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入院対策雑学ノート―いつやってくるかわからない病院での暮らしを100倍楽しむ本
ソルボンヌK子
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母が入院して以来、毎日病室を訪れている。何が出来るでもないのだが、少しは気が紛れるかもしれないとか、あれこれ「隔離」された状況下にある彼女に「外界」の情報を伝えたりしている(あ、TVはあります、ちゃんと。それにしても、カネ取るのは知ってたけどしょっぱいのう。1分¥1ぶんどるのかい。それは安いの? 彼女が入院してから、所謂番組編成期なのであれこれとふだん観ている番組が観られなかったり終了していたりであまり観ないのだ。それと、どうもTVを観るために購入しているカアドのシステムが理解出来ていない模様)。洗濯物を受け取ったり渡したり、という用事もあることだし。

母は6人部屋に居るのだが。基本的には女性は女性のみの部屋、男性ならば男性のみとなる。母と同じ病室にあと5人居ることになるのだが、このババア……いや、その、何だな、オバサマ方が、

とにかく五月蠅い

のである。父も「同室のひとたちはニギヤカだな」とぼそりと帰途に就く車中でコボしたほどに喧しい。女3人寄れば何とやら、ましてや5人である。五月蠅くない訳がないのかもしれない。もうね、殺しても死ななそうなババアがマシンガンのよな勢いで話してやがるのですよ。私は正直「これが自分の同室の患者だったら間違いなくストレスで禿げる」と思ったくらいだ。母はよく耐えておるのう(ちなみに、母はさほど熱心に輪には加わらず、傍観乃至静観するか、やや会話に参加する程度。でも特に否定的な態度は見せていない)。

さすが外科病棟。

一般に、こういう言い方はおかしいのかもしれないが、外科は皆「元気」である。事故で運ばれたひとでも手術を受けたひとでも、大抵はその特定の部位以外に支障を来してはいないので、そこそこ「健康」である。食事はやや減塩気味の味付けではあるが、通常のメニュと言っていいし、女性が食べるにしては量もたっぷり饗される(男性と同じ量なのか、それとも男性ならもっと多いのかは、上記にある理由により不明)。既往症に応じて食べることを禁じられている食材は個々にあるらしいが、それでも飛び抜けて違うメニュが届けられることはない。
ババアどもはいちいち文句をつけたり何が食いたい何が不味いと言いながらも食っている。元気である。冷蔵庫から家族が持ってきてくれた漬物やら何やら、好き勝手に食っては方々でなんやかんやくっちゃべっている。メシ時くらいおとなしくしろ、と思うのだがそれはコトバにしない。ババアどもに殺されそうだから!(そんくらい元気なんだよ、「患部」以外は!)
母の隣に居るババアA(もうオバサマ、とかそういうオジョウヒンなコトバで表す気にもなれない)は、いつも大音量でTVを御覧になる。あのさー、他人も一緒なんだからさー、もう少し気を遣おうよ。アンタのさらに隣に居るひとなんて、いつもイヤホン使ってTV観てるじゃん。それってさ、マナアだってのと同時に、アンタのTVの音が五月蠅すぎて聞こえないからだよ、絶対。大抵のひとは遠慮しいしい観ているのだが、このババアだけは違う。大音量で平然と観る。……私が一緒の部屋だったら寝てる間に撲殺してしまいそうに(以下自粛)。
ババアBは部屋の主らしく、とにかく何を語るにしても声がデカイ。病室にはドアがないので、廊下を歩いていても彼女の声と判るくらいだ。誰に聞かせたいのだ。てゆーかジャ○アンりさいたる? ああ、五月蠅い。内科と隣り合ってたり、混合病棟だったら大変なことになってるぞ、ヲイ(内科は、やはり内臓疾患で入院している訳なので、割合黙々と、というか、ある意味静かでやや空気が重い。何しろひとによっては重篤だったり安心出来ない状態だったりするので、そうそうヘラヘラと明るくは居られないのであろう。看護師にも内科と外科では傾向性の違いがあって、前者は優しく穏やかなひとが多く、後者ではぱきぱきさくさく仕事をこなし、優しくない訳ではないが物言いがハッキリしていたりざっくばらんだったりすることが多い)。

――これがデフォルトなんだろうかと思ってたが、どうもそれが違うらしきことがわかってきた。

「あたしたちくらいだよ、こんなの。ほかの部屋なんてさ、みんなカアテン閉めて、何かこう、暗いのよね!」

そう言えばそうだ。入口から見える他の病室は、大抵皆カアテンを各々で閉めて、自分だけの空間を確保しているひとが多い。それに引き換え、母の居る病室はいつも開けっ放しで、よく言えば開放的だが、悪く言えばプライヴァシィもへったくれもない状態である。おまけに、静かに過ごしたいひとにとっては地獄のよに五月蠅いのだ。何故そうも遠慮がないのだ。入院する前にどっかに落としたのか。違うな、落としたとすりゃお袋さんのハラん中だ(悪意ある決めつけ)。今に始まったことではなかろうて。
そもそも、物静かに過ごしたいと思う心情や実際過ごしているサマを見て「暗い」としか表現出来ないその感覚をどーにかしろ。あんたたちが特別、抜きん出て、のべつまくなし五月蠅いんだよ!!
こんな中に母を置いておかねばならんのが何とも心苦しいのだが、とりあえずは我慢してもらうしかない。

口から先に生まれてきたよなババアどもに囲まれて、母はそれでも淡々と日々を過ごしている。時々一緒に軽口を叩きはするものの、内心ではあれこれ遠慮したり疲れていたりするのが、ひっそりとふたりだけでする会話から滲み出てきている。
……早く家に帰らせてあげたいよー↓(でなかったら、同室の皆々サマの一日も早い御回復をココロから祈るばかりで御座います。とっとと出てってくれ、ホントに……↓)

あまりに静かなのも息が詰まりそうだけど、あそこまでどいつもこいつも喧しいとなるとそれはそれで考えモノなのであることよ(ホントに!)。
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(146)悪魔(ディモス)の花嫁
イメージ・アルバム 坂井紀雄 佐藤ありす
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大昔友人がコピィしてくれて聴くことが出来たイメエジ・アルバムが廉価CDとなって復活。うわー……。

♪黒い翼に抱かれた 少女を見たら それが悪魔(デイモス)の花嫁♪

とかいうサビの曲を、伊藤かずえちゃんが歌ってた(確かショート・ドラマみたいなのも収録されていて、ヒロイン・美奈子の役を演じていたような気がする)。ほかの曲とかはあまり憶えてないのに、この曲だけは妙に憶えていて、今も何となく口ずさめる自分がニクイ。

今はドラマCD全盛だけど、以前は「イメエジ・アルバム」なるものが、人気作品ともなるとひょいひょいつくられていたものだけど、今はすっかり廃れてしまって寂しいばかり(個人的にドラマCDはさほどそそられるものがない。数枚持ってはいるけれど、2~3度聴いてればいい方だ)。
原作とのギャップを楽しめる迷盤(ヘタすると昏倒するか怒髪天紙一重な出来でもあるが)とか、本当に手間暇かけてつくられた名作まで百花繚乱だったなあ。友人がまたよく所有していて、カセット(ええ、MDなんてものは存在してなかったのよ↓)にコピィしてくれてました。私も自分が購入したものなんかは御礼も兼ねてコピィして差し上げたり。今もコピィのカセットにしろ購入したCDにしろ、手放すことなく所有していて、CDなら時々聴いている(カセットはそれ以上テエプ伸びちゃうのが気になるので出来ない~↓)。こうしてCDとなって復活してくれるとは。嬉しい。
インストにヴォーカル曲、ヴァリエも豊富だったし、特にインスト曲はTVなんかでも地味~に、けれど結構使われていて、BGM担当してるひとたちはあらゆる音源を手に入れて模索しておるのか、と感心(?)していた。

この「ANIMAX」というシリィズ、なかなか面白いラインナップで、価格も手頃だし、うっかり手を出してしまいそーでコワイです。
これは友人持ってそうだなー♪
(141)マルチェロ物語
イメージ・アルバム 荒川務 佐藤ありす
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Welcome to Dead House (Goosebumps)
R. L. Stine
0439568471

最近ふと思い出す。ぷち・まい・ぶうむかもしれない。ああ、ドラマ版観たい! DVDで全作出して欲しいくらいだ。

「グースバンプス(鳥肌、の意)」。以前NHKで放映されていた海外ドラマで、子供向けのホラー……の割に結構容赦なく後味悪いテイストの話ばかりなのがツボだった。本国アメリカでは何クール分も制作・放映されているけれど、日本では限られた数クール分しか放映されなかった。ちぇ。夕方のご飯時に家族揃ってビミョ~にイヤ~な空気に浸れるドラマなんて滅多になかったぞ(大笑)。

基本的には1話完結で、その時その時で主人公は変わる。メインを張るのは必ず(読者層と重なる)ティーンですらない子供たち。いつもと変わりない日常だった筈が、ふとしたことから逃れられない恐怖に遭遇する、という分かり易いストーリィ。日本でも一時期ソニー・マガジン社辺りから翻訳が出ていた(まあ全部ではなく全部で10冊くらいか? アメリカではコアとなるシリィズが50冊近く、派生したシリィズも含めれば数え切れないくらい出ている。全部読みたいと思ったらジュヴナイルとはいえ英語で読まないといけない訳ね……読めなくはないけど、日本語の本ですら最近御無沙汰だから、当分ムリっぽいな・涙)。
そのまんまをキレイにトレイスして仕上げた実写ドラマで、確かに子供向け、ではあるのだけれど、大抵ラストは万事解決、ほっとしたのも束の間……とどんでん返しがあって、それがまたどーもハッピィ・エンドとは言い難い展開を予想させるタイプのもの。私はブラックなもの・不穏な方が好きなので、これがまさにツボだった訳だ(「世にも奇妙な物語」、好きだけど最近は佳品と呼べるものが少ないなー。昔はもっとぞっとしたり何ともやるせない気分にさせるラストのものが多くて良かった)。子供向けだから、と馬鹿にしてない所も好き。でもって、(特にアメリカの)子供にとっては如何にも興味を引きそうなアイテムやシチュエイションを上手く活用してあって、彼等の日常生活とそれとは本来相容れない世界とがちゃんと描写出来ていてヨロシイのだ(私の記憶もかなり朧気だからあまり大きなコト言えないケド)。

日本でも子供向けの雑誌でコワイ体験談を募集したりしてるけど、この本を出している出版社でも似たようなことをやっていたりして、今でも安定した人気を誇っている模様。アメリカは色んな意味で息長く愛されてるものが多いな。徒にシリィズが長期化する、とも言うが(笑)。あとは、ある意味古典化する。「エンサイクロペディア・ブラウン(邦訳では「少年探偵ブラウン」とかになるんだっけか)」や「ナンシィ・ドリュウ」のシリィズも、今でも子供たちに読まれているらしいし、日本では大きいオトモダチが英語学習にもってこいだとばかりに読んでいるし(そういう私も持っているのだが。ははは)。
「スウィート・ヴァレイ・ハイ」のシリィズは流石に揃えるのには躊躇うけど(何しろコア・シリィズだけで100冊以上あるのよ)、これは「まだ」50作くらいだし、ぽつぽつ集めようかと思っている。ああでも揃えるだけでも道のりあるのに読むとなったらさらに道のりが~(というよりもまず家にある山のような未読の書籍をとっとと・以下略)。

好きなのよ、救いの無い話って(現実レヴェルではお断りだが)。
ケロロ軍曹 冷温庫であります!
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原作を、それも数回読んだだけだったから混乱してしまった。

どうしてアニメでは、ケロン星人言うところの地球の呼称:「ポコペン」が「ペコポン」なのだ!? と常々疑問だったのですが、放送禁止用語というか差別用語と混同されてはいかんので、ということだったのですか何でそれをちゃんと説明しておかないんだよ。

ずっと「ポコペン」と呼んでいたのに、アニメを取り上げてストーリィの概要を書く時「ペコポン」とばかり記述するから、てっきり私の思い込みなのかと焦っちゃったじゃねえかよ。

「ポコペン」が差別用語だという事実すら知らなかった私にとっては少々寝耳に水でありました。でも、勿論「ケロロ」ではその響きがあまりにおマヌケだから、という理由で使ってるんだろう。侵略対象の惑星が「ぽこぺん」だよ。素敵過ぎる。でも差別用語と同じモノなのね、と。

子供が「どうしてアニメとまんがじゃ違うんだろう?」と思ったとして、それがちゃんと判るようになってるトコロ(たとえばアニメ情報雑誌や、「ケロロ」と取り上げた時の雑誌等の記事、アニメのHP等で)ってあるんだろうか(か、って疑問形で書いて終わる私。調べるのはまた今度ね~)。何か「臭いモノには蓋」じゃないけど、「良くないことだから」と隠蔽して終わるというのは如何なものか。悪いことは悪い、何で悪いのか、それをちゃんと教えることも大事だと思うんだがのう。知らなかったら、知ってるひとに失礼なことしちゃうかもしれないぢゃろうが。子供を「子供だから」と馬鹿にするのはよくないと思うぞ。

閑話休題(?)。まあそういうことは無関係に(??)、作品そのものは面白いし大好きだったりする(ほんの数回読んだだけなのに?)。まずケロロの造作が可愛いやね♪ 見開いた瞳が素敵……(笑)。小隊の仲間(というか、本来部下だよな)も可愛いし。めんこいなや。

でもって、冷温庫、ですよ。すげえ! あのまんまるフォルムのままつくりやがった! 何考えてんだ(大笑)。でもその意気やよし、ですな。ただ、家に置くとなると何処にどんな風によ? と思ってしまう。おまけになかなかに高価……(ある意味お手頃価格と言えなくもないけれど)。
「ケロロ」好きな友人が買ってくれないかと思ってるんだが、……今はネトゲに夢中Vv でそれどころじゃなさそうでもある。買え! 買ってくれよ兄貴!! 車に搭載してくれー!!(そして駄目素敵カーに変身)

コミックスを揃えてイッキ読みしたいのを堪えている作品のひとつ(たまに掲載誌「少年エース」を購入し、その時読んでいるのだが、基本が一話完結なので、あまり基本設定を詳しく理解してなくても存分に楽しめるし、面白い。こういうのがいい作品、だと思う。途中から読んでも面白い、一部だけ読もうと面白い、というのが!)。
おかあさんとあたし。
ムラマツ エリコ なかがわ みどり
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やるのが当たり前で特に感謝されるでもない。しかしやってくれるひとが居なければ何事も立ちゆかない。

母。アンタ、エライ。

よくもまああんな瑣末で面倒で毎日毎日同じコトの繰り返しだったというのに愚痴ひとつこぼさず当たり前のこととしてやってくれたもんです。有り難みをひしひしと感じる今日この頃。

13日に母が入院してからおさんどんは私の仕事な訳だが、何しろ父は家事=妻がやるもの・ことであって、何も出来ず、私は私で「自分のためだけの」家事しかしたことがない。それが、突然「家族のため」にやるハメになったのだ。現在主婦業代行中。やってみてしみじみ思うのだが、世の母と、妻と呼ばれるひとたちはエライ、日々尽きぬアレコレを黙々とこなしている、感謝されるに足るだけのことをこなしているのにまずさほど感謝らしい感謝もされてない、それなのにやっている、……すげえ。私には無理です。無理でもやってるんだが(まあ、どうにかね)。
高校卒業してからは、毎日そんな時間に起きたことありませんよな時間に起床し、米を研ぎつつおかずには何をつくろうかと考える(前の日からある程度は決定しておくのだけれど、つくってみて「……ショボいか、これじゃ」と思うと足したくなる。自分だけで食うなら別に納豆とお味噌汁だけでも何ら困らないけれど、父までそれに巻き込む訳にはいかんので、ついあれこれと考え、悩むハメに。うがああああああ、これをもう何十年とやってきたのか、母!)。
ご飯が炊けるまでの時間におかずづくりに着手しつつも、仏壇だの神棚のアレコレもこなす準備をしなくてはいけない(母はミッション・スクール卒だがフツウに我が子の位牌に手を合わせ、神棚に水を捧げることを忘れないありふれた日本人であるのだが、そこそこ信心深いというか、「こういうことはオロソカにしちゃ駄目でしょ」と思う質らしく、「私が居ない間も必ずやってね」と釘をさされている)。米を研いでいると父が起きてくる。彼は食事の支度が整うまで、ゴミ出しの日ならばその作業を、無い日ならばTVでニュウスを聞きつつ新聞に目を通している。
おのれ、役立たずめ! お前に飯が炊けるのか! おかずつくれるのか! それも出来んでから母にあれこれ味やら量やらで文句足れとったんか! ええい鬱陶しい! そう思いながらおかずはどーしよう、とまだちょっと考え中。

母の元には毎日顔を出しているので、洗濯し終わった衣類やタオルの類をバッグに詰めておく。ついでに必要なものも一緒に。

食事が終わって病院に行くまでの間に皿洗いや洗顔等を済ませる(起きてすぐはやらないのよ。出かけるまでに一仕事ある、と思うと。出かける時間が迫ってきたらやりたいのだ)。父が希望すれば昼食の準備もしておかなくてはならない。

病院へは私ひとりで。父は車で送迎してくれるけれど、一旦帰宅。総合病院は毎日アホ混みなので駐車場いつも満杯で入れやしねえ。母の昼食終了を見届けて、洗濯物や頼まれ事を預かり帰宅。一旦休憩を入れて、また夕餉の支度となる。

不眠症の残滓がないではないけれど、……あまりの疲れに一日三食がっつり食って、午後に仮眠だって取るけど夜ちょっと眠れるようになったし体重がひっそりと減ったよ(ええ、誰も気づかぬ程の重さがね↓)。

これが主婦業とゆーものか! これに加えて仕事だ育児だとこなしてるひとが居るわけで。
オンナってタフだなあ、おい!(お前はじゃあ何なんだよ)

今更ながらにこれまでの母の「偉業」に感謝する日々で御座います。ふえー。専業主婦って憧れてたんだけど、……私には不向きだとよーくわかった。感謝もしねえ人間に黙ってメシつくって掃除して洗濯して……なんて出来ねー!!(「そうじゃないヒトを見つければいいだけだろ」という建設的な思考は「そんなやつぁあまりいねえ」という現実の前に一蹴される)

しかし、父も父で私の料理に我慢して耐えているので、あまり文句も言えないのであった(一応、食えるモノは出しているが。しかし、「食える」という事実と「美味である」という現実が合致するかというと微妙)。お前も妻に感謝しただろ! つーか、しろ!! 有り難みを知れ!

こんな時ぐらいしか母を休ませてやれないんだなーと思うと尚申し訳ない気分にもなるし。ココロを入れ直さなくては、と思う次第。
新世紀エヴァンゲリオン (10)
貞本 義行 GAINAX
4047138002

朝食をつくりながら、我慢出来ずに読み始めた(どうも昨日の内にあまぞんから届いていたらしいのだが、メエル便故気づかなかった↓)。

朝っぱらから号泣かよ。

9巻からもう2年も経過してたっけ!? それはそれで吃驚だ。貞本氏が遅筆なのかはたまた多忙故なのか(どっちも?)。毎月掲載される訳ではないためにどうしてもコミックスの刊行が遅くなる。でも、待っただけの物語が詰まっている。それも、あまりにせつないそれぞれの感情とともに。

使徒に浸食される綾波。誰もそれを止められない。浸食されながら、綾波はもうひとりの自分――あるいは気づかなかった、気づこうとしなかった、自分の「本心」と対峙する。

碇クントイッショニナリタイ。

生まれて初めて零れ落ちた涙と、溢れ出す感情。EVAに搭乗することを拒んでいた筈のシンジが綾波を助けたい一心で綾波の元に向かう。「使徒」は彼女の心そのままに、シンジの元へと伸び、彼をも浸食しようとする。
機体を捨てれば助かることは出来る。でも綾波はそれをしない。そんなことをしたら、――大切なひとをも巻き込んでしまう、から。
閃光とと共に消えたもの。大切なナニカ。本当は自分の中にあった確かなモノ。

綾波が死んでしまったかもしれない。そのことを考えたくなくて、シンジはカヲルの元に逃げ込む。カヲルのことは好きになれない。それでも、綾波を唯一気にかけない人間だからと彼の元へ逃げ込んでしまう。
そこにもたらされたミサトからの知らせ。
「レイが生きている」。
綾波の元に駆けてゆくシンジ。安心した彼に、その少女はこう告げる。まるでひとが変わったように、無表情なまま。

「私は多分3人目だと思うから」

さんにんめって何だよ! 私はいつもアホみたいに泣いてしまう。どんな人間もたったひとりではないか。替えのパアツがある、その容れ物としての肉体と、それに宿らせられた魂を持つ少女。彼女は何時になれば彼女になれるのだろう?
子供の頃に、子供のままに、子供とは思えぬナニカを秘めたまま殺された「ひとりめ」。
感情を持ってはいても表し方を知らない少女だった「ふたりめ」。
そして「さんにんめ」。

私が愛しいと思っていたアヤナミは「ふたりめ」、なのだろう。でも、それならば、「代わり」として存在する「さんにんめ」はどうなるのだ。「ふたりめ」も「さんにんめ」もあるかよ! アヤナミは「綾波レイ」というひとりの少女として生きることすら許されない。
そんなカナシイことがあるだろうか?

アニメ版に比べ、より繊細により生々しくレイの心情が描写される。アニメでも十分痛みを伴う内容だったのに、より胸に迫る。痛い。シンジの内面もまた掘り下げられている。一緒に生きようと約束した綾波が死んだかも知れないと絶望したそのあとに突きつけられた「現実」がより強い絶望感を与えるものとなって現れる。どこまでもどこまでも残酷である。

シンジやミサトに「真実」を突きつけるリツコもまた傷つき救いももたらされぬままひとりその苦痛に耐えている。ひとりのおんなとして必要とされたかったのに、何処までも、消えてしまったおんなと、何度でも現れる少女とに苦しめられる。

アニメではインパクトこそ強かったもののさほど「活躍」はしなかったカヲルだが、貞本版では謎めいた、思惟はあっても感情が欠落したような少年としてシンジの近くにつきまとうように存在している。レイの思念が流れ込んだために、どろどろと渦巻く未知の感情を彼もまた知り、シンジを翻弄するかのような態度を取るのだが、自分自身でもまだその感情が如何なるものなのか理解しきれていないようで、そのことに何処かで苛ついている(……少年誌でエライ展開させましたな、と大変吃驚致しました……。一部の女性ファンは狂喜乱舞だったのでしょーか……。個人的には、その展開に至るまでの道程がそれなりに描かれているので、どういう意図で「そういうこと」になったか何となく理解出来た気でいるので、さほど嫌悪感等はなかった)。今後の展開にどうかかわっていくのかが気になる。

繰り返し失われる存在としてのレイ。シンジに触れたい、シンジと一緒になりたいと願った彼女はもう居ないのだ。けれどそこに居る。
居ないけれど居るのだという「存在」として、そこに、居る。シンジと、周囲の人間たちと触れ合うことで培われたナニカや記憶、思い出のすべてを失ったまま。

キミハ、タッタヒトリ。

いつ、どんなときも。
薔薇色myハニー 2 (2)
大海 とむ
4091303609

いやあ、やっぱりこの話、好きだわーVv 読んでる間何だか妙に幸せな気分になれたなー。
何の躊躇いもタメもなく、いくらでもホイホイ足開くようなオンナばっかりが「主人公」として蔓延る昨今、こんなに(いい意味で)スロウで、少しずつ互いの距離を縮めてゆくふたりが何と愛しいことかVv

御影は虎憑き。小梅は虎使い。御影は感情を制御出来なくなると虎が出現する(といっても、幻影のような存在で、見える人間は限られている)一族の筆頭。小梅は平凡な(でも外見はフツウに美少女)、町工場の印刷所で働く職員。縁あって出逢い、その互いが持つ属性故に惹かれ合うのかという懸念もあったものの、そうではなく、一個の人間として、男女として惹かれ合ったのだと再認識して、まずは気持ちを確かめ合った1巻。続く今回の巻では、そのふたりがより接近してゆく様が描かれるのだけれど。
いやー、やっぱりねー、モロ出しよりも、ちゅーVv ひとつで心臓がハレツしそうだわー! 的なノリの方が、いいです。同じ作者の「禁断の恋でいこう」は身体から始まる恋、の物語ではあったけれど、それでも互いの心情のせつなさなんかをちゃんと描いていたのでそれはそれで楽しめたけれど、こういう「たかが」キスひとつでどうしていいかわからない戸惑いだのトキメキだのが溢れそうになる、というベタさが何とも愛しいです。

感情を露わにするのが得意ではない御影と、表情豊かでまっすぐな小梅。どちらもそれぞれに愛しいなー。
初めてのデエト(もっとも、本来の虎使いの一族の人間である小太郎のお膳立てではあるが↓)ではふたりきりで居ることにどぎまぎしてテンパってゆく小梅が可愛いし、そんな彼女が愛しくてあんなこととかそんなこととか実はしたいけれど誠実過ぎて出来ないミカちゃん(笑)。
親の約束だとは言え、許嫁を名乗る女性が登場し、自分は御影のためにならないと思ってしまった小梅が御影を諦めると言えば、激昂してみせる御影(この時彼女にほざく台詞が大変ヨロシイ。私好みの男で嬉しいぞえ、ミカちゃん)。
初めて迎えるクリスマスなのに忙しくてすれ違い。そこにちょっかいを出してくる小太郎ちゃんの意外(でもなんでもねえな・笑)な本心と、御影の気持ち、縮まる小梅とのの距離。
自分を「欲しい」と思うか、と尋ねる御影と、うまく答えられない小梅が明かすふたりきりの一夜(すんげえ可愛くて、とて~もせくちーVv でもヘンなやらしさが無いのがいいの♪)。あま~~~~い!! と叫びたくなるぜ。
独占欲を露わにするクセに、無理に奪おうとはしない御影と、その彼にもっとずっと惹かれてゆく小梅。

やっぱ恋ちうもんは、こうでねえとよう!(お前は何処の田舎のおっさんだ)

どうやら3冊で完結してしまいそう。それが残念だけど、ずるずる長いだけがいいってもんじゃない。最後の最後まで楽しませてくれるであろうことを期待しつつ、続きを待ちます。
ああもう何回も繰り返し読んじゃうよーVv

ミカちゃんがど真ん中に好みの野郎なのでそれがまず楽しい。小太郎ちゃんもチャラいように見えてとても繊細な男性なのも嬉しい。小梅がまっすぐで若いけれどちゃんと自分なりの価値観があって、それがナニカによって揺らいだりせず、ひたすら一途にひとりを想う女性なのが愛しい。

気分が薔薇色に染まるわよん♪
水に棲む花 5 (5)
篠原 千絵
4091303560

……正直あっけにとられている内に終わってしまった↓ 簡単に言うと

読者置き去り・完全放置

という感じ。いやあ、まああの展開ならこういう流れでこう終わる、てのはそれなりにわからないでもないんだけど、納得行くか、というとちょっと微妙。最初は楽しみだったのになー。どうなるのかとわくわくしてたんだけどなー。

少女まんが、つーのは「野郎キャラが裏の主役だ!」なのだそうな(ある現役プロ少女まんが家がブログでそう担当に言われた、とのこと。「裏の主役は野郎キャラ。よって野郎に力を注ぐべし!」みたいなことを言われたらしい)。まあそれは完全否定はしない。確かに男性キャラも重要なのだ。なのだが、私としては主体は主人公の少女なり女性であって欲しい、手を抜かずちゃんと描写して欲しい、と思ってしまうので、野郎が単に格好いいだの、その程度では面白い、とは思えないのだ。
今回は、終盤に進めば進むほどヒロイン放置状態。何しろ、……4巻で死んじゃうから(一応、ね)。その後はひたすらヒロインが恋した男性と、そのライバルとの闘争・抗争のよーなものが延々繰り広げられる。読むごとにアタマの回りにクエスチョン・マアクの数が増えてく増えてく。まいったな、これは。

ヒロイン・六花(リッカ)の命を喰らうことで「本来の姿」白龍に戻ることの出来た楪(ゆずる)。自分との闘いだけを望んできた黒龍こと出水(いずみ)。互いの本来の姿となって渡り合うものの、力は互角。
古来、天と水とは白と黒の龍によって治められてきたのだという。白龍は冷たき氷の神、黒龍は熱き火の神。相容れぬ同士が戦うことこそが天地の理。
出水はひたすら白龍だけを追い求めてきた、らしい。ここでまずゲンナリ。どうもヒロインはその白龍に繋がる者であるが故につきまとわれていた模様。そして、彼女の代わりでしかなかったもうひとりのリッカこと「立夏」。彼女は永い時を出水と共に過ごし、彼によって生き長らえさせられ、彼の一時の欲望を埋めるためにだけ存在していたようなもの。彼女が恐れていたのは、彼によってもたらされた永遠の命が尽きることではなく、彼を失うこと、彼から見放されることだった。深かった愛情故に、強まる憎悪と嫌悪の念。

とにかく、ひたすら野郎ふたりが龍の姿でにゃんこよろしくじゃれている……いや、戦ってるのが延々続く。あのー……、これ、ファンタシィとはいえ少女まんがでしょ↓ ある意味絵にはなるかもしれんが、少女まんが的「華」は皆無だぞ。おまけにヒロイン放置。もうひとりのヒロインもまた愛憎に苦しみながら、にょろにょろし合う龍2頭の姿を見上げてるしかなく。

なんぢゃこれは(涙)。

作者が失敗作だと語り続けてきた「蒼の封印」の方が、何だかんだ言っても余程ちゃんと「少女まんが」していて面白かったぞ。何しろ、ヒロインとヒーローは相対する一族の長、という設定だ、否が応にも盛り上がる要素だった(少女まんがは恋愛がメインに扱われることの多いジャンルだが、近年「障害」と呼べる要素があまり無くなってきた為に「これだ!」という作品が生まれにくい、みたいなことも言われていたし、実際そうなので、恋愛モノを盛り上げる「障害」をどういうものにするかは悩む所であろう。ファンタシィという括りやそういった世界観はそういう意味では便利だ)。
「天(そら)は赤い河のほとり」でも野郎ふたりが相手にだけは負けたくない、とガチでタイマン勝負もはったが、それだって長い物語の彩りでしかなかったぞ。それでよかったのだ。それで十分だった。
しかーし! ……何で野郎同士のン千年以上の時を隔ててのじゃれ合いに付き合わされねばならんのだー!!

最初の頃こそヒロインに降りかかる厄災と、それから守ろうとする男、絡んでくる謎の人物たち、という構図だったけれど、最後の最後にはこんな所に着地、ですか。いやもう何て言っていいのか↓

途中からヒロイン不在とまでは行かないけれど、かなりヒーローの方に重点が置かれてしまったかのようで、何だかごっつい残念。これまでの「定番」の流れから外れた、という意味では画期的というか、意義のある作品なんだけれど、自分の中の「少女まんが」というものからはちょっと逸脱しちゃったかな、という気がする。
篠原作品の、能動的かつ行動的なヒロイン(状況に流されてそうならざるを得ないヒロイン、も含む)の活躍が観たかったんだけどなー……。もう今回の表紙の六花の顔が別人だよ↓ 作中ではもう少しふっくら丸みを帯びた、ちゃんと「少女」顔なのに、ちょっと育ってるじゃん↓

読むひとが読めば、ややホモホモしい展開だったりするのかも(でも、萌えはしないような気がする)。出水がこれでもか、と楪に「だけ」固執するので尚更「……」という気分だし。リッカたちは彼とまみえるための小道具、という扱いだよ……なんだそりゃ。
こうしてみると、「ベタであること」も大事なんだな、と思う。「ベタ」であっても面白く読ませる「何か」があればいいだけのことで。奇を衒うだけが能じゃないな、と。いや、これも王道ではあったんです。あくまでも野郎が愛しい女を守り抜く、という筋を見れば。ただ、その部分が添え物的になってしまったのがちょっと残念かな、と。新機軸にしたかった、んだろうか。
これほどヒロインが地味な存在になった篠原作品てのは初めて見ます。

ま、何にせよこれにて完結。今は雑誌に2ヶ月に渡って前後編読み切りが掲載される模様。その後の連載なり新作に期待することにしよう。
こげぱん—毎日クターっと。やさぐれマンガ
たかはし みき
4789727688

もう4コマまんがシリィズは6冊目を数えるようになっていた。そうか、そんなに出てたのか。そして私はそんなにも所有しているのだな↓

初めて雑貨屋で見かけたのはもう何年前のことだろう。一目惚れし、友人にも「可愛いぞー!!」と勧めまくり、共に愛でるようになってから、もう随分時が過ぎている。でもまだ現役キャラなのね、こげよ。今も新キャラ投入=新商品発売があるのだが、リラックマや他のキャラほど押しがないのか、私が住む地域ではグッズが販売されているのを見かけることがなくなってしまった。でも現役なの! そこんとこ夜露死苦!(……)

でも。流石に6作目ともなるとお疲れの御様子が伺えなくもない。ネタにキレがないというか、するん、と流れ込んでくるような面白さ、には欠けている気がする(ネタ系のものは。こげぱんたちの日常を描いてるものは楽しいんだが、何かを絡めて描く、ネタ入りのものはかなり苦心されているように感じられた)。それでも好きだけど。

今回初登場の新キャラは「ショコラ・フェア」につくられたショコラパンとホワイトショコラパン。中身のチョコレエトはおフランス産だとよー(ベルギー産、じゃないのか……。いや、フランス産のチョコレエトだって美味かろうが)。これが高じてフランク・フルト・サンドでドイツ産ソーセージだのカマンベール・チーズ・パンでスイス産チーズだのあれこれ出て、こげのぶらり旅が欧州にまで及びやしないかと勝手に危惧……でもきっと出版社サイドはそこまでオイシイけれど地獄な企画をたかはしさんにはやらせないだろう、そう思っておこう、いや、いっそやるならそこまで(以下略)。

苦労性というか、相変わらず面倒見のいいこげクリームぱんが可愛かったっす。そうか、ふて寝するにも下準備が…(涙)。そして土木建築業に従事する時には本当に身を削って働いていた(笑。どういう内容かは本で確かめて下され)。

それにしても絵のクオリティだとか落ちないのは流石です。可愛くて綺麗で描き込みも細やか。以前ヨソの町で見かけた「ショコラ・フェア」グッズは、これでもかと描き込んでいて可愛かったです。また近場で売ってくんないかなー(泣)。
何故なら料金を支払ってしまったからだよ(不機嫌)。
サイレン FORBIDDEN SIREN~BEGINNING~
B000CNEDNA

観てきちゃったよ。もうじき上映終了って時に。結論から行くと、

ゲエム(オリジナル)のようなどんよりしたどうにもこうにも逃れられない重苦しい程の絶望感とか恐怖心に駆られーの焦燥感につきまとわれーのな息詰まるような空気とかが、足りない。もっとじめっとしたカンジを期待していたのだが。つーかハラハラもどきどきもしなかったし出来なかったー!!

というカンジで、何となく物足りない気分でシネコンを後にした。おまけに、某国の「号泣ホラー」と言われた作品とカブってる部分があり(というかほとんどカブってる、とも言える↓)、劣化コピィでも観たような気分に。

弟の療養のために父と3人で離島へと渡るヒロイン・由貴。島の人々は一様に気味が悪く得体の知れない雰囲気で、自分たちを奇異なものでも見るようにして見ている。その島の名は「夜見島」。30年前にひとりを除いて島民が消失したという事件が起きており、また不気味な伝説を持つ島でもあった。
遊び回る弟を捜している内に奇妙な男に出会う。彼は狂気を含んだ眼差しと口調で繰り返す。
「サイレンが鳴ったら外に出てはならない」。
誰かが、何かが、自分を見ている気がする。ひどく落ち着かない気分になる。父親が出かけ、帰ってきてからの様子がおかしい。
――そして、ふいに鳴り始めるサイレン。
夜が更けて、彼女は恐怖に晒されるも、弟を守りたい一心で抵抗し、逃げる。彼女が知った真実とは。
ってカンジのお話だったのですが。

以下これでもかとネタバレしまくっているので、いずれレンタルで観てやるかあ、な方などは御遠慮下さい。

ハーレクイン 05月号 [雑誌]
B000ESSRH6

あまぞんがコミック系の月刊誌まで取り扱い開始してくれたおかげで、忙しい今、出かけることなく発売翌日には到着して読めるという有り難い状況に。このまま続けて欲しいのだけれど、如何せん以前取り扱い開始→売れ行き芳しくないのか中止/停止ってのがあったので何とも言えず……↓(ちなみに、それも今回から復活し、フツーに売られ、フツーにバック・ナンバアを「マーケットプレイス」で取り扱っている……どないやねん)てゆーか毎月買ってますかそうですか。

という訳で今月の「月刊ハーレクイン」5月号(今後は「HQCM」と略述。はーれくいん・こみっく・まがじん、の頭文字取って)の感想。
始まりは愛人
ヘレン・ビアンチン 鈴木 けい
4596118027

コミカライズ担当:夏よしみ(描き下ろし)

これ、原作を発行当時買ってた。設定で興味持ったので。
父が会社のカネを横領した罪を問われる中、体調を崩し、無実を信じたいと同時に病状が悪化しないことを防ぐために会社社長の元を尋ねてこう懇願する。「父への告訴を取り下げて欲しい。代償は支払う。ただし、自分が差し出せるのは自分自身だけ」。

夏さんは割とベタベタにはーれはーれした世界(やたらとごーぢゃす、絢爛豪華)の物語を担当なさることが多いんだけど、今回はちょっと毛色が違う感じがして(それでも元々の絵がごーぢゃす感満載なのでアレですが)楽しめた。ヒロインがお堅い職業・教師でありつつも、経済的・家庭的に恵まれていない子女たちが大半を占める学校に勤務していたり、とガッツのあるタイプなのがいい(生徒たちに対してもとても真摯に向き合ってる)。ヒーローも王族(夏さん担当作品に多い)だとかではない、実力でのし上がって現在の地位を築いたタイプなのがよろし♪
ヘレン・ビアンチン作品でしかもレエベルは「R」(定番。イギリス人作家メイン)。せくちー度が高くなってねっとりしたカンジになってたらどーしよーかと勝手に気を揉んでいたのだけれど(持ってるけど未読のヤツが言うなよ↓)、やはり夏さんは夏さんで、そういう雰囲気にはならないために読みやすかったし楽しめた(もっとも夏さんはかなり「改竄」してしまう傾向があるので、本来の原作の持つ雰囲気とはかなり異なっているかもしれない)。
残念なのはラストの余韻(ペエジ数の余裕)が足りないことか。

花嫁に立候補
ディアナ・タルコット 山田 沙羅
4596410100

コミカライズ担当:橋本多佳子(描き下ろし)

いつ読んでも安定感のある橋本さん。もう大好き。男性キャラは格好良く、女性キャラは愛らしかったり美しかったりで原作がヘボくない限り大抵はごっつい面白い。
亡き妻と育てていた養女として迎えたまだ幼い娘が、大切にしていたテディ・ベアと母親とを同時に失い失意のどん底にある。娘のために何としても同じ型のベアを探したい父。彼が立ち寄ったテディ・ベア専門店は高校時代同級生だったヒロインが経営している店だった。かつてヒロインは結婚しており、その夫がだめんずで、ヒーローの会社で働かせてもらっていたものの盗みグセのために結局クビにされた過去があるため、少しばかり会うのが辛く思われるヒロイン。何よりも、その高校時代からずっと彼に憧れ続けてきたのだ。彼を助けたい一心で探し出すことを請け合うヒロイン。そのうち、父親だけでは養育は無理では、と難色を示すソーシャル・ワーカーたちを納得させるために、ふたりは結婚することになる……。

所謂「契約結婚」「便宜結婚」モノのパタアンではあるけれど、これはヒロインがヒーローを助けたい一心で申し出たために成立したもの。「L」のレエベル(「シルエット・ロマンス」。アメリカ人作家メインのレエベルで、ふんわりしたやわらかい読後感を得られるストーリィが多い)だけあってあまりとげとげしさやギスギスしたイヤ~な空気にならないの有り難い(ヒロインを人身御供に取るような形で、とか、ヒロインの弱みにつけこんで、というパタアンが嫌いなのよ……)。
実はお互い最初から(高校時代の頃から)好きだったのよー、な王道なんだけれど、ヒロインは初々しくて何にでも熱心かつ誠実だし、ヒーローもオトコマエで不快感ゼロVv 基本的にはヒロインに対してメロメロ(死語)なのもツボだ。養女として引き取られてる少女も可愛くて(橋本さん担当作品は子供もよく登場するんだけど、だいたい可愛い。絵も可愛いし仕草も可愛い。子供嫌いだけど彼女の描く子供は好きだ)、読んでて終始あたたか~い気分になれたので大満足。

愛しくて憎い人
ルーシー・ゴードン 高杉 啓子
4596005222

コミカライズ担当:宮本果林(描き下ろし)

来たな。思わずそう思っちゃったじゃないか(笑)。
恋した男には傲慢で尊大な兄がおり、彼の策略のために分かれさせられるヒロイン。いつか必ず何らかの形で復讐してやる、と胸に誓って恋人の元を去り、数年が過ぎる。看護師になっていたヒロインは偶然自分をどん底に突き落とした男に再会する。彼は事故に遭いリハビリが必要な身体になっており、負傷したために目元も包帯で覆われていた。彼女とはわからない状況で彼は自分をひとりの自立した人間として認めてくれるか否か。すでに数人の看護師を足蹴にしてきた彼にその気概を気に入られ世話をすることになるヒロイン。あれほど憎かった筈なのに、知らなかった側面を知ってどんどん惹かれていくのを止められない。

宮本さんのキラキラしいお目目のヒーローは正直読んでいて辛い時があるんだが(ヒロインが輪をかけてキラキラしいことは言うまでもない・笑。これがまたでけーんだ。可愛いっちゃ可愛いけど時々「瞳孔開き過ぎてね?」とか思っちゃってなー。睫ビシバシだし)、馬鹿…いや、ヒーローが包帯巻かれてくれてるお陰でその目を見なくて済んでぶらぼー(ひでえよ・笑)。でも目元を隠してもそれなりの表情を描けているのは買いかなあと。彼女の作品はちょっと受け付けない時が多いのだけれど、今回の作品は割と素直に楽しめた。
ラストがちょっとこっぱずかし過ぎるのと、ヒーローに学習能力が無いのとでイライラした以外は概ね好感を抱いて読了。

〈氷の乙女〉作戦
サリー・ウェントワース 安引 まゆみ
4833530155

〈氷の乙女〉作戦

(原作があまりに古くて表紙画像ナシ。便宜上コミックスで代用↓)
コミカライズ:牧あけみ(再録)

これもHQだとよく見かけるパタアンだな。研究者が自分の立てた説が正しいか否かを実証するために自分が被験者となって、みたいなの。
この物語では大学院生であるヒロインの友人(ヒロイン含めて友人同士の4人の女性が登場するが、全員オクスフォード大生)が立てた説を実証すべく、いちばん適役とされたヒロインが変装し、ある男性の好みの女性となり、傾向と対策に沿ってアプロオチ、最終的にはプロポオズさせれば成功、というもの。最初こそ印象が悪かったものの、噂で聞いていた人物像とは違う面が見えてきて戸惑いつつも惹かれてゆくヒロインと、そのヒロインに興味を抱き、徐々にそれが異なる感情になってゆくヒーロー。

牧さんもHQでは自分の持ち味を失わずにちゃんとロマンスとして読ませてくれる作家さんのひとり、になった気がする。コメディ・タッチにアレンヂしたり、コメディ系のが特にイイカンジ。これまで読んだ作品はどれも楽しく読めた。
描き下ろしコミックスが初出、よってこれは「再録」ということに。でも滅多に買えないので(いちいち興味あるの買ってたら部屋がパンクする↓ 今でもすでに十二分にパンク状態だが)読んでない作品がほとんどのため「再録」でもちっとも困らないのだが、……既読の方は「損したなー」と思うかも知れない。

全体的に「おお、はーれくいんを読んだぞ!」という満足感に浸れてお買い得な号でした。来月は曜名さん・篠崎佳久子さん・JETさんに期待(看板作家が巻頭飾るんだが、正直食傷気味なのでパスしたい↓ ついでに言うなら原作もほとんど興味ナシ……)。
それ行け「これぴく」日記。
TV鑑賞。

現在のウチの袴田さんの家(画像クリックで大きく鮮明に?見ることが出来ます)。ピクニック中にTVを拾ってきた。これがまたがーりぃなピンク。だから、おっさんなのに何故そんなに可愛いモノを(以下略)。TV拾ってきたら、今度はおっさんらしく横になって観てやがります。ナマイキ。時々ぴるぴると尻尾を振るのが可愛い。おっさんのクセに!!(差別)

増える人形。

ある友人に見せたい一心で購入してきたアヤシイ人形。三体目は黒い詰め襟姿の彼を(本来)追いかけてる彼だ。どうでもいいけど「快斗」も「コナン」も
(ってバレバレやん)ライバル同士はある意味白と黒になるのか?(平次は色黒、なだけだが↓ 「快斗」では名前に色が入るなー)花束とケエキを添えてみたら、……何だか死んだひとに供物を捧げている気分になってしまった↓ ごめん、友よ↓↓↓ そしてそんな部屋で袴田さんは今日も妙な電話にへこへこしながら応対している。

さらにがーりぃに。

ぴんくのたんすを拾ってくる。おっさん。どうしてそうガーリィ路線だ。私の趣味を知ってくれているのか。よし、そのココロイキを買ってちゃんと部屋に置いてやろう。可愛いだろう!(何だかヤケクソっぽくね?)
今日も袴田さんは電話の応対に尻尾をぴるぴる震わせている。頑張れ袴田さん。負けるな袴田さん。借金取りから逃げ延びろ!(すでに借金苦にされている気の毒な袴田さん。放浪の身の上のクセにコイツには帰る家もある……何かがムカつくぞ袴田さん!!)

うっすらごーぢゃす。

すごく手が込んでるのに1ピク(「コレピク」世界での通貨)で販売してくれているオリジナル商品を購入。好みだったのであれこればんばん買う。でもひとつ1ピク。なんて良心的な方なのだ。おっさんの部屋なのに呆れるほどガーリィかつアヤシイアイテムに満たされてきている。ヤバイ。もう戻れない。今起動させている「コレピク」画面内では、袴田さんはこんな部屋なのにゴルフの素振り練習をしている。変だよアンタ。

さあ、アナタも自分だけの袴田さんを飼い(?)自分だけの部屋をつくってみないか!? という訳で、興味のある方はコチラからどーぞ。
エア・ギア 13 (13)
大暮 維人
4063636399

12巻のみ買って、あとはもし気が向いたら新古書店でも回って買ってみる? くらいの気分でいたのに、いかん……ハナシがどーやら展開してるらしく、フツーに読んでて面白いんでやんの。最初からちゃんと読んで伏線とか抑えておきたくなるじゃねえのよ。でも私の主目的はあくまでもおまけなのであった。ええ、またしても限定Pinky付属だったので↓ おまけに通常のラインナップでも登場してない初の男の子キャラで、だったし逃したくなかったのよー。
エア・ギアPinky2。今回は男の子キャラにして流用パアツナシのようで(そりゃそうだ、今まではずっと女の子キャラだけで、せいぜい胸のデカさがやや違う、という程度の違いがあったくらいなのだ)、全つくり起こしの模様。キャラは咢(アギト)/亜紀人(アキト)。今回のカヴァを飾るキャラでもあって、二重人格、という設定(ちなみに、眼帯の位置で人格の違いが判る。左目に眼帯がある場合はアギト)。人格が異なっていると表情も異なっているため、どう表現するのかと思ったら、左右の目がそれぞれまったく違ってた。そうか、そうきたかー。小さい眼帯も2コついてるし、今回は小さいパアツもかなり凝ってる。玉爾(作中では「レガリア」とルビが振ってある)「牙」ももちろん付属。パンキッシュな拘束服(?)てのがスゴイなー(※)。次回予告はなかったので、とりあえずまた次巻すぐぴんきーが付属、てことはない、らしい、うん。よくわからんが↓ でももうついてもつかなくてもとりあえず続きを買ってしまいそうよ(涙)。

※当時知らなかったのだが、コミックスを既刊全部読んで納得。亜紀人/咢は初登場時拘束服で登場しており、私服がそこそこ手元に揃うまでは結構この拘束服を日常的に着ていた。……寝てる時まで着てるとは思わなかったが。また、とりあえずグレっち個人の希望でもあったと思われる。


さて。どうやらずっと読んできたひとにとっては前の巻は物語に進展がなく、ちょっと面白みに欠けていた、らしい(私は物語の概要だの設定だのを掴んでからは、それなりに面白く読んだけど)。この巻ではずっと怒濤の展開、のようで(何しろ私は突然それなりに続いてきた作品の途中も途中から読んでいるので何が何やらはっきりとは理解していないのだ↓)、知らないながらも物語の疾走感みたいなものを感じてわくわくしながら読んでた。ある意味イマドキのオーソドクスな少年まんが。ややエロ有り、バトル有り、一応友情つの? そういう横の連帯もアリ。でもって、近未来という設定は確かにあるけど、ちょっとだけSFというかファンタシィのテイストもアリというカンジ。一応あれはファンタシィとかSFというよりも、発展・発達した科学、と理解するべきなんだろうか? その辺も最初から読んでないのでわからん↓ でもこの一冊切り取っても楽しめた、ので、全巻通して読みたい気分はかなり高まっている。でもアニメ化決定とのことなので、今後新古書店でも少々高めで売られるであろうことは必至なので、……コツコツ新刊で買うか? くそう!

12巻で登場した新キャラ柩(くるる)と彼女も関連しているチーム「トゥール・トゥール・トゥ」の存在、調律者(リンク・チューナー)と呼ばれる存在等が登場。これまでの伏線もややさらっている模様。さらには謎の人物(かなり凶悪……)も登場し、主人公イッキの友人にしてチーム・メイト、カズを襲う波乱の展開。おまけにどうやらそれはイッキと勘違いされてのことらしく。

絵が綺麗で線が綺麗、そこらの少女まんがより繊細だなー。ふぁっそんなんかも凝ってておされだし。伏線の回収が始まりつつも新たな謎やキャラクタアも相俟って楽しめた。イッキを巡る少女たちのそれぞれの立ち位置もなんともビミョーで、これからどうなるのだろーかと先読みたい気分を盛り上げられてしまった。やっぱ買うのか私ー(泣)。もうコミックスは出来るだけ買わないと決めていたのにー!!

限定版コミックスはロイヤル・ブルウ(? 瑠璃色、か?)を貴重にしたちょっとシックな仕上がりだけど、この通常版、色味が可愛くてこれはこれでいい。アギトファン、も結構居るらしいので女性によりウケそうだわ(こう、ちょっとシュミのベクトルが異なる一部のお嬢さん方に特に・笑)。
REAL SIMPLE JAPAN (リアルシンプルジャパン) 05月号 [雑誌]
B000EUMEBY

毎号家に届けられるのが楽しみなのだけれど、今月は嬉しいさぷらいずが。ちょっとした付録がついてきたのだ。以前創刊時についたピンクのノオトと同じサイズ・同じ装訂で、色違い(今回のは、……若草色、という感じだろうか)。中身はフリィ・ノオトとレシピ・ノオトのペエジ、ポケットまでついてる。こういう予期せぬおまけ、というのは妙に嬉しいなー。……使えるか、と言われると微妙なんだけど。もう存在して、自分の手元にある、ということで十分嬉しくなっちゃってる(相変わらずお手軽なオンナだな)ので、使うか否かはゆっくり考えることにして、まず存在と突然ついてきたおまけ、という事実に喜ぶことにしよう。

今回は病院のリカバリィ室(術後、安定するまで入る部屋)で、母に付き添いながら読んでいた。リノリウムな硬い床に畳一畳分もない蒲団敷いて一晩中待機、てのは決まっていたので持ち込んで読むことに。
物語とか小説てのは読む気力涌かないけど、こういう情報モノならどうにかなるかな、と思って読んでたら結構お役立ちな情報満載で純粋に楽しんでしまった。
よくあるちょっとした日常のトラブルを53ピック・アップして対処法を教えてくれる特集では、いちいち「ああ、なるほどね」とか「そうか、そんなのでいいのか」と頷いたり「ああ、それは有名だよねえ」と既知の情報に頷いたり。
「自分でも出来る家のメンテナンス」という特集では業者に頼むまでもないことの事例とその方法や使う道具を紹介してくれていて何時か役立ちそうだとほくそ笑む。
「毎日がラクになる野菜のストック料理」はあまりと言えばあまりにタイムリィで、一瞬「やってみるか!?」と意気込んだものの、疲れ切っていて無理! とそっこー退ける根性ナシ↓ ついでに言うなら、私以外の家族にとってそれを美味と感じられるか謎だという根本的な疑問が湧きまくってしまったために断念せざるを得ないわね、とも(しーん)。こぢゃれたモノが似合わない家庭であることよ。
「記憶力を高める脳の鍛え方」も年齢がアレでナニな私には痛い見出しであった。徐々に衰え行くものではあっても、鍛えればそれなりの結果は出るらしいわよ、奥さん。

広告に至るまで、隅々まで読んでしまった(広告はあまりベタに広告っぽくないものが多いのでそのまま楽しめる、私は)。
眠りたい、それしか考えられなかった私に「昼寝のススメ(とその効用)」みたいな記事が現れた時は正直「……出来るかよ!」とキレていたのはナイショです。

あれもこれも、とひとによっては欲張り過ぎなのかもしれないけれど、どの記事も「全部」「頑張って」活用しなくちゃ、と思わない限り、「何時か役立ってくれそう」と思えるものが多いし、多すぎないので個人的にはこの「あれもこれも」が気に入っている。
春らしいピンク基調の表紙も可愛くてよろし♪
人工膝関節置換術―基礎と臨床
松野 誠夫
4830627271

膝を切開→骨と骨の双方の痛んでいる部分を切除→失われた軟骨の代替となるポリエチレンを装着(?)→骨と骨を繋ぐ金属部品で強化・補強……という手術を受けた――私の母が。
母が「麻酔受けると(あの世に意識を)連れていかれちゃうのよねー」とか何度もほざきくさるのでどうしてくれようかと思っておったので、……予定していた時間を軽く30分以上オーヴァーした時は何事かと心配してしまった。まあ7時間にも及ぶ大手術、を同じ日に受けていらした方とその家族の皆さんが居たので、2時間半以上3時間未満の私たちがあれこれ言ってはいけないのかもしれない(おかげで待合い室ではアホみたいにひとが詰まっていた↓ 私の母が世話になった病院では、TVドラマによくある「オペ室前の廊下の椅子」みたいな所で待つのではなく、病棟内にある付き添い人さんたちが休憩したりする場所で待たなくてはならない)。

とりあえず成功したから良かったけれど、前日と言わず入院した矢先から同意書を取られたり危険性をいちいち丁寧に説明して頂いたのには正直参った。医療事故やミスの問題も多い昨今、予めちゃんと危険性についても事前に説明しとかなんとなんやね、と知る。しかし、高齢者である母の体調やこれまでのことを思うと「いや、正しいことしてるとはわかってるけど、これから全て委ねよう、任せようと思ってる人間にあれこれ細々と危険性を知らせてくれるなよー」とも思ってしまい、複雑な心境に。合併症に感染症にえーとあと何だっけ。とにかくあれこれ危険性いぱーい! というカンジで、「手術しちゃいましょー」とカル~~く言ってやがった医者どものツラがちらついて余計待ってる間腹立つじゃないか!(ははは…)

術後はリカバリィ室というところで医者が了承するまで過ごす。手術室から戻ってきた母が妙に小さく見えて寂しかった。でも「ハナシはこれからだ!」なのでしんみりしている場合ではない。私は付き添うことになった。
……かったい床に蒲団敷いて、まんじりともせずに過ごす夜……。

有り難い、と思うべきなんだろうが、叔父のヨメが手術だからと駆けつけてきたのがかなり鬱陶しかった。彼女は自分の手術の時来てもらったから必ず来る、と言ってきかないのだ。……実は、彼女のその時の手術というのが、開腹して確認して終わり、という結果になってしまったもので、彼女は自身が治らぬ病であることを知らない。私たちはそんな彼女の健康状態をも気遣って(しかし病気のことは告げていないので、たまたま風邪をひいていたのを理由に「そういう時に無理されても困る。家で知らせを待っていて欲しい」と告げたのだが、頑として聞かない。それでも、しゃっきりして黙々と待っててくれたのなら平気なのだが、案の定、家族が待つスペエスでほぼずっと横になっていた。……そういう状態の人間が来たら、純粋に手術受ける人間を心配したい私たちがあれこれ気遣うハメになるのだと気づいてくれ↓ 義理は大事だろうが心遣いして欲しいポイントが悉くズレてるんだよう……。
私としては「家族」「だけ」でこぢんまりと母が戻ってくるのを、ただ黙々と待ちたかったのに。

何はともあれ成功。これからはリハビリの日々。母の努力と病院サイドの尽力に期待するのみ。
なかよし 2006年 06月号 [雑誌]
B000FBH4IU

あまぞんで雑誌の取り扱い冊数が一気に増えた。今までのちゅーとはんぱさは何処行ったのだ? ……今後ぐだぐだにならない保証もない、けれど。
個人的にはあれこれいちいち雨の中雪の日、出かけて買ってくる、という面倒から解放されて有り難い(でも書店に足を運ぶ機会がますます減るなー……。昔は週2~3回の割合で行ってた頃もあるってのに)。忙しい時に雑誌一冊のために外出、というのも大変だし。注文数とか抱き合わせ商品の関係で、リアル・タイムでは読めない可能性大でもあるけれど。

季刊・隔月刊・月刊の取り扱いが全部でおよそ2,500種!? すごいな、どんだけ何を扱うのよ、と試しに見てみたら、まんが雑誌も大抵の月刊誌が購入出来るようになっていた。うわーうわーうわー。需要があって、安定した購買者数を保持出来れば、安定して供給してくれる、のかな。全国レヴェルで販売してるんだから、とりあえず月に数冊しか出ない、ってこともないだろう。これまで書店で買い逃したものも注文出来たりしそうで、いやあ、ありがたいわーVv(でも、「国文学」とかのカタいのは流石に無い、のか)

週刊誌はさすがに無理あるからいいとしても、月刊誌は助かる。ネットで雑誌購入と言うと、大抵「年間講読」が主流で、欲しくない号・必要ない号まで買うハメになるのがほとんどだけど、その月だけ欲しい、という希望にも応えてくれる訳で、予約だって入れられる。んまあ、便利♪ 特に、地方在住だと尚更助かるし(近所の書店レヴェルでは扱ってない雑誌も結構あるし、運が良ければ首都圏並みに早い時期に読める)。
でも、これで地元の古くからある書店さんから客足がまたちょっと遠のくのね、と思うと(偽善だが)申し訳ない気分にも。

でも何だかんだ言ってやはり利便性を取ってしまうのでありました。
spoon. (スプーン) 04月号 [雑誌]
B000EHSMH2

まだこれ一冊だと何も言えない、かな。編集方針を変えると宣言して、最初の一冊、だし。

今のところはこれまでと同じテイスト。テイストは同じだけれど、「ファッション・カルチャアをメインにする」と公言しただけあって、まさにファッションだらけ。「marimekko」から始まって、今「spoon.」的イチオシブランド/メゾンのファブリックや雑貨、服の紹介をしているペエジは、相変わらず、商品そのものを紹介しつつも何処かに物語を感じさせるつくりになっていて、見ていて楽しめる、とは思う(それにしても「marimekko」、高いねー。本国でも高そうだけど(北欧は税が高いと思ってるんだけど、フィンランドはどうなんだっけ? スウェーデンが高いのが確実なのは知ってるんだけど。何しろ、兄がかつて外資系の会社勤めしてた時、研修で本社のあるスウェーデン行ったんだけど、「土産買ってきてやりたかったけどとにかく何でも高くて手が出なかった」と言っていたので)。でも、7割はふぁっそん。うむ、偽りなく編集方針通り展開している。

余談。「IKEA」も日本デビュウ果たすし、いずれ取り上げてくれないかな、とは思ってるけど、「IKEA」の色んなラインの商品を取り上げて欲しい。服は二の次くらいで十分なんだがなー。


つまらないワケじゃない。私には物足りないだけで。いや、楽しめるんだけど。もっと雑多な感じがいい。雑多なクセにちゃんとまとまってる、それが私にとっての「spoon.」だったので。
確かに今号もそれなりにあれこれ色んな話題フィイチャアしてはいるけれど、小綺麗にまとまってるような、その「色んな話題」だけ微妙に浮いてるような。
これからどうなってくんだろう。創刊号から購入してて、全部大事に取っておいてあって、大好きな雑誌だけに、動向がまだまだ気になりまくりです。
名探偵コナンスタンプ SDH-033
B000E0VW3A

ここ数日「コナン」「コナン」と色々検索かけたり見たりしていたせいか、あまぞんさんにこの商品勧められました。

……いかん。うっかり買ってしまいそうだ。

そもそもスタンプ大好きなのだが、これ、……なかなか可愛くないか? 意外に絵もしっかりしてるし、ファンならオイシイ要素も詰まってるし。ただ、用途が限られるスタンプだから、……小学校の先生してるひととか、塾で子供に教えてる、とか、自分の子供の宿題に付き合ってるお母さん、なんかが本当の意味で使える、という感じではある。むう。

「がんばったねV」の蘭&コナンが可愛いなー。「みました」とひとことあるスタンプは「コナン」でなくとも何かがコワイ。要は提出物に対して「ちゃんと見ましたよ、チェック済みですよ」ってことなんだろうけどさ。いきなり「みました」。「何を!?」と尋ねたくなるぢゃないですか。こえーよ……。
コナンのシルエットver.なんかは、「要チェックや!(……懐かしいわ、「スラム・ダンク」……)」つー感じでぺったし押したくなるのう。KIDのマアクなんかもこのスタンプの主旨からは何処か逸れてる気がするけどイイ(笑)。欲しいなー。でもスタンプって高いんだよな。ちぇ。

何はともあれこれを勧めてくれたあまぞんが素敵(笑)。
名探偵コナン 時計じかけの摩天楼
高山みなみ 山口勝平 山崎和佳奈
B00005HW6B

いや、なかなかどうして。久々に観て、朧気どころかカケラになってる記憶のあちらこちらを確認しつつ、ふんふんと鑑賞していたのだけれど。

作品の出来、良かったんだなあ。

映画版は概ねそうだけれど、犯人当てに重点を置くよりも、登場人物同士の関係性だとかアクション、ハデな演出てので楽しませてくれるのだけれど、この劇場版第1作ってバランスが良かったんだ、と改めて思った。キャラの行動原理に納得のいくつくりになってるような気がする。

「工藤新一」(これが、ちゃんと「《工藤新一》でなくてはならない理由」がある。そこがイイカンジ。「高校生探偵」としての「工藤新一」の活躍、というものも描かれている)に挑戦する、事件を企てた人物(……名前がベタでんがな)との攻防と、畳みかけるように収斂して、ちゃんと(お約束だとしてもヒネリがないとしても)納得出来るラストを迎えてた話だなあと。冒頭部の事件が伏線になっていたり(それでいて直接的には「犯人」の企てとは関係ない。でもあえてそこそこの時間を割いて丁寧に描いて、コナンや周辺の人々の関係性をうまいこと語ってる)、犯人が誰と判っていても「ああ、なるほどね」と思わせられるそれなりの説得力がある(現実レヴェルでどうの、ではなくて、あくまでもこの作品の中における「リアリティ」)し。積み重ねがちゃんとあって、それが少しずつ解体されていって、収まって欲しい所にすとん、とまとまっていて、いや、純粋に楽しんでしまったではないの。
「コナン」という作品としてもちゃんとしてたし、一本の話としてもまとまっていて、何というか爽快ですらある。おまけに、青山氏が好みそうならぶらぶこめこめな要素を取り込みつつも、最後には「こめこめ」がちょっと取れてこっぱぢゅかちいラストを迎えちゃう辺り見事と言ってもいい(そこにもちゃんと伏線が張られてあって、何かあらゆることが見えてくるラストに向かえば向かうほど「ほうほう♪」と楽しい気分になってくる出来だった。

爆弾犯と連続放火事件、工藤新一が解決したかつての事件、冒頭のエピソオド、新一と蘭の絡み、サスペンスとアクションのバランス、破綻や無駄がなく連なっていて良かった。今更ながらに「劇場で観ておきたかったな」と思わせられた。「途中で観るの止めよっかな」なんて思いながら観てたのに、結局最後までちゃんと観てしまった(EDとその後も観ないとね♪ だし)。

映画的お約束は第1作目からあったんだね、ということも再認識。ええ、もちろん、「ヒロイン受難」、コレですよ。もうこれなくして劇場版は成立せんのかい、と言いたくなる程の受難はココから既に。何処のフツーの女子高生がいきなり爆弾犯のしかけたビルに居合わせて崩壊してゆくビルの中、ケガもせんと生き残っておるとゆーのだ(まあその辺りはやはり「お約束」だからしょーがない・笑)。でも蘭がそのビルに居合わせたのが偶然のようで偶然でない(話のハコビ云々だけでなく、物語の流れとしても)つくりになっているのがまた素敵♪ いや、これ、ホントに、脚本とかめっさ良かったんじゃん!!

小五郎パパが、ああ見えて(まあ見たまんまでもあるけども・笑)実はマトモな、フツーの父親、ひとりの娘の父として存在していて、「そういう面もあるにはあるけれど」あまり直接的かつあざといカタチでは描かれない中、ごく自然に「年頃の娘を持つ父」だったり「娘の命がかかっていることに冷静になれない親」だったりする所が不自然さなく描かれている(それだけに、公開当時まだ登場していないキャラ故しょーがないのだが、娘を気遣うであろう筈の母親の存在皆無なのが瑕瑾。事件がデカくTV沙汰にまでなっているので、知らないでいる状況の方がオカシイ訳で。まあ国際派弁護士、という設定でも脳内でつけて誤魔化すか? ヒネらず脳内補完するなら、東京都から遠く離れた場所で仕事をしていて駆けつけられず、電話すら出来ない状況、とでも思っておくか)。というか、この映画の中では存外おっちゃん「マトモ」な大人として描かれていて驚くほどだ(笑)。無茶したコナンを「お前が死んでたかも知れないんだぞ!」とか何とか、「本気で」怒る。おっちゃん、マトモだよ! すんげえマトモだよ!!(笑)ふだんでも「ガキがしゃしゃり出るな!」とか言って、それとなく危険から遠ざけてる(と同時に本気で邪魔にしてる。捜査現場・犯行現場でコドモをうろちょろさせておかないのが常識なのだが、何しろ毛利のおっちゃんだもん。←差別発言)辺りも実は面倒見がいいのかもしれん。地味に毛利小五郎がオトコマエであった。

おキザではぢゅかちい展開担当・青山ボーイズ筆頭の工藤新一さんことコナン君(いや、そこ逆に書いてやれよ・笑)はラストこれでもかとさあう゛ぃすさあう゛ぃすで御座います。いやあ、あんくらいやんねえと駄目だべ(アンタ、何処のヒトなのよ?)。

物語の中にちまちまと、けれどひつこく登場するあんな伏線こんな伏線がちゃんと最後には「おお、そこに行きますか」と楽しませてくれるものになっていて、何だよー、面白いじゃんよー、とひとり(内心で)騒ぎまくって見ておりました。第1作であのクオリティだったんだなあ。そっかあ(何かを勝手に納得している)。

自分の記憶力の無さに感謝するわ(ははは~)。ものすごくスナオに楽しめました。

名探偵コナン シークレットファイル Vol.1
青山剛昌 高山みなみ 山崎和佳奈
B000DZV77W

懐かしいもん観たら思い出した。今まで「サンデー」全サでもらえたヴィデオがDVDになる、んだよな(友人がややフクザツな面持ちで教えてくれた。全部持ってたって、ヴィデオと違って媒体の劣化がないモノで再販だものねえ……嬉しいんだか何なんだか)。この vol.1では劇場版第10作目の特報(どんだけ「特」なもんか観てみたいねえ…フフフ……期待ハズレなことしないよねえ? と最新刊コミックスの表紙を睨む私)付。
名探偵コナン シークレットファイル Vol.2
青山剛昌 高山みなみ 山崎和佳奈
B000DZV786

この vol.2では劇場版9作目までの予告篇+10作目特報の映像特典(?)付とのことで。何しろホラ、10周年だから。小○館さん稼ぐ気満々ですよ(はっはっは)。


……始めちゃった……↓(上のバナークリックすると「コレピク」のサイトに行けますので、興味のある方はドゾ)「コレピク」。これくしょん・ぴくにっく、の略とのこと。「犬おやじ」(おやじだけあって、腹巻きしてるよ……↓)のシーサー袴田氏が好き勝手に出かけては色んなものを拾ってくるのだ。それを飾って楽しむ・集めて楽しむゲエムらしい。有料に切り替えるとよりあれこれ楽しめるよーなのだが、今のところは無料の方で細々と。

正直、「ソネットタウン」ほどのトキメキはないが! ちょっと楽しい(「ソネタ」は本当に大好きだった。毎日届くアイテムでどうやって自分なりに部屋をつくるかを日々悩むのが楽しかったなー)。ぢわぢわとアイテムを集めてみたり、譲ってもらってりして地味ーにあれこれ増えてゆくのを楽しんでいる。今日で4日目。

ネットに接続して起動してログインしておくだけで、袴田さんはどんどん勝手に出歩いてくれる。朝・夕・晩と何時でも自由気ままだ(独り身のおっさんが真夜中徘徊、と考えるとコワイものがあるが、ヨソサマも大抵はおっさんだというオソロシイ村・笑。でも、「変身」も出来ちゃうので、可愛い女の子姿になったり、も出来る。無論有料)。同じ時間帯にログインしている他の袴田さん(それぞれ自分で名前をつけられる)と出会い、名刺をもらうことが出来る。この名刺を頼りにヨソサマのお宅を拝見したり、不要品販売のリストを見て購入も出来る。謎の村人(?)に蘊蓄を傾けられたりもする。
売り買いが出来るので、当然「通貨」がある。単位は「ピク」。開始当初からいくらかは与えられているので、それで徐に家を買うもよし、野宿を続けるもよし。最初なんてこんな殺風景(画像クリックでデカい、クリアなのが見られます)。
最初。

焚き火しかないのよ、アイテム……。でもって、ピクニックの時以外は何してるって、袴田さん謎の行動しかしない。
ごるふ!

さすがおっさん。ごるふの素振りです。……どっから出した、その傘(ホントに、いきなり取り出して徐にぶんぶん振り回し始める)。
削ってる?

突然何かを「コリコリ」削り出す袴田さん(ちゃんと「コリコリ」というオノマトペまで丁寧に表示されるし)。何削ってるのか、何のために削ってるのか、……判らない。不明。でもってその謎の器具、どっから(以下略)。
電話…。

時々「お前、借金取りにでも追われてるのか?」と尋ねたくなるように平身低頭で携帯で何やら会話しているらしい袴田さん。この時焦りつつも尻尾をふるふるするのが可愛い。でも挙動不審。
現在のお部屋。

おっさんなのにややがーりぃな小物を置きつつも、アヤシイ物体も数点。メソ可愛かったんだもの……(メソ、は某「ジャ○プ」で好評連載していたギャグマンガに登場する謎の物体。それのぬいぐるみを他の住人さんから譲ってもらった)。でもって、ある特定の友人に見せたい一心でげっとしてきた人形2体(窓の下)。左が白装束で神出鬼没な怪盗のふだんの姿で、右が高校生のクセに自称探偵のひと。

私が今所有しているアイテムはほとんどが住人さんの自作品。何と自分でもドット絵をつくってアイテムを作成出来るのだ。玄人はだしな作品もあれば、「どーにかこーにか頑張りましたー」な微笑ましいものまで色々ある。村役場で買えるもの等は「オフィシャル品」と称して、ちょっと高額だけど(拾えることもある)、自作品は厚意で比較的安価で提供してくれる方がほとんどなのでそういうので可愛いものを狙って購入している。上手いひとはホントに巧いなー。紅茶缶とか可愛くてソッコー手に入れたですよ(あと一個持ってない色のがある。その内手に入れてやるのだ)。家具が欲しい、家具が!! でも高すぎて手が出せません。くそ!(ないこともないけど、そこそこデカいものになると、一般の方のてづくり品だと数個に分けて組み合わせるようになってる…ので、お安いけれどそれなりの出費をカクゴせねばならん、と)

始められた方、すでにやってらっしゃる方、何処かで会えるといいですねVv
そんなこんなで後半51の質問と回答篇。長いなー。

51 コンプリート欲はありますか?
あるどころか強いです。シークレットや色違いver.はなくても平気だけど、所謂「ノーマル・コンプ」にはこだわってしまうことが多い。

52 今のコレクションは「コンプリート可能」なものですか?
だいたいにおいては。

53 手当たり次第集めるほうですか? それとも計画的に集めるほうですか?
欲しいものを厳選して、我慢出来るものはするようになりました

54 どこまで集めたら満足すると思いますか?
モノと場合に寄る。購入期間や購入回数で満足出来る時もあれば、収納も限界、数もいい加減多すぎ、これ以上あってどうする、と理性を取り戻してよーやく、という時もあるし。

55 満足するところまで集めたら、その後どうするつもりですか?
実用性の高いものは使うし、そうでないものは眺めたり飾ったり、いずれにしても自己満足に徹します。「これはもう自分には必要ないな」と感じたら手放すかもしれない。

56 コレクションの資産価値については興味ありますか?
まったくなし。

57 たまたま持っているものが調べてみたらコレクターの間では高値! どうしますか?
手放してもいいや、なものなら売却するかもしれない(守銭奴魂炸裂)。ダブってるものなら速攻売却です。

58 ネットなどで違法な画像などを「集めている」人についてどう思いますか?
個人で楽しむ分には何とも言えないかも(その事実そのものが露呈していなければ責める理由もないわけで)。もっとも、尊敬も出来なければ厚意も持てそうにない。

59 古いものと新しいものはどちらが好きですか?
古い・新しいではなく、「自分にとって価値があるか、欲しいか」が重要。

60 コレクターは色々つらいものではないですか?
我に返らなければ平気です(笑)。

61 いきつけのコレクション関係のショップはありますか?
ネット上にしろ実際の店にしろ、一応あります。

62 コレクション関係のショップのイメージを教えてください。
ネット…情報収集・把握が行き届いているので、まずまず適正価格な時が多い、ような気がする(食玩等に限って言えば、ですが)。
一般の店…ぼったくり(笑)。足元見てるなあ、と思わせられる時が多い。
いずれにしても店主・経営者の人柄みたいなものは伺える気がする。

63 コレクション関係の展示即売会にいったことはありますか?
ないです。

64 コレクションを人と交換したことはありますか?
コンプのために同じものを購入しているひとと補完し合うための交換、はありますが、自分が欲しいもののために相手が要求したものを出す、とか、そういうカタチの交換はありません。

65 交換するのと購入するのではどちらが理に適った集め方だと思いますか?
モノ次第。交換で十分な時もあるし、購入した方がいい場合もアリ。

66 ヤフーなどのネットオークションを利用したことはありますか?
あります(友人の協力を得て)。

67 ネットオークションはいいものだと思いますか?
互いに誠実であれば便利です。駆け引きや、取引の積み重ねのせいで人間性が歪んでくるのは否めませんが(はっはっは)。

68 コレクション関係でトラブルに遭遇したことはありますか?
大きなトラブルはナシ。たまに部品が足りない・破損して届く・間違った商品が来る、というのはありますが。

69 「ニセモノ」つかまされたことはありますか? そのときはどうしましたか?
幸い、そういうモノが出回るタイプのものは集めておりません。

70 鑑定はできるほうだと思いますか?
無理です。未購入・チェックの度合いが低い食玩を中古屋で見つけて「む。これはパアツが揃っていない!」と気づくくらいなら出来るのですが。

71 コレクション関係の情報収集には主に何を用いていますか?
ネットメイン。時間に余裕があれば足。

72 情報収集はマメに行っていますか?
それがキモだと思っています。

73 コレクション関係のWebサイトをよく見ますか?
あまり見ません。購入用のお店のサイトなら見ます。

74 コレクション関係以外のWebサイトはよく見ますか?
これ、質問の意味がよくわからない。見ますよ、興味があること、調べたいことのためにあれこれ検索して。

75 Webサイトの情報は信頼していますか?
信頼出来る情報を持っていたという実績があればします。

76 噂に踊らされてしまったことはありますか?(コレクション関係以外でも)
「え、そんな噂があったの?」と好奇心にかられることならあります。

77 噂やデマについてどう思いますか?
まあ何処にでもあるものなので、慎重であることが大事なんでしょう、ね。

78 デマがデマだと判った時、騙されている他の人にも教えてあげますか?
それすらも信じてもらえないこともままあるので、特にどうこうすることはないです。友人なら別ですが。

79 掲示板などにはよく書き込むほうですか?
ROMメインです。滅多に書込はしません。

80 「2ちゃんねるコレクション板」には行ったことありますか?
あ。まだないな、そう言えば。

81 コレクターとしてこれはやってはいけない! ということは何ですか?
自分が集めてるようなものでは特に思いつかないけれど、骨董系のもので無価値のものをさも価値があるように騙すのは、他人事でも気分のいいものではないなと思います。騙される方が悪い、審美眼・鑑定力がないのが悪いのかもしれませんが。

82 コレクターの「お友達」はいますか? それともコレクション関係以外では付き合わない?
元来の友人にコレクタア気質なひとが居ます。コレクタア故の友人、コレクションを通じて得た友人は居ません。

83 他のコレクターさんに嫉妬することはありますか?
運良く欲しいものを引き当てられるタイプのひとと、仕入れルートがあって転売出来るひとには、ええ、かなり。

84 なかなか手に入らないものは素直に諦めますか? それとも最大限の努力をしますか?
あがけるだけあがいてから諦めそうです。自力で出来ることは多分全部やる。

85 これになら○○円まで出せる!というものがありましたら教えてください。
自分の中の「適正価格」以上はどれもムズカシイです。

86 その他、今欲しいものを教えてください。
コレクションを保管・保存する部屋。

87 コレクション関係以外で欲しいものも教えてください。
お金……(禁句だ、それは)。

88 コレクションしているものを作っている会社(等)に何か思うことはありますか?
クオリティを下げない努力と連続リリィスには頭が下がる思いがすると同時に腹が立ちます(笑)。連チャンリリィスはオサイフに優しくないので控えてくれよ。

89 コレクターはマニアだと思いますか? コレクションはオタク趣味だと思いますか?
ひとによりけり。

90 コレクションすることは他人に迷惑をかけることだと思いますか?
ひとによりけり(家庭持ってるひとがやるとなると色々弊害あるらしいですね)。

91 コレクターという趣味は他人にお勧めできるものですか?
勧められてなったり始めた訳ではないので判断がつきかねます。

92 今のコレクションは他人にお勧めできるものですか?
私の自己満足のカタマリなので、私が楽しければいいのです。他人に特に勧めるつもりはないです。

93 恋人や兄弟姉妹がコレクターだったら止めますか?
一緒に盛り上がりたい所ではある。

94 コレクターを辞めるときってどんなときだと思いますか?
「モノ」に執着が無くなった時。カネが無くなった時。命が無く(以下略)。

95 コレクターを辞めるとき、自分のコレクションはどうするつもりですか?
そのまま取っておきたいものと、売却したいものとに分けると思うけれど、思い入れあって集めたモノがほとんどなので手元に残すと思われます。

96 事故などで突然死んでしまったら、コレクションはどうなるか決まっていますか?
家族に頼んで売却してもらい、少しでも生活の足しにしてもらおうかと。

97 家族などはあなたのコレクションについて何か言っていますか?
「また妙なものを……」(by母)。

98 あなたのコレクションの中で一番「良いもの」は何ですか?
……「良いもの」?? ……比較的初期(と本人が勝手に思ってる)から買い続けている「カレルチャペック紅茶店」のポスト・カアド。そこそこ数揃ってるってだけだけど。

99 好きなミュージシャンや漫画家、小説家はいますか? その関係は集めていますか?
沢山居ます。でも彼等の作品であるCDや書籍がほとんどで「関連商品」にはあまり手を出して……あ、過去にFCに入会してグッズ買ったことのあるまんが家さんが居ました↓ もったいない、と思っちゃうので実用性の高いものですら未使用で保存してある始末。馬鹿……。

100 他のコレクターさんに一言あればどうぞ。
お互い業の深いことで(合掌)。

101 最後に、コレクションの自慢をお好きなだけどうぞ。
自慢出来るほどの何もないという事実を披瀝するほかすることがナイわ。
「本好き」に続いて第2弾。「コレクターさんへの101の質問」。101て。考えつくだけでもスゴイわ。と言うわけで回答行ってみよう。長いので適当にスルーして下さいな。

1 まずHN、性別、大体の年齢をどうぞ。
HN:水玻/時々(ナカミが)男前と言われる/50歳まではまだかなりあるような。

2 回答している年月日をどうぞ。
2006年3月10日スタアト(この日だけで終われる自信はやり始めた今、ナイ)。

3 何をメインで集めていますか?
意図的に集めるぞ、と集めたのではなく、「好きだから」集まってしまった、のが正確なのですが。
 1:ハンカチ(アホみたいにある。1年間毎日違う柄でやりくり可能…多分。怖くて数えてない。面倒で数えてない、という説も)
 2:食玩
 3:「カレルチャペック紅茶店」のティ・シングス、雑貨
 4:ポスト・カアド(インテリア・スティルライフ系、花、sweets、好きなアーティストのイラストもの、映画のポスタア、料理のレシピ入り…と自分なりに制約がある)

4 メインの他に集めているものはありますか?
外国の古切手。 used のものをメインに。郵便グッズも大好き。鉱石もちょっと。あとはくまのマスコット。ちろる・ちょこの包み紙(…)。

5 コレクター以外の趣味はありますか?
……特にないかも。コレクションも道楽ではあるけれどシュミというのとは何か違う気もする。

6 コレクションにはどれくらいお金・手間etcをかけてますか?
金銭面に関しては、「これは無理だ!」というものにはあまり手を出さないようにしているので、お金はトータルで見るとやや法外だけど、所謂「コレクター」ではないので多分本格的に凝ってるひとに比べれば控えめ。
手間に関しては、セコハンの店を回って見つけ出したり、友人の協力を得たり。

7 同じものを集めている人はライバル? それとも仲間?
強いて言うなら仲間。個人の楽しみなので別に「ダレカ」を意識したことはないなー。

8 あなたと同じものを集めている人は多いと思いますか?
それなりに多いかと。近年増加してますし。

9 同じものを集めている人が増えたらうれしいですか?
いや、特にどうというほどのこともないです。

10 逆に、同じものを集めている人が減ったらどう思いますか?
「問9」回答参照。あ、でも、自分の中の需要が高まってる時に供給者に回ってくれるひとが居ると有り難いので、減るのはダメエジかもしれない。じゃ、増えるのも歓迎、ということになるのか。

11 あなたの集めているものについて一言言うとしたら?
愛しい「無駄」。

12 あなたの集めているものの素晴らしさについて少し長く語ってみてください。
す、素晴らしさ? ハンカチは実用性とデザイン性のどちらも兼ね備えていて、色合いやモティフの違いでイメエジが変わるので、どれと限定出来ない魅力がある。食玩は価格と出来のバランスが「それでいいの!?」と喫驚するくらいイイカンジに向上していて目が離せないし、飾る楽しみが♪ ポスカはホルダアに入れているのを眺めてるだけでしあわせVv 気分で取り替えてフレエムに入れて飾るのを眺めるのも好き。

13 集めているものについてはどのようにして知りましたか?
偶然から始まり、必然的に市場調査。

14 なぜそれを集めようと思ったのですか?
そこにあったから。……適当やな。可愛い+欲しい+逃したくない、この気持ちが揃うと手を出してしまう。価格とクオリティの兼ね合いも見る。

15 集める以外に思い入れはありますか?
如何に活用するか、如何に飾るか、如何に保存するか。あとは出来の良さ、デザインの良さ。

16 集める以外に何かしていますか?(コレクション関係での執筆活動、ホームページ作成など)
時々ブログで愛……執着心とヨロコビを綴っている。自分にとってのみ楽しい。

17 集めているものの製作に携わりたいと思いますか?
企画立案なら楽しそうだしやってみたい。

18 たまたま不良品(エラー)にあたった場合どうしますか?
メーカー、販売元に連絡して交換してもらいます。

19 不良品や、エラーものは収集対象ですか?
除外対象です。特に「不良品」は。

20 コレクション以外で不良品にあたった場合はどうしますか?
……同じゼニ払って購入して、Aには良品、Bには不良品が行き渡る、そういうのは好きではないのでやはり返品・交換希望です。

21 レアとか限定とかいう言葉には弱いですか?
あまり頓着も執着もナシ。たまたま当たったらわーらっきー嬉しいな、と思う。あれはこつこつ集めてる時にもらえる御褒美くらいに受け取ることにしてる。

22 限定モノを手に入れるためにがんばったことはありますか?
……販売期間限定モノ、ならちょっと無理して買ったことがあった気が。

23 珍しいものは好きですか?(コレクションに限らず)
嫌いではない、という程度。ああ、そもそもどういうものが「珍しい」かすらわかってない↓

24 お菓子などにおまけがついているとうれしいですか?
困ったことにお菓子の方がおまけというのが実情です、何時の時代も(笑)。昔と違って美味にはなりましたが。

25 郵便物が記念切手で送られてくるとうれしいですか?
ものごっつ嬉しい。あとで切り取って保存♪(ハガキはそれが出来ないのでそのまま保存)

26 衝動買いをしてしまうほうですか?
先日それで散財しまくりました(涙)。

27 「一点もの」は好きですか?
微妙に腹立たしい気分になるので(どーせ手に入らねえよ、と思ってしまう)あまり。高いしな。

28 くじ・抽選は好きですか?
籤運悪いので好きにならないようにしています。

29 懸賞は好きですか?
当たればね! 当たる時は何となく事前に判る。

30 バクチは好きですか?
「人生」が最大のバクチです。故にもう飽きてます。

31 あなたのコレクションは集めやすいものですか?
カネさえ積めば。通販で入手、が多いので、商品実費そのものより送料・手数料が高くつく時があって困ります。

32 あなたのコレクションは一般に良く知られているものだと思いますか?
認知度と理解度はまだ低いかも知れない。「一般」の範囲がよくわからない、というのが正直なトコロ。

33 コレクションは順調に集まっていますか?
イヤになるくらい。しかし金銭難に阻まれること多し。

34 コレクションが順調に集まらないときはどうしますか?
キレて探し出す。小狡い手を使う。

35 コレクションに一時的に飽きることはありますか?
ふと我に返ることはある。「何でこんなものいくつも持ってんだ?」とか。

36 コレクション熱が上がるのはどんなときですか?
クオリティが向上していくのを目の当たりにしたり、デザインが洗練されてゆくのを見た時。

37 コレクションでの快感はどんなものでしょうか?
集まってゆくこと。揃うこと。数がそこそこあること。

38 コレクターに年齢は関係あると思いますか?
ないと思う。

39 集めているものに関係なく、コレクション趣味は一生続けられるものだと思いますか?
もう少しトシ食ったら今よりは「治まる」かな、とは思うけれど。欲しいと多う衝動の強さとか発作性のものは。

40 コレクターには男性が多い…と思いますか?
「何をコレクションするか」を連想するかによって、違ってくると思う、それは。男性はあまねく種類が欲しい(コンプリートしたい)と思うひとが多く、女性は好きなもののみを集めたがる傾向があるそうですが、いずれにしても性別よりは個々人の個体差かと。

41 コレクターをしていてよかった点を教えて下さい。
思いつかない……。ああ、同じものを集め出した友人と会話が弾む、かな。

42 逆に、コレクターをしていて困った点があれば教えてください。
経済的に苦しくなる。部屋に「余計なモノ」が増えてゆく。収納に手間と時間がかかる。

43 コレクションで部屋が狭い…なんてことはありませんか?
狭いです。縦に収納することを心懸けているけれど、何時それが崩れてくるかと心配。

44 コレクションの管理はどのように行っていますか?
食玩系のものは、8割は一点ずつシーリング出来る小袋に収納してジャンルごとにケエスや箱に収める。樹脂系の素材を使っているものは密着させたままにしておくと色移りしたりするので保存・保管が面倒。割れやすい素材のものも取り扱いが大変。

45 コレクションが痛むからと部屋の空調などを変更したことはありますか?
日光が侮れない。ナカミの確認がしやすいように、と半透明のケエスも使用しているのだけけれど、ヤケを防ぐために日光を避けるように布をかけたり。

46 その他保管に気をつけていることはありますか?
自分なりにジャンル分けをしておく。秩序が乱れておると大変なことに。

47 コレクションを傷つけてしまったことはありますか?
あります。大事な「カレル」のミルク・ピッチャアに罅を入れてしまい、泣いた。もう二度と買えないものなのに!!

48 コレクションを他人に見せてますか? 見せていることは多いですか?
友人に理解があったり、同じようなものが好きだったりすると「見てー♪」とやったりしてますが、平生部屋に飾ってあるので自然に見せてることになってるかと。

49 コレクションしたものを一人で眺めてニヤニヤすることはありますか?
うっとりはします(ははは)。「うがー、何でこう可愛いかなー」と悶えたり(←キモチワルイ)。

50 コレクションしたものをコレクター以外に見せたことはありますか?
ないです。

後半戦(?)は明日に。
All American Desserts: 400 Star-Spangled, Razzle-Dazzle Recipes for America's Best Loved Desserts
Judith M. Fertig
1558321918

これぞ「すとろべりぃ・おん・ざ・しょーとけいく」ではないか!(アメリカなんかで「ショート・ケエキ」と言ったら、このスコーンみたいなざっくりしたビスケット状のもの)可愛いわー。素朴さが漂う所がツボ。「パティシエ」のつくる芸術性の高いケエキだってそりゃ好きなんだけど、こういう家庭の雰囲気漂うケエキやスウィーツも大好きだ。よりこっちのが好きかも。いや、美味しければどっちだっていいんだけど、こういう「そふぃすてぃけいてど」とは遠く離れたようなの(笑)はあたたかさがあっていい。

食べ物に対してそういう言い方もどうかと思うけど、……色遣いの可愛らしさとかキッチュさが玩具みたいで好き。レシピ本の楽しさが凝縮されるのはこのヴィジュアル要素、写真にあるので、やはり美しくて見応えがあって楽しいものであるに越したことは御座いません♪ いやあ、可愛いわーVv
デヴィルズフード・ケエキ、カップ・ケエキ、アップル・パイ、とベタにアメリカンな「家庭の味」満載なのも何だか嬉しい。

欲しいなー。結構りーずなぼーな価格なんだけどまだちょっと指をくわえて見てるだけ~(涙)。
京都読書空間
桜風舎
483810359X

どういう訳か、この出版社名を見て、「あ、教科書出してる会社が何か面白そうな本いっぱい出してるー」と思ってしまった。一部しか合致してないだろう、某教科書で知られているトコロとは↓(でもって、「桜風舎」という名前も思わず「桜楓社(現在は「おうふう社」)」と一瞬見間違ってしまい、尚更教科書だの日本文学関係の書物を出している会社を思い出してしまい。ちゃんと調べようよ、自分。
京都における「読書」にまつわる空間をあれこれ紹介してくれているらしく、もうそれだけで読んでみたい。簡単には行くことの叶わぬかの地に、少しでも思いを馳せたい。うがー、いいなー、行きたいー!!(ちなみに、「ヴォレヴァン」でちらりと中身を見たのだがヴィジュアルも充実していたし、中身も面白そうだったー!)

京都。漠然と憧れる都市。その京都の魅力をこれでもかと伝えるため「だけ」にあるかのようなこの出版社。とにかく京都・京都・京都! なのだ。でもって、これでもかといちいち私にとってツボなテエマで本を出してくれるので欲しい本だらけである。

京都おみやげ手帖
光村推古書院編集部
4838103581

そもそも「京都」をメイン・テエマにこれだけのモノ・コトがあるのか、と感心する。いや、何にでも何処にでもあるんだけど。やはり都だったトコロはちょっと別格なのだな(私の中では)。鄙に生まれ育つと何もかもが眩しいぞえ。土産ひとつとっても「昔ながらの」「勝手にイメエジされる」それから、イマドキなそれまで幅広いし、どちらも許容出来る懐の深さや広さを感じさせる。格式のある老舗では「一見さんお断り」という姿勢を貫きつつも、新しい何かを常に発信しているそのバランスの良さ。古いものと新しいものが共存しつつもお互いにいつも何らかの形で新しい何かを生み出しているようにも思えるし。

ああ、京都に行きたい。
甘い部屋
樋上 公実子
409681413X

オンライン書店ビーケーワン:甘い部屋
書店で見かけて一目惚れして購入。タイトルから受けるエロティックな印象もいいし、中身も濃厚でヘヴィな甘さで満たされている。ポスト・カアド集なのだが、ある意味小さな画集でもある。綺麗に取り外せるので、額に入れて飾ってもいいなあ、と思いつつ、まだ出来ずにいる。ひたすら、気が向いた時に眺める。

全体的に濃厚・濃密な雰囲気が漂う画風の方なので、好き嫌いがはっきり分かれるものかもしれないけれど、私はまさに一目で気に入ってしまった。中はひたすら sweets の絵で満たされている。人物と共に描写されているものもあるが、画面全部を焼き菓子や甘いもので覆い尽くされている。圧倒されるような描き込みぶりと、どっしりした重厚感のある甘みがどの絵からも滲み出るようで、そこがとてもいい。

サラリとしたアッサリした絵も好きではある。けれど、こういう不透明な絵の具を何層にも重ねて塗ったかのような絵も大好きなのだ。描き込みが少ない絵も好きだけれど、執拗なほどに描き込まれた絵も好きだ。
要は、その絵に惹かれるか否か、それだけなのだろう。私の好みにあまり統一感はないかもしれない。

食べ物とそこから派生するイメエジは何処か生々しくてエロティックな時があるけれど、彼女の絵はまさにそういう絵で、さらには蠱惑的でもある。水のようにするりと体内に吸い込まれてゆくのも悪くはないし好ましいけれど、圧倒されそうな色の洪水とまとわりつきそうな濃い色味もいい。少し毒が含まれていて、それが余計に官能的かつ美しい。
甘いものには少し「毒」が欲しい。食べれば食べる程止まらなくなる媚薬のようなものが欲しい。クリィムにチョコレイト、香しい花々と果実とに囲まれてレエスや別珍にくるまれた少女が眠っているようにも空想に耽っているようにも思える表紙の絵には、確かに喉と舌に絡みつくような甘みと毒を感じた。食べなくてはいけない、と無意識に感じてしまう。味わわなくては後悔する、味わっても後悔する、禁じられた「甘さ」。夜、ベッドでひっそり誰かと分け合って食べるチョコレイトのような、少しの……罪と。その美しさは見られてはいけない秘密のように仄暗い輝きを放つ。

もし見られるなら、こんな「悪夢」がいい。溺れそうな程の大量の sweets 。芳香を放つ果物と花。酔って倒れようものなら、ひたすらに降り注ぐ甘いものだけに埋め尽くされる。醒めたい? 否、醒めないことを望むようになるのだ――それも、自ら。そのまま浸り続ける。抜け出せない。甘い呪縛、芳香の檻、色彩の洪水。

御自身のサイトがおありで、其処のギャラリィから作品を拝見出来るので、興味を持たれた方はどうぞ。
おとぎ話の雑貨たち―小さくロマンチックな暮らし
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タイトルだけでも十分そそられるのに、ナカミを見たらノック・アウトされてしまった。いや、表紙だけでも買いな雰囲気ではあったのだけれど。
本文の紙質もいいし、フル・カラアだからわからないでもないけれど、……もう少し価格抑えられたんじゃないか、というみみっちい「不満」だけはあるけれど。でも可愛いから買ってしまう。きっと買う↓

おとぎ話で有名な姫君や少女のイメエジで集められた雑貨の数々が、美しく、時に愛らしくコーディネイトも凝りまくって撮影されていて、眺めているだけでも何だかふんわりした気分に。いやもうどれもこれも可愛い。かと言ってそう甘ったるくもなく、オトナでも楽しめる「可愛さ」と「甘さ」。

最近は「雑貨」と言ってもぞんざいには扱わず、あれこれテイストごとに、あるいはほかのものとコーディネイトしたりスタイリストさんのテイストでまとめられたり、と視覚的な楽しみの幅が前以上に広がって、それ故に本が出るたびに迷ってしまう。……似たようなのも山ほどあるんだが↓(人気スタイリストが色んな雑誌等で活躍している他に、自著もお出しになったりするのでなおさら)
「スロウ・ライフ」流行りのおかげで、「日常」により着目するようになったから、だろうか(雑誌「Olive」全盛期の頃の、所謂オリィヴ少女たちにとってはそんなものハナから愛して当然の存在であったとは思うけれど)。

個人的には「Olive」読者じゃなくても「日常」第一だったけど。いちばん堪能出来そうで出来ないという不思議なシロモノなのだ、私には。日常というよりは、「生活」、か? 「ダレカ」との繋がりで生まれる「社会」という場ではなく、もっと個人的な部分。自分で決めて自分で律してどうにかすることで生まれる楽しみだとかを自分だけで満喫できる時間や空間、そういうものが、なかなかこれでもか、とは楽しめない。……忙しいイマは、誰にとってもそうだろうけれど。……でもって、だからこそ「スロウ・ライフ」なんてものがもてはやされるんだろうけど。

誰のためでもない、自分の「満足」や「愉悦」のためにあれこれ費やして手に入れたものと、それがある生活は、「日常」なのに「特別」になるのだと思う。所詮は物欲だろう、って? はい、その通りです。でも、何が何でも手に入る・入れたい、という欲望を満たしたいというよりも、こういう雑貨があるのだ、という事実に浸れることが何だか嬉しかったりする。
tea spoon. Vol.2 fanciful ~featuring 綾瀬はるか~
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vol.1ほどのパンチはない、気がした。
おそらく今注目度が高い成長株とでもいうカンジで feature したのであろうが、綾瀬はるか嬢の可愛らしさと、彼女をより引き立たせる可愛らしさの相乗効果で楽しめるハズのヴィジュアル・ブックなのだが。
正直、今のところ「ただそれだけ」という印象に留まっている。写真は可愛いし、シチュエイションもベタだけど可愛くて凝ってるし(子供なら楽勝に入れるくらいデカい、半お菓子の家登場。はるか嬢がかぶりついたりしてる)、彼女もとても魅力的だと思うんだけど、「そこにある物語」しか私には感じられない。奥行きがない、というのか。

vol.1がとてもよかった。
tea spoon. Picnic style in Tokyo Jane Marple 20
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「ピクニック」と「Jane Marple」というまったく関係のないものをうまく結びつけて、どちらにとってもうまく引き立てるようなつくりになっていて、一冊をじっくりとっくり眺めてはそれを繰り返す、ということが出来たんだけど、……コレはそれほどでもない、かなあ。関係ないようでいて、うまくかみ合って互いの魅力がより引き出されたようにも感じたし、乙女モードでピクニック、でもちょっとしたルールがあるんだぜ、なピクニック講座展開、と何だかとてもわくわくさせられたのだ。でも、……これにはそこまでの相乗効果みたいなものは、ない、かなー……。

写真そのものはとても綺麗で可愛いんだけど。綺麗に可愛く撮れた、でもそこから何が読み取れるかというと「ああ、可愛いなあ」くらい。
いや、その「可愛らしさ」を出したかったのだろうから、それはそれで「成功」している訳なのだけれど。「可愛い」以外の彼女の魅力みたいなものが伝わってこないなーと。私がニブくてそれ以上のものを感じられないだけなんだとは思う。

前回がエスプレッソだとすると、今回のはアメリカン、かな。甘いもの、沢山登場してるんだけど、食い足りない気分です。
XXXHOLiC 8 (8)
CLAMP
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前巻から引き続き、四月一日(ワタヌキ)の失われた右目の話・完結編、な一冊。「右目を失う」と言えば「東バビ」こと「東京BABYLON」
東京BABYLON
山口勝平 伊藤美紀 CLAMP
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のメイン・キャラクタアふたり(こちらも野郎ふたり…)であるが、余程このモティフが好きなのか、敢えてカブるようにしているのか、皆目検討もつかないが、正直「またか……」としか思えなかったのでありました。わざと、敢えてだろうとは思うんですがね。
それぞれの物語でそれぞれが取る行動とその理念(?)の違いが際立つと同時に、どういう意味を持っていたかがより解る、かもしれない(もっとも、わからずともどーということもないのだが)。

蜘蛛の恨みを買った百目鬼は右目が視えなくなる。本当なら自分がその恨みを買うべきだった筈だと四月一日は主張するも「恨みは所詮理不尽なもの」と言ってのける侑子。四月一日は対価を支払い、自分の右目を代わりに差し出すことにする。それを知って「怒る」百目鬼。

四月一日は自分を傷つけること・ナイガシロにすることに対して、かなり無頓着であるらしい。侑子はそれを気にかけている。百目鬼もまた(多分)歯痒く感じている、のだろう。
「四月一日が自分で理解らなくてはいけないこと」
とは「自分が傷つくことで傷つくダレカが居る」という事実。
早くに両親を失くし、苦労人人生を送ってきた四月一日ではあるが、人間としての成長はまだまだこれからであるらしく、この物語が彼の成長の物語でもあることが明示される(ま、前々からそういうことをひつこくひつこく匂わせてはあったけれど)。
自分が失くしてもいいと思った右目のために、自分を好いてくれている座敷童が取り返しに行ったまま戻れずにいることを知って、「彼女を」取り戻しにゆく四月一日。
右目の持ち主は言う。
「あなたが塵(ゴミ)のように扱うものを取り戻しにきたこのコは愚かモノということね」。
四月一日は自分の右目以外にも投げ出せるものならすべて投げ出してもいいとまで言うのだが、それが「間違い」であることにようやく気づくのだ。

失われた右目の顛末は、興味のある方はコミックスでどうぞ。果たして取り戻せたのか、座敷童は助けることが出来たのか。

「(一応掲載誌は青年誌なのに)だんだんホモホモしい展開になっている」などと一部では評されていたのだが、……どうだろう。少なくとも、男性作家が描く男同士の友情(?)とはナニカが違うような気がするのは確かだ。
名探偵コナン 53 (53)
青山 剛昌
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53巻、かあ。松井まであといくらもかからないわね。今年前半で到達するじゃないの。危惧(笑)してはいたけれど、結局50の大台に乗ってもまだ終わりそうにない気配は何とも。この調子で行ったら70巻に迫るのなんて楽勝ではないか。もう中盤憶えてないです↓ 読んでく側から話忘れていきます(涙)。

とっとと「終盤」に行ってくれてもいいのですが。

基本的に、話とかミステリ要素の部分としては、そこそこレヴェルは保っていらっしゃるとは思う。緩急つけるために、小五郎のおっちゃんのトコロに持ち込まれるような事件・偶然(と同時に必然。探偵が登場するからには事件が起きる、これ鉄則)に遭遇する事件と、少年探偵団が活躍する話、周囲のキャラに纏わるエピ絡み、KID登場に加えて、真打ち・黒の組織絡み、とあれこれヴァリエイションはある、とは思う。思うんだがな。
そろそろこれまで広げてきた風呂敷を畳む方向に行ってくれないか、と。

今回はKID絡み(でも彼は担ぎ出されるカタチで登場するのであって、能動的に絡んできた訳ではない)、少年探偵団…というか、彼等が通う小学校でのちょっとした謎解き(ちなみにコナン抜き。脅威のスーパー小学一年生光彦くんに任せるのは流石に忍びないのか、はたまたサビ抜きの鮨みたいになってはいかんのか〈笑〉、灰原哀嬢が進行役なので、彼女のファンにとってはややオイシイ……のか?)、加えてややじんわりと黒の組織絡み。

以前本堂瑛祐(ほんどう・えいすけ)初登場の時に「その名前はなんだかなあ……」と言ったら友人にはスルーされてしまったのだけれど、今回でバリバリ名前の元ネタが割れまくっていた。何しろ水無怜奈(みずなし・れな)で十分胡散臭かったのに、それもネタばらししてくれてたし。まあ今後どう動いてくれるかが楽しみではある。名前の通り活躍出来るのか、はたまたコナンにすべて阻止されるのか。見せてもらいましょー。

今回はKID絡みの4話、連作的につけられたサブ・タイトルと内容の連動が割と好みだった。キザっちいのはまあお約束か(笑)。偶然とは言え、おっちゃんが娘である蘭を「守」ったのは褒めてあげねば(大笑)。実際蘭が「あんな目」にあったら似非小学一年生・「見た目は子供、頭脳はオトナ、だけどナカミはただのガキ!」がシンクロ率400%で暴走する(それは汎用人型決戦兵器だから)。
小学生たちの謎解きは、まあ微笑ましい、かな。またキャラ増えてたけど、今後絡んでくるのであろうか(特に女の子キャラが。今回の鍵穴キャラでもある)。いや、もう、そこんとこは伏線に絡まない限り(略)。
黒の組織、有能な人材やらあれこれ取りそろえている割には53巻分もコナンを活躍させまくってますがそれでいいのでしょうか(問題提起)。いや、巻数と物語に流れる時間は異なるんだけど(でもすでに季節の移り変わりが何度かあったような、とか言ってはいけない、多分)。

巻末は多分「アニメも映画も10周年!」てヤツの「サアヴィス、サアヴィスゥ♪」てヤツなんでしょうが、……ウスい。アメリカン・コーヒーに氷入れたくらいウスい。何の穴埋め企画なんでしょうか。ポスタアの絵を見て「ああ、初期はやっぱり絵がちょっと違うよね」くらいの感慨はありましたが。どうせなら今いちばん新しい映画の最新記事(雑誌掲載分でも可)でも掲載してた方が宣伝にもなってよかったのでは。
天然生活 04月号 [雑誌]
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今回の特集は「今日からエコ。」。「エコ」と言っても、それほど仰々しい内容ではなく、「暮らしの無駄を省くことが自然に、環境への気配りにも繋がる」というものがほとんど。ストイックなまでに突き詰めたものではないので、「ああ、そうか」と思って実践出来そうなことが多いので、あまり抵抗なく読めるような気がする。「環境に優しい」を連呼する訳でもなく、淡々と日常で出来ることをしてるだけです、という範囲内のものなので実践も可能だな、と思わせてくれるし。
ひとり暮らしをしていた頃、マメに牛乳パック等を引き取りを実施しているお店に持っていってリサイクルに回していたのだけれど、「それって何か偽善ぽくて好かん」と言われたことがあるのだが。

別にアンタにもやれ、と押しつけてないだろうが。私は私がやりたくてやってるだけなんだから黙ってろよ。

と思ったものだった。何でリサイクルに回してた、って単に私が貧乏性だから、でしかなかったのだ。理由も明快。

1:そこそこリッパなつくりになってる紙で、リサイクル可能だと言うことを知っているため、そのまま捨てるのが何だかもったいなく思われる。
2:ゴミの量が減る。
3:歩いて数分の場所にリサイクル出来るものを引き取ってくれる店がある。


牛乳は結構頻繁に買ってたし、¥100くらいで買える紙パック入りのお茶の類もよく買っていた。なので、どんどん溜まる。単に捨てるにしても、ごみ袋に溜まってからでないと捨てないため、部屋に置くことになるので結局は洗う。開いて捨てた方がごみ袋が破れにくいので、切り開く。……だったらそのままリサイクルに回したらいいではないの、と。
で、ゴミの量の削減、も大事だった。当時住んでいた町では指定ごみ袋のみ回収対象なんだけど、つまりは有料で、しかも高い。ものすごく高い。正直「何でごみ袋風情にこんなにゼニ払わないかんのじゃ!」と買うたびムカムカするくらい(何しろフツウの黒いごみ袋が40枚で¥200以下で買えたりするのに、「指定」だと10枚しか入ってなくて、それ以上の金額取られるのだ)。しかも、何処のどんな店であろうと、割引、一切ナシ(今住んでいる町も指定ごみ袋のみ回収だけれど、ディスカウントは無問題。ただし、店によって割引率が違うため、もっとも安い店で買い溜めておいている)。ゴミ捨てるのにゼニかけるのなんてヤだ! と思ったら、そりゃ削減に努めるほかない。
で。近くに引き取ってくれるスーパーがあったので、買い物ついでに溜まった紙パックを持参して置いてあるBOXにぽん、と放り込む。
……こっちの方が自分にとって快適だったので実践した、それだけのことで、誰かに押しつけたこともない。場合によっては俎板代わりに使ったこともあるので、徹底して必ず何が何でもリサイクルに回してたわけでもないし(厚みがあるので、生魚の処理する時なんかに使ったりしてたのだ。……やっぱ貧乏くさいか……↓)。

「為さぬ善よりする偽善」つーコトバもあるしな。私に出来ることをやって、何がどう悪いのかもわからんし、別にそれを「善行」だと思っていた訳でもなければ「善」として受け容れろとも言ってない。それを「偽善」と敢えて私に向かって言ってくることが鬱陶しい。自分にとっての「合理性」を取っただけなのに。
アンタが煙草ふかすことで副流煙吸わされるコッチの身になっては考えないのと同じ起点から生じるのか、その考え方は。アンタも「好きだから、吸いたいから吸うとるんじゃ!」と思って吸っておるんだろうが。それで私が文句つけたことあるかよ。……あああああ、鬱陶しい。

そういう訳で、「自分にとってやりやすいから」「自分にとって便利かつ合理的だから」とか、そういう「自己満足」でやってることもあーだこーだ言われるのだからして、声高に「エコ」なんて言っては身の危険を覚悟せねばならんのかもしれぬ(笑)。
今回は、ほとんどが「私が実践してる、私に出来ること、が、環境への配慮にも繋がってるかもしれません」なことだった。私には何の不快感もないけれど、それでも「それって偽善じゃん」と思うひとは居るんだろうなあ……。そのひとがいいと思ってやってる「だけ」なんだから、それはそれでいいではないか、と思うんだけど。私が言われたような例もあるくらいだし。

小さい特集(?)記事として、「犯罪から子供を守るには」というイマドキなネタが。何というか、犯罪から云々だけではなく、小さい子供=獣=社会では未熟故保護者が気を付けてくれないと困ること、でもあって(走り出したらすぐ抱きとめる、とか、ひとりで行動させない、とかそういう点)、こんなの言われないと出来ないのか、そういえばやってやがるな、と何だかカナシい気分に。走り出しても注意しないオヤなんてザラに見かけるしなあ。だから回転ド(以下自粛)。

今回はまずまずでした。いや、いつもそれなりに楽しんではいるけれど。でも、相変わらずこの雑誌のカラアというか個性というのがよくワカラナイ。

  
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