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長寿秘訣は「ぬるさ」…タモリ倶楽部23年に
「タモリ倶楽部」がとても好きだ。ゆるくてぬるくて馬鹿馬鹿しいのに時折妙にタモさんがマジ・モードになったり、レアどころかコアで濃い世界を淡々と紹介したかと思えば、いきなりエロの世界に突入してみたり、と毎週新鮮な楽しさを提供してくれる素晴らしい番組。 豆腐屋の、八百屋の、店先というか店内においておもむろに居酒屋開業(?)し、テキパキ黙々と料理を作り続けるタモリ。それを貪り食う井筒カントクに浅草キッド。その料理のすべてがすべて美味そうで、深夜観ていると猛烈に腹が立つ(笑)。時々タモさんが「居酒屋のオヤジ」を演ずるべく小ネタを挟もうとするも、いつしか料理に真剣に取り組んでいるのでしゃべっているのはただの酔っ払い・井筒。ある意味フォローにまわるキッド。そして料理は次々に登場する。腹減るって! しかし観る! ある時はカ○パー氏腺液について歴史までさらって教えてくれ、ある時は¥500もする高級ガシャ、それも18禁というかオトナの楽しみのために生み出された「エロポン」(リンクしようかと思ったけど、ひとによっては観るのを避けたいかもしれないのでやめておきます。どうしても見たい方は検索してね♪ すぐ見つかりますから)の芸術性を讃えつつもそれを用いて遊び、ある時は社歌の特集を組む(そして有名になりCDまで発売されたのがコレ↓ですね。歌はウマイ、曲調が「社歌」とは思えぬノリ、特撮やアニメが好きなのねんな歌詞。どれを取っても素晴らしい出来)。 日本ブレイク工業 社歌 萬Z(量産型) ![]() ついでに言うならこれを「社歌」として許容するその会社にも惚れる。いいのう。 タモさんの鉄道好き、古地図(古地図に限らず、地図全般お好きな模様)好きに合わせたかのような企画もまた味があっていい。彼の造詣の深さはそこらの素人には太刀打ちできない。自著でこんなの出すくらいだし。料理本なんてありきたり(?)に走らないところも買いですな。 タモリのTOKYO坂道美学入門 タモリ ![]() まったくわからない・知らない世界として、「ダムの放水」「建築様式と木材の強度」なんつーものも取り上げられていたけれど、これがまた意味無く面白い。何でだー!? 「競技」と化すの。どこそこの大学の研究室だのどこぞの建築関係の会社の開発室だののひとたちが、自分たちの技術の確かさを「強度」という分かり易さで競って見せるというのは、実に面白かった。「ダムの放水」は日本のどこにあって水量とか放出量とかデエタをばんばん出してね、そんなの誰も知らなくてもとりあえず困らないよ、ってのを、ちゃんと細密に出してくるの。意味ねえ! でもそこがいい。 「映画宣伝マン対抗宣伝合戦」も好きだった。各社コレがウリなんです! な映画を持ち寄って宣伝するために、あれこれしょーもないゲエムだのをこなしてゆく、という。最近観なくなったなあ。 やはり「どうでもいいもの」にちゃんと手間暇かけて(でも低予算♪)撮影してる、つーのがいいのでしょうか。それでいてゆる〜〜い空気流れまくりで。みうらじゅん氏やYOUといった一筋縄ではいかないゲストと、ゆるゆる〜〜っと絡むタモさん。そもそも私はタモリが好きなのだ。アイ・パッチ(あえてこう呼ぶ!)つけてアヤシげなネタやってた頃からだから、さほど古いファンではないが(もっと古いファンは居るのです)、唯一主演した連続ドラマだって幼少時観てたぞ。「いいとも」のゲエムで四股名を名乗る必要があった時、躊躇なく「大変態」と名乗ったタモさん……ステキ……(うっとり・笑。そして、ゲエム中、あえて、あるいは地なのか変態っぷりを見せてくれるタモさん…かっこいいよアンタ!)。 私は毎週これを楽しみにしている。エロ系特集の時はオヤの視線を無視するよう心懸けています。でも「エロポン」の時は母と2人「世の中には妙なものに心血を注ぐヒトが居るのだ」とわけのわからぬ感慨に耽っておりました。ははは。私、……ちょっと欲しかったなあ(笑)。造詣モノ好きなのと、そんじょそこらのキャラものを安易にエロってるのじゃなくて、昭和初期のカストリ雑誌風、とか随所に見られるコダワリをこの眼で見たいなあ、と思って(そしてどんどん他者を踏み込ませられぬ部屋にしてゆくのか……。可愛いぬいぐるみとカプセル・トイと食玩、ミステリにコバ○ト文庫、乙女系蔵書が同居する部屋はこの世にひとつとまだ決まったわけではなーい!! ……そうだよね?←島袋寛子の声で読んで…↓) 「空耳アワー」も大好きで、未だに歌えるヤツとか、友人とお互い知ってるヤツなんかがあったりする。友人の中には「空耳アワー」セレクションを自己編集してヴィデオで保存してるのがいた。むろん、彼女の家に遊びに行った時、一緒に見て大笑いした。ジプシー・キングスの「医者も手が空いちゃたまんねえな」とか憶えてるようっ。あと「スシ! メシ! 風呂! 寝ろ!」とか。 もとい。そういうわけで、これからも私は地味〜〜に「タモリ倶楽部」を応援し、愛し続けてゆくのでありました。テレ朝あるのに他の地域より放映時期がちょっとズレるのだけがカナシイけど。くそう。 ゴールデンなんかに進出することなく、まるでひっそりどこぞの片隅で細々と経営する流行らないけど常連がいる飲み屋みたいに、ずっとずっと続いて欲しいものである。 |
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