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「拠火園」…の元になる(?)ブログ始めたのが2年前の5月下旬。そろそろココも「手入れ」しないとなー、と重い腰上げることにしました。
庭で言うなら雑草も植えた花々も放置しまくりで何が何やら、な状態。「余計なモノ」をさっくり排除して、もう少しすっきりさせなくては。

何が何やら、な状態も嫌いではないのだけれど。「本館」でうだうだと日常のあれこれを綴っていることだし。「雑草」は刈り取ってしまおーかなあ、などと。どこからどこまでどう整理するか、まだちゃんと決まった訳でもないけれど、レビュウ系以外はさっくりやっちまおうかと。
あとは、やや混沌として検索しづらいらしいのでカテゴリを細分化させようかな、とか。

以前、「ほん・どくしょ」の中から一定のテエマに絞って何かを探したいらしき方がいらして、その方は懸命に該当するすべてのペエジに目を通して下さったらしいのです。あまりの申し訳なさに小説なら小説、まんがならまんが、と分けた方がいいのではと思うようになりました。分けるのが面倒なのは自分の感覚で分類しちゃうのでいずれにしても厄介になるかもしれないけど↓ こんな自分本位なブログでも見て下さる方がいらっしゃるなら、やはりより簡便な方がいいと思いますし。


カテゴリのいくつかは本館行き。あとは削除。それでかなりすっきり……するといいんだけどなあ↓

ココに移転してきた当時同様、ぼちぼちやっていくつもりです。はー……道は長いなー(涙)。
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英国お菓子めぐり
山口 もも
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イギリスのお菓子(ここではとりあえず焼き菓子。ガムとかキャンディの類はとりあえず除く)は、紅茶を美味しくいただくためにある、と勝手に思い込んでいる(歴史と伝統はちょいと置いといて)。絶妙なる喉越しの悪さ。口中の水分をほどよく奪うほろほろ・さくさくとした食感。ケーキはどっしりめ、ドライ・フルーツやナッツ、バタと小麦粉と卵が奏でる食べ応え。クリスマス・プディング? あれをそのまま黙々と食えと? 御冗談を!(って、食べたことないけど♪)紅茶ありきの美味である、と私は思ってるんだけど、どうなんだろう?

そもそもアチラの方は、ふだんは大層質素な食事で済ますというではないか。それでいてお茶の時間、それも Afternoon Tea ともなればこれでもか、と3弾重ねでででん! と楽しむときてる(いや、毎日すべての人々がそんなごーぢゃすに楽しんでいるわけではなかろうが)。
合間を縫うように、あるいは物事に、時間に、区切りをつけるようにお茶を、お茶の時間を楽しむ。近年はポットでリーフ・ティ、というわけでもなく、ティ・バッグにマグで至極あっさり簡単、添えるのもビスケットやクッキィの2つ、3つ、であるという。忙しい故にゆったりと味わうのは難しいのだろうけれど、反面、忙しかろうとお茶を楽しむ余裕を決して捨てないところがいいなあ、と思う。
大食は七つの大罪のひとつ。でもって彼らにはピューリタニズムという縛りがある。その故か、食べることに関して、「執着」と呼べるような感覚は欠如しているように見える。少なくとも、フランス人やスペイン人、イタリア人といったラテンな人々のような情熱は、料理そのものからもあまり浮かび上がってこないのが現実(フランス人は料理の最高峰は自分とこだ、と誇りを持ってるんだろうが、元を辿れば輿入れの時にイタリアのお姫さんが連れてきた料理人のおかげで発展した、と聞いとるぞ。ついでに言うならそのイタリア料理はスペイン人がもたらしたものが基礎であるらしい。所謂「スポンジ・ケーキ」の元となるレシピを発案したのは時の趨勢を掌握していたスペインだというし。なるほどね、やはりその時の頂点に君臨したところから、技術だの何だの、革新的なものがもたらされるわけよ)。

でも、実は食べることにまったく関心がないのではなくて、関心があると目に見えてわかる態度を取ること、が多分ある種の禁忌なんだろう、と思っているのだけど(J・オリバー君があんなにウケたのはその証ではないかと。最低限の材料、シンプルなレシピで料理を楽しんで欲しい、という彼のスタンスがそもそもイギリスウケしそうではある)。この本、かなり売れた、んじゃなかったっけ? ヴィクトリア朝のレシピ本がフツーに売られてるイギリスにおいて、モダン・ブリティッシュのレシピがどーんと! 常に革新と伝統が共存しているところがいいなー。
The Naked Chef
Jamie Oliver
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日本でも一時期やたらと話題になってましたねえ。レシピ本も結構出てたし。コレ↓なんかおしゃれな装訂でいっつも気になってた。
ジェイミー・オリヴァーのパスタ&デザート
ジェイミー オリヴァー Jamie Oliver 野間 けい子
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さて本題に戻る。そういうわけで、TOPの本。期待大、でございます。その土地でしか食べられない、その季節にしか味わえない、そういうお菓子がある、ということが何だかいいなあ、と。うー、欲しいぞー!!
日本全国どこからでも手軽にお取り寄せ、とか年中ハウス栽培のおかげでどんな果物も食べられます、ってのは、便利だし技術の進歩だしいいサーヴィスだなあ、と思うけど、季節感とか土地の空気までは「直送」だの「実感」だの、できないからなあ…(そう「感じ取る」のは個々の自由だけど)。
何で読んだんだったかなあ。トースト、てのはアチラの国では、ジャムやプリザーヴを食べるための土台だ、ってヤツ。パンを食べる、そのための添え物、じゃなくて、季節の旨味を閉じ込めたジャムを食べるためにあるらしい。そりゃパンは炭水化物、大事なエネルギーなんだけど。「便利だから」で闇雲に「先」に進もうとしないところが、何ともいいなあ、と。その便利に浸りきって日々暮らしてるんだけど(ええ、真冬に苺、練乳ぶっかけて食べましたとも!)。浸りきってるだけに、その季節のモノをその季節にこそいただく贅沢さ、というのを忘れてるなあ、と思ったり。

下の本は、文庫サイズでありながら(といっても少々特殊サイズだけど)、本文の紙質良し、カラーの写真ふんだんな、イギリスのお菓子のレシピ+エッセイ集。ハーブ研究しようと渡英した時、イギリスのハンドメイドのお菓子の美味しさにも惹かれて、知り合ったひとたちからレシピを教わって自分でもつくって楽しむようになったらしい。レシピのみの本が好き、という方にはオススメできないけれど、私個人はそのイギリスでの人々との出会いやお菓子にまつわるエピソオドなんかも読めるところが好きです。
イギリスのお菓子 楽しいティータイムめぐり
北野 佐久子
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ちいさな手づくり絵本―アリスの絵本や雑貨絵本をつくる
水野 真帆
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不器用なのに、あるいは不器用故に、か、てづくり関係の本には惹かれてしまう。大抵は本を見て満足してしまい、実行には移れないのだが。

これは可愛い。もう見るからに可愛い。表紙からしてガーリィなテイスト。ツボだ。めっさツボだっ。

内容解説を読んでみる。えーと。「不思議の国のアリス」と「旅」をモティフにした小さなてづくり絵本をつくってみよう。ふむ。……何? フォトショとイラストレーターが必要!? それ以外は身近なものでつくれます?? ……いや、フォトショ云々の時点でちょっと凍りついたんだが↓ ソフト、PCにすでに入ってる(友人の策略…いや、親切心によってさっくりと)のだが、使ったことがありません(力強く言うな)。はうつー本すら持ってないし↓(もうすでにかなり古いヴァージョンでもあるし)おそらく簡単な使い方指南くらいはあるのだろう(そうでなくては困る↓ 勿論、本気でつくりたかったらソフトと指南書買え、てなもんであろうが)。

中身をパラ見しただけでもなんだか可愛らしげだし楽しそうなので、うっかり買ってしまいそうです。そしてアタマの中であーれもないこーでもない、とひとり夢の世界にとりっぷ、と(笑)。
つくることそのものよりも、完成するまでの過程を具に見せてもらって、自分ならどうするか、を想像するのが好き、なのかもしれない。自分で直接、より他人サマのあれこれを眺めたり、他人サマにあれこれやらせたものを見たり、というのが。実際やるとなると大変なんですもの~(……ものぐさめ)。

待て。それ以前につくりたいと思うテエマがない、と今気づいた。そうか。やはり本の中で出来てゆく工程をじっくりと拝見させてもらうために買うのが吉やもしれぬ。
箪笥-たんす-
キム・ジウン イム・スジョン ムン・グニョン
B000FHIVY0

それにしても、私、本当にこの作品好きなんだな↓ 流石にちょっと自分でも呆れてきた(笑)。でも好き。
廉価版DVD(発売日過ぎたので、あまぞんだともう通常価格に戻ってますね。予約といってもそれほど大きな値引きがあった訳でもないけれど)を買って家に届いて以来、毎晩のように寝る時間を削ってまで観ている。ある意味病的(いや、フツーに病気だと思う――不眠症、という名の、ではあるが)。

本編ディスクにも映像特典が入っていて、これまで使用された劇場版予告編やTVスポット版もすべて収録されていて、それはそれで楽しい(というか、そんなにヴァージョンあったのか、と。TV版はひたすら女の子たちがきゃーきゃー喚いて「コワイ映画だよー」と煽ってるのしか観たことなかったのだ。それにしても何にあそこまできゃーきゃー言えるのかわからん↓ 何というか「怖がってるアタシってオンナノコ」という気分にでも浸っているのであろうか、などと妙な勘ぐりをしてしまう。……いや、そりゃ誰でも怖かったり吃驚すれば悲鳴上げたり声出しちゃったりするんですけど)。

繰り返し観るほどに、せつなさが募るなあ、とすでに何度も観ているのに涙ぐんでしまう。この作品は、ホラーと言われつつも(監督自身も「ホラー」というジャンルであることにはかなり自覚的で、なおかつその枠の中で既成概念的でないものを出そうとした、とのこと)最後まで観てから改めて、という見方をするとより面白いよなー、と再認識している。あの物語が持つせつなさややりきれなさは、繰り返して観る程に染み込んでくるのだ。音楽のリフレインも相俟ってせつなさもリフレインする――それと、罪悪感と哀しみのリプレイと。

特典映像満載のディスク2も見応えたっぷりで、DVD買って良かったわーVv と素直に大喜び。試写会の時に来日したスミ・スヨン姉妹を演じたイム・スジョン、ムン・グニョン両女優の愛らしくもウツクシイ姿をようやく拝めたし(ネットというありがた~~いモノのお陰で、音声だけは少し拾っていた。それにしても女性のみの試写会、ってどんな意味があったんだろう? やはりスポットつくるためにきゃーきゃーを録りたかったのか?・笑。って、まあ女性「3人」による愛憎と恩讐と悔やみ切れない「罪」の物語だからこそ、でもあったんだろうけど)。
出演者に対する監督自らのインタビュウ、未公開シーンとカットした理由、裏方さんたちの工夫や苦労、あれこれがしのばれて大変見応えがありました。
「スミのメッセージ」というのが収録されていて、これはスジョン嬢が映像に被せてモノロオグ語るのだけれど、彼女のオリジナルなのか、はたまた監督によって書かれたものなのか定かではないけれど、作品の中で直接的に語られないスミというキャラクタアの心情を淡々と語っていて、それがとてもせつないのと同時にあたたかくて泣けた。
すぐに泣いちゃうクニョン(ん? ムン・グニョン、と名字付の時「グニョン」だから「クニョン」と表記してしまったが、実はそのまま「グニョン」なのか?(※)あー、ハングル勉強しろってかー?? けんちゃなー、けんちゃなよー、とか、そんなんしか聞き取れないしな↓ あと、愛情込めてスヨン呼ぶ時の「すよぬん♪」とか「おんにー(おねえちゃーん)」とか「おんまー(ママー)」とか単語レヴェル↓↓↓ でも、何故か確実に今字幕のために訳出しないとこあっただろ! な所に気づいたりはする。愛故か?)もまあ可愛いこと可愛いこと(撮影中に嬉しかったこと、や、当時のことを語ると何故か今でも泣けるそうな)。でも受け答えなんかはしっかりしてるし。スジョン嬢にしても、演技に嘘臭さがないのがすごいよなあ。ふだんは気さくで可愛い、ちょっと内気そうなお嬢さん、というカンジなのに。

※DVD、作品と同時に監督と主演の2人がコメントしながら見られるモオドがあるのだけれど、その中でスジョン嬢が妹役を演じた彼女を呼ぶ時「クニョン」と発音している…ように聞こえました。だから多分名字付=「(ムン)グニョン」、名前だけ=「クニョン」で正解、かなあと。



唯一残念だったのは、セルタブのPVがフルで入ってなかったこと(欲張り過ぎ)。入ってて欲しかったなー。映画にぴったりの曲なのに(歌詞がリンクする所が多々あって、セルタブ本人も驚いたらしいけれど)。日本でのキャンペーン・ソングだからしょーがないか↓(でも来日した時のインタビュウ映像とかガンガン入ってるのにー! ←版権のこととかもよーく考えよう)

しばらくは勝手に「『箪笥』応援強化月間」に突入です。OSTなんてへびろてですよ、ええ。
I Will See You in the Morning
Mike Jolley Mique Moriuchi
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アメリカに滞在している間、ホーム・ステイ先とドーム(=寮。ドミトリィとも言うけれど、私たちは大抵 dorm と呼んでいたし、それがソコでは一般的だった。同じ単語何度も使いたくない時にドミトリィ使ったくらいかなあ)とに滞在した。
ドーム生活は気楽だった。私は当初一緒に楽しむ筈だった友人が、事故に遭って急遽来られなかったために、ほぼいつもひとりだった(なので、サビシくはあったけれど)。むろん、周囲がそれなりに気遣ってくれて「一緒にランチ食べてもいい?」なんて言ってくれるのだけれど、気遣わせてるなあ、とそれが気になって、結局ひとりで行動することを選んでしまう(英文科のコからは「日文なのにエイゴ出来てスゴイわねえ」的皮肉を言われるし、同じ日文のコからは「私たちなんかとはチガうものねえ」みたいに見られていた。それも何となく一緒に居づらかった理由。……私、別に堪能って訳じゃないし、それどころかダメダメだったからこそ研修に参加したのに)。
そういう訳で、部屋もひとりで使っていた。

基本は2人~4人部屋、だったらしい。私が割り当てられていた部屋は2人用だった。夏休み中故に本来の寮生は居ない。家具はベッドと机が備え付けられており、後はチェストくらいなもので、こざっぱりしている。ひとりだったので余計広々としていた。
環境が変わると眠れないタチだし、自分以外の誰かが同じ部屋に居ても眠れない(余程疲れているか、気を許している相手だと別だけれど)。なので、ひとりはある意味好都合だった。シャワーは隣室との間にあって、ドアとドアとで繋がっていて、私の部屋の隣はちょうど誰も使っていなかったのでその辺りもラクで良かった。

最初の朝、ほとんど眠れず、ひたすら明るくなるのを待った。誰にも気兼ねも遠慮もなくて良かったから、空が赤みを帯びてくるのと同時にベッドから身体を起こし、身支度を開始。
まだ目覚めきっていないキャンパスを散策するのだ。それは自分の中で随分と前から計画の内に入れていたように思う。
そもそも夏休み。通常居る筈の学生たちはほぼ皆全米に散らばっている。私たちが滞在している州に家がある学生も居ただろうけれど、いずれにしても帰省中だ。

夏だけれど、日本のように湿度は高くない。朝はそれなりにすっきりと気持ちよかった。それに、誰も、居ない。

そう、思っていたのだが。甘かった。予想ぐらいついた筈なのに。

朝の散歩やジョギングを楽しむひと、に何人も出会った。そのたびに大抵は笑顔を向けて "Mornin'!" とか "Hi!" とか声をかけてくれる。学生らしき年齢の女性から、年輩の男性まで。
キャンパスは広い。日本の大学でも、某C大学くらいになると学部から学部への移動に自転車を利用するらしいが、アメリカはその比ではない。片田舎とはいえ総合大学、郊外にあり敷地はたっぷり取ってある。そして、誰もが道路に面した前庭とそのぐるりを取り囲むように敷かれた道路を自由に闊歩出来るのだ。
緑はたっぷり、空気も程良く、まさに風光明媚。ひとでごった返す筈もない時期に時間。
私だけの筈がない。楽しまなくてはもったいない。

私もそれ以降、朝の散策のたびに、出会うひと出会うひとに挨拶をした。時々「何だお前は?」と怪訝そうに見つめ返すだけのひとも居たけれど、大抵は穏やかに、あるいは快活に挨拶を返してくれた。

思うに、これは、互いに互いが「アヤシイモノではないですよー」という意思表示でもあったのだろう。そして、ひとに会ったら既知・未知問わずとりあえず挨拶をする、それが当たり前なんだろう。
すれ違う誰かと挨拶をする、なんて、日本での私には経験がほとんど無かった。見知らぬひとともなると尚更で、せいぜい向こう三軒両隣よりやや範囲くらい。妙に新鮮で、とても心地よかった。

翻って見るに、今の日本ではその「心地よい」行為はともすれば「危険行為」になってしまう。不審者の声掛け、というヤツだと思われてしまうのだ。こちらが大人で相手が子供だったり、相手が男性でこちらが女性だったりすると尚のこと避けた方が無難だろうか、と思ってしまう。
学校では見知らぬひとに声をかけられても答えるな、と指導しているらしい。その反面、「挨拶しましょうね」と言われてもいる子供が挨拶をしても、不審者と思われたくないが故に、それを無視する大人が居る。
ヘンな国になっちゃったな、と、少し淋しくなる。
知らない街で、知らないひととだって挨拶を交わすのに。

その後、私同様皆も朝の散歩をし始めてからは、なるべく他のエリアも見たいな、と思ったこともあって、出来るだけ毎日ルートを変えた。遠くから日本人同士の「おはよー!!」という挨拶が聞こえてくる。
ま、朝は挨拶からだよ。そう思いながら、その日一日の予定をあれこれ思い出しつつ、広いキャンパスをてくてく歩いた。
出来るものなら自分で培養してわらわらと……。って、まるで細菌か何かのよーな扱いだな↓ 行きたいよー、個人的にはTDLよりそそられるよー(涙)。そしてTDL並みに時間かけてじっくりゆっくりたっぷりあの空間に浸って買い物したいよー(号泣)。

先日TVで「IKEA族」などという俗な呼ばれ方で「IKEA」の家具や雑貨を愛好するまだ~むたちの取材をしているのを観てしまったけれど、……そんな風に呼ばれるのはちょっとキモチ悪いなあ……。奥様方も、単純に海外で出会って「あら、オトクだしデザインも素敵♪」ってだけであれこれ買って愛用してるだけだろうに。マスコミってばしょーもないアオリを。

IKEA。私にとっては家具より雑貨、の存在だった。多分、森井さんや雑貨関連の本の影響だと思う(逆に家具の存在が希薄だったくらいだ↓)。ようやく出ましたVv 嬉しいVv おまけに楽しいVv 眺めてるだけでシアワセ~~、と言いたいトコロだが、「そんなわけねえだろ!!」と実店舗に行きたくなってしまうことウケアイのコンパクトなのに中身ぎうぎうの良書でした。
IKEAファンブック
森井 ユカ
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単なるカタログ本になどする筈もなく、「IKEA」の持つ歴史と哲学を分かり易く解説する所から、徐々に店舗の持つ魅力、商品の持つ魅力を森井さんの視点と好みから選んであれこれ紹介してくれてます。いやあ、ホンッッッッッッッッッットに! 安いというか値頃感ありまくりの価格設定だな(悔)。世界各国にある店舗全ての商品を一括で生産するのでコスト削減になり、それで安く提供出来るとは言うけれど、出来そうで出来ないこと、なんだよなあ(もしどんな企業でも出来てるのなら、どんな店だってもっと廉価でいいものを提供出来てる筈)。それを実践してる、というのがすごい。

森井さんの紹介する雑貨はひねりがあったり遊び心があったり実用性の中にもデザイン性の高さがあったりするものが沢山あって、「それ私も欲しい……」と恨みがましい目で眺めてしまう。

写真・図版も充実しているし、添えられた解説や文章も簡潔で読み易くて、「IKEA」って何? なひとから「ふふん、アタシはもう10年以上前からのユーザよ!」なひとまで楽しさを共有出来るような感じになっている。いい意味で、良質の教科書、でもあるような。何しろ、全てではないにしても、「IKEA」の持つ歴史やこれまでの歩みをざっとさらうことが出来るのだ(こういうのを「別になければなくても」と思う向きもあろうけど)。そして、創始者と彼から受け継がれた哲学等も垣間見られるのも、私には楽しい。理念が商品にどう反映されてるのか、とか多角的に楽しめると思うのだ。

サイズもかさばらない大きさで、オール・カラアの写真。ちょっとした蘊蓄・トリヴィアな情報まであって、最後まで飽きさせない構成。表紙はヴィニルのカヴァ付なので、私のよーに興奮のあまり手に汗かいちゃうよーなヒトでも安心して読み込めるぞ♪

森井さんの次回作は「ポストオフィス・マニア」♪ こちらも私の守備範囲でばっちこーい! なので、告知された時から燃えまくっておりました。「IKEA」でも十分燃えまくりだったのにすでに次の準備が!! 目が離せません♪
天帝妖狐
乙一
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この間遅まきながらデビュウ作を読んで、「……追っかけてみるか」と思い、集英社文庫では2作めの「天帝妖狐」など(実はもう「ZOO」も1と2買ってある。サワリの「カザリとヨーコ」なんかはつい読んでしまった)。

2本の短篇――中篇、か? が収録されている。「A MASKED BALL」と「天帝妖狐」の2篇。どちらもまったく異なる世界観でありながら如何にも彼が書きそうだな、と思ってしまう物語だった。限られた空間・人間関係内でもこれだけ色々生まれてくるのか、と呻ってしまう。

「A MASKED…」は学校のトイレの落書きが発端となって起きた小さな、でも危険を孕んだ事件を巡る物語。ネットの掲示板的意見のやり取りと匿名性を持ったまま語り合う人々。ヒトの持つ「表」と「裏」がどんなひとにも等しく存在するのだと思わせる登場人物たち。

ミステリ的ではあるけれど、彼の物語のクセみたいなものや、ミステリの常套手段を知っていると、「犯人」は誰なのか結構すぐに判ってしまう。判ってしまいはするのだけれど、ずっと謎なままなのだ。「犯人」の「動機」とやらが。
でも、そもそも、何かをするのに「動機」を「探る」「知る」必要なんてあるのだろうか。それを知っていれば防げたのか? 止められたのか? 現実の事件にも少しばかり思いを馳せてしまったり。
謎めいた雰囲気のままどうなっていくのかは、淡々とした文章でありながら巧いと思わせる。
決して劇的な何か、ではない。日常の中にふ、と現れた「異常」な側面の持つ不気味さがひたひたとラストに向けて押し寄せるカンジが心地いいと言えば心地いい。

「天帝…」では病弱な少年が寂しさを紛らわすために行った「こっくりさん」によって、その後の人生まで大きく変えられてしまった物語。強いて言えばホラー風味。
小学生の頃、流行った。学校で放課後、ひと気のないホールなんかに集まって皆でやるのだ。その頃は「こっくりさんとはチガウもの」ということを強調したいのか、異なる名前で呼ばれていた亜種だったけれど、やることは同じだ。名を唱えて「降りて」きてもらい、質問をし、答えをもらう。遊び感覚でやる訳だ。本当は何処かコワイと思っていることを、人数で誤魔化している。
少年は、それを、家でひとりで行う。誰にも言えず明かせぬものを抱えてしまい、家を出るしかなくなってしまった少年。放浪の内に出会った、ただひとり優しく接してくれた少女。
彼が彼女に長い長い手紙を認めるのだ。

異形の者に付与される哀しみと理不尽さを、やはり彼も抱えることになる。そのために起こしてしまった事件と、そこからさらにもたらされる哀しみの大きさとを思うとせつない。
異形の者故に与えることの出来る恐怖、を描いているようでいて、実は誰もが秘めている残虐性を描いているようにも見える。それを思えばこそ、この物語は哀しいのだし、怖ろしいのだと思う。
何かを破壊する歓びに打ち震えてしまうひと、は、必ず、居る。たとえば、……たとえば、「人間」を。
とりあえず、「あなた」も絶対にそういう人間だ、とは言わないでおく。認めたくないこと、というのはあるのだ。認めてはいけない、と思ってしまうもの、というのは。

良くも悪くも彼の文章にはクセがなく、するすると読めてしまうので、時間はさほどかからない。その物語の中で何を描いて何を描かずにおくか、しっかりと心得ていることも判る――ので、無駄が無さ過ぎてすっきりあっさり終わってしまったな、と感じるひとも居るかもしれない。私は個人的に嫌いではない。ただ、これでクセのある、文章そのものだけで面白くてしょうがない、なんてものを書けるようになってしまったら一体どうなってしまうのか、と勝手に戦いている。
次はどれを読もうか、それが楽しみ。
リボルテック No.4 EVA初号機
B000FH6NOU

欲しいような買ってはいけないような、などと言ってる間に、あまぞんからは買えなくなっていたようで(※)。

それでよかったのかも。うん(←言い聞かせてる?)。

夢中になったり「これが好きなんじゃー!!」となると、ついとことんまで付き合ってしまう悪いクセがある。……ので、抑えが効くくらいにはマシになったというかオトナになったのかもしれない。
「収納スペエスなど皆無」という現実と、「そのクセ買う量が減らない書籍その他」という現実が理性を失わずにいさせるのかもしれない↓

一応、コレほど出来がいい訳ではないものの、そこそこ可動できるモノはすでに持ってるしなあ(リアル・タイムでアホみたいに流行ってた頃、買いましたよ、ええ、リリィスされた側から次々と。未組立のプラモもうなりまくりだよ・涙)。ブリスタ入りで、そのまま飾っておいてもいいな、なヤツで(というか、飾る気満々て辺りがヲタクの痛いトコロというのか)。

可動させるための工夫からそうなったのか、腹部からウエストにかけてがちょっとゴツ過ぎる気もするけど(というより、私はほっそい腰のEVAが好きなのだ。←なのだ言われても一般人には・以下略)、全体的なフォルムは綺麗だな、と思う。でも寸足らずちうか尺が足りん気もするぞー(いや、多分あまりに忠実に再現しても、それはそれで何らかの不都合とやらが生じるのかもしれない。自立性が低下する、とか。背が高いと倒れやすくてねえ)。
零号機も弐号機も出ちゃって、ある意味そろい踏みで、あとは参号機と零号機改と伍号機(うなんげりおん)が出ればぱーへくとでしょうか(でしょうか言われても・以下略)。

最近、本でもそうなのだけれど、「……そんなにしてまで買う程のモノだったと思う?」と自問することが多くなった。「我慢しようと思ったら、出来たんじゃない?」とか。実際、出来るもんだし。でも、「欲しい、と思った時買わずにいて、後悔する」てのもまたイヤなもの。それでついつい手を出してしまうんだけど。
これは、我慢しておこーと思います。

※多分、また買えるようになると思います。それに、あまぞんだからたまたま入荷が遅い、とかそれだけの問題かもしれないし。「海洋堂」さんとしては、「定番商品」として考えているので、品切れを起こしたら再販して、何時でも購入出来るようにしたい、らしいので。なので、焦ってオークションなんかに手を出しませんよう。

ハーレクイン 2006年 08月号 [雑誌]
B000FVR6JC

……今回はどの作品も楽しめた、ような。作家さんによっては「……そのふぁっそんは如何なものでしょうか……」という方がいらっしゃったりもするのだけれど。概ねは楽しめる仕上がりだったかな、と。

孤独なシーク―砂漠の王子たち〈2〉
アレキサンドラ セラーズ Alexandra Sellers 那珂 ゆかり
4596001529


コミカライズ担当:星合操(巻頭カラー/描き下ろし)

3部作の2作目。……作画が丁寧な気がする。いや、いつも別に粗い訳でもないのだけれど、アップ多めで「ちょっとやっつけ仕事に見えますよ、センセ」な時が多い方なので。背景をそれほどきっちり細々描き込むタイプの方ではないけれど、何となく雰囲気は伝わってくる、というある意味得な方だと思う(ははは…)。

中東の架空の国・バラカットを舞台にした第2弾(この後さらに何作かスピン・オフが出て、しかもその後出の作品の方が先にコミカライズされた。……本家並みに「その刊行順はやめれ」なことをかますのね)。中央バラカット(3つに分かれているそうで)を治めるプリンス・オマールと、彼の娘たちの英語教育を任されることになったジェーナの物語。
強引なシークに言うこと聞かされて働いてる内に彼のココロの影の部分を知ってしまってより強く惹かれてゆく…というお約束のストーリィでお約束の展開。最初の結婚が幸福なものとは呼べないままに終わってしまったが故に心を閉ざしがちなオマールをジェーナが解していきながら互いを想い合うまで、をある意味淡々と。もちろん、ちょっとした事件は起きますが(ちょっとした事件、てのはヘリの事故や山賊に襲われることを言うのかね、紫堂よ)。
忍耐強さと気骨あるところが多分ヒロインの魅力なんだろう(自立した女性を描きたいとは言え、何の許可もなく姫君2人を連れ出す、ちうのは如何なもんなんだ?)。
シークものは基本のラインがあまりにも決まってしまっているので、余程ひねらないと目新しさは感じられない(かといって「テキサス・シーク」てのもどうかと思うが。←ええ、アメリカのテキサスに居るんですよ、シークがね)。隔月とは言え新鮮みはあまり感じられないのが個人的には難点。

伯爵と踊り子
ジョアンナ・マンセル 高田 真紗子
4833513250

(これはもう何をどう探しても画像ナシ。古いからなー。代理でコミカライズ担当した浜口さんのコミックス表紙を。絵の雰囲気だけでもどうぞ↓)
神様に嫌われて
浜口 奈津子
4091304486


コミカライズ担当:浜口奈津子(カラー有/描き下ろし)

タイトルだけだとまるでヒストリカルだな↓ ダンサーとして生きるフィリッパは婚約するものの、それが勢いだけで本気ではないために少しばかり困っていた。ある夜チュニジアで仕事としてベリィ・ダンスのショウに出演中ぶしつけな男に出会い、それが自分の婚約した相手の叔父だと知り、呆れたことに誘惑され自分の愛人にならないかと言われる。その男が伯爵であるために情報を早くも嗅ぎつけたパパラッチの追っ手を振りきるべく、彼の屋敷のあるロンドンへ。彼の甥にして彼女の「元」婚約者はすでに旅先で新たな女性と恋に堕ちたという。すでに持ち上がった話をただのスキャンダルには出来ないから、と自分と結婚しろと迫る伯爵・ジェームズ。惹かれてはいるけれど、相手が自分に抱いているのは欲望と独占欲だけ――。

男性にしろ女性にしろ繊細というか線が細いなあ……。いや、綺麗な絵だとは思うけれど。少女まんが的に正しいけれど、とてもとても無国籍だ(笑)。
ダンサーとは言え、あらゆるショウをこなすヒロインは、それでも自分の仕事には誇りを持っていて、両親を失った後も気丈に生きている……けれど、実は過去のある出来事のために結婚も恋も諦めなくてはと思いながらも寂しさと闘っている――らしいんだけど、ちょっと描写が足りないかなあ、という気が。
ある程度読み取れるんだけど押しが足りない気がする。そこがもったいない。
野郎はひたすら身勝手で馬鹿(それで片づける私~♪)。ヒロインが真っ直ぐに誠実であろうとしてるのに「愛なんて信じね~」とかヌカして傷つけまくり。さらには「ヤっちまえばキモチも変わるだろ!」とばかりに無理矢理抱いてしまう(……レ○プじゃないか、それは)。そこで捨てられて初めて気づくんだからやっぱり馬鹿だ。鬱陶しいのう。責任感だの罪悪感だのたっぷり背負い込んでいるらしいのだが、それをヒロインとの関係にまで持ち込むのがイヤだなあ。とりあえず最後は自分から出向いたからマシか。ううむ。

恋のスタンバイ
ジェシカ スティール Jessica Steel 小谷 正子
4833552876

(参考画像としてコミカライズ担当の陽村さんの作品の表紙を)
魅せられた秘書
キャシー・ウィリアムズ 陽村 空葉
477671826X


コミカライズ担当:陽村空葉(カラー有/描き下ろし)

陽村さんの場合、地に足がついてるな、と思わせる設定の物語の方が向いてるな、という気がする、と言おうとした矢先にパイロットとキャビン・アテンダントの恋物語である。足がつくどころか飛んでるよ、空(ははは)。要は、シークものとかロイヤルものなんかの、ごーぢゃす感命! みたいな設定のオハナシじゃない方が合ってる気がするな、という意味ですね。
今回は久々にヒットVv 素直に楽しめた。
恋人の裏切りを知ってしまったティファニーは両親の離婚以降可愛がっていた叔母との電話での会話中、あれこれあって結婚前提の付き合いのある恋人がおり、それがいつも(自分には特に)不機嫌かつ愛想のないパイロット・ベンであると誤解される。おまけにそのハナシがすでに噂になっており、ふたりは結婚するものだと周囲に誤解される。どういう訳かベンは結婚話を事実にしてしまおうと言い出すわでティファニーは混乱しまくり。

……野郎が素直じゃねえ上にヒロインを誤解しまくりで、嫉妬から出てくるものではあるものの一方的に詰ってみたり、とお約束てんこ盛り。すれ違ったまま彼は仕事で飛行機に搭乗、彼女は地上で帰りを待つ、という時に飛行機が事故を起こしたと連絡が、というまた素敵にベタな展開。
とりあえず中身(人柄)を気にしなければ(笑)陽村さんの描く男性は大変魅力的で、逞しさや精悍さを持つキャラクタアを絵にさせるとピカイチ、という気がする。今までよりも女性キャラが魅力的になってきたし(私は女性キャラが男性キャラに比べて絵的に見劣りしてるよーに感じると、「……実はBL畑のヒトがとりあえずデビュウ出来りゃいいや、ってHQ来た??」などと疑ってしまうタチで、初期はかなり疑っていた。でもその疑惑がすっかり晴れた訳でもなかったりする↓)。ただ、いつも似たようなヘア・スタイルだったりして歴代ヒロインずらり並べたら皆同じに見えそうな気が。いや、まあ、それ言ったら男性キャラも(以下略)。

永遠をさがして
シャロン サラ Sharon Sala 槇 由子
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コミカライズ担当:知原えす(カラー有/描き下ろし)

やや長めの作品を他の作品と同様の125pにそれなりに収まっていた所は買い。しかし、どの作品を見ても、どことなく不思議なふぁっそん・センスのヒロインばかりだ……。年齢や職業、土地柄(?)や環境とファッションがかみ合ってない時が多くて、そういう瑣末なことに気を取られて作品にのめり込みにくい。
亡き母の残したレストランをひとりで切り盛りするヒロイン・オナーの元に突然現れた謎の男に惹かれてゆくものの実は彼は……とどんどん話が転がってゆく。サスペンスが売りの「ラブ・ストリーム」作品らしい話ではあった(さらには、傷ついたひとが癒されてゆく過程を描くことで定評あるらしきシャロン・サラ作品で、「なるほど、そういうカンジだね」という展開でもあった)。
それほど極端に悪い仕上がりではないと思うんだけど、絵がなあ。よくも悪くもめっさ庶民的で、日本が舞台ならしっくり来るんだろうか、といつも思ってしまう。雰囲気で「はい、ココ中東ですよー、はい、このひとプリンスですよー、このオンナはライバルねー」と描ける作家さん、それはそれで才能なんだな、と思えるようになってきた(笑)。雰囲気も大事なんだな、と。その土地なんだろうな、と思わせるような空気とか匂いみたいなものが作品から読み取れないのが残念。かと言って日本でも無いらしいし、と。

来月は大好きな橋本多佳子さんが登場するのでそれだけで楽しみナリ♪(あとは、個人的に好きな作家・バーバラ・マコーリィ作品がコミカライズされるんだが、それは何となくビミョー……)
奪われた福音書
ジュリエット ランドン Juliet Landon 原 淳子
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強制的に、敵と見なしている男性と結婚させられることになったヒロインと、彼女が持つ美しい福音書を巡るあれこれを、中世のイングランドを舞台に繰り広げられる歴史ロマン――というトコロなのだが。

流し読みしていて思ったのは、「ああ、この訳者さんとは相性が合わないかも」ということだった。現代モノは多分平気。ヒストリカルではちょっと遠慮したいな、と思ってしまった。

ガチガチに堅苦しく漢字がひしめいていないと歴史モノじゃない! というのも狭量な考え方なのだろうけれど、「簡単な単語だし、ヘンに凝り過ぎるより分かり易い方がいいわよね」とばかりにヨコモジそのままで書かれるのも何だかしらけてしまうものなのだな、と思ってしまった。

「商品リスト」よりは「商品目録」とかのがいい気がするし、「レイプされてしまうかもしれないという恐怖が」みたいなのより「暴行(本当は「強姦」、と直接的な意味合いなんだけど。でもそれだと視覚的にもキツ過ぎるから避ける、んだろうか? でも、行為の非道さを思うとそれはそれでいいじゃないか、と思う。「レイプ」、という表現が軽い訳でも無いのだけれど)を受けるかもしれないという恐怖が」の方が歴史モノだの時代モノ読んでる時にはしっくりくるような気がする(ちなみに、私が気になった訳語をそのまま、自分で創作したフレエズや文章にしただけで、上記のような文章は作中直接出てくる訳ではありません。引用にあらず)。

おまけにこの作品の舞台は「中世」。リージェンシィだとか、アメリカの開拓期くらいならまだしも、「中世」だからなあ。重みが欲しい。極端過ぎない程度の。
この作品、内容云々よりもいちいちそういう小さいレヴェルの訳語で「う…」と止まってしまってするすると読み進められない所が多かった(流し読みなのにねえ)。お店の名前、「スリー・ドラグナーズ」と書かれるよりも「三人の竜騎兵亭」(作中にはありません。今咄嗟に何となく思いついただけ)の方がいいなあと思うし(流石に、そこまで極端に何でもかんでもヨコモジで表現していらした訳ではないけれど)。時代の匂い、雰囲気みたいなものも醍醐味なだけに、ちょっとなあ……。

ヒロインの口調、ヒーローを敵対視している+夫である(立場が夫/男性の方が上)ということでやたら丁寧なんだけど、丁寧だったり慇懃無礼というよりも、こなれてない訳に見える時もあってそこも魅力半減させてくれちゃって。そこまで意地悪く見るなよ、と自分を諫めるのだけれど。

翻訳はやはり英語力もさることながら、日本語力の方が重要なのだな、と実感してしまった(翻訳で名を馳せている方の大半がそう仰るのよね。改めて納得。でも英語力もどーなのよ、な私には色んな意味で耳が痛い……。母語がまずアヤシイ+英語ちゃんと理解出来てんの? な状態なんだもの・涙。それでいてヒトサマのことをああだこうだと。ナニサマなんぢゃ↓ ←まあ、一応ちゃんと新刊を身銭切って買った読者サマ/購入者サマ、ではあろうか)。
EXODUS
Utada T.Moseley
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遅まきながらようやく聴いた。聴き込む程に味わいが増すかな、と思わないでもない。好き嫌いだけで言うのも微妙。悪くはないけれど良くも感じない。良くないか、と問われると「いや、悪くないよ」とだけ。「宇多田ヒカル」では見られない・聴けないモノがあるように思うけれど、逆に言えば「これぞ『Utada』である」と言い切れる程のものを感じなかった。

悪くは、ないんだよなあ。でも、聴いた後何が残る? と自問すると「うーん?」と回答につまる。

英語に堪能な方はより廉価で購入出来る輸入盤の方がいいかもしれない。私は日本先行盤を、何と本来の5分の1の価格で used で購入したのだけれど、御親切にもこちらには歌詞の対訳や対訳を担当した方との対談が掲載されたブックレット付で、これがまた微妙。自作について敢えてあれこれ語ることを無粋と感じなくもないし、より自分の意図した所を知って欲しいのだという真摯さも感じられる訳で、どう取るかはやはり各人次第。困ったことに私はそのあわいにいて「うーん?」と呻るばかりなのだった。読めることによって「なるほどね」と思う反面「野暮だね、嬢ちゃん」とも思ってしまう。

作品そのものがそこにただ在る、それに圧倒されて聴いた自分の中にあれこれ生まれる、それが「格好いい」と思ってしまうからなのだが(もちろん、自著・自作についてあれこれ語ったものも、それはそれで好きだったり楽しんだりするのだ。時を経てから語られたものなんかは、作者自身も比較的冷静になっていたり客観的に見られる度合いが増しているような気がするし)。

日本語詞の時はメロディからもドラマ性を感じることが多いけれど、全英語詞のこちらだとメロディからまでドラマを感じられなかった。たとえ歌詞の意味なんてちゃんとわからなくても胸にクる唄なんざ山ほどあるでしょう。でも、最初聴いただけでは何も無い。何度も聴いたからってすぐ浮かぶものでもなかったけど、多分それは私の英語力のせい、音楽に対して無知なせい。

でも、あれこれ知ってないと楽しめない、というものだっけ、音楽、つーのは。何処でならウケそうで、何処でなら売れそうで、どういうジャンルで何を使ってつくった音で、とか、そういうことを。

そうも思ってしまってなおビミョ~~。

コレを聴かぬままに「宇多田ヒカル」の日本語での新曲を数曲聴いてしまっているだけに、尚ビミョ~。ファルセットの美しさが前より良くなったなあ、とかキャッチィ過ぎないのに残る曲だなあ、とか何かしら引っかかる、彼女らしさを感じたのに、このアルバムを聴いていても「うーん? うーん??」と何故か煩悶するハメに(笑)。

繰り返し聴くごとにある種の心地よさや面白さみたいなものが伝わってこないでもないのだけれど。「宇多田ヒカル」の持つ個性のままだとアメリカに、国外に、出て行けなかったのかね。「Utada」でなくては表せない何がこのアルバムに込められているのか判らない私は楽しむ資格というか資質に欠けてるのかも。
ただ、これが始まりであって終わりでも終着点でもないんだから、次回請う御期待、ってことだろう。

でも、……2枚目、出たとして正価で買うかね、私は。何だかまた used で購入してしまいそうだ。それって新譜として、作品として、認めてない、ってことと同義なんだよなあ。うーんうーん。
いくつものジェラシー
ダイアナ パーマー Diana Palmer 村山 汎子
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これはヒドい……。そうとしか思えなかった。感動は出来なかった。強いて言うなら、それまで虐げられ続けたある人物がようやく救われたことが唯一「読める」ポイントで、それ以外は何一つ素直に首肯出来ないことだらけ。ある意味王道なダイアナ作品ではあったけれども、一点どうにもこうにも許し難い非道さがあるのが受け付けなかった。

児童虐待――ネグレクト、というカタチの(実際は暴力以外はあれこれと)。

ヒロインの不貞を信じたまま彼女の親友と結婚し、ヒロインはその「偽り」のために故郷を離れることを余儀なくされる。教師として働いていた彼女は自分が不治の病に冒されていると知り、体調を崩した父の元へ帰ることを決意。その町には当然かつての恋人も住んでいて――。

元さやモノ+難病モノ、とでも言うのか。
ヒロイン・アントニアもかなり一方的にヒーローに誤解され虐げられているのだけれど、それ以上に誤解され虐げられているのがヒーロー・パウエルの娘。
後味悪い、なんてもんじゃなく、もう胸糞悪い、の域に達していて、オトナの事情で何があろうが子供には関係ないだろうが! と終始厭な気分になった。

そもそもアントニアが、パウエルの何処にそんな惚れていられるのか、理解出来ない。婚約までした仲なのに、自分の親友が不貞の噂を流したのをアッサリ信じ込むような馬鹿。結婚式当日に破棄を言い渡され、しかもその噂を流した馬鹿女とソッコー結婚しやがった。

どんだけ馬鹿だ。

信じてもいない女と結婚まで考えることが出来たのか、この馬鹿は。で、この馬鹿は、馬鹿女と結婚せざるを得ない状況を自らつくりだす。
酔った勢いでアッサリ寝て、妊娠させてしまう、のだ。ああもう最低(おまけに、この件に関して、妻となった女の言ったことを、惚れた女に関する嘘は信じても、自分の子供である、ということは信じていなかった。最凶最悪…)。
で、戻ってきたら来たで、何だかんだリクツ捏ねちゃあアントニアにちょっかいは出してくる。ああ、鬱陶しい。

で。問題は娘・マギー。表向きは意地っ張りで素直さがなくガサツで乱暴……なように見えるけれど、実は自分が父親にも、母親にすら愛されていない、という「事実」に傷つけられたために、自分を鎧うことでどうにか平静を保っている、という女の子。自分をまともみ見ようともしない、知ろうともしない父親を、それでも愛している……のに、馬鹿(=ヒーロー・パウエル)はとことん馬鹿(形容詞的名詞)なのでそれにまっっっっっっっっっったく! 気づかず、とんちんかん通り越して子供をいたぶりたいのか、と問い詰めたくなる程冷淡かつあり得ない態度を貫いている。誰かこいつぶん殴れ!! 斧持ってこい、斧!!
そのマギーの辛さに気づいてやれたのが誰あろうアントニア。故郷で最期を迎える決心をしていたものの、誰にも病気のことを告げる気のないアントニアは、たまたま小学校に職を見つけて勤務するようになる。クラスにはマギーも居たのだ。自分を苦しめた親友の娘であるが故に、どうしても素直に他の子供のようには受け容れられないという事実を噛み締めながらも、それでも公平であろうとする。
あくまでも自分のやりたいようにやろうとするマギーと、それを許すまいとするアントニア(教師としても大人としても正しい態度である)。マギーが嘘の報告をすれば真に受け、それが偽りと判ると子供を責めるだけのパウエル(しかも、実は自分こそがそういう態度を取ってる、という自覚があるが故の八つ当たりだったりする)。傷が深くなる一方でひとり思い悩むだけのマギー。
このマギーがまたこれでもか、と可愛げ無い態度なんだけれど、子供嫌いの私ですら「何だこのガキ!」とは思わなかった。父親があまりに非道い態度を取るし、母親にすら「お前のせいで私は夫に愛されないんだ」とか罵倒されまくって成長してしまってる。誰が悪いか歴然としていて、この小さな子供(まだ10歳かそこら)はひたすらにオヤの罪悪感だの見栄だの、そんなクソみたいなもののために押しつぶされて虐げられてきたのだ。だからといってすべての子供が歪む訳でもなかろうけれども、事実パウエルの平生の態度は酷いの一言に尽きる。何しろ、ある程度自分でも自分の態度が何が原因で起きていて、それを子供に向けていいものではない、と知っているのだ。尚更タチが悪い。娘や学校長の談から言ってもカネと名声故に他者を黙らせるのは簡単と思われており、実際そういう態度も取ってきたんだろうから、単なる暴君でしかねえし↓

この馬鹿の元で、そして色々あって学校ですら孤立してしまう気の毒な少女がひたすら可哀想でならないのだ。ロマンスどころのハナシではない。

ヒロインが病気だと知るとその弱気さを詰り、自分が何でもしてやる、と意気込むのはいいけれど、実は難病ではなかった、と知るとあっさりベッドに引きずり込む。病み上がりは病み上がりだろうが!! 何処までも何処までも勝手過ぎて、どうしてヒロインがこんな馬鹿に惹かれるのか、許すことが出来るのかが、クリスチャンではない私にはまったく一切何にもまるっきり! 理解出来ないままであった(後に刊行され人気を博した「ちぎれたハート」と筋が似ている。この「ちぎれた…」もヒドイ話だった。興味ある方はブログ内検索で探して見て下さいませ。レビュウ書いてます。もっとも「ヒーローが馬鹿、鬼畜」と連呼してる記憶しかないレビュウですが。あくまでも堪え忍ぶヒロインが好評ではあったようです。でも耐え過ぎだってば)。

リンダ・ハワードの「流れ星に祈って」もヒドイ話だったが、これも負けず劣らずヒドイ話だった……(これもさらっとレビュウしてますが、やはり罵倒しまくりです)。

確かにね。最後にはマギーも可愛らしく、本来そうであっただろう姿を取り戻して、幸せ幸せ♪ てなもんなんですが。ヒロインの助けナシには実の娘とまともに話も出来ない馬鹿がチョーシぶっこきやがって子供孕ませるし。何その安易さ。そんなに種馬になりたけりゃテメエの牧場に今すぐ行って(以下自粛)。

ヒロインが虐げられ、傷つけられても、無償の愛でヒーローを振り向かせる、悔い改めさせる(まあ大抵はすでに自分の本心に気づいているんだけど、キッカケくれてやらんとダメ、というとことん付の馬鹿なのだ♪)というのはウツクシイ話なんだろうけれど、ヒーローの魅力が理解しづらいために「何でこんな馬鹿あっさり許すかな」としか思えない私には、……ダイアナ作品は本当は向いてないのかもしれない↓(でも、初めて偶然手に取った作品は楽しめました)
トルテのピンクケーキ
やまだ うたこ
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……本当はもう少しはっきりした色合いの、あたたかみのある、可愛らしいピンク、なのに。
今回の絵本ではこの「ピンク」という色そのものもやまださんのこだわりたかった部分だったと思うので、正直これはないよあまぞん、と思ってしまった。本当はこんな風にぼんやりしてないですからー(って誰に言ってるんだろう)。

可愛いオハナシです。他愛なくて(これは褒めてる。私はやれ癒しがどう、とかそういうモノを全面に押し出すタイプのモノがニガテで、単純に楽しかったり可愛かったり面白かったりする「絵本」が好きなので)。でも、ちょっとツラいというか、子供ほど柔軟性がないつーか。むきぃぃぃぃぃぃっっっっ!! となってしまったトコロがあって(涙)。

トルテはお店を開いてるけれど、お出し出来るのはお茶とゼリィだけ。おいしいケエキも出したいけれど、作り方がわからない(1)。御客で友達でもあるみんなに訊いてみるけれど誰も知らない(2)。友達のひとりが「お菓子のいい香りのするお店があるよ」と教えてくれて、トルテはさっそく行ってみることに。
行ってみると窓から見えるケエキは見るからに美味しそう。可愛い女の子が出てきて、部屋に招いてお茶とお菓子を御馳走してくれる。かくかくしかじか、自分のことを話し、「ケエキを貸して欲しい、みんなに見せたい」と頼むと女の子は快諾。
トルテが持ち帰り、皆を呼びに行っている間に友人たちが次々やってきて、あまりに美味しそうでつまみ食い……のつもりがミゴト完食!(3)帰宅したトルテが驚いて事情を話すと皆平謝り。さあ、借りただけ、のケエキを返さなくてはいけないけれど、どうするトルテと(不)愉快な仲間たち!!

……腹立って腹立ってもう(笑)。

(1)の、ケエキの作り方も知らず、供せるのはゼリィ(とお茶)だけ、って。腐った大人視点かつ汚れた資本主義経済の中で生きていると「そんななまっちろい考えで店なんぞ開いとったんか!」と何だかムカッ。
(2)本で調べたり出来るだろうに先ず他人に訊く。そこでまたムカッ。ヲトナの世界では「自分で出来ることを安易にヒトに頼むべからず」という考えがあると思っているだけにこれは(私には)キツイ。むう。実際お店やりたい、と思うくらいの気持ちがあるのに努力しよう、とゆーキモチがないのかキミは。しかも、客に訊くのかい……(まあ客には「どんなケエキ食べたい?」というのを知りたいこともあってあれこれ尋ねるんだけど)。
(3)の、トルテがトルテならそのオトモダチもオトモダチで、食っていいかどうかわからないものを思いっきり食うし!! 何で!? 何故食う!? 友人が作ったもの(と思われるもの)を断りもなく何故食うのだ! しかも留守中に!! いくら美味しそうだから、って……あんまりだろ、それ。おまけに、後から判ったことだけれど、実はそのケエキは貸し主の女の子にとってとても大事なケエキだったりするのだ(どう「大事」なのかはおはなしで確かめてね)。

それらすべてが女の子との新たな友情やオイシイお菓子の誕生に結びついてゆく訳だけれど、……あんまりだよ、それじゃ! と思ってしまって、楽しむどころか終始不機嫌になる自分が怖い(ははは…)。
前に読んだくまさん経営のパン屋の話(朝早く起きて仕込みから焼き上げ、販売、と最後まで全部くまさんひとりで黙々と、かつサアヴィス精神を忘れずに働く、という職人気質なのにそれを偉ぶったりしない素敵なくまさん。ヨメに行きたいと願うなんばーわんのヒト…くま…いややっぱヒト……?)を憶えていて大好きなだけに、何のポリシィもなく「好きだからぁ~!」「だけ」でお店やっちゃって、どうにかしたいと他力本願で、……と、

アンタ、「愛の貧乏脱出大作戦」に出てきたダメ店主(※)ですか。

くらいがっかり、してしまったのだった。同じやまださんの絵本「ぶたのチェリーのおはなし」

コレ↓ですね。
ぶたのチェリーのおはなし
やまだ うたこ
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は素直に大好きだったけど、コレはちょっと、……何だかなあ、だった。多分、私が子供だったらもっと素直に楽しむんだろうけど。美味しそうなケエキ見たらついついつまみ食いしたくなっちゃうよね、とか、一緒にワクワク……ああやっぱ無理かな。「サザエさん」でつまみ食いしたはいいけど揚げ立ての天麩羅なもんだから唇火傷しちゃうヤツ読んで「悪いことは出来ないよねえ」と嘲笑うタイプだし↓(だってねえ、つくったひとの苦労とか手間考えたら、何かもっと申し訳なく思えよー、とか思っちゃって。いや、1コ2コの可愛いレヴェルはアリなんだけど。笑えるんだけど。私も「えへへー、つまみ食いしていいー?」と何処がつまみ食いやねん、な量をひょいぱく〈←一口で大量〉っとやらかすけど。←猛省しろ、お前)。

ちゃんとオハナシの中で、つい食べちゃったみんなもちゃーんと反省はします。反省して、お詫びもします。だから、いいんだけどね。でもなあ。女の子がココロを込めてつくったもの、は、もう戻って来ないんだよなあ。

ああ、何だか胸にもやもやとわだかまるものがあるのよー!!

何度も読み返す、ことはないかもしれない……。絵は、とてもとても可愛らしいです。ピンクで60年代テイスト、を意識なさったというだけあって、何とも言えない味わいがあるし。でもでもでもでも~~(涙)。

今後、トルテちゃんには自力で新たなケエキを作り出す、ということをして欲しいものだなあ、と汚れた資本主義にまみれた私は思うのでした。

※かつてテレビ東京系列で放映された番組。みのもんた司会。業績不振で、理由も言わずもがな、なお店の店主が応募し、その店を建て直すために番組側が協力して、その道のえきすぱあとな人々の元で短期間とは言え最低限のことが出来るようになるまで修行させてもらい、合格出来れば新装開店する、というもの。自分のこれまでの努力の足りなさや考えの至らなさを改め、「客に喜んでもらうこと」こそがいちばん大切、と業績を上げ年収を上げる店主が居る一方、折角方々に協力してもらい修行もさせて頂いたクセに何だかんだとナンクセつけてテメエの手抜きや他力本願を棚に上げて何もしなくなってしまうダメ店主、というのが結構居た。時々番組サイドが抜き打ちでみのを引き連れ店を訪れては説教をたれるSPが放映されている(無論、いつでも客でメチャ混み♪ なお店もある訳で、そういう店はさらなる激励をもらうのだが。ちなみに、視聴者からのタレコミがあって出向くこともあった)。

エア・ギア 14 (14)
大暮 維人
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かぶりつく勢いで読んでしまった。当日の内に表紙がけぱけぱ開いちゃってなかなか閉じてくれないくらい読むなよ、自分……。

自分が既に知っている展開までは掲載されておらず、ちょっとだけ腰砕け。そっか、私が思っていた以上に雑誌掲載分はあったのだな(大暮氏は休載が多いのよ……。描き込みっぷりと丁寧さと、手直しの分を考えて、とりあえず「しょーがないかなー」と思うことにしてる)。
この14巻ではカズとエミリが「眠りの森」の一員・蛾眉刺(ガビシ、と読む。便宜上「眉」の文字を使用するものの、「ビ」の字は作中ではにくづきに眉の字〈月眉〉で表記されている。この文字が実際あるか否か、まだ「大漢和」見てないので不明)に追われた所を助けに入ったアイオーンとのバトルから始まり、咢とイッキを欠いた「小烏丸」が怒濤の追い上げを開始、パーツ・ウォウの最中にさらなる「眠りの森」メンバア・王蟲(そのまんま読む)登場、「小烏丸」の助っ人としてバトルの場にいた「トライデント」ナンバー2のベンケイ(そんな名前だが女性だ)にバトルをふっかけようとしている所(?)まで。

前巻ラストではエミリを守るために必死になって男を見せたカズが、自分の力ではどうすることも出来ないと解り切っているガビシに倒されそうになるアイオーンのために何も出来ずに固まってしまったのがショック……(ただし、彼なりに色々思う所もあるらしいのだが)。
でもって、身体張ってアイオーンの窮地を救ったエミリがとうとうパーツ・ウォウデビュウを飾る(ますますいいオンナになった♪ カズがヘタレても彼のいい所に気づくし、「好き」が途切れない。可愛いなーVv)。
僅かに明かされたシムカの過去と、林檎と王蟲により急襲され倒れるシムカ。「眠りの森」側の思惑は未だ明かされないものの、初めて明確に「創世神(ジェネシス)」に対する敵対心(?)を露わにする(しかし何だかワケアリであることが匂わされており、シムカはそれを知っている模様)。
入院を余儀なくされたイッキは先代「眠りの森」総長・空に「風の王」たる資格(?)を確固たるものにすべく特訓を施され怪我も何のそので発奮中(イッキは「好きだから」というだけで毎日切磋琢磨中。しかし一見とて~~もくっだらねえことをしている・笑。病院の中で何しとんねん……)。
「風の王」とその玉爾(レガリア)の調律者(リンク・チューナー)になることを決意する、次期「契(つむぎ)の王」継承者と目される枢(くるる)。

オイシー要素てんこ盛りで怒濤の進行っぷりでした。面白いよー楽しみだよーでもあんなとことかそんなとことかれこれ色々気になる所が明確になってねえよーちうか実はあの辺り作者うっかりやらかしたんじゃね? な所があるよー、とかひとりハァハァ言って読んでいた。

個人的には中山(エミリと同じ陸上部所属。一見地味)が調律者として咢のサポオトを任されるよーになってくんねえか、と期待しまくり♪(中山だけただの一般ぽぴーぽーのまま、はちょっとサビシかったので)
それと、イッキを巡るオンナが多くなってきて、……林檎至上主義の自分としてはビミョ~~な気分である。むう。イッキは林檎のモノであって欲しいのだが!! 正直に言うとクルル、邪魔!!(そういえば、私はあんまり奇を衒ったカップリングとか、いかにもベタな当て馬キャラなんかとくっつけ~、と妄想したり、がないな。王道が好きなんだろうか。……そうかもしんない。カズとエミリにくっついて欲しかったりするし。林檎とイッキはある意味ロミジュリな関係になってしまったのでなおくっついてくれい、と思っちゃうのかも。あとは林檎の執念の成就を願って・笑)
仏茶がエミリのために何の見返りもなく…、というエピもよかったなあ。おまけに、さりげなくエミリの恋を応援しちゃうし。いいヤツだ、ブッチャ! 可愛いぞ、いつも君が14歳だという事実を忘れてしまうが!(コミックス表紙のいちばん後ろのいちばんデカイ彼がブッチャです……じゅうよんさい……じゅう……←フェイド・アウト)

作品としては第2部最初の山場、というカンジで、えらい密度の高い話になっていて、続きが待ち遠しい限り。それにしても結構な量の加筆っぷりらしく、次巻までまた色んな意味で待たされるのね、とちょっとがっくり↓(そしてその時間を利用してまた限定版が?・涙)

購入したのは限定版の方なので、装訂も通常版とは異なっていて、折り返しやカヴァの後ろの方にこれまで登場したチームのエムブレムがカラアで描かれている。一応公式と思われる各チームのエムブレムのカラアがわかってちょっと嬉しい(基本白黒ですからねえ、まんがって。コミックス派だと尚更。以前「Pinky」付属の時にも一応ある意味発表されたのだけれど、重要なあるチームのエムブレムはそこになかったんだなー)。限定版にのみ付属するピンズ3種は「水月館」にてUPの予定。いや、可愛いです。ちっちゃいけどちゃんと再現されていていい出来。これの、メタル製のマットなのも欲しいなー(カラアわかんなくなっちゃうけど)。というか、第2弾とかありそうだな、また。今度は「ジェネシス」「トライデント」「トゥール・トゥ」辺りでどーよ(どーよ、って言われても……)。アギト、シムカ、ジェネシス、とかでもいいけど(何だよその妥協口調)。

エア・ギア限定版14
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前回2度「Pinky」がついた時ですら割とすんなり予約に漕ぎ着けて、入手出来たのに(それは「エア・ギア」関連サイトよりも「Pinky」関連サイトさんが情報を提供しまくって下さったからだ)、今回ばかりは何処もダメで焦りまくりでしたが、ファンの方々は無事入手なさいましたでしょーか。

どーにかこーにか購入出来ました(涙)。昨日の内にさくっと手配して、あとは到着待つばかり。

しかーし! 今日、発売日当日になってあまぞんがするりんと販売してやがりました(怒)。何だそりゃー!! ……そんなに確保出来ないものなのか、ネット書店つーものは。「ハリポタ」はあれほど予約取りまくりのクセに!(もっとも「ハリポタ」は予約制の方が首を絞めずに済むから積極的に募るんだろうな、予約者を。返品不可・完全買取制って大変だのう)
という訳で、多分今日の内ならあまぞんからでも買えますね。くそ! 毎日毎日チェックして、「やっぱりダメなのかぁぁぁぁ(涙)」とか嘆きまくっていたのに!(前に林檎Pinkyがついた時もそうだった・怒。そして、「あ、やっとUPされたんじゃん!」と思ったら数時間後にはあっさり「在庫切れ」になっていた……オソロシイ……)
大口で扱ってくれそうな書店ほど有利で、予約数の枠なんかあっても結構取れるもんなんじゃないのか、とか勝手に思っていたのだけれど(システム知らないからあくまで憶測です)。そうでもないのか。それでいて同じ出版社の同じ雑誌に掲載してる作品の限定版は今からがっつり予約開始ですかそうですかそんなに「ネ○ま」とやらは人気ありますかそうですか(キレてるキレてる)。

今回は町田形ちゃん先生デザインのチーム・エムブレムのピンズ3種付で、「小烏丸」「眠りの森(スリーピング・フォレスト)」「夜王(ヤオウ)」という個人的ツボど真ん中のヤツがげっと出来るらしいので嬉しい限り。
昨日早々と早売り獲得した方が「ヤフ○ク」で転売してました↓ ホントに、転売するためだけに買ったようにしか見えない所がミソですな。私のようにいざとなったら各地にあるネットワアクを駆使してでも手に入れてやる! みたいな人間からすると思わず憎悪がわき上がるのですが(笑)。

明日には到着。ピンズも楽しみだけど、本編(コミックス)も楽しみなのだ。雑誌読むのを我慢しているので(しかしほとんどの展開をすでに知っている↓)。早く来い来いクロネコヤ○ト♪

流水さんちのペット事情家族事情
流水 りんこ
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ペットを飼ったことがない。飼っているひとのウチで生活したことはあるのだが。小さい頃から何か飼ってみたかったものだが、両親は首を縦には振らないのであった。
父は動物そのものに関心がない。母は「どうせ最後に何だかんだ押しつけられるのはアタシです。イヤ!」とのことで。むう。
だから、いつもペットの居る家庭が羨ましかった。だから、この本も羨ましいやら楽しいやらで、つい何度も何度も読み返してしまう。

流水さんのファン歴の長いヒトならば皆、彼女が幼少の頃から大型のインコを飼っていることを知っている(多分)。何しろ自画像がインコ顔なのだ(サングラスかけて、鼻と口元はインコ)。相当鳥、というかそのインコが好きなんだろうなあ、と思っていた。あとがきにも頻繁に登場していたし。
名前はスノーク。大方の予想通り、あの「ムーミン」に登場するノンノン(本名:フローレン。こんなウツクシイ名前だったのよねえ)のお兄さんから。どうやら身体の色が同じく緑だから、らしい(ついでにいうと、流水さんがスノークのファンだったから)。
御歳30と余りいくつ、という御長寿(100年は生きる、と言われたそうな。いや、生きて欲しいなあ、ホントに)。なかなか周囲で40年50年という記録を聞かないと不安に思っておられるようであるが、30+α、リッパに記録モノだろう(とりあえず、現地の天然モノ、とかと一緒には考えないでおこう)。可愛がって大事にしてきた結果、賜物であろう。
請われれば遊んでやり、請われずとも遊び倒し、時に肉弾戦を繰り広げ(もう30年以上飼っているのにいまだにちょっかいの出し方によっては咬まれるそうで・笑)、抱っこしたり褒めちぎったり罵倒したり、コケにしたりされたり、とこれでもか、と愛を注いでいることが伺えるのだ。

それにしたって何だってこんな「他人サマの内情」を楽しく読めるんだろう。見たこともないパナマボウシインコが可愛かったり楽しかったりいぢめてみたくなったりするのだろう。
好物には人間の好むものが山ほどあり、それを述べたら読者から「消化器官が違うんだからダメですよ!」と窘められ、与えないでいたところストレスで毛ヅヤは落ちるわ痩せるわ、とカワイソウなことに。確かに与えすぎは良くないだろうけど、多分、何十年という単位で飼ってきたんだから、加減てものは御存じだったと思う。ほどほどに食べさせて、それで元気に今まで育ってきたんだから、読者の心配もわかるけど、まあいんでないの、と思ってしまった。基本は向日葵の種らしいんだし(というよりも、ナンボなんでも人間と同じものしか食わせない、ということそのものが飼ったことのない私でも考えづらい。大量に与えている、とも思えない。そんなことしてたらとっくに天に召されていただろう、と思う)。

スノちゃん(スノーク様はそのようにも呼ばれる。ほか「スノち」「スノ」等気分で呼び方は多種多様)は人語を解する。褒められるといつまでもその美点を誇らしげに示してくれるらしい。可愛いなあ。
鳥は犬や猫と違う、とは私も思ってなかった。やはり、可愛がればちゃんと懐くし、彼等なりに理解や判断というものをしている。
それは、何処にでもいる鳩ですらそうなんだから、ましてや話せるインコのスノ様ともなれば尚更であろう。
私の知り合いのおじさんは山鳩を飼っていた。玄関に籠に入れて置かれており、よく鳴いていた。おじさんが出かける。帰ってくると鳴く。しかし、私や奥さんであるおばさんが帰宅したからと言って鳴いてくれる訳ではない。ちゃんと、「自分にとって誰が主人なのか」を理解していた、のだ。
これを可愛い、と言わず何と言うのだ。可愛い、可愛いぞ鳥!! しかし私が愛でたいのは猫。でも鳥でも可愛いなあ、と浮気心をくすぐるほどに魅力満載なのであった。
猫とにらみ合いになり、去った後プライドの高さ故に怖いのを誤魔化したいのか「アハハハハハハハッ!!」と鳴くスノ様。決して流水さん以外には懐かないスノ様(本当にお金まで出して買ったのはお母様なのに、そのお母様すら天敵扱い)。インドから来た流水さんのムコを威嚇するスノ様(旦那様のサッシー氏は何でも「カレーにしてやる!」と仰るそうだが、スノ様も例にもれず「鳥カレー!!」などと言われている・笑)。南米生まれなのに暑さに弱く、クーラー無しには過ごせないものの冷風に当たってくしゃみをしてしまうスノ様。

……かわええのお……(うっとり)。

このほかかぶと虫や亀などとの蜜月についても語られ、何ともほのぼのとした気分になりつつ笑わせてくれるのでありました。
箪笥
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偏見というか、思い込み、というのか。
「映画のDVDの廉価版て、どーせアメリカ産とかハリウッド映画くらいしかやってくんないんでしょ?」
と、思っていた。事実、否定出来ない部分もあったように思う。DVDを専門に扱ってるお店で安くしてくれる・価格を下げて販売してくれる、というのは香港映画だろうが何処の作品だろうがあるのだけれど。「廉価版で」となると、たとえば韓国作品だとかインド映画なんてあまり観たことがない。
近年あれこれ韓国作品が公開されてくれているお陰であろうか。加えてそこそこ興行収入も良かったりするのかもしれない。
個人的にありがたいことである。特に今回は!!

偏愛あるいは溺愛(?)している「箪笥」が廉価版で出されることになりました♪ かなり以前からの情報だったのに、なかなかあまぞんさんで情報がUPされずやきもきしていたけれど、よーやく! 画像までついて(これはここ数日)UPされました。予約はその前から受け付けていたけれど。
あまぞん情報ではディスク枚数は「1」となっているけれど、版元で確認したらちゃんと2枚組で、特典映像等も観られるようで、もう文句ナシで御座いますVv いいわー嬉しいわーでも真夜中ひとりであのシーンは観たくねえわー、と今からひとり舞い上がっております。
で。友人にも「出るんだよー」と教えてあげたら「え! 欲しい!」。……ホントに、勧めて、観てもらって、良かったなあ、としみじみ思ってしまった。ふたりで「ねえ、あれってさあ!」と謎解きに燃えに燃えまくったことまで思い出すし。私が観たい、とワガママこいて観させたよーなものなので、同じ気持ち(=DVD買っちゃうぜ)になる程気に入って(?)くれたのかと思うと、……(じーん)。
ヤフオク等でも出品はあるし、通常のが価格下げて販売されてるお店もあるけれど、送料だ何だと考えたら、新品で2枚組で¥1,500(ちなみに、あまぞんならこの価格から10%OFFです。予約受付中の間だけ、で、発売日過ぎたら元来の価格に戻るかもしれないけれど。それでも安くつくー!)で買える方が嬉しいではないか。

音楽と映像と物語と、何もかもどういう訳かすべてどうにもこうにも気に入ってしまった作品なので(その割に通常の価格では買えない貧乏人)、ほんとーに嬉しいですVv ああもう観て観て観まくってやるう!(でもあのシーンは真夜中ひとりでじっくり観たくは・以下略)
TRICK―劇場版2
蒔田 光治 堤 幸彦 進藤 良彦
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映画。観て参りました。
大筋はお約束なのでいつも通り。自称超能力者とその人物を頂いている人々による謎の集団が取り仕切る村乃至島に出向くことになる自称天才ぶっつり物理学者・上田次郎と(上田曰く)その助手・山田奈緒子のおん御活躍(御誤字では御座いません。あくまでも御丁寧にを目指した御結果でごぜえます。みさこー! 私の美しいみさこー!! みさえー!! ってお前は「クレヨンしんty」えーと以下略)を描く、というスジ。トリックの全てを看破する山田、それを我がもののように頷く上田……いつもと同じだな、おい!
今回挑む相手は映画出演29年振りという「2時間ドラマの女王」片平なぎさ嬢演じる筺神佐和子と謎の団体「箱のユートピア」(もう、CMで「よろしくねっ!」を聴き、観た時点で「ベタやんけ!」と裏拳ツッコミ入れられるひと向きの素敵ネタ。お好みで幅5センチ程度のやや長めのゴム紐を用意して観るべし)。

これまでTVシリィズ・劇場版等にずっと親しんできたひとだと、秘められた謎部分と作中自称天才マジシャン・山田奈緒子に全部すべてまるっとスリっとゴリっとどこまでもエブリシングお見通しにされる「トリック」の数々も、まさに全部すべてまるっとスリっとゴリっと(以下略)お見通し出来ちゃうネタ止まりで、TVシリィズ第1期的面白さとノリを期待すると、ちょっと腰砕けかな、というのが正直な感想。まあおそらく「TRICK」ファンはそのユルさとヌルさをも愛した上でTVシリィズ第3期まで付き合ってきたもの、と思うが(やはり出色の出来と言えるのは第1期だろうと思う。「トリック」部分の種明かしは単純に楽しめたり差し挟まれる蘊蓄も楽しかった)。

その代わり、小ネタでこれでもかこれでもかと小さい笑いを取りに来て、元ネタを知っているのは何歳以上なんだよ、大丈夫か、と心配になるほどてんこ盛りなので、そういう意味での「TRICK」らしさを満喫出来るようになってる、とは思う。キャラ的お約束、展開的お約束が散りばめられまくっていて、そのはっちゃけっぷりを堪能するのが吉かと。

ブリーフ一丁で素潜りしちゃう阿部ちゃんブラボオ(何とスタントも音を上げる程のきっついソレを頑張ってこなしちゃったらしい。それもパンツいっちょで。凄いぞ阿部ちゃん!!)。それがどんなシーンでどんな理由でかは映画でよろしくねっ。
仲間由紀恵嬢は相変わらず可愛らしくて美しかったわ♪ なのにあんなにお馬鹿さんテイストな役をするりんとこなしてしま~う…素敵……。何でCMでは甲冑身につけてるのか、大河出てるからなんかじゃないんだよ多分、よろしくね~~~っ!
御歳○歳とは思われぬ程のはっちゃけっぷりと言えば野際陽子サマ。すげえ……ダテにミニスカでおフランスは華の都パリィ~から凱旋帰国した女は違う!!(古いネタだけどよろしくねっ)美しいのに可愛らしい所が残っていて、しかも妙(笑)。今回出番はあまりないものの、書道教室のシーンにおける子供たちの練習している文面・文言は注目しておくこと。よろしくねっ。
ほかにもカメオ出演のあのひととか、そのひととか、エンド・ロオルまで笑えるくらいあれやこれやと小ネタ仕込んであります。すべて観てから館内を出て欲しい。よろしくねっ。

上田と山田の「ちゅー」!? とCMで気になった方も是非劇場まで足をお運び下さい。よろしくねっ(しつこいぞ、と思ったでしょ。……映画はこの比ではないしつこさだ。よろしくねっ!!)。

色んな意味で原点に戻っていたり、これまでのあれこれをあえて引き込んだり、とファンへのサアヴィスは過剰なほど。パムフレットもなかなか楽しめるので(エンド・ロオルの再確認が出来たり、あれこれこれまでのエピソオドが散りばめられていて読み物としても楽しめる上に工作も出来るですよ。よろしくねっ)、もし予算に都合つく方は買ってみてもいいかもしれない。

これが「最後」と言われているけれど(劇中初っ端から断言されるが↓)、何となく望みが残っているよーな気がしてならないッス。そこんとこ、テレ朝あーんどカントク、よろしくねっ!!!!(だいたい、いつもいつも奈緒子は「この世には本物の超能力者が居る」と言われ続け、それが今の今に至るまで何ら「答え」が明示されていないのも気になるではないか。よろしくねっ。パパの死の謎も解かれていないしね。でもふぁんふぁんがー!!・涙。あの生粋の伊達男がもう世を去ったなんて信じられねえわー!!)

矢部刑事こと生瀬氏の出番が妙に少ないのがサビシイ方にはこちらをオススメ。よろしくねっ!!
広報人 矢部謙三 トリック劇場版2 公開記念講演会
木村ひさし 生瀬勝久 池田鉄洋
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一応集大成的ではありました。これで本当に終わっちゃうのはサビシイなあ。でもって、個人的には「TRICK」のEDには鬼束ちひろの曲がいいなあと思ってしまう。そこんとこもよろしくね~~であった(TVのSP版と同じ曲使用してました)。
大昔(……って言わなきゃいけないのが何だかな)、「イメエジ・アルバム」というものが流行った頃がある。小説やまんが作品の、まさに「イメエジ」を曲なり歌にしてアルバムに仕上げる、というもので、好きな作品のものを、お小遣いを使い果たす勢い(だって1枚¥3,000くらいがフツウだもの・涙)で買っていた。
「おお、これはいい出来だ!」というものあれば「……何処がどう、何をイメエジしたんだ?」という謎の仕上がりのものまで様々で、アーティストだって知らないひとだったりすることも多く(現在有名な方が違う名前で歌っていたりすることも。コーラスやリハで歌ったりしていたアーティストさんなんかが歌唱担当することも多かったのだけれど、今や著名に、という方が結構居たりする。声とか歌い方で「そう言えばそうかも」とわかっちゃってちょっと嬉しかったり。逆に当時から超有名な方が参加してる場合もあって、私が持ってるアルバムだと久保田利伸氏とか木根尚登氏、変わり種ならエース清水氏とか・笑。いや、でも、エース清水の曲は格好良かったんだよ!)、当たり外れは大きかったと思う。それでも軒並み自分なりに気に入ることが出来るものがほとんどで、……全部で20枚以上は持っていると思う。個人的好みでは東芝EMIから出るものがセンスいいなあ、なんて思っていた。
で。ずっと欲しい欲しいと思っていたものをようやく見つけ出し。友人の協力を得て入手したのがこのアルバム。
陵子の心霊事件簿

篠原千絵作品のイメエジ・アルバムはこれまでに3作品分出されていて、その内「闇のパープル・アイ」(Ⅰ・Ⅱ)、「海の闇月の影」(版元が違うもので全部で3枚)、そしてこの「陵子の心霊事件簿」。
「蒼の封印」と彼女の最長連載作品となった「天は赤い河のほとり」はドラマCDのみ出されていて、ドラマCDにあまり興味のない私はそれらはパス(おまけに、「天河」は何枚も出ている。声優陣も豪華だし、人気あるのも解る気がするなあ)。
しかし、何となく買い逃してしまって早十数年(ひいいいいい!)。ようやく入手、ようやく聴ける♪ ああ、心が躍るわVv

……人間、知らなければよかったと思うことが(以下略)。

……何処をどう、何をイメエジしてつくったのかハテサッパリ……↓↓↓ このまんが、タイトル通りというか篠原さんのお約束というか得意分野のホラー系の作品なのだけれど、おどろおどろし過ぎるのもどうかとは言え、……何だこのほのぼの少女まんがちっくまっしぐらな曲「ばかり」というのは。
正直、何でこのアルバム、所謂中古ショップなんかで見かけることがないのか、解った気がする。……そもそもが売れてないんだろうなあ……(身も蓋もない)。

ミゴトなまでに聴き所がないアルバムなんだもの。いや、もっとも、最初に言ったように、誰がつくった、と言われてもそうそうピンと来る程有名なひと、ばかりがつくっている・携わっている訳ではないので、とにかく身銭切って聴くまでその出来というのが解らないもの、ではあるのだけれど。あとは、この作品、決して出来が悪い訳ではないし、(通常コミックスで)4巻、とこぢんまりと、でもイイカンジでまとまっていて、ダレたところのない読み切り連作ではあったけれど、そんなわざわざイメエジ・アルバムつくるほどオイシイところがあるか、というと、前2作に比べれば無い、んだよなあ。つまり、やや作品のチョイスの時点で誤りがあったかな、という気がしないでもない。

「闇パ」は変身人間という宿命を背負わされたひとりの少女(のちにヒロインが代替わりするので2人)と彼女を追いつめる執念深い研究者や彼女を愛し守ろうとする男と奪おうとする男の存在、とドラマ性も高かったし切り取り方ではいくらでも面白いものがつくれそう。「海闇」も仲の良かった双子の少女がある謎のウイルスに冒されて以来反目し合うようになり、両者に想いを寄せられる男性との関係性も相俟ってこれもまた絵になるシーン(というよりも、絵で表現されたあれこれがなかなか映画的でおぞましさや禍々しい美しさを醸し出していて良かった)ありまくりでアルバムはイイ出来に仕上がっていたし。

ホラーだからホラーっぽく、は確かに芸が無いのだけれど、やはり「らしさ」もあって欲しかった訳で。それに、この作品、「闇パ」・「海闇」みたいに「愛しいひとといつも一緒に居られないせつなさ・居られる喜び」みたいなのがあまり無いので、少女まんが的盛り上がり要素もそのふたつに比べれば薄いというか低いというか(ヒロインと、後にくっつくことになる青年とは、ヒトと猫、というカタチではあるものの、一応常に一緒に行動出来ているのだ)。

手数料やら何やら含めて、元々が数千円だったものが数百円で済んだ、のだから、御の字ではある。しかし、……ここまでの出来だったとは予想もしておらなんだ(しょぼん)。友人にもついでに如何、とばかりに聴いて頂いたけれど、……やはり「……」という気分になったようで。
いや、でも、これで篠原作品のイメエジ・アルバムはコンプリィト出来た訳で。そのことがとにかく嬉しいです、ハイ。

ちなみに原作コミックスは現在文庫で読める状態(新古書店なんかを探したり、あまぞんのマーケット・プレイスでオリジナルを購入したりは出来るだろうけど、多分本屋さんでフツウに買おうと思ったら文庫、かな。一時期コンビニ廉価版もよく出てました)。
陵子の心霊事件簿 (1)
篠原 千絵
4091911218

……ポウ(作中登場する猫)はもっとスリムな猫だよ……と野暮なツッコミ入れたくなる素敵表紙イラスト。文庫化すると御本人の絵ではなく他のイラストレエタアさんのものになる場合も結構あるけれど、……時々とてもビミョーです。

キスは0時を過ぎてから 1 (1)
刑部 真芯
4091304303

……本気で、少し休養取った方がいいような気がする。もっとも、休養取った所でやれ「萌え」がどうのとひとり楽しいだけで終わってるのだろうかと思わせるコメントを見かけることの多い彼女に、何らかの「新しさ」「挑戦」というものを期待すること自体が間違ってるのかもしれない。編集サイドも新機軸を打ち立てることを促すようなことをしないのだろうか。もう同じ話をもちかえられても「それで行きましょう」で終わってしまってるのだろうか。オトモダチカンカクで仕事するなら辞めちまえ。

同じ、だった。またかよ、だった。自分にあまり自信のない小柄で外見ロリちっく少女と俺様傲慢野郎の組み合わせ。野郎は無駄に金持ちのぼん、ヒロイン至って平凡(しまった地味にライミングを! 読み返してから気づいた。ダセエ…↓)。同じような設定の細部をちょっと変えました、くらいのオハナシ。もう連載第1回最初のペエジで「運命」のコトバ。ああまたしても「運命」大安売り。安い。安過ぎる。安易だ。いつもいつもいつも何かっちゃ「運命」。

抽斗、どんだけ少ないんだ。

姉の結婚式当日に両親を失うありす。その結婚式で見かけた男がふいに現れ「お前の結婚相手だ」と名乗る。いきなり連れていかれいきなり一緒に暮らすことになり、戸惑うありす。

……「禁断」でも野郎が少女(いや、幼女、だな)を突然連れ去り一緒に暮らす。ああまただよこれだよ同じだよ。「禁断」の前世篇というか前世代篇とでも言うべき「囚――愛玩少女」(その設定はミゴトなまでの後付け。まあ「禁断」執筆時からじわじわそういうカンジでやっていきたぁ~い♪ と思ってはいだのだろうが、唐突過ぎて「……」だった)も基本は同じ。それは皆何もかも運命の為せるワザ~♪ で押し切るのが真芯タンまんがである。でももうおなかいっぱいだってば。強引で自分勝手でカネだけなら持ってんどー! な野郎に身もココロも奪われちゃうのはぁんVv みたいなのはもういいから!!

期待するだけ無駄なのかねえ。何というか、やれば出来るコなんだ、という気持ちを捨て切れない作家さんではあるのだが。でももう「ああ、はいはい、同じハナシしか描けないし描こうとしないヒトね」と割り切るしかないのかもな、と思うしかないのかもしれない。

野郎は自分の想いを秘めたままでヒロインに明かそうとせず、ヒロインをこれでもかと泣かせてから告白タイムに突入、さらにはえろもーど発動。これもお約束。好きだったダレカさんの面影を追っていたけれど今はお前だけだよ、というハナシも、すでに「囚」でやっちまってるっつの。
野郎に付き従う男、ちょっかいを出したがる男、というのももはやお約束らしく、このハナシにも登場する。で、どいつもこいつもヒロインに何かしらの感情を抱いてしまうらしき所も全部すべてまるっとスリっとゴリっと……これメディアも作品も違うよ――まあとにかくどこまでも似たよーなもの、類似品、でぢゃう゛ー、でしかない、のであった。

これで満足出来る読者、てのは一体どういう層なんだ。アレか、スポ根まんがしか描かない作家さん、とか、ファンタシィ以外は描かない作家さん、みたいに、「身勝手で金持ちの野郎と外見幼女的ヒロインが主従関係に近い状態で恋愛ごっこに励むオハナシを描く作家さん」として捉えて、何らの疑問も不満も期待も抱いてない、のか? それはそれで作家としては不幸なことだと思うが、何しろ、作者の側に危機感が感じられず(実はあるのかもしれず、それを吐露しないだけかもしれないけれど。せめてそうであって欲しいものだ)、自分の「萌え」について嬉々として語るに終始しているのを見ると、何だかやるせない気持ちになってくる。
「描きたいもの、いっぱいあるんです」。そりゃ嘘だったのかい。ラクな道に逃げてんのか、それとも「この程度」でしかなかったのか。……全部か?

男性キャラの馬面化現象もまだ治まっておらず、ヒロインのぶちゃいくさも改善されず(というよりも類型化通り越して形骸化していると言っていい程、作者にとってデフォルトな設定のままの絵でばかり描かれてしまう。何だあの下ぶくれろりヅラオンナは)。ロングとアップでの絵のギャップのヒドさも健在だし。あと、いい加減着衣のままでのセックスての、やめろ。それもパタアン化してて、何らの新鮮味もないから。というより、サカってるだけ、その方が何かヤラしいでしょ? と言わんばかりでつまらん!!(より過激にしろ、とか、そういう意味ではなくて、形骸化し過ぎている今の状況がどうにもつまらない、という意味で。それと、えろに頼らないと面白いハナシってのは描けないもんなんだろうか? ひっそりまいるどえろ小説書いてる私が言うのも何だけど)

身銭切って買ってまで文句つけるんだから私も大概馬鹿なんだが(はははははははは。←渇き切ってる笑い)。

このまま進んで、飽きられて終わっちゃう、のかね。もっと心情を丁寧に描き込んで、物語のあちらこちらにメリハリつけて、自分の萌えがどうのこうのではなく面白い作品にするには自分の持てるポテンシャルで何が出来るか、とか考えて欲しいんだけどなあ。描く気は満々らしい…けど、最近は何となくそれもちょっとアヤシイ。かなりパワア・ダウンしてる気もするし(だいたい、これでもか、と描きたい話があるひとが同じような設定で同じようなハナシばっかり描くだろうか。「定型の美」はーれくいんはまた別よ♪ ←と言いつつもあまりに同じハナシばかり書く作家にはやはり腹を立てるが)。

ええ、2巻だってちゃんと買いますよ。新刊で。数日後には「○○○オフ」にあるでしょ、と判っていても買いますよ、ええ。
HQで当選。以前HQ社HPのアンケエトに回答したことがあった。その時あまり(というかほとんど)気にかけていなかったので知らなかった・気づかなかったのだけれど、回答者の何人かに抽選でプレゼントを、となっていたらしい。
その当選を知らせるメエルが届いた。最初はちょっときょとんとして、それから「わー、当たったんだー……と言うよりも、そういう企画だったんだ?」ともっと感謝せんか、とHQ社の方が項垂れそうな感想を漏らす(ホントにねえ)。
で、その当選告知の中に2つの中から選べるから選んでね、と提示されたプレゼント。

A:当社側で選ぶ選りすぐりの作品の原書1冊

B:当社ロゴ入りクリアファイル 1つ

となっていたので、前者を選択。後者の「クリアファイル」はおそらく以前クラブ会員に配られた更新記念品(だったっけか。必ずもらえるもの、のひとつにカレンダアもあるからいつも何がどうどっちだっけ、と記憶不鮮明。とりあえず毎年何か頂ける。会員のみの限定品で、非売品。ブックカヴァ〈HQ社のメイン・ラインである新書サイズ〉、栞がよくある商品、だったのだが、たった一度だけクリアファイルがもらえた。解放1年分をきっちり綺麗に収めることが出来るので「来年もこれかしら♪」と期待していたらアッサリ裏切られたのであった)で配られたものの在庫だと思う。これも悪くはないんだけど、本好きとしてはやはり読める読めないにかかわらず原書でしょう! と。

HQ社から原書頂くのはこれが2度目。最初は何となく応募したら当てちゃった、な人気作家さんの作品(無欲の勝利だろうか)。ちなみに著者自身のサイン入りで、4作品あって各5名とか結構控えめな人数設定だった。

ちなみにこの作品。通称「ディ・バラ家シリィズ」などと呼ばれるファミリィ・サーガ。ヒストリカル作品では人気のある作家さんでシリィズ。6人だか7人も野郎ばかりの兄弟たちが、それぞれに運命の相手と出会って結ばれるまでの物語。これをもらった当時は兄弟3人分の物語が邦訳済みで、これはちょうど4作目だった。
My Lord De Burgh (Historical)
Deborah Simmons
0373291337

原書と一緒に、多分作家サイドでつくったらしきファンに何かの機会にプレゼントしているであろう手製の栞も一緒にもらった。作家の顔写真とこれまでの作品名、これからの刊行予定まで記入されていて、ラミネエト加工されているもの。アメリカの書店のレヂ側で売られてるようなカンジにつくってあってちょっと嬉しかったり。



どういう作品が頂けるのかなー、と思ってわくわくしていたのだけれど、……そうだよなあ、ここ1~2年の作品、てのはくれる訳、ないか。2003年刊行作品だった。それでも嬉しいけど。邦訳予定は未定、とのことで。HQ社はどういう基準で邦訳出版を決定するのかよくわからん↓ まあどうも一般的にはラテン系ヒーロー、ゴージャス感高し、というベタなものがウケるらしいけど。私はヒーローが貧乏(?)だろうが医者だろうが会計士だろうが何だろうが楽しく読めればそれでいいけど。というよりも、同じようなパタアンばかりでは食傷気味になってしまうんだが。同じもんばっか読みたがるひとってのも居る訳で。医者がヒーロー、はウケが悪いそうな。アメリカでは病院が舞台になってるシリィズというかレエベルだってあるのになー(でもまあ病気とかそういうものが絡むとなると、うまく描かれていない作品だと不謹慎この上なく見えてしまうことも多いからなー。医者と患者の母、とか医者と看護師、とか、まあ色々組み合わせはあるんだけれど、状況とか設定によっては「……人命に関わる仕事してたり一刻を争うの何のと緊迫してるらしいのに何イチャついてんのよ?」になってしまうのだな)。
閑話休題。
Mountain Sheriff (Harlequin Intrigue Series)
B. J. Daniels
0373227442

日本ではもう何年も前に無くなったレエベル「ハーレクイン・イントリーグ」作品が("intrigue" ――「陰謀」等の意味があると同時に小説や芝居等の内容が複雑に入り組んでいることも表す。「興味を抱かせる、好奇心をそそる」、の意もあり――が示す通り、サスペンスフルな展開が持ち味のレエベルで、日本では「ラブ・ストリーム」作品として刊行されている〈と思う〉。
まあ確かに設定が凝っていたり(政府特務機関だの特殊部隊だのが暗躍しまくるレエベルはココだ・笑)、何かしら危険な目に遭いまくりな話が多いな。
"Cascades Concealed" というミニ・シリィズの1作目の模様。
無謀にもぱらぱらと拾い読みをしてみる。もうすでに何冊か邦訳されてるんだから出してくれないかなー(でも調べてみたらまだ5冊だった…↓)。なかなか面白そうなんだけど。でも日本はごーぢゃす系ヒーローがもてはやされるからもっとリサーチしてからじゃないと無理かねえ(アメリカ系作家の作品では警官・保安官てのも少なくなかった気がする。カウ・ボーイほどの人気は無いのかもしれないけど)。

何を頂けても嬉しいには嬉しいんだけど、どうせなら日本では訳が出されてないレエベルのもの、とか欲しかったな。アフリカン・アメリカンの女性がヒロインの作品とか(ちなみに、ロマンス好きの集まる掲示板で「差別と言われても構わない。自分は肌の色が黒いヒロインは絶対嫌だ」と言ったひとが居て、……何かものすごく厭だった。「安心しなよ、アメリカ人だって『お前らみたいな「黄色いの」のロマンスなんて読みたくもねえ』って思ってるよ」とイヤミのひとつも言ってやりたかった…けど、絶対場が荒れるので封印。肌の色「だけ」でヒロイン像まで否定かよ……そういう人間が同じロマンス小説の読者だというのがなあ……。ちなみに、ごく少数ですが日系人ヒロインは存在します。アフリカン・アメリカンの女性がヒロインの作品、というのはレエベルそのものが分けてあって、より好んで選べる状態です。それこそ、「自分に身近だと思えるヒロインがいいわ」と思う読者だって居るだろうし)。
まあHQ日本支社の方としては読者は基本的に「原書では読めない」と思っているだろうし(読めたら原書買いますからね)、「いずれ邦訳されるかもしれない作品ですよー」「邦訳は未定だけど、本国ではこういう雰囲気の装訂だったりするんですよー」というのを味わって欲しい、くらいのキモチで原書くれてるんだろうけども(もっとも、邦訳時にカットされる部分がある、というのが知られるようになってからは原書にトライするひとも少なくないし、自分が好きな作家の作品がなかなか刊行されないからいっそ原書で、というひとも増えてきてはいる。本国や世界各国のサイトもリンクしてるんだからまったく興味ないひとばかりではない、事情の差異を知らない訳でもないことも知っていると思うんだが)。

何にしても嬉しいのは嬉しい。読む語学力と時間があるかは別問題だけど。
点滴・注射のABC
宮坂 勝之
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母は昔から病弱で、医者に通い倒していたために、注射を何度もされて腕の血管が潰れてしまい、どんな熟練の看護師や医者でも探すのに苦心する。
娘の私は逆で、体型の割に血管はいいと褒められる。……ので、献血しようが採血されようが点滴受けようが注射されようが、まず血管外されたことはなかった。

なかった。過去形。あーあ。過去形になったか。

風邪、というよりも咳があまりにひどいので、点滴するために病院へ行く。その日医者そのものは不在で看護師のみ。ココは最近看護師の出入りが頻繁で、以前から通っている母にももう既知の看護師は皆無だった。で。以前勤めていた看護師たちに比べ、どうも手際が悪いらしい。
確かに、呼ばれたから処置室に入ったのにいつまで経っても順番が来ず、疲れ切って待合室に戻った途端に呼ばれたり、なんてこともザラ。咳をすると体力を消耗してしまうために立っていること自体にクタクタになる(さらに、その日たまたま、だったけれども、処置室に入ったら椅子にどっかり正座で座り込んでいる女性が居て、患者なのか何なのかナゾだったのだが、そばに足の不自由な母が行っても席を譲るでもなく憮然としている。まるで主のよに態度デカイ。顔が土気色だったので病人か、と思っていたら、ただの付き添いのおばさんだった。……確かに待つだけの身も疲れるだろうが、病人や障害を持つ人々はもっと大変なので少しは気遣って欲しいもんだと思うのだが。おまけにそのおばさまったら身体の幅が横に広いから・以下遠慮)。
また、座った状態で点滴が出来るというのに、ベッドで受けているひとが居るのも気になった。看護師たちは何を考えているのだろう? しんどくて点滴受けに来てる患者に背もたれもない椅子で座ったままやらせて、片手にまんが雑誌抱えて読みながら平然と受けられる人間はそこに置きっ放しって……。その方に移動して頂いて、具合悪そうにしてるじーちゃんばーちゃんにとっとと受けさせてやろう、とか思わないものなのか? 先に来たから、とか平気そうに見えても移動はちょっとね、とかそれなりに理由はあるのだろうけれど、単純に驚いた。その状況がオカシイというか、不親切というか、思わないもんなんだろうか。看護師としてもひととしても。

などと苛々しつつ自分の順番を待っていたら、ようやく回ってきた。私は待合室にある小さな畳敷きのスペエスで受けるよう言われ移動する。簡易的な蒲団を敷き、横たわると看護師が点滴準備を始める。
あー、今日このヒトなんだ、私を受け持つの。
ちょっとどんよりした気分になる。
実は、血圧測定の時、服の袖をまくり上げたまではいいのだが、いい加減にまくり上げて測定し、腕に巻いた腕章のようなアレを取り外す時、バリバリと遠慮なくマジック・テエプを引きはがしてくれやがったので、挟み込んでいた服まで無理矢理に引っ張り、ガアゼ素材のブラウスだったためにあちらこちらの糸が引きずり出されてボロボロになったのだ。ショックで何も言えなかった。
殺意が芽生えまくる処置室。おい、ここ外科メインだからメスあるだろ、メス。刃物刃物刃物ー!!(←殺人鬼のような目で)
「昨日は右腕に受けたんですが」
と敢えて言ってみたのだが続けざまに右でやりたいらしく
「そうですか、じゃあ」と右側に回ってさらに準備。看護師によっては「利き腕は避けましょうか」とか「昨日とは違う方にします?」なんて言ってくれるのだが、まあ「プロ」の判断に任せるのがいちばんであろう。
ぶっすり針を刺されて点滴開始。看護師去って数秒後。

痛い。何故だか知らないが無性に痛い。もんどり打つ程痛む。

針の刺さり具合が悪いのだろうかと腕を軽く動かしてみようとするのに、腕から指先にかけて痺れていて動かせない。何だ!?
座敷は陸の孤島であった。そばを通る看護師など居ない。それでなくとも手際の悪いひとたちばかりで必死になって来る患者来る患者捌いておるのだ。事務担当は受付からは出てくることもない。患者は大抵自分で歩いたりするのもやっとな高齢者で、耳が遠かったりもする。挙げ句私は喉をやられているので満足に声が出せない。

助けが呼べません。

気づいたら私はもがいて呻き声を上げていた。でも誰も気づかない。どうしてこんなに痛いのか。どうしてこんなにも苦しいのか(前日の点滴の最中は何ともなかったし、逆に少しずつラクになってく気がするなあ、などとすら思えたのだ)。無理矢理に上体を起こし、右腕に触れてみると。固くなってばんばんに腫れ上がっていた。何だこれー!!
そこに私より先に点滴を始めた母登場。
「アンタ、まだ終わんないの!?」
「……母……ものめっさ痛い……腕、腫れてんの。手が痺れるんだよ……」
半ば虫の息(何しろ気管もイカレているし咳で苦しんでいた訳なので、私はそもそも大きな声が出せない状態なのだった)でようやくどうにか告げると、不自由な足で急いで看護師を呼びに行ってくれた。
駆けつけた看護師の第一声。
「あらまあ! もっと早く言ってくれればよかったのに!

大至急メス持ってこい。その喉かっさばいて(以下自粛)。

1:紫堂は大きい声が出せない状態であり、会話をした看護師は掠れてうまく声が聞き取れないことを知っている筈である。
2:誰も来ない場所で呼ぶにしても誰に声をかければいいのであろうか。
3:これまで血管を外される、などということをされたことがなかったために、何が起きているか正確には把握出来なかった。

というあれこれ重なって、ひとりもんどり打ってのたうち回っていた患者に第一声がそれですかそうですかそうきますかコノヤロウ!!

慌ててやり直し。ちょっと待てよ。思えば点滴やろうとして血管探した時、昨日の看護師はまず手を握らせてたな。今日はやらなんだ。その上さも「やだわ、見つからないわ」と言わんばかりにぺしぺしぺしぺし腕をはたいていた。

ある意味最初から間違ってたんじゃねえのか、もしかして。

ようやく針を抜いてもらい、起きて帰宅準備を始めた……はいいが、何だこの大出血。両腕の針を刺した跡から、滴り落ちる程の出血が↓ 脱脂綿が血みどろになる程出るのは何故なんだ! 怒りで血が沸騰して有り余っとるとでも? 点滴やったくらいで1センチ以上の厚みのある脱脂綿を血まみれにしたのは初めてだよ。おまけに、腫れがひどくて袖を下ろすのに一苦労。

服はダメエジ受けるわテメエもダメエジ受けるわでもうね(涙)。右腕は夜までばんばんに腫れたまま。血管に入れるべき薬は何処に入ったんだ。そして何処にどう吸収されたんだよ。つーか痛いんだって!! あのガッチガチの腕の腫れの感触が我が身体ながら気持ち悪かった。それにあの苦しさ。
年齢的には熟練しているカンジに見えたので安心してお任せしていたのだけれど、……。

現在紫堂家満身創痍。母→気管支炎、私→喘息+風邪、に加えて父まで風邪をひいてしまった(しかし同じ家に暮らしておりながら誰も誰かにうつしたりうつされたりしていないのであった。母は身体弱いし寒さに弱いからだし、私は体力低下+気温低下のせいだし、父は汗かく程あれこれ作業した後身体冷やしたからだし。何だこの家。さらには父は現在右目眼底出血ということでよく見えず、眼科の薬とかち合わない薬を処方してもらわねばならんとか色々面倒でなかなか病院に行きたがらない(無理矢理行かせたが。行かないと頑張っても咳の五月蠅いのはどーにもならんし。第一、薬の兼ね合いなんぞは医者がちゃんと検討してくれるわ、ボケが!)。

どいつもこいつもげふげふげふげふ五月蠅い。厭な家だな。ひととしても充分病んだのばっかりなんだからせめて健康面くらい(以下略)。
Kaz ヴィックス スチームインヘラー吸入器 ホワイト ModelV1200
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ぢょぢょう゛ぃぢょう゛ぁ~♪ ああああ、どんどん闘っては死んで流れ出てゆくわー…私の白血球が(涙)。かんでもかんでも鼻水が↓(かなり昔、「鼻水って、白血球が、たとえば風邪なら風邪の病原菌と闘って死亡?しちゃって体内には不要になっちゃったものなのよー(だから出てくる)」と言われて以来「そうか…これは病原菌と闘った後の白血球なのかあ」と思うようになってしまった。嘘情報だったらどうしよう・笑)

喘息が治まりつつあったのに風邪をひくという失態をやらかして早数日。夜になると不思議と熱が上がってみたりするものの、ようやく少しだけ落ち着いたような(でもまだ微熱持ち)。抗生物質等を真面目に飲み続け(これまでももらってはいたけれど、あれこれやるべきことをやらねば、とかテンパってる内に飲むタイミングを逸しまくっていた)、マシな状態になってきて一安心。発作みたいな咳には襲われるけど。
でもって、喉をやられているので声が出ない。掠れまくり。歌を口ずさもうものなら咳き込んで「しまった、今無理なんだった」と思い出す始末。
喉が痛い、というよりも(まったく痛みがない訳でもないけれど)、疲弊し切っている、という感じがする。身体で言うと筋肉痛。のべつまくなし出ていたように思われる咳も、キッカケがない限りは抑えられるようになってきた。怖いのは笑ってしまうこと。ふと笑ってしまい、そのまま咳に繋がってエライことになる。「あは…ハ…げふっ! げふげふげふ(以下エンドレス)」――マヌケだ…。

いちばんのオトモダチは固くならない氷枕。時々タオルの巻き加減を間違ってあまりの冷えっぷりに真夜中起きる。耳の下のリンパ線?が痛むのを軽減させるために使用し始めたのだけれど、……当然の事ながら額までは冷やしてくれないので、結局額も冷やす。頭寒足熱。うむ。まさに。

鼻で呼吸出来ないので口の中が乾く。ペットボトルで2本くらい水を枕元に置いておく。……寝る前に結構飲んでるんだけど。追いつかないのか? それもその筈、汗もやたらとかくようになってしまった。熱あるんだから汗かくのはいいことなんだけど。あまり飲み過ぎるのも良くないか、とか加減したために不足してるのか? ふだん1日だいたい1リットル+αくらいしか飲んでないしなあ。

治りが遅い・咳がひどい、のでとうとう強制連行的に病院へ連れてゆかれ、点滴を受けるハメに。口の中が苦くなるのは何故ですか(涙)。ただでさえ匂い判らない分食べ物の味判らないのに~。

なるべく擦らないようにしてはいるけれど、やはり回数が回数、小鼻の周辺、皮がぽせぽせと毛羽立つようにむけてきました。うがああああ! せっかくチズ様メソッドをちまちまと取り入れて肌を少しでもマシな状態にしようと鋭意努力中だったのに!(ちなみに、やっっっっっっっすいコスメ使っても、効き目はそれなりに得られます。すごいわチズ様! というよりも、アレですね、メイクで誤魔化そうとか、そういうことするよりも日々の手入れなんですね、やはりと言うべきか)

喘息持ちの風邪はロクなことがないよ、ということで御座います。
はじめてわかる国語
清水 義範
4062752727

熱に浮かされながら読む本なのか、これは。
身体を横にしても縦にしても痛いし頭はぼーっとするし、なのに眠れなくて苛々したために手を伸ばしていちばん最初に触れたので読む。
教科としての「国語」と日本語としての「国語」。その両者を取り上げて、真面目に遊んだ一冊。自分がこれまでココで言ったことと随分ネタかぶりしている所があって、「しまった。これ、今が初読だって言っても誰も信じてくれない!」とかなり落ち込む(ははは…)。「巨人の星」主題歌の「重いコンダーラ」も取り上げられてたし、教科としての「国語」というものが如何なるものであるか、についても概ね同じ意見をお持ちであった。

教科、それも受験というものに特化して見るならば、アレは、ルールのようなものを見抜き、その法則に従えば回答/解答出来る仕組みになっているもの、である。私は教員免許すら持たぬ身であるが、自分の経験と両親の職業柄それを悟ってしまったのであった(特に父なんて国語教師だった。で、教師というものが「指導要綱」なるものを持ち、それにある程度従って授業を進めている、という事実を知った時はショックと脱力とを一気に感じたものだ)。
教科としての「国語」の成績があまり良くなかったな、という方は、あまり落ち込まなくていいと思うな、みたいなことをこのブログで書いたことがあるのだが、とりあえず教科や学校制度の現状を踏まえれば、という意味では今もそう思う。必要な無駄、ではあるんだけれど。でも、足りない部分・やる段階(年齢か?)の見極めの部分の甘さとか、考慮すべき点も多々あるのも皆経験上知っている訳でもあり。
今後も、あり方はこれでいいのか、このままでいいのか、と本気で模索し少しずつでも変化・進化を遂げていってくれるものであるならば、国語ほど必須のものはない、とも思う。その辺りも清水氏と意見は近いかな、と思った。

ことばが全ての始まりなので。コレ抜きに何も語れないし思考出来ないもんですからね。キモなんです。どんな学問もコトバ無しには成立し得ない(でも、だからって清水氏みたいに「国語ちゃんとしてれば算数だって」とは言い切れない。ある程度まではそれは正しいんだけれど。算数やるには算数やるためのセンスみたいなもんが必要な部分はやはりあると思うのだ)。だから、もっとも力を入れてやるべきは「国語」あるいは「日本語」である。しかしもっとも「……このやり方で何を得られると?」「というよりもだな、そもそも何を得たんだっけね」と思わせるのも「国語」なのだ(この辺りも清水氏と同意見)。
何を教える教科なのか。何を掴んで欲しい教科なのか。何を学ぶべき教科なのか。それをちゃんと説明出来たり理解出来たりしてる研究者だの学者だの教員だのがどれだけ居るのか。それに基づいて何をどれだけ何時の段階でやるべきなのか。色々考えさせられるなあ。

私は「何をどうどのように答えて欲しいと思ってるのか」を的確に掴むことが出来る生徒だったので、国語ではあまり苦労しなかった(高校に入ってからだな、「何訊きてえんだかわかんねえな。日本語で書けよ、ああ?」と反抗的になり理解に苦しむと同時に成績なるものが下がっていったのは)。根性ひんまがってる方が「国語」向きです(はっはっは)。自分の意見があるひと、可能性というものは誰かに狭められたり限定されるものではないと思うひと、押しつけられることに我慢出来ないひと、そういう方には向いてない教科に「出来て」るのだ。「長いもんにはまかれときゃいいんだよ。反抗? めんどくせー」みたいなひと(=私♪)には向いてる。「こう答えて欲しい訳でしょ。はははー、わかってるー、わかってるよー」というヤらしいコドモには苦労のしようがない(漢字の書き取りは真面目にやってたけど。でもそれはテストで低い点数取りたくなかったのと、昔は本読みだったし、その意地にかけて単純な間違いなぞしたくねえや! というちっぽけなプライドがあったからやっていた「だけ」のことだ)。
「大人ってさ、結局イイコが好きなんだろ?」とか、見え透いちゃって見え透いちゃってアンタ背中がすすけ…違うな、見え透いちゃってるのに載っかるなんてしたくねっつの! というひとにとっては苦痛な教科、それが「国語」。

でも、本当は「それだけ」じゃないんだよなあ、と淡々と、かつ飄々と語っていながらも色々と考えさせてくれる本でした。熱あったけど読める、というのは文章が平易で読み易い、ということですね(最後にエライまとめが・笑)。
「月刊ハーレクイン」
B000FVR6JC
の夏の増刊号が発売されたのでげと。……「別冊ハーレクイン」はどうしようもない状態(好きなひとには申し訳ないけれど)なので、ついに買うことを止めてしまった。でも「増刊」はちゃんと毎号面白いのでお買い得♪
HQ増刊・2006夏。

何でも今回は「特集 正統派な恋愛のススメ」とのことで。正統ちうのはどんなもんかね、と思わないでもないが、まあ惹句は惹句。感想いってみよう。

誘惑のプログラム―愛へのステップ〈1〉
ヘレン ブルックス Helen Brooks 夏木 さやか
459600871X


コミカライズ担当:真崎春望(巻頭カラー/描き下ろし)

金髪というだけで知性に欠けてカルいと思い込まれ続けるヒロインは獣医。友人の結婚式に赤毛で女優志願の従姉妹と出席した時に出会った男に、一方的にその容姿から従姉妹の側と決めつけられ腹を立てる。男に名前も素性も偽ったまま、見返したい一心でデートの申し出を受け容れるものの本名と素性がバレてしまう。そこで終わる筈だったのに何故か彼は彼女を追うように勤め先にまでやってきた。
……とりあえずヒロインを外見だけで判断した、ちうところで私基準の視点においてすでにがっつりマイナス・ポイントを稼ぐヒーロー(笑)。もっともその後謝罪に訪れたりはしているし、ヒロインに対して誠実であろうとし続けたのでやや回復。
ヒロインに男性へのトラウマと不信感があるためになかなかヒーローに心を開けない辛さがあって、それにどう野郎が対処するのかと思ったら「君のシアワセのためにボクは諦めるよ」みたいに去っちめーやんの。駄目じゃん! 押すだけが能ではないとは言え…むう。多分、大抵の読者はヒロインに「何を尻込みしてんだよ!」とキレるのであろうなあ。私は「野郎め、もう少し粘れよ、時間かけろよ!」とキレていた。ヒロイン至上主義かよ、私!
真崎さんの絵は、華はある、と思わないでもないし、線そのものもカタイ訳ではないけれど、「連続した線」としてカタチが表現されるととにかくガッチガチに見えて、女性の身体の柔らかさ・しなやかさが出ないのが惜しい。あと馬面気味に見える男性キャラもちょっとなー。HQへの愛が溢れている所、が個人的には好きな作家さん。

愛ゆえに―薔薇と宝冠〈1〉
ルース ランガン Ruth Langan 吉田 和代
4596005842

オンライン書店ビーケーワン:愛ゆえに

コミカライズ担当:さちみりほ(カラー有/描き下ろし)

……折角原作所有しているのに読んでいないことを思い出した↓ とりあえず原作オリジナルの表紙のヒーローらしき男性の筋肉質の肉体と、少女まんが的お約束はカブることはない、と実感する。
イングランドとアイルランドの仲が険悪だった16世紀中期が舞台。父にイングランド人、母にアイルランド人を持つ高貴なる美女がヒロイン。母の故郷・ダブリンに帰省中、アイルランド人にとっての英雄にして朝敵である男性を偶然かくまうはめになる所から物語は始まる。
多分色んな枝葉末節省いたのだと思うけれども、楽しめた。ややヒーロー線が細いけど(「騎士」としては華奢と言ってもいい…)。
自分の出自故に多々抱えるものがあるだろうに、卑屈な所のない凛としたヒロインと、彼女の芯の強さに気づいて、衝動も何もかも抑えて彼女を守ろうとするヒーロー。おお、まさにヒストリカルで騎士で姫!!(何だそりゃ)これ3部作なんだけど、全作コミカライズしてくれるんだろうか。それが気になる。
キスしかしてない「純愛」っぷりだけれど、それでもちゃんとどきどき出来るのはいいなあ♪(安易なえろはおなかいっぱいになり易くてねえ…)

その結婚に異議あり
サリー カー Sally Carr 進藤 あつ子
4833541602

その結婚に異議あり

(原作が古く表紙画像がないので便宜上コミックス表紙代用)

コミカライズ担当:橋本多佳子(カラー無/再録)
タイトルそのまま、というカンジではある。脅迫されて結婚を余儀なくされたヒロイン。実は弁護士で、体調を崩した父の代わりにある男性に託された遺言書を手にイギリスからカナダに渡る。カナダで出会った男性は自分をにわか家政婦とし、手荒くこき使うものの、ハンサムであるには違いなく少しときめいてしまう。いつしかお互いに惹かれ合うようになるものの……。
橋本さんの作品はどれも好きだしハズレ無し、だったんだけれど、この描き下ろし作品、何となくペンタッチの荒さが気になる所がちらほらと。使い込み過ぎたGペン使いました、みたいな(……そういうたとえは実際使ったことあるひとじゃないと解らないと思うぞ)。
物語はまずまず。ヒーローが何だかんだ言ってヒロインに対して誠実で強引な所がツボ、かなあ。ウェイヴィなロング・ヘアのカウ・ボーイなヒーローがわいるどですた(でも本当はただのカウ・ボーイではなくて…というのもちょっとお約束か)。

ビバリーヒルズで愛
ヴィクトリア グレン 田中 洋子
483352015X

ビバリーヒルズで愛
(同上)

コミカライズ担当:さとう智子(カラー無/再録)

父が他界し、彼を愛してはいなかった継母に財産を奪われまいと必死なヒロイン。相続するためには誰かと結婚しなくてはいけない。そこで何年も前から会社で働き、父の信頼も厚かった男性に結婚してくれるように願い出る。彼は淡々とその申し出を受け容れ、契約結婚が始まる。
ほのかに想いを寄せてきた男性だからこそ偽装であっても結婚相手として彼を選んだヒロインと、実は彼女をずっと見守り続けてきたヒーローとのふんわりと甘いお話で、とにかくひたすらヒロインを大事に大事に大事に大事に(×∞)扱うヒーローがツボだ♪ おまけに年上。距離を置きたいのに出来ない、でもそれを完遂するのだと言わんばかりに自制しまくり。でも本当は情熱を秘めている、という。大人だわーVv いかん、ツボ過ぎる!!
しかし。その「ヒロインよりもずっと年上」というのを表現するためなのか、時々ものごっつおっさんに見えてしまうぞヒーロー↓(基本は体型といい横顔といいいい男なんだけど)
レエベルが「シルエット・ロマンス」だけあってどぎつさもなくスウィートな雰囲気と物語で、お気に入りかもしれない。

忘れえぬ人
ルーシー ゴードン Lucy Gordon 谷川 深雪
4596006377

忘れえぬ人


コミカライズ担当:光崎圭(カラー無/再録)

自分を裏切ったと思っていた女に復讐することだけを考えて10年もの歳月を過ごした男と、彼の策略によって再会を果たしたヒロインとの、……ある意味元さやモノ?(+復讐モノ)
光(この字が正しいらしいけど、……ちゃんと表示されるかね)さんの絵は正直かなり抵抗を感じさせるものが多々あるのだけれど、背景の描き込みっぷりや雰囲気のゴージャス感を出すことにかけては天下一品で、まさにHQ向き。絵に子供っぽさもないため、「大人の女性のロマンス」に仕上がる。
凛としたヒロインと、裏切りに耐えられなかったヒーローとのすれ違いがせつない。ただ、いい意味で淡々としているので、ひとによっては物足りないかもしれない。

読み応えたっぷりで再録も多いため個人的には満足(再録、は、あまり歓迎されない。ちゃんとコミックス購入してるひとも沢山居るので。私は買えないからこそ有り難いのですが↓)。でも某まんが家さんの外国人との彼の遠恋実録コミックは……正直必要ないなあと。はーれくいん、というツクリモノ、ファンタシィの世界を堪能したいのであって、実際存在する誰かの日常はちょっとどうでもいいなあ。「別冊」と違って妙なオリジナル(時々アタリもあるけれども)も掲載されないし、「増刊」だけでいいとしみじみ思ってしまった。
しかし。秋号は「ロイヤル・ロマンス」特集ときた。前の「春号」で秋乃ななみさんのロイヤルもの3部作全部掲載したばっかりなのに!? いや、まあ、楽しめればそれはそれでもいいんだけど、……うがあ↓

そうそう、今号はHQコミックス既刊カタログ付。欲しいものをチェックしたらキリがねえよ、という悲しい事態に陥るのもまたお約束(涙)。
リカちゃん ピコピコしんだん!リカちゃんクリニック
B000FFOACO

喘息治りかけの所に疲労+ここ数日の気温の低さのためか風邪をひく、という馬鹿をやらかし、「病院行け!!」と家族に言われ行くことに。

正直、あまり行く気がしないのだが。というのも、現在世話になっている医者、どーも診察がぞんざいな気がしてならない。「××で○○で、▲▲な状態である」と自分が判っている範囲でどうどのように体調が悪いのか、そしてそれに対してどのような診断なり判断を下してくれるのか、その結果最終的に何をしてくれるのか、を知りたいのだが、明瞭に答えてくれない。
前回行った時も、「花粉症なのか風邪なのか鼻炎なのかシロウトの私には判断出来ないし、よって対策も講じられない。検査なりなんなりしてはっきりさせて欲しい」と頼んだのに、いつもの薬(=風邪の時にもらう薬)を出されて、ハイ、しゅ~~りょ~~~。
正直、行く気も失せるのであった。が、ここ以外となると新規開拓だったりするし面倒でもある。2、3日前から微熱持ちだったのもあって尚更新しい所探す、なんて無理~~↓(いまだに熱あるし↓ 帰宅してからずっと休んでたのに・涙)

で。何となく熱でぼ~っとしたままだるだるに疲弊しきった状態で診察を受けることになったのだが。
医者:どうした?
紫堂:咳がひどいんです。あと、ここ2、3日熱が出まして。あと、ココ(耳の下の辺りを指しながら)がひどく痛むんです。
医者:鼻水はとか痰は?
紫堂:出ます。
医者:じゃあ、点滴やって、あとは抗生物質とか薬出すか。
紫堂:そうですか。

どうもこの「そうですか」が良くなかったらしい。私としては「そうですか、そういう治療方針なんですね、ふむふむ」くらいのつもりで言ったのだが。

医者:何だ!? 何か不満でもあるのか!!

はい? 思わずきょとんとする。何でいきなり語気が荒くなる??

紫堂:不満、って……(ぼーぜん)。
医者:点滴受けたくないのか!
紫堂:受けた方が早く治るんでしたら、是非(何となく笑ってみる)。
医者:当然だろうが! 笑い事じゃないんだ! 真面目な話だろうが! 何か不満あるなら言ってみろ。ちゃんと答えてやるから。

不満って……。私、別に意義も申し立ててないし、文句も言ってないんですが……。自分でもヘロヘロで疲れ切った顔してるから無理に笑ってみたのも巫山戯てる、と取ったワケですね……。はあ、そうですか……。

何が何だか解らず、首を傾げてしまったら、今度は呆れたような顔で
「じゃあ抗生物質と喘息の薬、出しておくから! じゃああとはもういいよ」
と吐き捨てるように言われて診察室を出ることになった。何だろう、この何とも言えない理不尽な気分……↓

帰宅して薬見てみたら、前に「風邪」と称して処方されたのとおんなじ薬。えーと。何ですか、そりゃ。

「そうですか」が不満そうに聞こえたんだろうか。よくわからない。私は納得のつもりで言ったけれど、医者はそうは取れなかったんだろう。私に非があるらしい。「そうですか、判りました」、なら怒らなかった、んだろうな。コトバが足りなかったワケですね。了解。熱と疲労でぼんやりしてたのも悪いですね、わかりました。納得。
だとしても、……何故そんなにキレるのだ? 「何か解らないとか納得行かない点でもあるのか」と確認されるならまだしもいきなり「不満あんのか!」と言われても。

強いて言えば、アナタの口調と態度になら不満があります。

思えば母曰く、この医者は「オレが訊くまで自分から喋るな! オレがいいって言ってから言え!」とか命令するひとであった。……何故そんなにエラそーなのかわからんが。熱でぼーっとしてんのが気に障ったのかしら。もう咳と熱とで疲れ切ってて溌剌とした態度で居られない私が悪かった、ちうことね。
「そうですか」、というコトバから「そうですか、その程度のことしかしてくんないんですね」と読み取った、のか? 「そうですか…何だかありきたりですね」というカンジ?? 「そうですか。えー、ナニソレ。あり得ないし」というニュアンス? 「あっ、そう」という投げやりさ? 語調にそういうものを含ませたつもりは微塵もなくても相手がそう感じたのなら私が悪い。どうしようもなく悪い。全面的に悪い。何が何でも悪い。
論文書いて賞もらって優秀な方だと思うし、学会にもしょっちゅう行ってて研鑽を積んでらっしゃって素晴らしいとは思うけど、その態度はイヤです。怖いです。つーか病気してて何でそんないきなり責められねばいかんのですか。それほどどうしようもなく度し難く何が何でもオカシイ失礼なコトバ遣いだったですかそうですか。それなら土下座しなくてはなりませんね。

病院行って疲れ切りました。咳の酷いのも治らないし(母は気管支炎になり、同じこの病院に世話になったのだが、点滴受けたその日から咳がかなり治まった)。
今後は薬貰うためには行くだろうけど、診察は一切受けたくねえっす。受けるとしても「はい」「いいえ」等の明瞭な回答のみで受け答えしよう。日本語のヴァリエイションは控えめに。ひとつ学習。エライ方なので機嫌を損ねぬように。はいはい。畏まりまして御座候。

何だな、センセイ様。医者とやらには二通りしかねえとさ。ひとつは一生論文書くヤツ。ひとつは一生現場に立つヤツ。アンタ、どっちよ?
風の大陸〈第21部〉地の書
竹河 聖
4829113820

これの「第1部」が刊行された当時、私はまだ学生証を提示すれば色んな所で割引が利く、という立場で、年齢だった。とりあえず新刊が出るたびに買っては時間があれば読み、ということをしていたのだが、とにかく延々と続いて一向に終わる気配がなく、ふ、と買うことをやめてしまった。
いつか、新古書店なんかで、無い巻を買い集める、とかでもいっか。
そう思うようになっていた。
それが、先日(と言ってももう2ヶ月程前になる)「最終章」が刊行され、一応「完結」となったことを知り、――また買い始めることになった。21巻から、少しずつ。何かの本を買う時に一緒に。
ティーエ、ラクシ、ボイス、と魅力的な3人のキャラクタアを主軸に、つくり込まれた世界の中であらゆる事件や出来事と共に皆が成長してゆく様を楽しみにしていた頃を思い出す。けれど、流石に内容まではちゃんと憶えていない、その程度の読者、なのであるが。

文庫第1冊目の刊行が1988年、ですと。うわー。まだ90年代ですらなかったのか! いのまたむつみさんのイラストでなければ手に取らなかったかもしれないなー。この頃、確かこういうジュヴナイルというか、所謂ライト・ノヴェルのレエベルが乱立し始めた頃、だったんじゃなかったっけか。
ミレニアムも迎えて世紀すら変わってしまった。ちょっと呆然。
最初から最終巻まで読むのに、どれくらい時間がかかるのかね。というか、そのほかにも未読の本山積みなのに。「今更」何で買うかなー↓
思えば、中学生か高校生の頃に知ったラノベ作家さんのシリィズ、いまだに未完のがあって、いまだに買ってるしな↓ とことん付き合うしかないか、と何だか軽く諦めの境地(ははは)。
リサかぜをひく
アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン 石津 ちひろ
4893093371

母が風邪をひいた。咳がひどい。医者へ行く。
「気管支喘息。このまま放っといたら肺炎になってた」
とのこと。やはりうだうだ言わずに早めに病院に行くべきであった。それはいいのだが。

何故私を連れてゆく。

前日母に頼まれた買い物のために外出、ついでだから自分の用事も済ませてしまおうかしら、とさんざっぱら自転車で爆走しまくり帰宅。疲れを翌日まで持ち越してしまったのだが、そんなこと、母には関係無いらしい。
支度をしながら私の方をちらちらと見る。まるで「何故支度しないの?」と言わんばかりであった。
「……私はどうすりゃいい訳?」
一応尋ねてみた。母は足が不自由になったとは言え、一応自力でどうにか歩けるようになった。これまでリウマチ外来に付き合ったのは、症状の進行振りや受付等に素早く対応出来ずその代理をこなすため、また立ち上がったりする時補助するために付き添っていたのだが。もう余程のことがない限り、自分ひとりで病院くらい行けるだろう、と思っていた。父が車で送迎し、ドア・トゥ・ドアで移動するのだし、院内はホスピタルではなくクリニックなのでそう広い訳でもない。
「今までついて来たんだから一緒に来ればいいでしょ!」
……それが頼む態度か、コラ。というよりも、私は何のために必要なのだ。
母が帰宅してからも結局早朝起床は変わらなかった。もう私の都合や日常のスケジュウルでどうこう出来ない。膝が駄目になった分、出来ないことがあるために、結局補佐役が必要なのである。
不機嫌さを微塵も隠さず支度する。私は何をしろと? 別に医者の診断なんざ私が訊いて確認する程のことなんざないよ。何を甘えておるのかね!!

病院到着。母は程なく呼ばれ、診察室へ。私はくたくたで、しかも眠かった。ちょうど畳を敷いたスペエスがあるので、誰も居ないことだし、とそこに腹這いになって休んだ――ら、驚くほどの速さですこん、と寝入ってしまったのであった。蒲団、かけといて良かったなあ……。

が。甘かった。ペラいとは言えダウン入り、そこそこ暖かかったのだが、如何せん院内そのものがまず寒い。暖房は入ってなかった。
極端に表現するならば「雪の中に寝ていたら心地よくて目覚めませんでした」な状態だったのだ。何しろ母は診断の後、吸入だ点滴だ、と数時間戻ってこなかったのだ。その間私は雪に埋もれまくっていた訳だ。紫堂、遭難。

ミゴトに風邪をひき直した。ようやく風邪から発展して引きずっていた咳も治まりつつあったというのに、またぶり返しやがった。もうエライ勢い。五月蠅いし苦しい。風邪なのは確実で、鼻が詰まるやら熱が出るやら、それまでの咳のみの時とは苦痛の度合いがまったく違う。

何だって病院で風邪をひき直しておるのか。情けない……。そして自分のワガママで娘が風邪でぜえぜえ苦しんでおるのに、点滴やら何やらでケロリとしている母(まあまだ咳ひどいけど、前ほどではない)。
アンタ、どんな恨みがあって……!!

怒りと呪いのぶつけ場所がなくてまいっちんぐ。
第5期Pinky。

……またしてもボヤける写真(涙)。比較的綺麗に撮れる時とどうにもこうにもな時の差があり過ぎて泣ける↓

ようやく到着。何ヶ月待ったかももうわからん↓ 後から予約受け付けた「P:cos 真宮寺さくら」の翌日に届きますかそうですか。
でもとりあえず嬉しいので飾る。今までより少し大人っぽくておされさんでツボ。特に向かって右のコがよい♪ 今回初のヒール付きサンダルで自立するのか、とどきどきしたけれど、このとーり立ちました。ふー(でも、立たせる前に足を開いたり閉じたり、柔軟体操よろしくバランス調整したのは言うまでもない)。

忙しいやら時間ないやら疲れているやらで着せ替えだコーディネイトだと遊んでる余裕というものが皆無なのだけれど、ちょっと意欲再燃。でもまだ当分このまま飾っておきます。

アリかも。違和感ないな。
「さくら」が極端に奇天烈なヘア・スタイルでも髪の色でもないのが幸いしてか、……フツウに可愛いではないか。いえね、キャラものは結構「ほかに何着せろってんだよ!」と言いたくなるよーな時が往々にしてありましてね……、ええ。いや、可愛いわ。

はーしーれーこうそくのーてーいこーくかげきだん~♪
……CMで何度か聴いたのでこのサビの辺りだけは歌えるなあ。ちなみに帝國歌劇団、ではなくて、帝國「華撃」団です。>ヲタク知識のない方々。

P:キャラ サクラ大戦 真宮寺さくら
B000FH8HKI

届きました。あまぞんに予約入れてからどれくらい経過したんだったっけ? 頻繁にあれこれオーダー入れているのでもう何が何やら。送料浮かせるために一緒にオーダーしたのはS・キングの文庫って、何だろうその組み合わせ。

Pキャラ:さくら。商品外観はこういうカンジでした(画像小さくて意味ないよ……。でも前の携帯より画質いいなあ)。
ブリスタ等パッケエジのデザインは、定番というか、本来のラインと同じ雰囲気だけど、ポオジングのせいでブリスタにかなりの厚みが。着物姿で刀を構えるようなポオズのため、片腕が前方に突き出したりしているせい。
この普段着(袴姿)と戦闘服、霊剣・荒鷹(ははは)と台座がついて、ふだんよりちょっと高めの価格。まあ版権モノだしなあ。
何でもピンキーパパ(原型担当金谷氏のコト)にとって初のガレキ(はい、このコトバ判らない方はぐーぐるなりやふーなりで検索よろしく~。ブログ内検索でも多分解説してる所にHITしてしまう気もするが↓)作品がこの「サクラ大戦」のキャラクタアだったらしく、思い入れがあるのだとか。そのせいなのか、あれほど本来のラインの第5期(明日のブログに登場します。多分)が出るまでに時間かかったのに、それに比べればさっくり市場に出回った気がする。むう。ANNEXは嫌いではないけれど、基本ラインあっての番外なので、ちょっとだけビミョ~な気分ではある。

出来はいいなあと思います。可愛いし。綺麗だし。デフォルメ加減もイイカンジで。帝激戦闘服は、ボトムスを別なパアツにしたら何処かのパビリオンのコンパニオンさんみたいにアレンヂ出来るかも。ボトムスは、……スカアトのアンダーにするとしても、……ロボット・アニメの女性搭乗員みたいにしかならんよな……↓(そのたとえっぷりがヤバイです)ほかのメンバアが欲しいひとは、何体も買って自分でリペイントして髪のパアツとか自作するんだろうか。出来るひとは羨ましいのう(個人的に「サクラ大戦」そのものにはそれほど思い入れはないのでやらないけれど、自作したりカスタマイズ出来る方が羨ましいのだな)。
今回も台座付いたはいいけど、……いつもよりデカ!! 何でだろう。ちょっと置くスペエス考えちゃうじゃないのよ。モティフはらしくていいんだけど。何故デカい??

ぴんきー、構ってるヒマなくてほったらかしてるようなものだから、新作も飾ったり着せ替えたりしないまま何体も溜まってしまい。そこに新作どすん。さらに2体どん(明日到着の予定。あまぞんさんからお知らせメエル来ました)。うわああああああああああああああああん(号泣)。
数日前、本当に久しぶりに部屋のディスプレイぼぢしょんに2体飾ってみましたよ。そこにぼちぼち着せ替えたりそのまんまだったりなぴんきーたちを置いてみることにします。うがー!!
  
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