げる店主が居る一方、折角方々に協力してもらい修行もさせて頂いたクセに何だかんだとナンクセつけてテメエの手抜きや他力本願を棚に上げて何もしなくなってしまうダメ店主、というのが結構居た。時々番組サイドが抜き打ちでみのを引き連れ店を訪れては説教をたれるSPが放映されている(無論、いつでも客でメチャ混み♪ なお店もある訳で、そういう店はさらなる激励をもらうのだが。ちなみに、視聴者からのタレコミがあって出向くこともあった)。

トナカイになったオリーブ
スティーヴ・ヤング 高木渉 ドリュー・バリモア
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先日立ち寄ったお店にて廉価で販売されているのを知る。こういう作品もてがけていたのか。……ottoさんの絵、とても好きなんだけど、彼の著述・著作を、思えばまだ一冊も購入していなかった↓ 洋書は何だかんだ言って高いからのう(いやもう文庫だ何だで和書買うのに精一杯)。
でも、可愛らしくて楽しそうなお話っぽいので、廉価でもあることだし、いずれ買ってしまいそう。
自分をトナカイだと思い込んだわんこがサンタを手伝いに北極へ向かうらしいです。おまぬけで可愛いわー♪

マットでヴィヴィッドなんだけど何処か上品な色遣い・雰囲気の彼の絵は、同時にとてもぽっぷできっちゅ。其処がとても好みというかツボ。初めて出会ったのは「学研」の「あそびのおうさま」シリィズにて。
「あそびのおうさま」はまだ小さい子供でもぬる・かく・きる・はる・おる等の単純かつ基本の「楽しい」を満喫できるムック本(一冊まるごとワン・スキル〈?〉でまとめられていて、ひたすら「ぬる」なら「ぬる」、「きる」なら「きる」を楽しめる、「折っても破っても書き込んでも何をしてもいい本」。もちろん、自分の好みや「やりたい!」という気分でそれ以外の「作業」をたのしんでもいい)。でも、刊行開始当時は不定期っぽく刊行されていて、一冊で多種多様なあれこれを楽しめるムックだった。その頃表紙のイラストやイメエジ・キャラクタアを担当していたのが「オットーおじさん」。

このDVD以外にも本も欲しいものだらけなんだけど、……地味に絶版多いなあ。日本のあまぞんで扱ってないだけかもしれないけれど(多分というか確実にそうだろう↓)。
Alice in Wonderland
J.otto Seibold Lewis Carroll
043941184X

これは「アリス」のPOP-UP絵本なんだけれど、あれこれ仕掛けが凝っていて楽しめる模様。いいなー、「アリス」ってだけで欲しいのに、彼の絵で楽しめてさらにはポップ・アップ。

こちらがDVDの元になったであろう絵本。表紙からしてもう可愛い。
Olive, the Other Reindeer
Vivian Walsh J.otto Seibold
0811818071

さらにはオリィヴのこんな本まで出てました。ぐはぁっ(←可愛さにヤラレている)。
Olive, My Love
Vivian Walsh J.otto Seibold
0152047204


クリスマスに関係なく欲しいし楽しめそうな作品。
ゆかいなゆうびんやさん―おとぎかいどう自転車にのって
ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ 佐野 洋子
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時々思い出したように読む一冊。さほど長くもないから、すぐに読み終わってしまう……のだけれど、また最初から読んでしまう。
面白いから。ただそれだけ。
ゆうびんやさんが著名な皆さんにお手紙持って何処にでもでかけていっては渡した手紙を、読者である私たちも一緒になって読める、というしかけが施された本で、初版がかなり大昔になっちゃったけど、今でも人気があるので入手は簡単。

封筒から手紙を取り出して読める、というタイプの本は数あれど、やはりコレが極めつけかもしれない(「フェリックス」シリィズも大好きだけど。アレもこの作品からのインスパイアとかオマージュとかが感じられて好き。時代の流れもあって、よりゴーカになってる気がするけど)。何しろ「単なるお手紙」ではないから。

よく知られたおとぎばなしの登場人物に宛てられた手紙やカアドその他、取り出して読めるのですが、……子供にとって楽しめるように書かれたであろうに、一切「容赦がない」。原文の英語のままだと、多分英語にかなり慣れてないと理解しづらい文章もあるのではないかな、と推測。
何しろ、子供の間違った綴りや文字で書かれた手紙(これはまあ多分どうにか判読できる。手書きver.の手紙もあれば、タイプライティングされたものまで色々ある)、通販のダイレクト・メエル(これがいちいち面白い。隅々までよーく眺めて、「あー、わかるわー。そうなのよー、そんなカンジよー」と笑える)、公的文書(コレが原文だと難問ではないかと。日本語に訳したものも、そのカタさをちゃんと再現しているので、小さいお友達には少々判りづらい。なので、文章・文書というものは、色々TPOをわきまえて書かねばならない、とか、オトナ世界では当たり前のことを何となくでも理解できるくらいの年齢で読むか、保護者がちょっと補足してあげたりするかしないと本当に小さい子だと多分理解できないし、面白さもわからない)、出版許可要請の手紙と本の小さい見本(凝ってる! 無駄に凝ってる! そこが素敵Vv)……などなど、とにかく芸が細かい。
受け取る相手も、女の子に留守中不法家宅侵入された挙げ句に食べるつもりだったスウプだかおかゆを食べられちゃったカワイソウなくまさんだったり、森の奥深くにすべて菓子で家を建ててる凝り性の魔女だったり、王子と幸せな暮らしを営んでいるお姫様だったり、かつて大事な宝物を持っていかれちゃった大男だったりするのだ。
……だから、これをいきなりぽーんと読むというのもまたヨロシクないのである。まずはたっぷり古今東西の古典作品つーものを通読していなくてはいけないのだ。本当に楽しみたいなら、それらを知らないとその手紙が何故面白いのか、どう面白いのかがちっともわからないようになっている。パロディの醍醐味は典拠をどれだけちゃんと知っているかにかかっているからねえ。
そこんとこもまた「容赦ない」ワケである。
でも、そこがいいのだ。典拠あってのパロディ。小さい頃、お母さんやお父さんに絵本を読んでもらうという栄養、幼稚園等の施設で絵本や紙芝居、お話を色んなカタチで触れておく、という素養、そういうものが大事なのよ、と言われてる気分にもなる……昔は、フツウにやってたと思うんだけど、何しろイマドキは「読み聞かせって、どんな風にしてあげたらいいんでしょう?」と不安になってる保護者ってのが山程いる時代らしいから。
「一緒に」てのがキモなんであって、「どんな風に」はあとから勝手についてくるもんでいいではないか。
そしてさらには自分の経験で得た知識、というものがそれなりにないと、この絵本、「本当に」楽しめないよーになっている、のであった。いや、お手紙引っ張り出して開いて読む、それだけでも楽しいんでしょうが。
ナニカをするためにはそれなりの土台が必要である、という単純な事実が毅然と貫かれているようにも感じられて、そこもまた好印象。

ヒネリの効いたジョークや皮肉の好きなイギリス人らしい作品で、私はそれだけでニヤニヤしてしまうのであった。
最後にゆうびんやさんが仕事を終えて何をするか、もまたちゃーんと「イギリス人」していていいのだ。やっぱこうじゃなくちゃ、とまたニンマリ。

私も負けじと茶を淹れなくては。
ジョニーのクリスマス
やまだ うたこ
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親切なのか無粋なのか。悩むところだ。最近の「あまぞん」は本当にワカラナイ。何故そんなことをする!? ということが度重なっていて首を傾げるばかり。
今回は「新刊だし、すぐ読みたいっちゃ読みたいけど、クリスマスの本だからクリスマスに届いてもいいなあ」と思って、ちょうどイヴ辺りに発行される本と一緒に注文したのだ。送料もそれで無料になるし。なのに。わざわざコッチだけ先に送ってくれちゃったあまぞん……。

ハロウィンもまだだって言っただろ!

もうじき来るけどさ。何だってそんなわざわざ急いで送ってくれたもんなんだか…。24h以内に発送可能書籍だったから? 綺麗な状態のうちに送ってやろうという心遣い? わからないけど、……ちょいとばかり無粋だよ、あまぞん。早く読めて嬉しかったと言えば嬉しかったけど、せっかく送料無料になるように価格も考えてオーダーしたのに、これでは無駄にならないか? というか、こういうことでコストが余計にかかって、何かに皺寄せが来て、最終的には客に…という流れにならないだろうか、と勝手に気を揉んでしまうではないか。ええい!(おまけに、別個にオーダーした分からも、何故か文庫一冊だけ先にへろん、と送られて、同じ日に到着……無駄過ぎるぅ…↓)

ちょっと前の山田さんのプロフィイルを拝見した時「現在、みつばちのバジー(彼女の経営する紅茶専門店「カレルチャペック紅茶店」のティ・シングスにも描かれるみつばちには「バジー」という名前が。彼女なりに物語を潜ませてあるのだろうとは思っていたけれど、どうやら本当に絵本になる、らしい)の絵本を制作中」、みたいなことを読んだ記憶があって、てっきり今度出る絵本の新作はソレなんだ! と思ってたらコレが刊行されました。
「ジョニーのクリスマス」。
まあみつばちだったら春頃刊行した方がいいかもしれないけれど。

さて。「ジョニーのクリスマス」。
家族・親類に毎年山ほどプレゼントをもらっているけれど、そのどれもが「自分が欲しいものじゃない!」と子供らしいと言えば子供らしい、失礼と言えばこれ以上ないくらい失礼…というかヒトのマゴコロにケチつけるんかおどれはちょ体育館裏に来いやしばいたるわ性根叩き直したる、なことをヌカした小生意気な小僧・ジョニーくん。怒ったママは「今年はクリスマスはありません!」宣言を。さあ、どうなる、ジョニーのクリスマス!

「おもてなし」、「ひとに喜んでもらうということ」、というのはどうあるのが望ましいものなのか。これはオトナになっても考える。大事なひとがその対象ならば余計に考える。ジョニーはこれまで「もらってばかり」だったことに初めて気づくのだ。そのクセもらうのがアタリマエに慣れていた彼はくれたあれこれにケチをつける。
……自分の子供の頃にもこういうことはあったから、実はよーくわかるんだけど。子供にとっての「嬉しい」とオトナが思う「嬉しい」がかみ合わないのはよくあること。
今でもいやあな思い出として残ってることがひとつ。小生意気にもピアノ教室に通っていた頃があるのだけれど、クリスマスはパーティを兼ねて発表会をやっていた。で、「プレゼント交換をしますから、○○円以内のプレゼントを用意してきて下さいねー」とお約束のひとことが。
こういう時、いい意味で無邪気に「自分が欲しいもの」「自分が好きなもの」を選べればよかったんだけど、誰に渡るかわからない、ということで随分と迷ってしまい、ぐずぐずしていたら母が買って私に持たせて送り出してくれちゃったのだ。「気を遣い過ぎたってどうしようもないの! 予算内だし、それでいいじゃないの!」。う、うん。そりゃそうなんだけどさ。
それがねえ。お菓子の入ったキャラものでもなんでもない人形でねえ。コドモゴコロにも「コレはビミョ~に何か違うんだよ。てゆーか、確実にウケない!」と思ってしまった。案の定、交換後「誰か欲しいひと居ない?」とかヘーキで言える無神経なアマに渡ってしまい(私ならそんなこと死んでも言わんわ! でもって、オトナにもこういう無神経な人間てのは居る、ということも後年知った)、母に対して申し訳なさとワケのわからない腹立たしさの両方を抱く、というハメになったことがあったのだった。ああ、今だったらあのガキはり倒してるなー(「紫堂が言うと本気にしか聞こえないので止めれ」、とどこからか声が聞こえますが無視です。何故なら本気だから! 子供にはどこまでも優しくない鬼畜の私)。

最後はとてもとてもハッピィに終わります。どうハッピィかは、やはり手に取って御覧下さい。幼稚園児くらいからなら楽しめる…理解できる、かな。
帯にも注目。折り返しにササヤカだけど可愛いおまけがついてます。帯付買うのがオススメよん♪(…なので、初版のうち、出回ってる今、がベストかと。あまぞんから届いた本にはちゃんとついてました)
家族で楽しく仲良くクリスマスを過ごすことがとても幸せなことなんだよ、というのがストレエトに伝わってくる絵本でした。色合いの美しさは相変わらずです。クリスマスな彩りと美味しそうなアレやコレも見所のひとつ。
今から買ってクリスマスまで待つもよし、今から読んで今年のクリスマスの計画を練るもよし。いずれにしてもわくわくします。
  
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