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LOVELESS 限定版 (8) [ZERO-SUMコミックス] (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
LOVELESS 限定版 (8) [ZERO-SUMコミックス] (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
相変わらず吃驚する程物語そのものは進んでおらず、それでいて吃驚する程読ませるので困る。月産枚数を二桁、それも他の作家さんがフツウに仕上げるくらいはUPさせて掲載して欲しいものだ。1年に1冊しか出ないコミックスて。謝れ、毎週週刊誌に原稿落とさず休みもせず執筆し続ける作家さんたちに謝れ! ……とでも言いたくなるんだが、……悔しいことに作品そのものは面白いのだった。

量産されたゴミよりは丁寧につくられたものの方がそりゃあいいだろう。しかし、……あまりといえばあまりではないか。

むう。出るたびにこの愚痴が出てくるな。出るだけで感謝しろってか。無理ー! でも出たのは嬉しい。面白いくらい踊らされているというか懐柔された読者であるのは間違いない。くそ!

さて。以下はネタバレ著しいことこの上ないので、未読の方は注意されたし。

立夏の兄・晴明がよーやくフルで登場する。それも、誰をも寄せ付けぬ程の、何処までも純粋などす黒さを溢れさせながら。

真実が知りたかっただけの立夏、立夏の言うことに従う草灯、彼等に付いてきたキオ。辿り着いた謎めいた学園で、立夏はもっとも知りたかったのと同時に知るのが怖かった「事実」に直面してしまう。

裏切りを意味する、何よりも待ち焦がれた再会。
流された血、傷つけられた肉体と精神。
何一つ明かされない。まるで夜が永遠に続くみたいに。

草灯の過去がまた一部垣間見られ、それは晴明との遭遇もしくは邂逅をも見せる。草灯と律との関係性、律と渚、渚の過去のほんの僅かな断片と。

愛しているなら全てを捧げろ。全てを受け容れ全てを許せ。全てを与えろ――束縛と、否定以外のものを。

12歳の少年は、最も愛した肉親にこころを切り刻むような「真摯な」「願い」をぶつけられて戸惑う。正反対のものを突きつけられて、どちらも手放せず、どちらもすんなりと受け容れることが出来ない。相反する感情が鬩ぎ合って、身動きが出来なくなる。

コトバの鎖。重く固い拘束。解けない呪縛。

長い、長い夜。明けることがないかのように。晴明と彼以外が対峙する間は、ずっと闇に包まれたままだ。
その純粋な邪心は彼が支配する存在に命じて、障害を取り払い、また闇に消えた。

――という辺りでオシマイ。キオの安否は謎のまま、二世のその後もこの巻ではまだ不明。あーくそ、いいとこで終わるよなあ。

インターバル的に関係があるけれどない、ないけれどある小さな物語が挿し挟まれる。それもまたいいアクセントになっていて更に先が楽しみに。

限定版付属の小冊子、本編の重~い雰囲気とはうらはらに可愛いタッチでほのぼのでした。和みのしょーとしょーとまんがが2篇です。

装訂は通常版のがいいなあ。
LOVELESS (8) [ZERO-SUMコミックス] (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
雰囲気が違うじゃないの。
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まだまだいくよー。

旅人
高杉さと美 坂元裕二 古内東子
B000O5B1GS

サビで気に入った曲。でもリアル・タイムではなくつい最近本気で気に入った。何だこのタイム・ラグは(ランキング番組でサビを耳にして気に入ったもののそのまま右から左に受け流していつの間にか忘れている、というパタアン)。
今回友人に多分いちばんウケた曲。「掴みはおっけー!」とおホメのオコトバを頂戴する。私はオリエンタルというか中近東風味というか、何処か異国の薫りのする曲はツボ中のツボで(ex:久保田早紀「異邦人」)、そういう曲は何でもお気にになる。曲そのものはシンプルなので、数回聴けば憶えられるんだけど、アレンヂとかが工夫されていて楽曲そのものとしてもとても素敵。何と二度も歌った。実はフル・コオラスで一度も聴いたことがない(おーい。……それ言ったら「亡国…」も「マタアイマショウ」も「Firefly」もそうなんだが↓)。

COLORS
宇多田ヒカル 河野圭 ラッセル・マクナマラ
B00007ELNV

またしても宇多田ヒカル。以前歌った時忘れてしまっていた部分があったためにりべんぢ。今回はどうにか成功。この曲辺りのHikkiは妙に艶やかで美しい気がする。

輪舞 ― revolution / truth
奥井雅美 裕未瑠華 藤林聖子
B00005F8MG

スタまにシリーズ:少女革命ウテナ
さあ、私とえんげーぢして……もとい。「少女革命ウテナ」OP。好きだったの。私にはカラオケの定番のひとつ。EDはもっと好きだったけど。
うがあっと思いっ切り声が出せる曲なのでもう大好き。当時わざわざシングルCD購入したくらい(余程好きでないと買わないので)。

万華鏡
奥村愛子 松井五郎 川上夏季
B00074C6KQ

このアルバムの中の「宝石」を。以前母が注文コードを間違えたために生協から購入した(笑)コンピレイション・アルバムに収録されていたために憶えたというなんか悲しい経緯が↓ 本来の私ならスルーな曲かもしれない。ちょっと和製ブルース+歌謡曲っぽい雰囲気。ものすごく熱心に聴いていたとは言えないんだけど耳に残っていて、それなりに歌えた。

残酷な天使のテーゼ / FLY ME TO THE MOON
CLAIRE 高橋洋子 高橋洋子 CLAIRE
B00005F8LK

キター(笑)。「残酷な…」の方。ああもう大好き。でもこれ歌った時やや声が出づらくなっていて悔しい思いをしてしまった。くそ! 「女神なんてなれないまま私は生きる」に泣きそうになるぜ。

サマーナイトタウン
モーニング娘。 つんく 前嶋康明
B00079UD24

完全なるウケ狙い(はっはっは!)。でもこの曲は割と好きだった。正統派アイドルそんぐでありつつも、曲のクオリティも悪くなかったし。PV付で歌ったけど、みんな若い! そして既に卒業したメンバアだらけだ↓ なっち可愛いよなっち(大笑。でもあのちょっとあか抜けない太眉は妙に可愛かった)。

高見沢俊彦「2時間だけのHoneymoon」
……廃盤となってしまったらしき彼のアルバム「主義-ism:」より。中学生の時好きなアーティストとして「THE ALFEE」を挙げシブ過ぎると絶賛された私である。たかみーだって大好きさ!(というかやはりあるひーは3人揃ってあるひーで好き)。
ロマンティックでエロティックな歌詞・曲調。たかみーは声が高めなので歌いやすくて嬉しいッス。
ここで歌詞が見られると知って吃驚した。名曲なのでフツウに聴けるようになるといいなー……。

雲がちぎれる時
UA パティ・スミス Monday満ちる
B00005GYMA

アルバム「11」で知った曲。これまた懐かしいのう。まったく無理せず声が出せる曲なのもあって大好き。歌そのものもいいし。ふだんは「情熱」か「リズム」が鉄板(あと「アントニオの唄」とか「ランデブー」とか)。

Jinnouchi~20years~(DVD付)
陣内大蔵
B00139ZK8E

……にも収録されている彼のデビュウ曲(!)「いと小さき君のために」。こ、これは! 古い!! でも好き。友人が薦めてくれて好きになった曲。これも声がラクに出ていいなあ。久々に歌った。

SLOW LOVE
ICE 宮内和之
B00005GLJ2

Greatest Hits!
Greatest Hits!
コレ↑にも収録されている。
これもまた古い↓ そして古い曲を忘れていない。スタイリッシュというか、あーばんな、おされな曲。ちょっとだけピチカート・ファイヴとかオリジナル・ラブ思い出す(うあああああああああやっぱりちょっと古いかーっ)。

ベスト
伊藤かずえ 川島上叢子 荒木とよひさ
B000657LEC

に収録されている「星屑のイノセンス」。よもやこれがカラオケで歌えるとは! 驚愕したわ。ちなみにちゃんとシングル持ってる(……ので、C/Wの「永遠のワインディング・ロード」も歌える)。
小室(哲哉)さんがやたらめったらアイドルだとかに曲提供してた時期があったけど、これもある意味その一曲か。イントロからして小室小室していてスバラシイ出来である。間奏なんてもう涙ものにコムロイズム炸裂よ。友人にも楽しんでもらえた、らしい。

彼女の恋人
槇原敬之
B00005HF6O

知らなかった。これ、シングル曲だったのか。アルバムで知って、てっきりアルバム曲だと思い込んでいた。優しくて暖かい、がまっきーには付き物のイメエジだと思うのだが、実は男性の暗部なんかも結構歌っていて、私はそのちょっとダークな曲が好きだ(「Hungry Spyder」とか名曲だな)。親友が好きな女の子と付き合ってしまい、思わず彼女を連れ去ってしまいたい衝動にかられるけれど友情も裏切れない…という歌。好き。

ノー・バウンダリーズ~愛は境界線を越えて・・・
セルタブ
B0002J54ZU

セルタブ、実は「Here I Am」という一曲しか知らない。韓国ホラー「箪笥」の、日本に於けるキャンペーン・ソングとして使用された歌で、これが作品とぴったり合っていて素晴らしかった。おまけにエキゾティックなメロディで。友人も好きなので毎度歌わせてもらってます。

……という訳でカラオケで歌った曲一覧。ネタが無いからってそこまでするか。

ごめん。する。
友人とカラオケへ。比較的最近も行ったけどまた一緒に行って貰う。いつも同じ曲ばかり歌うので、今回は今までにまだ歌ったことのないものやウロオボエのものにトライしまくり。そんなもん聴かされる友人はそれでも微笑みつつ付き合ってくれるのであった。どんだけいいひとなんだ。

歌舞伎町の女王
椎名林檎 トム・ケリー ビリー・ステインバーグ
B00005GLAK

……のC/Wの「丸の内サディスティック」。「歌舞伎町…」も無論大好きなんだけど、何となくこっちを選択。あー椎名林檎はいいなー。「無罪モラトリアム」がいちばん好きかもしれない。このアルバムに入ってる曲はどれも好きでどれもよく歌う。

亡國覚醒カタルシス
ALI PROJECT 片倉三起也 宝野アリカ
B000F3AJVW

まだ序盤も序盤、「アリプロ」からぶちかますなよ、と自らにツッコミ入れた。初挑戦。とても好きな歌だけど、……やはりアリカ様が歌ってこそか。でも多分また歌う。

Firefly~僕は生きていく
槇原敬之
B0010Z2DUE

とある用件でフロントから電話があったために中断↓ CMで聴いて好きに。相変わらずサビの部分の盛り上がりは絶妙だ。映画「KIDS」の主題歌だと知ってなおいいなあと思った。作品に対して誠実でありながら、この曲それだけでもちゃんと成立し、かつ槇原くんらしい。

Beautiful World / Kiss & Cry
宇多田ヒカル Utada Hikaru Bart Howard
B000RG1DOO

「Beautiful…」は何度か歌ったことがあるのだが(だって「EVA」だから)、「Kiss & Cry」は初めてだ。どっちも好き。歌いやすくていいなあVv 

マタアイマショウ
SEAMO SEAMO feat.RYUTA&Mountaineer Chef Naoki Takada
B000EBDD04

初挑戦。好きなだけに巧く歌えなくてガッカリだ↓ しかしまた挑戦する! 単純にいい曲だと思う。とても好き。男性の繊細さと優しさ(+へなちょこさ)の有り様がいいなあ。声もいい。出だしでもう掴まれる曲。

誰かの願いが叶うころ
宇多田ヒカル
B0001BUF5I

初挑戦。自分でも意外だ。「CASSHERN」も好きだったし(尺が長いのが難点だった。で、尺が長い割に、描きたいことも伝わるのに、ブレが生じるのが残念な作品だった)、PVも好き。歌そのものは無論大好き。でも、なんかオカシイなんかオカシイと思いつつ歌っていたのだが、終わり近くになってからやはり原曲キィではないと判明(入力の仕方がマズかった。ちっ!)。原曲キィじゃないと歌いづらい。

愛が止まらない
WINK STOCK L.ANDERSSON
B00005FOL4

WINK CD SINGLE COLLECTION~1988‐1996シングル全曲集~

何と閣下がカヴァなさっておられた!
GIRLS’ROCK√Hakurai(初回限定盤)(DVD付)
デーモン小暮
B000YIRRXQ


まだ歌える(笑)。Wink好きだったなあ。翔子ちゃんがLOVEでさっちんはそれ程でもなかった記憶が。「淋しい熱帯魚」とかも好き。ふふふ。

銀色の空
redballoon 井上秋緒 村屋光二
B000O77V1K

「銀魂」OPだったからさ! ああそうさ! ……いやでも曲そのものとしても好きなんだ。今回は比較的うまく歌えたVv 男性Vo.は音域広くていいよな(ひとにもよるだろうが)。高い方に合わせると低い方が、低い方に合わせると高い方が声出しづらいので、いつも妬みまくりになる。アップ・テンポでカコイイです。

修羅
DOES 氏原ワタル
B000O77V0Q

「銀魂」EDだったさああそうさ。……文句ナシに格好いい曲。疾走感・焦燥感を煽られつつ、ギラついた野望、張りつめる情熱みたいなものを感じさせられて、歌ってるとハイになる。あー自分の声じゃなく男性の声で聴きたいなー。英語に頼らずとも格好いいろっくなんてつくれるんだゼな名曲。
ハーレクイン 2008年 04月号 [雑誌]
B0013FAYZW

さて後半。いってみる。

嘘つきなプリンセス―失われた王冠〈3〉
レイ モーガン Raye Morgan 雨宮 幸子
459641095X


コミカライズ担当:よしだ斑鳩(カラー有/描き下ろし)

ヒロインは婚約者に会うため、さる王国の城を訪れた。ところが出会えたのは酔っ払いの自堕落そうな男、そそっかしいメイド、面倒見のいい女性シェフ。彼女はふだんは一般人に身を窶しているとは言えプリンセス、相手は無論王子。よもや王室の庭で泥酔していた男が自分の婚約者だったとは思ってもみなかった。身分を隠し、互いの結婚について自分がどう思い、相手がどう考えているかを確かめたいと願っていた。偶然が重なり、彼女はナニィとして城に住まうことになる。プリンスにどんどん惹かれてゆくのが分かり戸惑うヒロインに彼は言う。「王女との結婚は義務だとしか考えていない」――

よしださん、キターVv 期待を裏切らなかったわVv 楽しめた。ただ、同じ号に同じ話型はやめてほしかった。何故ロイヤル・ロマンスものを2つも入れるのだー! シークものが一冊に2本、てのは今までも何度かあって、新鮮味に欠けてちょっと、と思ってたのに今度はロイヤル・ロマンスものかい!(3部作を一挙掲載、とかは別)……それを除けば大満足よ。

ヒーローもヒロインも好み。ヒロインは自立心と夢があって責任感もある。ヒーローも自堕落を装ってるだけで本当は兄弟や国民を大事に思ってることが伺える。
男性キャラは前回掲載作品同様、イイカンジだ♪ 引き締まった体躯に精悍さのあるフェイス・ライン♪ 無精髭があってもなお格好良いなんてオイシ過ぎる。

王家同士の過去の確執、王宮に捨てられていた赤ん坊、今も語り継がれる伝説、とエピソオドはそれなりに詰まっているけれど煩雑にならず上手くまとめていらして面白かった。ただ、4部作の3作目をいきなり、だったのがちょっとだけ残念(ヒーローにはきょうだいが居るので、彼等の物語だろう。……って今思い出した。私、この原作本ちゃんとシリィズ全巻持ってるんだった↓)。

この方のコミカライズももっともっと読みたい。ゼヒゼヒ再登場を♪

恋はトラブルのあとに
リズ・フィールディング 苅谷 京子
4596118280


コミカライズ担当:桜屋響(カラー有/描き下ろし)

父との想い出が詰まった映画館を土地開発の名の下に奪われようとしているヒロインは、それを阻止すべく活動を続けている。その活動中暴漢に攫われかけたところで男性に助けられた。舞台から映画館の取り壊し反対を訴えかける彼女に対し、場違いな程情熱的な視線を浴びせてきた男だ。彼は自らを記者だと名乗り、彼女にインタビュウしたいのだと言う。庇護の名の下に軟禁され、ヒロインは逃げ出す。彼には惹かれる。それは否定しない。けれど、彼は何かを隠している……。

桜屋さんも再登場を切に願ったひとり。嬉しい。こんなに早く新作を拝めるとはVv 加えて、原作が自分の好きな作家だったのでなおうれし♪

サスペンスな要素とロマンスのバランスが良くて、最初から最後までダレることなく楽しめた。

構成の仕方というか、まとめ方がお上手だなあ、と感心するのと同時に、丁寧に描かれているのが好感度大ッス。
ヒロインがやや可愛すぎる(でもないす・ばでー)のがちょっと気になるのと、今回はいいとして、ヒーローがあまり絵的な部分で男性的色っぽさを感じさせないのが瑕瑾(今回のヒーローは実直そうなところも設定上必要でもあったのでぴったり。「このひと……何だか危険な香りがする……(どきどき)」とか言ってヒロインの頬を染めさせるようなタイプのヒーローをお描きになれるのであろうかというくらい、清潔感あって禁欲的なものを感じさせて野性味皆無な男性だったのでねえ……)。あ、でも、仕草! ヒロインに触れようとする手、だとか、フェティッシュな色気はある!(笑)手がいいわ~(ダメだこの女・笑)、あと抱き寄せる時・抱きしめる時のある種の力強さ・包容力なんかはとてもとてもお上手で素敵。
ああああああ今後も楽しみだわ~。色んなタイプのヒーローを描いて頂きたいものだ♪ 絵がもっとも達者な方のひとりだと思う。新人さんなのに!(昨日今日描き始めた、という方でもないから新人さんとは言えお上手なのは当然かもしれないけれど。手抜きが感じられ無いんだよなあ。ホントに丁寧)

……という訳で、後ろに読み進めば進む程大満足なのであった。っふー(ごっつぁんです)。あと、付録として久々に「マイフェバ」総集編(各まんが家さんによる2pオススメ作品紹介まんが、の総集編。ちなみに、大抵は次号あるいは今後執筆する予定作品の宣伝となっていることがほとんど↓)がついて嬉しいナリ(実は結構好き。それに、こういうのはコミックスなんかに収録されないからねえ。もったいない)。

来月号は、夏よしみさん(3部作2作目)、知原えすさん(シリィズ連作のひとつ)、中村地里さん、宮本果林さん(3部作3作目)に加えて、英洋子さんによるペニー・ジョーダンの「パーフェクト・ファミリー」シリィズ第1作目プレビュウとのこと。夏さんの作品に期待してるんだけど、……またペンタッチが途中で荒れたりトーンが貼られてなかったりしないかと、そればかり心配(お前はお母さんか)。
楽しみにして待つこととしよう。
ハーレクイン 2008年 04月号 [雑誌]
B0013FAYZW

個人的に待ってました! なまんが家さんが3人も執筆なさった号なので楽しみに待っていた。という訳で一作目から順にいってみよー。

無垢なプリンセス (ハーレクイン・ロマンス 2192)
フィオナ・フッド・スチュアート 加藤 由紀
4596121923


コミカライズ担当:浜口奈津子(巻頭カラー/描き下ろし)

突然父親からスイスの寄宿舎より故郷ブラジルまで呼び戻されたヒロイン。家に招待されたある公国のプリンスと結婚しろ、とこれまた突然命じられる。当然反発するものの、実は父親は余命幾ばくもない状態で、プリンスに頼み込み娘と結婚させたがっていたのだ。急逝に伴って彼女はプリンスと結婚することになる。始めは仕方なく。でも、何処かで惹かれている自分にも気づいている。ただの契約。でも、そんなものでなくなって欲しいと願い始めてしまう。でも彼には女性の影もちらついており、不安にかられるばかりで、……。

えー……浜口さんです。少女まんがとしては正しく美麗な絵をお描きになるものの、HQとしてはややそれが瑕瑾となってしまわれる、浜口さんです。
でも、今回はヒーローがプリンスで、少々やさ男(お)でもそれ程気にならない……かな。ヒロイン父なんてちゃんと初老男性として描かれているだけに、それなりの立場や年齢にある男性をいつまでも「爽やか青年」状態で描かれるとちょっとだけ残念さを感じてしまうのは否めない。

ストーリィというか、キャラ造型が思っていたより読みやすかった。原作の方、つい最近日本デビュウなさった方で、ハイソな舞台と情熱的な物語で売ってる、みたいなことを訊いていて、「あーまた傲慢ヒーローとか?」と思っていたのだが。
この物語に限って言えば、基本紳士的かつ優しい物腰のヒーローに、まだ若いために子供っぽさを残す可愛らしいヒロイン、はイヤではなかった。

以前登場なさった時からそれ程極端に間を置かずの執筆だったのでちょっと勝手に心配していたのだけれど、相変わらず丁寧で美しい描線で描かれていた。好感度大。
ああこれでヒーローに逞しさとオトナの艶が漂うよーになられたら! たまらんかもしれん。でも、あの華奢さというか、線の細さもこの方の持ち味なんだろうなあ。しょーがない、のかな。

でも、HQと言えばヒーロー30代が多い中、大学生くらいにしか見えないのはやっぱりちょっと違和感感じちゃうんだよなあ。ううむ。残念。

明日恋をすれば
ジーナ・ウィルキンズ 島野 めぐみ
4596006997


コミカライズ担当:曜名(カラー有/描き下ろし)

仕事に感じる充実感、これからのキャリアへのやる気と希望、そして楽しく語らえるほどよい距離感のある友人。それ以上何が必要だと言うのか。彼も彼女もそう思っていた。ふたりの共通点は「世話焼きで口うるさい姉」。いつもふたりを誰かとくっつけたがる。今日も鬱陶しいまでの電話攻勢が――。
彼は思う。彼女に恋人のフリをしてもらったら? ふたりはパーティに出かけ、互いの姉に会い、どうにかやり過ごす。それで終わる筈だった。なのに、ふたりはいつしかキスを交わしていた。

こーれーはー……。原作がそうなのか。それとも125pという規定枚数に収めるためにあちらこちら削ったり工夫した結果なのか。

何とも淡々とした物語……。

曜名さんは「オトナなHQでいきます!」と宣言されていたので、楽しみにしていたのだが、……これはちょっと地味過ぎたというか何というか、……。

ふだん「そこまで!?」とちょっと吃驚するくらいはっちゃけたりもなさる方なだけに、この淡々とした物語、抑揚というかメリハリというか、そういうものが足りなく思えてしまう。それでいて、時々ちらりちらりと「いつもの曜名節」が顔を覗かせるので、ちょっとだけ戸惑ってしまう。

確かに、しっとりした印象は受けたし、悪くはないのだけれど、やはり何というかメリハリが。高揚感みたいなものが足りないカンジ。ラストに向けてのドキドキがもっと欲しかった。
いっそ、とってもせくちー☆とか、いかにもHQテイスト(野郎が傲慢でベッドの覇者)なのを割合そのままで描くとか、ふっきれちゃいましたよ的飛躍があった方が良かったんだろうか。

いやもうとにかくとろ~りとろりとシチュウの如くゆるゆる~~んと物語が進み展開し、ふだん見せて頂いていたはっちゃけっぷりや元気さが感じられないのがややサビシイくらいで。

決して悪い物語でも無い、と思うんだけどなあ。比較的頁数の多いレエベル(「スペシャルエディション」というレエベルで、基本レエベルの「ハーレクイン・ロマンス」よりは厚めで、物語もそれに従ったボリュウム感がある)だから、結構色んなエピがあったのではと思うのだけれど、その取捨選択が今回はよろしくなかったのか? それともそもそもこういう物語なのだろーか。心理描写が多くて、出来事やエピが控えめだたとか? うーむうーむワカラナイ。

オトナ、というより、何というか、地味でした。曜名さん、ウェットなのお好きじゃ無さそうだしなあ。これ、全編ドライなの。辛口とゆーのではなく、ウェットじゃない、つー意味で。じめじめ、とか、うじうじ、とか、しくしく、とか、そういうものと無縁。
抗えない情熱、とか、押さえきれない衝動、とか、そういうものからもたらされるマイナスな感情とかが、ほとんど無い。故に、どちらも感情的なキャラではなくて、論理的で淡々としてる。私、論理的、大好きなんだけど。でも、そこから逸脱してしまう・させてしまうほどの「ナニカ」が、ろまんすモノには欲しいとも思ってしまう。コレのバランスがいい作品はもうたまらんミリョクがあるんじゃなかろーか。

あれだな、キャラクタアの感情の起伏と、物語のソレが連動しちゃってるな。アクセントになるものが足りないように感じてしまう。感情的過ぎるのも鬱陶しいけれど、起伏があまりなくて平坦だとそれはそれでメリハリに欠けてしまうのかなあ、と。

ただ、試みとしては素晴らしいと思う。今までやってなかったことをやろう、というのは大事なことだから。今後更に、曜名さんの思う「大人っぽさ」を追求したコミカライズも読んでみたい。

あれですな。新たなる旅立ちの序章、ってヤツですな、今回は。次回に期待。
Figma Fate/stay night セイバー 甲冑Ver.
Figma Fate/stay night セイバー 甲冑Ver.
……「リボルテック」の時は「あー、悪くないよなー、でも欲しいか、って言うと、我慢出来ない訳でもないかー」とスルーだったのに。

これはアッサリと予約注文入れました。

パッと見格好良かったので。「Figma」は元々の絵だとかを忠実に再現している感が強いのと、オプションが充実していて楽しめそう。これは動かしてみたいなー、と。

「紫堂さんてよく通販利用して色々買ってますけど、一体何を買ってるんですか? みんなで、『部屋中箱だらけだろうね』なんて話してるんですよー」
とは、その荷物を受け取ったりしてくれている他部署の方からの笑顔の一言だったのだが。

こういうものが増殖中。勿論箱もいっぱいさ。そりゃもうみっしりみっしり。

はーれくいんとふぃぎゅあはおなじへやにきょうぞんできるんです。

させれば。

さあ、届くのが楽しみだ~♪(あ、逃げた)
カシムラ 携帯電話機用充電器 au 電池式 単3×4本 AJ-74
B000OYY47C

実家に帰るその直前に、「連絡」の要・携帯電話を見事寮の自室に忘れて取りに戻ったというのに。何でそうまたアッサリとボケられるのか。

今度は実家に充電器忘れてきた。

しかもその事実に気づいたのは、寮に戻ってやや経過してから↓ 充電しなくっちゃ、と思い、いつものポーチを取り出したものの、肝心のソレが入っていない。

「あ。実家で一回充電したけど、その時コンセント外してなかった……」

お前の脳の回線は外れまくっているってのにな。

もう、大慌て。PCが自由に使えない今となっては携帯だけが頼みの綱。そ、それが、……使えない、だと……!?

つー訳でまずテンパる。たまたま会社には有料で使える充電器があるのだが(10分¥100。一度に10分しか充電出来ず、もっとしたいならその都度一度充電器から外して再度やり直す、というとてもとても高くつく上にしちめんどくせえシロモノ。でも今回はちょこっとだけなら感謝した)、それでまず¥200分ほど充電。あとは、……ええ、近所に唯一あるコンビニに走ったともよ。

あのー……使い切りしか置いてないのは仕様ですか?

つまり、もっと必要ならまた買えばいいじゃん♪ ちうことだよな? ……そんなもったいないこと出来るかよー!!

仕方ないので、ひとつ買い求めて帰宅。充電分使い切るちょっと手前と思しき頃にこの使い切り(使い捨て、と言わないのも何だかイラっとする)で充電。これで再び実家戻るまで保たせるんじゃ!!

何? 何故実家に連絡して郵送等で送ってもらわないのか、だと?

部屋が魔窟過ぎて両親には踏み込めぬ危険地帯だからです。

あーあ。何してんだろう……。
旅人(DVD付)
高杉さと美 坂元裕二 古内東子
B000O5B1GI

昔ほど音楽番組を観なくなったので、せいぜいランキング系の番組で「あー、今これ売れてんだ」とか「このひと人気あるんだなー」とかがやっと判る程度。

これも、確かランキング番組でちらりとサビを耳にしていて、「あ、これは好きだ♪」と思った記憶はある。……んが。やはり寄る年波には勝てず、そのまましばらく忘れておった↓ で、最近また耳にして「おお、やはり好きだ♪」と思い今に至る。

とはいうものの、まだフル・コオラスで一度も聴いたことないんですけど。

「西遊記」の劇場版のイメエジ・ソングか何かだったのも、何かで耳にしていたらしく、それも何となく思い出した。あの世界観には確かにしっくりくるなあ。

「西遊記」も観たことないんだけど。

違うver.の「西遊記」だとかのイメエジで、というだけだったり。いい加減ここに極まれり。オリエンタルな曲調とか、タイトル、歌詞、全てに無駄が無くて出来がいいなあと思う。こう、「悠久」とか「大陸」とか、スケエルデカめのイメエジがぶわーっと広がっていいっス。で、どっちかっていうと「男のロマン」系(意味わからないです紫堂さん)。

でも、こういうバランスがきっちり取れまくってて際立った印象を持たせる曲でばーんと認知されると、その後どんな曲で勝負かけるんだろうか、とか、勝手に心配になってしまう(久保田早紀さんはアルバムでも彼女らしさを貫いていたが、……売れたか、というとハナシは違う訳で)。

いずれカラオケで歌ってみたいナリVv
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
三石琴乃 林原めぐみ 立木文彦
B0012V4WSM

多分、新劇場版4作全てが完結したら、ブルーレイ・ディスクでBOX仕様てのが出るんだろうなあ、とは思う。ひょっとしたら、2作目の「破」の公開記念かなんかで、まずは「序」のブルーレイが出るかもしれない、くらいは思う。てゆーか出すよね、きっと。ジュエル・ケエスでDVDリアル・タイムで買った後に、貞本さんのジャケでトール・サイズのver.出されて凹んだけど、まあやりそうなこったよな、と思ったのも事実だったし。

でも。そんな風にあーだこーだ思ってしまうのに、……予約入れちゃうんだよな。

映画館で二度観られたのはラッキィだった。何しろド田舎だから、公開されないんじゃないか、上映館なんて無いんじゃないかと思ってたから。

で。二度観ても二度とも楽しみまくりで興奮しまくりだった。そして、それ故に、あの大画面で観てこそなのだということも解っている。それでも、……その興奮の追体験が出来るというか、もう一度味わいたいという気持には勝てなかったのだ。あーあ。作品を楽しめることには何ら後悔しないだろうけど、絶対いつか歯がみして悔しい思いしそーなのが確実っぽいのがイヤだ。くそ!

でも、とりあえずこの「特装版」は、これはこれで一応あれこれふんだんに特典つけてくれてるよーなので、一応その点にのみ期待。

作品が面白いのはもう約束されてるので。
マーマリング・トーク
杉浦 さやか
4576011448

昔、手紙を送る時に、同封していたものがある。言うなれば手書(描)きの個人新聞みたいなもの、だった。イラストをちょこっと添えたり、雑誌やカタログから切り取って置いた写真をコラアジュしたりして、日々の近況を綴ったものだ(……という訳で、基本コンセプトが同じだけれど、無論格段にはいれべるにしてはいくおりちーなものを一冊にまとめた、杉浦さやかちゃんのこの本を挙げておく♪)。
どういう訳か好評で、最初は特定の友人に送っていたのに、気づけば数人に送るようになっていた(バック・ナンバアの取り寄せにも応じていたし、毎日会える友人すらもらっていってくれていた)。

その手描き原稿やら作り上げた小冊子(ちなみに、1枚のB4の紙をB7サイズにする。縦に半分に折り、B7の細長い蛇腹状をつくりあげたら、真ん中2頁分だけ切り込みを入れる。その切り込みを利用して折り直すと、ステイプラア無しで小さな8頁の小冊子状のモノが出来上がる)を取り出した。

な、何もかも皆懐かしい……!

もう既にそれもかなり前につくったもの、になっちゃってるという事実にも驚いた。当時は何にそんなにノリノリ(死語)だったのか、それはもう張り切ってつくっていて、我ながら無駄によいつくりに見えて笑ってしまった(勿論、絵も内容も拙いんだけど。情熱がすげえの)。

気づいたら、買い集めたスタンプを取り出したり、紙を探したりしちゃってた。つくりたくなっちゃって。

でも、最近はなかなかそういう作業に没頭出来る程の余裕が無いから、実際にはまだ全くつくってもいないのだけれど。

あの時は楽しかったなあ、という想いがしゃわしゃわと押し寄せてきて、懐かしんでいるだけ、の状態。でも、いずれぽつぽつとつくるかもしれない。つくらないかもしれない。そう思いつつ、用意だけは万端にしておくのでありました。

ま、多分ムリなんだけど(疲れ過ぎてて↓)。
CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ)遊々探検隊 ポケット付携帯電話ケース (レッド) M-5659
B00131W46I

実家に帰るぜ! その一心で早起きし、支度して寮を飛び出すと、職場の方2人に会った。

「おー、実家帰るのかー?」
「はーい」
「11時くらいまで待てるんだったら、そっち方面行くから送ってくぞ」
「え!!」
思わず考える。が、今日に限って到着し次第友人と落ち合う約束をしていて、その時間に出発、では間に合う所か友人は仕事のために居なくなってしまうのだ。
「……今回に限って、約束しちゃってるんですよー(泣)。予定通り始発乗って行きます~~(未練たらたら)」
「そっかー。気を付けて行けよ!」
「ありがとうございまーす」

とかさあ。意気揚々歩いていたら気づいた。

携帯、部屋に置いてきた!!

友人と連絡を取り合ったりするにも使用する訳で、「ま、いっか」では済まされない。折角歩いてきた道を小走りに戻る。ひー、ほとんど寝てないのに朝っぱらから急ぎ足なんてー!!

「どーした!? 何だ、忘れ物でもしたのか?」
さっき寮の入口附近で出会ったお二人がまた居た。
「携帯忘れたんですー!!」
……笑われた。
もう大慌てで3Fまで上って部屋の鍵開けて携帯ひっつかんでまた1Fへ。まっ……間に合いそうにねえ!!
ここで顔面蒼白になる。が。
「乗ってけや。送ってってやるから」
そこには車で乗り付けたおぢちゃん其之壱サマが!!
「すみませーん! 助かります、ホンッット! 助かりますぅぅぅぅぅううう!!」

駅まではほんの数分で着けるのだが、如何せん今日は一度引き返しているのでヤバい。

おお、車よ。文明の利器よ!! 何て素晴らしいのお前は!(えらそう)

おぢちゃんのお陰でどーにか無事に始発列車に間に合って乗ることが出来ました。……アブねえとこだった……!

おぢちゃん、ありがとー!!!!

いつもは携帯用の小さいポーチ(持ち手がスナップで外せて、バッグのストラップとかにぶら下げることが出来る)に入れて、バッグにべしっと装着しておくのに、今朝は忘れてはならじ、と入口附近のある場所にひょいと置いちめやんの↓ 何だその逆効果。余計な真似をするもんじゃないってことだな、くそ!

しかし。悲劇はまだ始まったばかり、なのであった……。
灼眼のシャナ シャナ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
灼眼のシャナ シャナ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
このおじょーさん↑のぴんきーが届きますた。長かったなー。ぴんきーはいつもそうだが。

フツウに販売して欲しかったよ。
「電撃15年祭」記念で、Web上及び雑誌につく払込用紙で購入申込受け付けてたヤツで、ネットのショップから、とか、フツウに買えないのがちょっと残念。しかも、私が購入出来たのは「炎髪灼眼」ver.(とゆーのだそうだ。私、「シャナ」全然知らない……↓)のみで、イヴェント売りされた「黒髪」ver.は手に入れられなかった(涙)。どうせならどっちも欲しかったのに。フツウに売ってくれ! もしくは誌上通販で復活させてくれえええ!(確かアンケにもそう書いた)

常々思っているのだが、このタイプのスカアトって、こんなに風で翻るもんだろうか。いや、まんが的、というか、絵的にサマになる「嘘」というか誇張だとは分かってるんだけど。プリーツとかならまだしも、割合タイトに見えるんだもの。

ぴんきー、髪がラメちうかパール仕上げっぽくて、きらっきらでしたよ。焔っぽくて確かにキレイ。ああ、黒髪ver.でフツウのカッコもさせてみたかった。炎髪ver.でフツウのふぁっそん、もダメってことはなかろうが、まずは黒髪でー!
何のために働くのか
北尾 吉孝
4884747739

一緒に働くMさんを、常々フシギに思っていた。

「私、お金の為に働いてる訳じゃないから」

「旅行大好き人間で、年に2~3回は海外行ってたわ」

「給料、銀行で確認するとビックリしちゃうわよね。あんなに働いてるのに貰えるのって○万円でしょ。元は月収50万、副収入併せたら100万くらいは収入あったから」

生活のためだけに働く私には驚愕の発言ばかりであったが、あれこれと穿鑿するのも躊躇われ、適当に相づちを打つか、聞き流していた。
親しくなるにつれ、

1:多分、夫か実家が会社を経営しており、そこで役員職に就いていた

2:生活する分には何らの苦労がある訳でもなく、お金に困っている様子は無い

3:資産家である(お嬢さんの結婚式に「家が一軒建つくらいのお金」がかかったそうだし、招いた客に代議士やらがたくさん居てどう席順を決めたものか大変だったとこぼしたことがあった)

と何となくだがアタリをつけた。要はぶるぢょわなのだ。趣味は旅行、それに加えて追っかけだという(劇団をいくつか掛け持ちで応援しているとのこと)。

「私ね、このままでいいのかな、って、思っちゃった訳よ」

彼女は言う。子供は2人、どちらも社会人となり結婚もした。仕事は現役からは退いている(模様)。でも周囲の友人たちを見れば、誰もがまだまだ働いている。このままただだらだらと何もせず好きなことにばかり生きていていいのか。いやそれじゃダメなんじゃないのか!?
……という訳で、私が働く会社が募集をかけていたために応募、採用され現在に至るのであった。

最初こそ戸惑ったりまごついたりはしていたけれど、仕事を覚え、今では多分誰より頼りにされている面がある。有閑マダムだったとは思えなんだ。

「(出来ないことをバカにされたり、意地の悪いひとに屈するのは)悔しいじゃない。負けるの嫌いなのよ!」

おースゲー。この方は職場でもっとも問題視されている使えないばーさんと共に働くことが多く、ばーさんは仕事は出来ん割にヒトをこき使ったり小馬鹿にするのはウマイので、それはそれは苦労させられているのだ(ちなみに、そのばーさんに苦労させられていないヒトは皆無と言えば皆無である。……辞めさせろ、会社よ!)。

生活のため、食い扶持稼ぐためじゃない、なんてユーガでいいよねと思い、ある種のやっかみを抱きはしたものの、仕事は真面目だし、趣味の面も(旅行はムリだとしても)充実させていて、何だか前向きだし人生謳歌しまくってるカンジでいいなあ、と思うようになった。

追っかけをしている劇団のファン歴はパねえ長さと入れ込みっぷりで(座長の息子が「おむつをつけていた頃から知っている」くらいだ)、劇団の座長たちからVIP待遇を受けているため、他のファンの嫉妬と羨望の的なのだそうである(何しろ、ホテルのリザーヴだとかまで手配してくれるらしい。あと、空港で出待ちしていると、そこから一緒のタクシィに乗っていくのだそうだ。「歩かせられたことなんて、無いもの♪」とのこと)。

今ではすっかり仲良しで、いつも一緒に食事し、愚痴をこぼし合うようになった。仕事出来るヒトだから、辞めて欲しくないんだけど、あまりの実入りの少なさに転職を考え始めているらしい。……私ひとりぴーんち!(笑)……珍しく、大抵のひとと楽しく仕事出来てる職場だから、何らかの理由で去ったとしても孤独になっちゃうわ、なんてことは無いと言えば無いんだけど。

仕事は楽しい方がいい。彼女とはとりあえず大笑いしながら仕事出来るから、これからも頑張ってくれるといいなー。
Beautiful World / Kiss & Cry
宇多田ヒカル Utada Hikaru Bart Howard
B000RG1DOO

本当に本当に今更なのだが、どちらの曲も好き、だ。聴く程に好きになる。どっちもいいなあ。うがー!

最初、「Beautiful World」は「EVA」という作品の曲としてはどーかな、などと思っていた。曲そのものは好きだし、いいなあ、とも思う。でも、……「EVA」?? そういうキモチが最初は消えなかったのだが。

何度も聴いてる内に「アリ、かな」と思うようになっていた。「オリジナルの」EVAに、ではないけれど、「今の」「新しい」EVAになら、アリだなー、と。
10年という時を経て、新たに甦った「EVA」には、あの曲でいいんだな、と。

最初は、「いやいやいや、『EVA』なら高橋洋子さんで聴きたいっしょ」と思っていたのだ。期待もしていた。今でも「残酷な…」他、一連の曲は名曲だと思うし、大好きでもある。
70年代をバリバリのヲタクとして過ごし、80年代にはそれらを内に持ったクリエイターとなった彼等が、90年代に創り上げて世に送り出した作品には、ぴったりだった。
「残酷な天使のテーゼ」、「曲はいいけど、アレンヂは古いよね」とはよく言われていた、ように思う。「ちょっとノリが80年代っぽいちうか」みたいに。でも、逆にそれで良かった、のだと思う。
70~80年代のあれこれを良くも悪くも引きずった部分を持ちつつも斬新だったあの作品には、あのちょっと古いくらいのアレンヂが良かった、のだ。

しかーし。気づけばまさに新世紀。
同じでありながら異なる存在となった「ヱヴァンゲリヲン」にとっては、70年代を体感し過ごしておらず、80年代に生まれた数々のメディアを当たり前のように享受出来、主人公たちと同年代の頃にあの作品の衝撃を味わった世代であるところの宇多田ヒカルが思い入れも愛もぶち込んでつくったであろうあの曲が、「今の」「ヱヴァンゲリヲン」には相応しいんだろうな、と。

宇多田ヒカルの曲単体でもちゃんと存在していて、同時に「EVA」世界にもリンクする「何か」を内包させた「Beautiful World」(タイトルも「EVA」的皮肉とある種の暗喩が効いていてよろし)だからこそ、良かったんだろう、と今は思う。

C/Wというか両A面か、「Kiss & Cry」は特に何のリクツも理由もなく、好き。きょーはにっしんかっぷぬーど~♪

今ではすっかりカラオケで楽しく歌う定番曲になったのであった。……結局宇多田ヒカルが好きなんだな、私は。
HIDEOWAKAMATSU フェザー ボストンバッグ ブラック 85-95311
B0013IK3VE

以前、如何にふだん持ち歩くバッグが重いかを愚痴ったことがあるのだが、実家に帰省する折りにも、同様のことが起きている。

持って帰るものと持参するものが多すぎる。

高校時代からそうだった。辞書でも教科書でも、その時必ずしも必要ない物までその場に揃っていないとイヤな質で、ほぼ必ず持ち帰っていた。その当時、ロッカーなどに教科書等を入れっぱなしにしてはいけないと言われていても、生徒のほとんどは無視して、必要ないもの・持ち帰りたくないものは自分のロッカーや机の中に放置していることがほとんどだったけれど、私は大抵律儀に持ち帰っていた。お陰で学生鞄はいつもばんばんに膨れていて、みんなが如何に薄く潰すかに腐心していたというのに重いそれを毎日きっちり持ち歩いていた(その代わり、持つ必要が無いと判断すると、学生鞄すら持たず、ラクなサブ・バッグに必要最低限のみ入れて、勝手に登校して教員に注意されていたが無視した)。

そんな訳で、帰省時のボストンに大抵入っているものを列挙してみる。

1:着替え
これはフツウ。下着(ソックスも)とトップス一枚くらいは持参する。ほとんど今は寮に置いてあるので。……でも、寮では着てない服がほとんどなんだよな……(仕事では着ないので。仕事中はラクで、洗濯しやすいものがほとんど。ふだんはレエスついたブラウスだのチュニックだのは着ておらず、そういうのはまさに「ふだん」着用して仕事の時は全く着ない)。

2:小物の入ったメッシュ・ポーチ大小各1計2つ
部屋に置いておく時にもこのポーチに入っているので、そのまま持つ。中身は爪切りや鋏、携帯充電器にちょっとした筆記用具その他。実家にもちゃんとあるものだって入っているのだが、いちいちどれは持ってどれは持たないでおく…なんてやってると何処かに潜り込ませてしまって紛失の元になるのでとりあえず全て持ち歩く。

3:手帳等入った手付きポーチ
去年の日記帳だの本の購入予定記録帳だのが入っている。無駄に重い。ブログのネタになる可能性があったり、ネットの書店で購入するために予定記録帳が必要だったりする。

4:お弁当用ポーチ
寮に戻る時に、母が「お昼食べなさい」と持たせてくれる軽食を入れるための、保温保冷が多少出来る内側アルミ貼りなもの。軽いけれど地味に嵩張る。これは必ず持ち帰れと言われているので。つーかまだ母がちょっとした弁当を持たせてくれる社会人て、……。

5:樹脂製のソフト・ブリーフケエス
書類や手紙・封書や明細あれこれ紙モノが入っている。……何で持ち歩くんだろうな。自分でも時々謎だ。

6:読み終えた雑誌・書籍
必ずある訳ではないが、毎月10冊以上は購入して、それが寮に届くので溜まる一方。少しずつ持ち帰るようにしている。

7:アクセサリィの入った巾着×2
ひとつにはネックレス・ブロオチ等、ひとつにはバレッタ数種。必ず着ける訳でもないのに持ち歩く。ばーか。

8:サブ・バッグ
かなりデカくて容量のあるバッグ。折り畳んでもやや嵩張るのは丈夫な厚手のナイロン製だからだろう。でもあると量に戻る時とてもとても便利なのだ(つまりまた何かしら持ち込んでいる、と)。

……だいたいこんな感じか。重い! 重いんだ! おまけにぱんぱん・むっちり。本人にそこまで似なくてもいいじゃないか。
もう少し容量があって軽いボストンが欲しいよ。でも買うカネないよ(てゆーか買えよ)。もっとバッグに余裕があって、もっと荷物が少なければ、洗濯代を浮かせる為に、オオモノ(シーツ等)を持ち帰りたい所だぜ。

これに、あのバッグを持って買える訳ですよ。電車乗り継ぎ+バス乗り継ぎで! よくまあ毎度持ってくるなあ、と親と一緒になって呆れる始末である。
どーにかしろよ自分。
パントーンスケジュールA6 ストライプ ピンク
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毎日PCに向かえる訳ではない環境に暮らすようになり、ブログを思うように更新出来なくなって早半年以上。

ネタ、あっても忘れる。

自分なりに旬の話題とかブツとかあるのに、あれもこれもあり過ぎて忘れたり、時期を逸したり。どうしたものか。愛用の「ほぼ日手帳」に時々メモったりもするんだが、これも他の記録のために忘れたり、見づらくなってしまって途中で放棄してしまった。

まったく別に、ブログのネタのみを記入する手帳を用意するか。そう考えてふと思い出す。ちょうどいいのがあったんだった。
紅茶専門店「カレルチャペック」から購入した今年の手帳。ブロック・タイプのマンスリィと見開き2週間のウイークリィで記入出来るタイプで、お値段何と¥1,890というシロモノ。
山田詩子さん描き下ろしのイラストもふんだんに、紅茶コラムも月毎に差し挟み、何とも可愛らしいのだが、「手帳」としては「ほぼ日」を使うと決めていたために、これはあくまでも「グッズ」として購入したものだった。ちゃんと、手帳としても十分に使えるのだけれど。

活躍の時が来たぜ!

という訳で、コイツに毎日1本記事書くために、その日その日にネタを書き付けてゆくことにし、今も実際それに則って書いている(打ち込んでいる?)のであった。
ウイークリィにはココ「拠火園」の記事ネタを、マンスリィには「水月館」の記事ネタを。
流石に特化して使うと見易いだの見辛いだの探しにくい、なんてことは無くなった。あーら便利。……つーか何してんだろな、私。

おまけに、「水月館」の方は昨年8月以降更新出来ない状態なので、その頃のネタからまず整理していかねばならず、2008年分しかないコレでは管理出来ないため、昨年使わず終いだったまた別の手帳を引っ張り出すハメになったのだった。

バカだよお前は。

今更だけどな。

そして、帰省するたびにアホ程記事を打ち込む訳ですよ。文章だけは下書等ナシで、いきなりばつばつ打ち込んでるから、結局時間はかかるし、一日に打てる本数もたかが知れてるんだけど(最高で一日9本……少ないなー……)。

あうー、毎日コンスタントに更新したいよー(涙)。
フロイライン リボルテック 004 ポッコ
フロイライン リボルテック 004 ポッコ
今までの「フロイライン」の中で、いちばん格好良く見える……ので、この「参考画像」「画像はあくまでも開発中」のままでリリィスしてもらいたいものだ、としみじみ思ってしまう。今までのは参考画像と実物にやや齟齬が生じることがあったからのう(涙)。

Sweet Dreams―山下しゅんや作品集
山下 しゅんや
4776791927

この画集の表紙に登場してる女の子をフィギュア化したよーなのですが。

ポッコ、て。

星新一か?(それは「ボッコちゃん」……どーんどーんどーんベタベッタ♪)
ボッコちゃん
星 新一
4101098018


今までになくぐらまらすなばでーでござる。露出度が高いでござる。でもあまりジョイント部分とかが際立っていなくて美しいでござる。

今回こそは期待していいんだろうか。

既存のキャラ(山下しゅんやさんのキャラと言えばキャラだけれど、特定の世界観だとかを背負ったり物語背景がある訳ではないらしいから)ではないので新鮮。それでいて物語を感じさせるところもいいなーVv

今まで榎木ともひで氏のテイストが強かったけれど、こちらでは原画を再現してくれているように思えるし、余計期待してしまう。

「フロイライン」は余程のことない限り買うのは控えようと思っていたのに、結局買ってしまう。

はい。予約入れてしまいました……(2月2日に)。
P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ
P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ
出ると言われてから随分時間が経過したもんですが、よーやくあまぞんでも予約が開始されたので、早速オーダーしてきますた。

「ハルヒ」そのものにはこれといった思い入れがある訳でもナイのに。

ひたすらもう「ぴんきーだから欲しい」というだけ、だな。あの「ハルヒ」独特のドタマのリボンとか、如何にもあぬめっぽくてちょっと気恥ずかしいし、それ言ったら制服も如何にもなんだけど、でもそれはそれでカワイイと思えなくもないし、何かしら組み合わせようはあるだろう、と思うことにして。バニィ・ガール姿のぼでーが付くのも嬉しい。小物が充実していて、「ハルヒ」もぴんきーも好きならかなりイイカンジではないかと思う。
みくる買ったらメイド服げっとだし、長門買ったらマントが付くし(一応シャナぴんで似たようなアイテムを手に入れはしたけれども)。鶴屋さんは作品関係なく服とかがフツウに可愛いと思えそうで期待しまくり。

顔は、……らしい、のかな、アレは。ちょっと強気なカンジは私が知ってる範囲におけるハルヒらしさを感じさせる表情ではあったのだが。ただ、素直にぴんきー(のフェイス・パアツ)として可愛いと思うか、というとやや微妙。可愛くない、というより自分にとってそれ程好みではない、という意味だが。
髪の毛のパアツ交換なんかで印象変わるかなー(あるいは顔のパアツを自分のイメエジするハルヒに近いのと交換してしまうか)。……何だかんだゆうて「ハルヒ」としてのぴんきーにこだわってないか?

しかし、地味に失敗した。後で別な注文品と同送にしようと思っていたのだが、ポイント使用しちゃったもんだから、注文取り消して新たにオーダーするしかなくなってしまい、送料を払うハメに陥ってしまったのだ↓(おまけに、送料払っても割引ナシの価格より低くて何だかもう)
やっちまった……。

みくるの時は気を付けよう……↓
銀魂 第22巻 (22) (ジャンプコミックス)
空知 英秋
4088744756

21巻ラストからの、極道一家に雇われた万事屋たちと、彼等に託された「依頼」についた「決着」が描かれるところから始まる。

この話はね。着地点が見えてはいた。予想してもいた。なので、泣かないぞえ(by鈴木蘭々)と思っていたのだが、……案の定大泣きした。畜生。

誰よりも凶暴かつ奸智に長けているように見せて、実は誰よりも誠実かつ真っ直ぐであるが故に、何もかも自分だけで背負い込んで消えようとする男と、そんな男が黙って消えることを許さない男。
いかんなー。泣けて泣けてしょーがない。空知んたまは、時々ふ、と、こうとしかならない、こうでなくてはならない「表情」をものすごく上手く描く。この話でもそうだった。このひと絵が下手と揶揄されることあるんだけど、そうかなあ。私は上手いと思う。

で。ドシリアスの後に、えらいこと壊れた話がばーんと来ましてですね(笑)。

宇宙人にキャトルミューティレイションされて身体や身体の一部がドライバー化する、って何なんスかと(大笑)。

マダオは鮨握ろうとすると河童巻きにしやがるし(このマダオが回転寿司屋で働く話と宇宙人ゲーマーによってキャトルミューティレイションされる話のオチは呼応している。というか、敢えてカブせてあるというかダブらせてあるというか。空知んたまはこういうの結構多いなあ。好きなんだろうか。私は大好きなんだが)。

そして「プリズン・ブレイク」が元ネタなんだろうかと思わせるヅラの収監譚(ヅラの妄想の中に登場する健気な女の名前がいつも? 「松子」なのはゲイが……ちげー! 芸が細かいッス)。

何かこの巻、賛否両論がいつも以上にハゲしいのだが、私はどれも「銀魂」らしいなあと思ってそれぞれに楽しんだ(まあドライバーは吃驚したっちゃあ吃驚したけれどもな)。

次の巻だって楽しみさー♪ それにしても出るペエスが速くて吃驚しちゃうわ。同じく買ってる「エア・ギア」も見習って欲しい。ムリだろうが。
marie (マリエ) 2008年 02月号 [雑誌]
B00117DNBY

「別冊」ハーレクインの困りドコロはオリジナル作品が掲載されること(個人的に)。あって悪いという訳ではないのだけれど、HQのコミカライズ作品を読みたくて購入しているので、ちょっとだけ残念な気分になる(でも、好きなまんが家さんたちのオリジナルだけを読める雑誌、というのもちょっと読んでみたい気がしないでもない。……要は住み分けて欲しいだけ、なんだけど)。

で、今回もというか「marie(マリエ)」に名前が変わってからも「いつも通り」と言うべきかオリジナル作品が掲載されていたのでありました。しかも、ラストに1本どどーんと長篇が載っていて驚いた(だってほかのコミカライズ作品よりも頁数多いんだものー! 過去連載された作品を一挙掲載したらしいんだが)。折角頁に余裕があるなら、一本でも多く面白いコミカライズ読みたいなあ。

「初恋はパリの街で」(桜井美音子)

3姉妹がヒロインとなりそれぞれがそれぞれにロマンティックな異国の街で恋に堕ちる3部作の2作目、の模様。この作品では末妹のサクラがヒロイン(どうやら3姉妹はそれぞれ花の名を持つらしい。あとはスミレとかユリとかカエデとかそんなカンジだろうか)。

これは、好きです。面白かった。

いつもの奇妙な占い師さんが恋に迷える男女にせっきょ……アドヴァイスする連作短篇(※)よりずっと良かったし面白かった。

※何故かいつも別冊「ハーレクイン」においてオリジナルなのに巻頭を飾る、という作品。確かに登場するカップルは皆HQテイストな設定を背負ってはいるのだが、……。
星のやくそく 1 (1) (エメラルドコミックス ロマンスシリーズ)
桜井 美音子
4776721619


バレエのためにパリに留学したヒロインと、守銭奴モデルに捨てられた富豪の男が出会う。彼は振られた直後で、少しばかりヤケ気味。出会ったばかりのヒロインに八つ当たりし傷つけてしまったというのに、彼女からは恨まれるどころか気遣われてしまう。優しさに惹かれてゆくものの、パパラッチに嗅ぎつけられ、更には裏切った筈のモデルがヨリを戻そうと罠を仕掛けてくる。ヒロインを護るべくかつての恋人と婚約するものの……。

富豪の男と年若いヒロイン、おおう、何というHQ的王道。そしてその王道の方がやはり(?)面白いと思ってしまう。やはりHQは王道であってこそ面白いのかもしれぬ(あんまり褒めてないかも……)。
ヒロインが健気で可愛らしいし(でもちゃんと年齢的には社会人)、ヒーローは最初こそやや「しょーがねーなー」なところもあったものの最後にはちゃんと彼女を幸せにすべく行動を起こすしで、短いけれど「あー、HQ読んだなー」な気分になれた。

「危険なライオン」(日高七緒)

舞台はN.Y.。駆け出しのメイクアップ・アーティストのヒロインは、惹かれている男性の兄であるCMディレクターが興味を示したことを教えて貰い、面接を受けにゆく。傲慢かつ強引ではあるものの、実力と実績は確か。彼の元で働くことを決意する。けれど、実弟に心を寄せているらしいことを知ってか、ヒロインに迫り始め、誘惑してくるようになり、腹を立てつつも抗えない。

……まあ何というか、とってもとってもHQ的ではあるのだが。

如何せん80年代のかほりが!

もしかしたら90年代以降の作品なのかもしれないんだけれど、絵のタッチだとかが流石に今とやや違っていて、時代で言ったら80年代っぽいのだ。何となく懐かしさが漂いまくり。どうしてなのか読んでる私が気恥ずかしくて冷静になれない(笑)。日高さんにとってレディコミを描く切欠になった作品なのだそうで、少女まんがよりはややオトナめの仕上がりではある。

あ。今調べてみたらやはり'84年に出版された作品だった。時代の空気を感じる、という意味に於いては優れている気がする(ははは)。

この長篇を掲載してくれるよりも、たとえば日高さんの新作コミカライズ作品を読みたかった。

という訳で総括。
狩野さん、上杉さんの2作品に加えて、オリジナルとは言え桜井さんの作品も楽しめて、お得な一冊だった、かな。狩野さんはやはりまとめ方が巧いなあと思う。
marie (マリエ) 2008年 02月号 [雑誌]
B00117DNBY

3作目は思っていた以上に楽しめた。

翡翠色の情熱
ヘレン ビアンチン Helen Bianchin 萩原 ちさと
4596120374


コミカライズ担当:上杉可南子(カラー有り/描き下ろし)

ヒロインはTVリポーター。成功した若き実業家のインタビュウに漕ぎ着け、彼の邸宅を訪れる。なかなか男の内面にまで踏み込むことが出来ずにいたが、彼の元に赤ん坊がおり、泣きやまない赤ん坊にたまたま彼女がうまく対応出来たことで少しばかり距離が縮まる。更にはそれ故に子守り役まで担うこととなり滞在するはめに。
赤ん坊を護るためならどんなこともすると言い切る男と、その気持を理解し協力を惜しまない彼女。少しずつ信頼が生まれ距離が縮まりつつある彼等をある事件が襲う。
ヒロインの別れた夫のつきまといが、この邸宅にまで及んだのだ。男は言う。「君を護る代わりに、赤ん坊の母親になってほしい。ビジネスとしての結婚をして欲しい」。
愛を信じようとしない彼のために密かに涙を流し結婚に同意するヒロイン。ライバル女も登場、さあどうなる?

これは面白かったー。楽しめた。ヒロインのタフネスさと隠そうとする弱さ、傲慢で強引なようでいて優しいヒーロー、そしてビアンチン作品にはお約束の高慢ちきライバル女(笑)の三つ巴にヒロイン元夫のストーキングが絡み合って、ちょっとサスペンスタッチもありーのだけれど邪魔にならず、ロマンスとして楽しめる仕上がりに。

ヒーローがせくすいで御座いました。絵ヅラとしては淡泊な印象を受ける絵の方なのだけれど。ヒロインはキュート。欧米人とは思われぬ淡泊なお顔立ちの面々ではあるのだが、見せ方がお上手だったので無問題。

上杉さんの描かれる作品も、これまで読んだ分ではハズレが無い。今後も楽しみにしていよう♪
marie (マリエ) 2008年 02月号 [雑誌]
B00117DNBY

2作目。あー……コミカライズの担当が、なー……。

情熱は嵐のように
キャスリン ロス Kathryn Ross 原 淳子
4596120307


コミカライズ担当:佐々木みすず(カラー有り/描き下ろし)

父の農園を借金によって失わないために、延滞を申し込むべく相手方の元へ直談判に訪れたヒロイン。が、結婚退職したアシスタントの後任と勘違いされたのを幸いに、借金に関する書類を手に入れようと思い、名前を偽って働くことにする(もっとも、雇い主である社長も彼女の話を一切聞こうともしないアホウなのだが)。彼の父親が自分の父親をペテンにかけたが故に農園を失いかけているため、彼女も気が気ではないのだ。
仕事を共にする内に、互いに特別な感情が生まれつつあるのに気づき戸惑うヒロイン。真実を何時明かすべきなのか。

とりあえず、いいアシスタントさんが入ったようです(……)。以前と違って、背景真っ白、ということは無くなったようなので(前はほんっっっっっっとに! 真っ白だった。手抜きっぽく見えて悲しかった。元々はとても繊細な線で丁寧に描かれるひとだと知っているので)。もっとも、人物等は相変わらず簡略化されたような印象は受けるのだが。

「情熱」だの「嵐」だのとタイトルでは銘打ってあるけれど、……いやあ、それ程でも。割合ゆる~くまったりした雰囲気が漂ってる気が。ヒロインの置かれている状況はそれなりに緊迫してはいるんだけど、ヒーローがアホウなのか暢気なのか(ヒロインの出方を見ている、とも言える)好きにやらせちゃってるだけではなく「キミが好きだー」的光線を発しまくっちゃっててなあ。

決して悪い出来ではなかったけれど、なんというか、ひっかかりが無いというかのっぺりした印象を受けるばかりで、そこが残念。レエベル、「R(=ハーレクイン・ロマンス。定番で、情熱的なストーリィが多い、ということになっている)」だし。

もっとケレン味のあるストーリィのが向いてらっしゃるのかもしれない(ただし、えろえろしさは控える方向で。レディコミじゃないんだから、えげつないのは止して欲しい)。
marie (マリエ) 2008年 02月号 [雑誌]
B00117DNBY

「ハーレクイン」の増刊誌だった「別冊ハーレクイン」が「marie(マリエ)」となって改めて新創刊、という運びになったらしい。……これまでと内容的に変化がある訳ではないんだけど、名前を違うものにしておいた方が紛らわしくないから? それとも、ある意味独立性を持たせるため? ……そこまで考える程のことでもないか↓ 今回は狩野さんのコミカライズ作品が掲載されるというので購入♪

という訳でれびゅーいってみる。

プリンセスにキスしたら
ヴァレリー・パーヴ 谷原 めぐみ
4596409633


コミカライズ担当:狩野真央(巻頭カラー/描き下ろし)

3部作のラストを飾る一作。架空の小国カラメールを舞台に綴るロイヤル・ロマンス。最終話は長女にして末子、プリンセスの恋物語(前2作は兄ふたりをヒーローにした作品。それぞれ湊よりこさん、麻生歩さんが担当)。
王国唯一の姫君は相当なじゃじゃ馬娘。国を挙げてのお祭りに、男装して出かけていった。王族の人間にして女性であるというだけで、何処か自分だけ疎外されている気持が消えない彼女。公妃として出席すれば「公務」となってしまい本来の魅力や楽しさを味わえないことも知っている。故に、男装し、一個人として満喫することにしたのだ。
その時町中で魅力的な男性に出会ってしまう。もう会うこともないと思っていたのに再会してしまう。彼女が手放したくないと思っている愛馬を売って欲しいと打診していた男に。
そして彼等は大切な馬を賭けて勝負することになる。ひとりは自分が女であっても王室の一員としてしっかりとやっていけることを証明したいが故に。ひとりは過去を振り切って、「夢」を手に入れるために。

折角の3部作、狩野さんが全てコミカライズ、だったらもっと嬉しかったのだけれど。前2作をまるっきり読まない状態でコレ単体で読んだのだが、十分に面白かった!(でも、前2作も読みたくなったか、というと、……それ程でも、ない、か、なあ……)

ボーイッシュなプリンセス(内面もそうであると言えばそうなのだが、ホントに、外見的な面で)、とは狩野さんとしては新機軸。でも、ちゃんと「ボーイッシュに見えるけれど美しい洗練された美女」でもあるように描かれていて素敵Vv
ヒーローも過去や影をよいしょっと背負いつつも、彼女に出会ってからは彼女のことばかり考えちゃってなんだかんだでメロメロなのがよろし(笑)。

コレ、原作のレエベルから言ってももう少し長かったりほかのエピソオドもあったのでは、と思うのだけれど、限られたペエジでふたりのそれぞれの過去や思惑、感情の行方を描くために、ヒロインの愛馬・カラザンを賭けた勝負にほぼ絞って描いたのが良かったんじゃないかな、と思う(でも原作も案外そうなのかもしれないけど。でもなあ。馬に乗って、どっちが先にある場所に辿り着けるか、そしてその後ちょっとしたアクシデントで戻れなくなってふたりで一夜を過ごすことになる、ってだけで保つ、かねえ。……あー……HQなら保つかもしんねー・笑)。

「王室」という枠の中でしか生きられず、また女性であるというだけで政務には就けない状態に歯痒さを感じていたヒロインと、貧しさ故に苦労し、そのために結婚に一度失敗したことのあるヒーローという対照的なふたりが、違和感なく結ばれてゆくのが良かったなー。お互い、囚われてる部分があるんだけど、そんなものはたいしたことじゃないのと同時に、否定したり消してしまうことでもないものだ、と少しずつ自分の中で昇華させられたように思えて、ロマンスであるのと同時に、それぞれの成長(?)も描かれていたように思う。

狩野さん、やっぱり巧いなー。

前2作を描かれたまんが家さんお二方が「ゲスト」で執筆していらっしゃる部分があるのも、連帯感みたいなのを感じて良かった良かった♪

この1作のために買っても後悔しないぜ! ふー(満足のタメイキ)。
a.v.v(アーベーベー) レインブーツ 1295
B0012CJ466

これは買ったヤツにいちばんデザインが似てる、気がする。

そんな訳で(……)ながぐ……いやいやいや、レイン・ブーツを買った。ある意味もっともビミョーなアイテムだ。
農作業にでも行くのかい、なデザインではイヤだし(ホントにそんな作業のためならそれはそれでもいいんだが)、あまりに可愛すぎても似合わなくて困る(実際、あまぞんで見るだけでも随分と可愛らしいデザインのものが増えていて吃驚した)。

いつも利用している通販会社で、マットかつ地味というか合わせ易い色合いのものを見つけてオーダー(もっとも、型は同じで3種の色がランダムに届くため、どの色が手に入るかは分からない。3種コンプするも一足で終わるも客の自由)。届いたのはキャラメル色をもう少し濃くしたようなブラウン。

良かったーVv ホントはカーキが欲しかったけれど、これはこれでカワイイVv その割に甘ったるくはないし。

雨やら雪やら降水・降雪量が多めの地域に住んでいて、長靴(もーこれでいいや)持ってないのはちょっとばかりイノチトリであったがこれでもう安心だ♪(今まではショート・ブーツで凌いでいた。そもそも足が太いのであまり丈の長いのは買わないでいたのだ)

それにしても意外に高くて吃驚ね、れいん・ぶーつ。
フロイライン リボルテック 002 遠坂凛
フロイライン リボルテック 002 遠坂凛
「Fate」、全く! 知らないのに買っちゃった……。しかも、「セイバー」はスルーだったのに。
ちなみに、コレ↓
リボルテック・セイバー from Fate/stay night
B000NUPCAA


「フツウの」ファッションの女の子の可動フィギュア、ということで。確か、快活なキャラだったと思うんだけど、顔はきりりと引き締まった、まさに凛とした表情。……怒ってるというよりは、戦いを前に引き締まった表情、というヤツだと理解している。

「素体」があるということで、てっきり勝手に綾波と同じサイズなのかと思い込んでいたのだが、アレか、ホントに可動部位のみにおける素体ってことであって、体型や身長はそのキャラによってちゃんと変えてつくる、のか。
そんな訳で、綾波より若干背が高く、より「お姉さん」という雰囲気が漂う。思えば綾波一応14歳、身長や身体つきが華奢というか小さいつくりでも不思議は無かったのだな。

「Fate」という作品をちゃんと知っている訳ではなく、従って、絵的なコダワリ等もそれ程は無いので、顔にはそんなに抵抗を感じなかった。……若干幼すぎるように感じないでもないけど。でもって、やっぱり顔が平坦な印象を受けるな、と思いはしたけど。

正直に言えば、最近は「海洋堂」に落胆させられることが多い。今回のこのツメの甘さも何だかなあ、であった。こだわりまくり・凝りまくりの「海洋堂」とも思われぬ仕上がりではないか。

もっとも気になったのは彼女の服――トップスの十字架プリント部分。
これ、あまぞんなんかの参考画像だと「本来の」位置についてるのだが、実物ではもう少し下に「ズレて」いるのだ。胸のトップよりも上にあってこそキマってると思うだけに、ガッカリ。
ワインがかった深みのある赤に黒いミニのプリーツ・スカアト。すらりと伸びた足にニーハイソックス。この素敵バランスに加えての白い十字架プリントなのにー!
Fate/stay night 遠坂凛(1/8スケールPVC塗装済み完成品)
Fate/stay night 遠坂凛(1/8スケールPVC塗装済み完成品)
↑この位置が「正しい」のに、今回の「フロイライン」ver.の凛のトップスのプリントは明らかにやや位置が下の部分にプリントされている。むう。そのせいで、……微妙にカッコワルイ。

「たかが数百円だろうが、その数百円でワシらの持つ技術の高さ、くおりちーの確かさっちうもんを目に物見せてやったるわ!」と言わんばかりに食玩で惜しみなく「実力」を見せつけてくれた「海洋堂」とも思えんツメの甘さではないか!

私の元に届いたものは、やたらと右肩が外れる。うあー↓ この肩がぼろんぼろん外れまくるのは仕様だと我慢しなくては、と思うものの、あまりに取れまくって緩くなった気までするので泣けてくる。

これがかなり思い入れのあるキャラだったら、……相当ガッカリしただろうな、と。

相変わらず、全体のバランス、ボディ・ラインは美しい。スカアト、両サイドスリット状に切れ目が入れてあって、足を大きく開くポオジングにも対応(……まあそう期待する程開いてはくれないのだが↓)。最初は不良品かと一瞬思ってしまったが、多分そーゆーことだと思う(誰もがフィギュアのあれこれを知っている訳では無いんだから、一言注意書きが欲しかったなあ)。

次のアスカ、ポッコも購入予定ではあるんだけど、……これらを購入したらFigmaにシフトしていきそう。どちらにしても、好きなキャラ、実際手にとってみたい作品であれば、なんだけど。
「和」の行事えほん 2 秋と冬の巻 (2)
高野 紀子
4751523929

このトシで、……いや、年齢は関係無いと言えば無いのか。随分と久々に「豆まき」をした。

会社で。

まあもともとアット・ホオムな会社ではあるし、ある種の元担ぎというか、縁起モノというか、そういうものなのでアリではあるのですが。

まさか、まだ仕事真っ最中に呼ばれる、と思ってなかったものだから。

違う部署の男性が「鬼はー外~」「福はー内~」と言いながら、豆を一掴み、ぽーんと虚空に放つと、それが霰のように落ちてくる。私たちは老いも若きもきゃあきゃあ言いながらそれを拾った(拾わないと、掃除も大変だしのう・笑)。

豆、と言っても落花生を使用。私が住んでる辺りだとそれが結構ぱぴゅらーな気がするのだが、他の地域ではどんなものなんだろう。やはり、炒った大豆だろうか。

拾った豆は皆それぞれに持ち帰り。……実はまだ食べてない。トシの数程食べられないわ、一気には。

そんなトシですよちくそー。
霧の森ホテル 2 (2) (フラワーコミックス)
篠原 千絵
4091314597

何処にも存在せず、故に何処かにはある「霧の森ホテル」。入る必要のある人間だけがいざなわれ、あるいは入ることが可能となる不思議なホテル。そのホテルを舞台にした連作短篇集第2弾。

相変わらず手堅い、です。篠原さんにとっての常套手段に乗っ取って、上手くまとめてあるなあ、と思う。……なので、手法として目新しいモノを望む方には不向きではないかと。

「ブラックムーア」
高級宝飾品のひとつ「ブラック・ムーア」。最期の時が迫っている老人はそれを「持ち主」に返すことを望んでいた。不思議なことに、そのホテルに足を踏み入れてからは彼の姿はかつての若さを湛えたものに変わっていた。
そして、希望に応えるホテル・スタッフ。彼の前には、「持ち主」の兄弟の孫に当たる女性が連れてこられた。本人は既に他界しており、せめてその孫娘にでも返しておきたいのだ。
戦争に巻き込まれたその頃、生き別れてしまい、返すことも叶わなくなってしまったのだと言う男と、大叔母が自分の意志で渡したのなら返す必要などないと言い切る娘。
どうしても返さなくてはならないのは、……自分が彼女を殺してそれを奪ったからだ。男は告白した。

「ペントハウスの住人」
自分が担当するレエベルからベストセラアを出したい若手の女性編集者と、小説家志望の若者が出会った。互いに探すのは同一の小説家であると知り、また彼に会うには「霧の森ホテル」という謎めいたホテルにいかなくてはならず、ふたりは共に向かう。
ホテルのペントハウスで執筆していると言うのだが、どういう訳か同じ館内に在りながら会うことが叶わず、会わせてももらえない。
彼等が執拗にその作家を追い求める理由とは……?

「雪原のラブレター」
美貌に恵まれ、モデルから女優に転身し、一躍スターダムにのし上がった女。妻子ある男との恋、そして妊娠というスキャンダルから逃れるように東京を後にし逃避行を謀るものの、彼女のスキャンダルを記事にした記者がしつこくつきまとい、更には彼女のファンだという男まで現れて、雪深い山道を歩き続ける彼女を追いかける。吹雪に見舞われた彼等は、どういう訳か猫に出会う。導かれるままに辿り着いたのは不思議なホテル。
少しずつ彼女の過去が明らかとなり、それと同時に彼女が来た場所は生まれ故郷だったことがわかる。

2本目の「ペントハウス…」はおそらく雑誌掲載時には前後編として発表されたものかと。他の2本に比べて頁数が多い。

「ブラック…」では実はかなり最初の段階で、とてもとてもさりげない伏線(と思えなくもないモノ)があったりで、一見サラリとしているようでいて「うまいなー」と思わせてくれる。

「ペントハウス…」ではホテルそのものの秘密がひとつ明らかに。もっとも、そんな秘密が明かされたって、何処までもフシギな存在のままなのは同じなのだが。

「雪原…」はちょっとムリを感じないでもないあんな伏線・そんな設定があるものの、「別に……」の一言でさらに一世を風靡した誰かさんがモデルみたいな、一見勝ち気ヒロインの隠された素顔だとかがベタなれどイイカンジのスパイスに。登場する男性ふたりにも注目。

この2冊目では予めこのホテルの存在を知っているケエスも出てきた(存在していること・存在そのものは知っていても、辿り着ける訳ではない、というのがミソなんだけれど)。そして、それでもちゃんと「来る必要のある人間だけが辿り着く」物語に仕上がっている。ブレが無いなあ。

小品ではあるけれど、何度も読み返すと結構味わいが深まる気がする。まだ続くんだろうか? 期待しておこう♪
第一花壇 ママブーケ 生花 花束
ほんの一週間程度とは言え、その短い期間に二度も手術を受けて退院を待つのは、母にしては長く感じたに違いない。

特に、隣のベッドのばーさんのせいで。

このばーさん、実はかなりのクセモノであったことが判明。同室になったひとたちを利用したりして、最終的には母にすら呆れられていた。

私はもう初日で「う…」となって、2日目にはすっかりぎぶあっぷ状態だったが。もう鬱陶しいことこの上なくて、母とは一緒に過ごしたいと思うものの、もれなくこのばーさんが付いてくるのに辟易した。
向かいのベッドに居た女性なんて、折角旦那様がいらしてふたりで色々と話していたのに、ばーさんがいちいち割り込む。文句も言えないし、仕方なく付き合っただろうけど、まだ若い方だったし、自分の不在中の家庭のこととかお子さんのこととか、あれこれ話したかっただろうになあと思うとホントに気の毒(部屋を出る、という選択肢もあるけど、それはそれで多分気が引けたのだと思う。まあ本当ならば最初から退出して何処か別な場所でゆっくり話すのが筋と言えば筋だけれど。でも、病室以外は結構ひんやりしているから、身体を冷やさない方がいいひとなんかは部屋出るのはキビシそうだった)。

このばーさんともお別れだー! と思っていたら、何と母は自宅の電話番号を訊かれるやらしたそうで、……なんかこの先もヤバそうである。それに、まだ手術が終わって自宅に帰れるちうだけで、通院自体は残ってるしな。また遭遇するんだろう。

うがー、鬱陶しい!!

そして、今日を以て私はまた職場のある他市へと戻らなくてはならない。
病室のぬくぬくっぷりに加えてそれまでの疲労がどっと押し寄せ、気づけば眠くてしょーがない日々であった。自宅に戻るとほとんど寝てばかりだったし。

全くの役立たずでしたよ。

何しに来たんだお前。

今回の入院では何故か減塩食にされてしまった母は、私が朝つくった味噌汁をひとくち含むなり「うん、ウチの味噌汁だー♪」と嬉しそうであった(いや、それ程塩っ辛い訳ではない……ハズ……)。

何はともあれお帰り、母。
  
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