冷めぬ熱、覚めぬ夢。

「カワイイ」の呪縛。2

Poppy Cat's Play House
Lara Jones
0333984749

出たな、紙製リ○ちゃんハウスめ!(今度は攻撃的なのね…)古きよき紙製付録付雑誌購入者としては、感涙モノの出来。

幼児向け・園児向けの付録付メディアすり寄り雑誌(表紙にアニメ・キャラとか特撮ヒーローなんかが乱舞してるタイプの「一応」知育系雑誌)、は買ってもらったことがあまりなかった(何でだろう? まあその代わりに月刊絵本を2冊も購読させてくれていたけど)。その反動か、小学生の中学年辺りで、駄菓子屋から雑誌の付録がランダムに詰めてある(当然、よくある「り○ん」「なか○し」の類も入っているのだが、学年誌・幼年誌の付録も入ってることがある)くじひいたりしちゃってたぞ(まあ、そもそも精神年齢が低かった↓)。
元々「り○ん」等の付録を組み立て慣れていたせいか、作り方、雑誌にしか掲載されてなくてもさくさくつくれちゃって。ブティック兼ファッション・ショウのステエジ、という少々盛りだくさん過ぎな設定のものを組み立てた時は思わず感動してしまった。おおう! こういうものが付録についてくるのね! と(笑)。イヨーに小物とかが充実しててカンドーした(ははは)。家モノは楽しいのう!

紙でどこまで何がつくれるか、に果敢に挑戦しているかのようなあれやこれ、が見ているだけで楽しい。近年なら梱包用段ボールとか。切れ込み入れてあそこを畳んでそこを折ったらハイ、あっという間に梱包用資材に(でも1枚紙!)、何てのを見ては開発者(? デザイナー?)さんの力量に感服する。
紙で、というのがいいの。今幼年少女まんが誌の付録、規制緩和のおかげでアホみたいに豪華(……と言っても、まあ、素材が。紙とかせいぜいヴィニルの類、ほんの一部になら金具・プラ部品もアリ、だったけれど、今は付録そのものの素材は特に規制がないらしい。ブレスレットだペンダントだとものすごいことになっていて、感心通り越して呆れた…。「紙」っていうチープさがいいのに、と思う私はすでにババアなわけだな、ちっ。あ、この愚痴、前にも言った・笑。やっぱトシだよ)なのは、ちょっとだけヒく。今の(マセた)子供たちとってはチープな紙素材の組立モノはそそられないんだろうけど。オヤもまたイイモノあっさり与えちゃうしね。羨ましいことで。

あ。そうか。付録素材規制緩和があったから、今ばかすかホビー系雑誌にはプラモとか付いちゃうわけね! そっかー。その辺りは恩恵被ってるわ(でも、プラモそのものは別に紙製ではなかったので、「紙のがいいんだって!」などとは思わない。ええ、ご都合主義♪ ペーパー・クラフトの「ガン○ム」って、それはそれで趣あるけど。別な作品ので買いそうになったし。←え)。

もとい。小さい子供にしか通用しない(?)のかもしれないけれど、この本、可愛いし、プレゼントなんかにしたら喜ばれるのではないかな、と思う(もちろん、あげる対象の子供の趣味にも左右されるけど)。部屋が何室もあってゴーカ! それに、全部広げると大パノラマらしいし(笑)。実際「Amazon」で画像見て頂くとよりわかるんだけど、かなり凝ったつくりになってます。すごいなー。ぬいぐるみまでついてくるし。すごいー!

制限のある中で、いかに工夫するか、というのが好き。制服コードを破って、行き過ぎた、自分の中でだけイケてると思ってるおしゃれするより、そのコード内でいかに自分なりのおしゃれを楽しむか、のほうがいいなあと思う私なので、紙という、濡れたら質感が代わる(落ちる)、折ったら折り目が取れない、破れる、壊れやすい、という制限がある素材で果敢にあれこれ生み出してくれるほうに興味が湧く。それに、開いたら飛び出す、めくったら違うものが現れる、それは画面を2色の眼鏡で見つめながら楽しむ映像作品より、ずっと手軽でずっとココロに残ると思うなー。ああ、手元にも残るわ。

やっぱり私は「本」、「紙」という媒体が好きなのだ。
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