今月のHQCM。19−2 |
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2007-09-23 Sun 22:47
ハーレクイン 2007年 11月号 [雑誌]
![]() そんなこんなで2作目感想。 宿命の再会―ロイヤル・ブライド〈2〉 リサ・ケイ ローレル Lisa Kaye Laurel 桜 香緒里 ![]() The Prince's Baby (Harlequin Silhouette Romance, No 1263) Kaye Lisa Laurel ![]() (画像はアメリカ版原書より) コミカライズ担当:知原えす(カラー有:描き下ろし) 3部作2作目。面倒というか厄介というか、売らんかな商法丸出しというか、……素直に喜べないクロスライン企画。本誌・別冊・増刊の3誌合同企画とやらで、1作目2作目3作目、全て違う誌面にて発表、執筆者も異なるというもので、その2作目。同じ作品・世界の物語故に共通の登場人物も居るのにあまりに違うその外見……↓ 知らない3部作だなあ、と思ったら日本で出されたのが98年ということで、私が手を出す前の作品だった。手を出した後だと、自分が買ってない・読んでないものでもミニ・シリィズのタイトルくらいは記憶してるものなんですが。 HQにはよくある、ヨオロッパ在・架空の王国(大抵モデルはモナコ)の王族の皆々サマの恋模様を描く「ロイヤル・ロマンス」などと呼ばれる話型のもの。1話目の登場人物と兄弟にある男性がヒーロー(ちなみに、1作目は読者に最近「真っ白」とひとことで片づけられつつある佐々木みすずさん。エロなれでぃこみの時は背景から何からものっそい丁寧だったクセに!)。 ヒロインはシングル・マザーにして保安官。空想癖というか思い込みの激しい7歳の娘に少々手を焼きつつも幸せな日々。親友が王族と結婚し、その式に参列した所、最も会いたくなかった人物に再会してしまう。 彼は王子。そして、娘の父親。彼は自分に娘が居るということを知らない―― 物語そのものは、再会モノでシークレット・ベイビィもので、まあよくあるパタアンだし、それなりに面白く読めた。 ただなあ。……絵がなあ。ロングの絵とか横顔はそれ程気にならないんだけど、正面からの顔、とか斜め向きの顔、気になって気になって。鼻と口の位置関係がちとオカシイのだ。この方は元々そういう絵を描かれるのだけれど。 おまけに、男性はやや幼く、ヒロインは妙にフケて見えて、一体どんなカップルなんぢゃ、と何だか微妙。子供だって居るし、女手ひとつで育ててきて、それなりの苦労だってしてるんだから、大人っぽくたっていいじゃないか、とは思うんだけど、彼女の絵はなあ。「フケて」見えちゃうんだよなあ。おばちゃんぽいの。それが損してるように思えてならぬ。 それと、ヘンにむちむちしてるのもどうかと思うけれど、スレンダアな女性として描写されていて、しかもショート・ヘア。向かい合って立ってると若い男性同士に見えなくも無い時があって、……うーん……。 分かり易く言うと、華が無い。特に女性に。いくら子持ちヒロインとは言え。ヒーローは若くて、まるで高校生か大学生のようでこれはこれでどうなんだと。初っ端、結婚式参列中の正装姿、ああいう席で着るのって、ぱりっとしたカンジでしょうに、「……ニットですかそれは。ウールはアリでもニットはどうでしょう」と思わず内心突っ込んでしまうふんわり感が。 ヒロインの子供、現実に居合わせたら短気で子供嫌いの私はブチ切れそうなコで(笑)、それも参った。いや、可愛いっちゃ可愛い。絵的にも。でも、「自分をオヒメサマだと信じ切っていて、周囲の子供たちも「ハァ?」なくらいにそれを主張しまくってしまうそのバカさ加減……いや無邪気さは正直かなり疲れる。可愛いのは可愛いのに。自作のティアラ頭に乗っけて登校したりって、アリ? 何処まで自由なのアナタ。そういうのって、誰も見てない所でこっそりやって「うきゃーっ!!(←我ながら恥ずかしくて勝手に赤くなって騒いでいる)」くらいのものなんじゃないのか……。恐るべしどりーまー子供。 悪くはないけれど、あまりの華の無さに、ロイヤルものであることを忘れそうになることしばしば。 ちなみに、3作目はほぼ同時期に読みましたが好みの仕上がり♪ それだけにギャップを感じずにはいられない……。 |
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| 拠火園雑録 |
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