拠火園雑録

緑ノ指デ、描ク庭。

おそろしいものをみた。

「名探偵コナン」10周年記念ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状-さよならまでの序章-【通常盤】
小栗旬 黒川智花 岩佐真悠子
B000MTFDMO

この時は観なかった。が、第2弾は後半のみ観た。

小栗旬くんは何処を目指しているのだろう(遠い目)。

安易なまんが作品のドラマ化が目立つ中、もっともやっちゃいかんのではないかと思える一作ではないかと思ってたらやはりそんなカンジだった
コミック→ドラマならば、「イケパラ」と「クローズ」で留めておいた方が良かったのではないかと。事務所もごーさいん出しちゃったんだね。すごいや。勇気ある暴挙。何という素敵黒歴史。しかも1作目で終わらず更に歴史を積み重ねちゃったゼ!

キビシイ。仕事を終えて後に画面を直視するのがとてもとてもキビシイ。疲れた身体にキく(笑)。「有閑倶楽部」も「……」(口元のみ半笑い)だったのだが、輪をかけて、というか他のなにものをも圧倒してエライことになっていた。

まんが故に許容されるものを実写でやるってキビシイんですね。

何かこう、片腹痛いっつーか横っ腹がイテエっつうのか。すすすすすすすすすすすすすごいよコレ。ジンの兄貴が目立って目立って暗闇に潜むのすら無理ですよ。ダメだよ兄貴、髪は黒に染めておこうぜ! 宮野さんが茶髪って程茶髪でもないのに(そしてヘア・スタイルを再現しようと必死になり過ぎてパーマ失敗したお姉ちゃんになっていた気が)真っ白しろすけな兄貴。原作に忠実にするならするで徹底してくりょ。
目立つよ目立ってるよあれは組織の中でも確実にぷっかぷかに浮きまくりだよ! あんなカッコで街歩いちゃダメだよ。狙撃して下さいと土下座してるクラスの目立ちっぷりだよ。土下座して頼んだ挙げ句、的を身体の至る所に貼り付けた上でライトアップしてるくらいだよ。

何しろ後半からいきなり見始めてしまったので、ストーリィそのものよりもキャラ造型だの見た目だの効果なんぞに目がいってしまう。
まんがならではな状況や設定をそのまま実写でやるのは大変だな、としかもう言いようが。更には、コナンと哀はオリジナルの声優さんによって「吹替」が為されていたことにも吃驚。確かに、オトナな口調を子供の姿で演るとなれば、演技するのも子役には大変かもしれないが、あれはあれでまた違和感がありまくりで、……。

小栗くんはあのこっぱじゅかしい台詞と演技を「楽しんで」演っておられたのであろーか。

というか何時どうやって割り切ったのかを知りたい。

蘭とおっちゃんは割合フツウに観ていられたのだが、それ以外はある意味全滅。うおおおおおおおおう、何て目にキビシイドラマなんだ!! こう、配役と演出でここまで

ぼっこぼこにしてやんよ!

なドラマもなかなかない。エライいんぱくつ。やはりジンの兄貴がいんぱくつ大賞でした。

流石兄貴、酔わせるぜ!(何かもうヤケ)「よわせる」だよあくまでも。じっ、実は「わらわせる」って読むなんてことはないんだからねっ!!

シュールな絵面とまんがな展開。これは現代美術に対する挑戦か何かか? いや、新たなお笑いの限界に挑(以下略)。

ちょっと違う次元で楽しませてもらった。でも仕事上がりに観るのは危険だったぜ。
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