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ハーレクイン 2008年 08月号 [雑誌]
B001ANOG7O

そしてラスト。今回はこれがいちばん読み応えがあったかな。

君の声が聞きたい (シルエット・ディザイア (D883))
ジャスティン・デイビス
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コミカライズ担当:香住真由(カラー有り/描き下ろし)

ある日ヒーローは魅力的かつセクシィな女性から電話がかかってくる。慈善事業のためのチャリティ・オークションに「出品対象」として出てくれないかと言うのだ。オークションの「商品」となるのは御免だけれど、その声の持ち主のユウモアや屈託の無さには大いに惹かれた。

その声故に、会ったこともない男性からの誘いが断たないヒロイン。しかし彼女は「またか」と呆れ、冷めた思いで会ったこともない男たちに失望する。
彼女は身長が高く大柄な体型で、誰もがその声から勝手に想像する女性像とは異なっており(おそらく、男性たちは皆メリハリのあるぼでーを持つセクシィな女性、あるいは華奢で女性らしい体型の女性、を思い描いている)、実際に彼女に会うと、それまでどんなにしつこく口説いてきた男であってもそそくさと去ってしまうのだ。かつてはその理由「だけ」で恋人から捨てられたことすらあり、真実の愛などというものは自分とは無縁のものだと思っている。

そのふたりがオークション当日に会う。ほんの一瞬、自分の姿を見て驚きを隠せなかった男に、ヒロインはやはり傷つく。だが彼はそれまでの誰とも異なり、温かく誠実そうな人柄を感じさせた。
そのオークションで司会を務める男性は最近人気のコメディアンなのだが台詞や言い回しがどうも失礼で好ましくない。彼女は困惑しどうにかしたいと思うものの、会場の雰囲気や進行を断つことも出来ずそのまましたいようにさせていた。ところが、その司会者によって、突然彼女とのデート権が開始価格5ドルという屈辱的な価格から出品されてしまい、あまりのショックに呆然とする。それに腹を立てたヒーローは迷わず入札し、しかも高額で落札。ヒロインは気を取り直し、ユウモアで会場を元の雰囲気に戻した。それにまた関心するヒーロー。

それ以来、ことあるごとに自分を食事等に誘い出すヒーローに戸惑うヒロイン。確かに彼はいいひとだと思う。それどころか、とても惹かれる。でも、それ故に、自分のために彼に厭な思いは味わわせたくない……。

フツウではない、それだけで傷つけられてきたヒロイン(といっても、身長177センチ、モデル並。身長に比して体重も平均。でも、それだと大柄、ということらしい)。それを押し殺して健気に生きている。誰か特定のひとに虐げられているのではなく、「世間」という不特定多数に遠巻きに、あるいは直接的に貶められ続けてきたのだ。
HQでは、珍しい設定だと思う。高身長はそれなりにあるのだが、まあそれを上回るヒーローがぽーんと登場する訳だし。でも、この珍しい設定でも、やはり「全ての、どんな女性にも夢とロマンスを」がおそらく信条のHQ、らしいと言えばらしいではないか。

ヒーローがとにかく彼女の人柄に惹かれてしまい、外見は二の次(しかし、彼にとっては十分に美しい女性であると思っている)で、積極的にアタック、戸惑いつつも嬉しく思い時間を共有するふたりにぐっときた読者も多いのではないかと推察。

正直、コミカライズを担当なさった香住さんはBLがメインの方なので、それ程好意を寄せてはいなかった。いや、「仕事」として彼女なりに誠実でいらしたとは思うのだけれど、男女カップルではなく、野郎同士がお好きだからこそBL作品で頑張ってこられたのだろうし、何も「無理に」HQ描いて頂かなくても、と思っていたのだ。今回のこの作品は、「作品に対する誠実さ」が滲み出ていて、読んでいてとても嬉しくなった。と同時にこれまでの私の考え方が失礼であったと反省。

また、アルツハイマー病という重い問題も扱っているのだが、これに関しても重くなり過ぎず、かといって軽んじるでもなく、きちんと描かれてあってそこも良かった(その点は勿論、原作も良かったのだと思うけれど)。

元々はホットな作風の「ディザイア」レエベルから出た原作をここまでハート・ウォーミングに仕上げたのも良かったと思う。久々に「残る」作品だったなあ(悪くはなくても、心に「残る」か、というと別問題なので。もうタイトルとコミカライズ担当者だけではどんな作品だったか思い出せないものも多いので)。良かった。

来月は夏よしみさん(だ、大丈夫か!?)、知原えすさん、宮本果林さん(ひー)、田辺真由美さん(初登場。うわー、「ボニータ」時代よく読んでたー! 「風花の賦」大好きだったよー。←日本の、ちょっとマイナアな時代と場所を舞台にした歴史モノで、ものすごく好きだった。コミックスまで買った)というラインナップ。……何かが不安だ(笑)。田辺さんがHQ、というのには期待してみよう。……夏さん、今回は大丈夫かねえ。またオトさないといいんだけど。
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ハーレクイン 2008年 08月号 [雑誌]
B001ANOG7O

3作目は別府ちづ子さんによるコミカライズ。本誌描き下ろしはちょっと久々かも。

オレンジが実るとき (ハーレクイン・ロマンス)
Susan Stephens 原 淳子
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コミカライズ担当:別府ちづ子(カラー有り/描き下ろし)

スペインのある島を訪れたヒロイン。生前一度も会ったことのない父親が自分に遺産を残してくれたというのだ。父には正妻がおり、自分の母はそうではなく、これまでに顧みられたこともなかったために心中は複雑。だが、土地の様子や父を慕ってくれていた人々と触れ合うことで彼女は決心する。
オレンジ農園をかつてと同様に再建する。そのためには少しばかり対決しなくてはならない人物が居た。それは彼女が海で波に攫われそうになった時に助けてくれた、勇敢で美しい富豪の男。水利権について彼の元を訪れ、計画について話すと、突き放すでもなく話を聞いてくれた。しかも、その後彼が雇った人間たちが荒れ果てた彼女の父の家や農園の手入れをしてくれるではないか。
怖ろしい土地の実力者だと聞いていたのとは裏腹な態度に困惑するヒロイン。どんどん惹かれてゆくのがわかる。けれど、彼には美しい妻と可愛い子供が居るのだ……。

どういう訳か「地中海方面に残された遺産を相続すべく故郷のイギリスを離れるヒロイン」のお話である。今月号の1作目もそんなんやんけ↓ 1作目の舞台はイタリア、こちらはスペインだけど。いずれにしてもラテン野郎がヒーローで。何でこう、カブるような話を選ぶのであろうか。テイストが近くなるからやめて欲しいんだが。シークものが一冊に2篇、とか、とにかくカブるのは避けて欲しい。

もっとも、物語そのものは楽しかったけれど。かつて父親に捨てられて、母子で厳しい生活を送ってきた割に、ヒネた所のない前向きなヒロインは魅力的。おまけに別府さんのテイストが盛り込まれるからただの美女にならないところがいい(コミカルな描写をされちゃって、折角の美人がダイナシであった・笑)。
少女まんがのセオリィとしては正しい「美しさ」を持つヒーローも、何となく「ああ、うん、ラテン系ってカンジ?」と思わせてくれるし(どんなんだソレ)。

おそらく色々細やかなエピソオドもあったとは思うけれど、必要な所のみをキレイにまとめ上げてそつなくまとめてあるのは流石。ひねりは無いけれど、純粋にロマンスを楽しめる。
ただ、最初から比較的穏やかで優しいヒーローであったために、ありがちな衝突が無く、そういう意味では情熱的というよりもドラマティック、くらいのノリになっているので、ラテン系ヒーローとの行き違いに苦悩し涙するヒロイン、を期待される向きには少々物足りないかもしれない。
ほどよいサスペンスも加わって、ホントにキレーなまとまりっぷり。ベテランは違うわ。

ちなみに、私のまとめた粗筋では、HQにあってはならぬ「不倫モノ」!? と心配される方が居るかもしれませんが、その辺りは読んでのお楽しみです。

まあ、ベタ展開だけどな。

別府さんが描かれると、シリアスでも何処か必ずコミカルな描写や展開があって、最終的にはほのぼのした気分になれる作品に仕上がるような気がする。
ハーレクイン 2008年 08月号 [雑誌]
B001ANOG7O

さて2作目行ってみよう。……でもこの2作目がねえ。別冊だった「マリエ」やらとクロスライン企画で、この「本誌」で3部作全部が発表された訳ではなく、他誌と連動しての発表なものだから、その他誌を読んでないと全作は読めないという状態。買わせるための戦略としては悪くはないけれど、読者にはちょっと不親切というか……うーむ。

プリンセスへの旅―カラメールの夢物語〈1〉 (シルエット・ロマンス)
Valerie Parv 沢 梢枝
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コミカライズ担当:高山繭(カラー有り/描き下ろし)

架空の王国・カラメールを舞台にした物語の続編3部作の1作目(この3部作に先立つ3部作、つーのがまた別個にあるのだよ)。
懸賞に当選し、カラメールまで子連れで旅行に来たヒロイン。どういう訳か到着した空港には軍隊と、彼等を従えるゴオジャスな男性が。子連れ優先だから別室へ、と案内され安心したのも束の間、先ほど見たばかりの男性が其処に居るではないか。自己紹介されて彼女は驚く。その名は王族の者であることを示しているではないか!
そこでヒロインは驚愕の事実を突きつけられる。懸賞に当選したのではなく、当選すべく仕組まれていたこと。彼女が実は現大公の孫娘でありプリンセスであること――
身柄を拘束されるようにして王室へと連れてゆかれるヒロイン。そこで彼女は突然プリンセスとして生きることと、息子もまた王子としてカラメールで生きることを強いられる。当然反抗するヒロイン。けれど、国を愛するヒーローに君の息子が受け継ぐことになるのは単純に「王位」といった地位や名誉ではなく、面々と受け継がれてきた歴史や想いなのだと言われ戸惑いつつも受け容れようと努力する。
王子として育てるために引き離されそうになることを拒絶し、母親としての責任と自覚を明示して見せるもののなかなか認めて貰えない。だが、自分を王宮へといざなった男はその心情を汲んでくれるようになった。
互いに惹かれ合い、婚約することに。だが、そこには自分だけが知らない秘密があった。

面白かった♪ 高山さんもお上手だなーVv 架空の国カラメールを丁寧に描写しているのもいいし、ヒーローとヒロイン、それぞれの感情や思惑を丁寧に描写してあって、いい。
所謂ロイヤル・ロマンスものだけれど、キラキラしいだけではないのがいいなあ(そもそもキラキラしいだけが王室ではないけどさ)。かといって、政治問題やらが極端に複雑に絡むでもなく、その辺りもうまく処理してらしてとても良かった。

正直に言えば、高山さんの絵は、わかりやすい、正統派美女・美男ではない。けれど、個性があって魅力的。ヒーローが王族で気品を持ちつつもどこかワイルドな印象があるのもいいなー。

ロイヤル・ロマンスって結局は継承問題云々に着地するんだけど、これもやはりそうだった。ううむ。まあね。立場と歴史があったら、そりゃ単純にホレたハレた言ってる場合じゃないけどね。おまけにヒロイン、シングル・マザーだし(もっともちょっと前にそういう女性と結婚した王族の方が海外に実際にいらしたけど)。子供の父親なんてもう影も形もない存在で、でもそれをあーだこーだ言われない(とりあえずは少なくともヒロインがプリンセスで、彼女が産んだのは事実だから)で済むのも日本だとあり得ないよねーと。日本もそこまでユルければ良かったのにねえとか、物語に関係ないことまで思ってしまったではないか。

何はともあれこれは面白く読めた。ちなみに、3部作の内、コレともう一話は読めたけれど残り一話は読まないまま(ちなみにそれは第2作目)。
全部違う作家さんたちによる競演で、面白い試みであるとは思うけれど(今回はどの方も絵的にも構成としても読ませるのがお上手な方だったからそう思える。これでちょっと絵が雑なひとだとかが入っちゃうとがっかりしてしまう)、同じひとでの三部作のがいいなあ、基本的には。
ハーレクイン 2008年 08月号 [雑誌]
B001ANOG7O

表紙は巻頭も飾った浜口さん。すっかり常連になられた感があるなあ。ヒーロー像によってはあまりに華奢でちょっと抵抗があったりもするものの、基本的には美麗な絵を描かれる方だしまとめ方もお上手なので読むのは楽しい。

誘われた花嫁―魅惑の兄弟〈1〉 (ハーレクイン・イマージュ)
Lucy Gordon 片山 真紀
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コミカライズ担当:浜口奈津子(巻頭カラー/描き下ろし)

イギリス人の父を幼くして亡くし、イタリア人の母もまた数年前他界。借金をして凌ぐしか無かったヒロインに、突如イタリアの大叔父が亡くなり、彼が所有していた農園の債権を残してくれたという連絡をもらう。一路イタリアはフィレンツェへ。
そこで何者かに突き飛ばされ車道に倒れ込み、あわや惹かれそうになる。車から怒りも露わに出てきた男は彼女を詰った。もうひとりの男は親切に彼女を心配する。
そのふたりこそが彼女によって差し押さえられている農園の主である兄弟だったのだ。これから偲ぶ会に出席するという彼女に兄の方は牽制してくるものの、実際出席してみれば確かに針の筵。おまけに彼女の権利を欲しがっているらしき怪しげな男まで近づいてくる。それを助けてくれたのもまたその兄弟だった。
兄はいつも彼女にきつく当たり、弟は優しく接する。だが、兄である男は彼女を牽制しつつも、ただ冷たく意地の悪い訳ではない面を見せ始める。動揺しつつも惹かれつつあることを自覚するヒロイン。
農園と彼を救いたいと思った彼女は自らプロポオズするものの、過去を持つ男は遠ざけようとする。その矢先、弟からプロポオズされてしまい――

2部作「魅惑の兄弟」(なんつー直球な↓)の第1話。兄がヒーローとなる物語ではあるけれど、優しくも情熱的な彼の弟もまた物語に深く関わる。

ホントに、まとめるのはお上手だなあ、と。男性キャラふたりの個性の違いもよく出てるし、それぞれの葛藤もイイカンジ。ヒロインはまっすぐで気だてよし(気は強めだが)。

するするっと読めてしまった。ヒロインを一途に愛している弟が勿論次作のヒーローな訳なので、どんな女性と恋に落ちるのかが楽しみ。

クセなくそつなくキレイにまとまった一作。イタリアが舞台ではあるけれど、何しろヒーローは農園主なので、煌びやか~というよりも地に足の付いた男性、ちうカンジだと思うがそこは浜口ヒーロー、何処のモデルさんですかな美麗イケメンで、農園とは何だか縁遠そうなというか都市部の方がお似合いよというか(笑)。でも、美しい農園をバックに、も悪くはなかったわよん。
初回限定版 「XXXHOLiC」 13巻 (プレミアムKC)
CLAMP
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ほぼ一冊丸ごと、数巻前に登場した霊能力を持つ少女・五月七日小羽(つゆり・こはね)が「しあわせ」への第一歩を踏み出すまでのストーリィになっている。なので、この物語の大筋そのものの進展はあまり見られない(翻って、リンクし合う「ツバサ」は比較的進んでおり、どちらかといえば「ツバサ」内で「XXXHOLiC」の物語の大筋面が進んでいるように思える。どうなのよ、それは)。

霊能力があり、また嘘を吐かず見えたままに事実を伝える小羽が嘘吐き呼ばわりされ、辛い思いをしているらしきことを知る四月一日と百目鬼らが彼女の家に向かうと、心ない中傷で汚されているのが目に入る。住んでいる気配は無い。それでもまだTVには出演しており、四月一日は彼女を助けたい――護りたい、と思い、実行に移す。百目鬼に諭される前に無茶はしない、と宣言して。

これまでの四月一日は自分を犠牲にすることを何とも思わず、助けたい一心からそれを実行し、そのことで傷ついたり悲しむひとが居ることに気づけずに居たのだが、そのことを踏まえた上で行動するようになる。彼も成長したらしい。成長ではなく、……「己の選択」とやらの結果なのかもしれないが。

最初はごくフツウの幸せな家族だった筈の小羽たちの過去が彼女の思い出を通して語られる。もし、彼女に能力が無ければ、「あの頃のまま」で居られたのか。

けれど、偶然などこの世には無く、あるのは必然だけなのだそうだから。

過去を振り返るだけでは、懐かしむだけではどうにもならず、巻き戻せぬ時の「もしも」を問うても詮無きこと。

表情に乏しく感情を露わにすることの少ない小羽が、涙を流して言ったコトバはせつなくやりきれないものだった。

――とまあ、そういうカンジで。相変わらずこういう流れが好きですね、と思ってしまうのだが、傷つけられ辛い思いをしても生きてきたし生きてゆくしかないのだと前向きになりつつある少女の姿と感情、はそれなりに上手く描けていたかなあ、と思う。

でも、やっぱりとっとと物語進展して欲しいんだなー。「偶然は無く必然在るのみ」という物語なので、この小羽の物語も必要不可欠要素なんでしょー、ええそうでしょーとも。そうでなくてはなるまいて!

一応、初回限定版購入しました。ちょっとお高いのだが。これはCDがついてくるため。
「ひぐらしの鳴く頃に」の竜騎士07氏を迎え、描き下ろし脚本によるオリジナル・ドラマ・CD。脚本ブックレット付なので、予め読んでから聴くもよし、聴いてから読むもよし。プロローグとエピローグは大川七瀬氏が担当し(あげは、とかいうハズカシイ改名後の名前は何故かナリを潜めて、以前からの「七瀬」名義なのは何故なんだぜ?)、本編を竜騎士07氏担当、という構成。

そして、オソロシイことにそのプロローグとエピローグで、「ひぐらし」世界と「ほりっく」わーるどがリンクし、互いの作品に登場するキャラ同士が会話し、それぞれの読者にとっては「はは~ん」なやりとりが為されている。ほほほ、セルフ・パロディ的なモノはお手のものよね、オーカワさんたら♪

思っていた以上に、竜騎士07氏が「XXXHOLiC」の世界をきっちり理解し、かつて西尾維新氏がノヴェライズした時のような齟齬というか違和感(あったそうです。私は実は読んでないので知らない↓)はなく、すんなりと聴くことが出来る。ただ、文字で読める脚本無いと、ちょっとだけ理解しづらい(状況説明をしているキャラとしての発言なのか、純然たるナレイションなのか時々「?」になる。狙ってるからそうなったのか?)ような気がしないでもない。キャストはTV版の皆さんで、OPやEDの曲もTVver.で収録されているので、まさに声だけアニメ状態。
やりきれなさというか、何とも微妙なハッピィ・エイド的ラストは、原作を踏まえていらして良かったのではないかなあ。

次巻はオリジナル・ストーリィののDVD付が2巻連チャンらしいです。……勘弁してくれ↓ 欲しいけど結構な金額で躊躇するやないかい。「ツバサ」の時は単に本編の一部をアニメ化、だったから思いっ切りスルーだったんだけど。むう。
セレックグラスティーカップ&ソーサー 280CC
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友人と一緒に出かけたメインの用事というかイヴェントは、特別展示を観に美術館へゆくことだったのだけれど、無論あそこもそこもと寄り道しまくりである。
たまたまある目当ての食べ物を求めて行った先に、その店はあった。実は存在は知ってはいたものの、入ったことのない雑貨屋があるのだ。

こぢんまりとしていて、上品な佇まい。小さなお店だけれど、意外に入口は大きく開かれていて、オープンな印象を受ける。
私の趣味や好みを知っている友人は、にんまり笑って「寄る?」と尋ねてくる。
「寄りたいでしょ? 寄っていきたいでしょー?」
全身からそのよーなオーラ発しまくりの挑発しまくりである。この悪魔ー!!

でも、中に入って一変、悪魔な友人が天使サマに見えてしまったのであった。

入って正解Vv

白が基調の内装に、モダンさとクラシカルな雰囲気双方を感じさせる棚があり、リネン・ファブリックの類から、食器、ステイショナリィ、切手(!)、アンティーク…コレクティブルズ、かな、などなどを置かれ、販売していらっしゃる模様。そして、そのこぢんまりした店内の一角に、更にこぢんまりとしたブースのような空間がある。棚を取り付けた壁を背に、テエブル。でもその存在にはっきり気づいたのはふいに声をかけられてからだった。

店内には女性がひとりと男性がひとり居たのだが、男性がいちばん小さなサイズのデュラレクスのピカルディに注いだ紅茶を私たちに勧めてくれた。受け取って飲む。グラスは温かい。甘い香りが立ち上る。砂糖はナシ。でも、香りも後味も甘い。CTCみたいに濃ゆい味ではなくて、しっかりしてはいるけれどさらりとした、リーフのちょっと軽めの味にミルク。

その方はとても穏やかな表情をなさった素敵な男性で(もう紅茶を淹れて勧めてくれる、というだけで「素敵」よ・笑)、しかも試飲させてくれるというよりもてなすかのように差し出されたので思わず気持がほこほこする。
飲み終えたグラスを返しにゆき、並べられた茶葉のサンプルに友人と見入る。そのほとんどが中国茶。紅茶は数種でブレンドではなくガーデン・ティっぽい。

「東方美人って、美味しいらしいんだよね」
とか、あれこれ話していたら、その男性はやはり穏やかな口調で色々とお話しして下さった。お茶の味わいや特徴のこと、あれこれ。そして、更に試飲させて下さるという。

「お時間大丈夫ですか? せかせか淹れると、せかせかした味になるんですよね」

げに、げに! 私たちはもう時間なんて半ば忘れ去ったかのように、話しながらお茶が入るのを待った。
使っていらっしゃるポットのこと、茶葉の買い付けのこと、それぞれのお茶の特徴。ああ、いいなあ、ゆるゆる~っと時間が流れているのがわかる。

ポットでお茶を淹れることで得られる幸福感の極みはこの時の流れの緩やかさと漂う仄かな芳香だ。淹れて頂いた「東方美人」はふんわりと甘い香りが漂い、紅茶のように飲みやすかった。湯を注ぎ茶を淹れた後の茶葉はキャラメルのような香りがする(その香りもまた楽しませて下さった)。

お店のお二方は御夫婦なのかはたまたごきょうだいなのか。それとも単なる御友人同士? いずれにしても場所を時間を共有なさっていながらもそれぞれの仕事をなさっている姿はとても羨ましく思えた。

店内をしつこくしつこく何巡もし、友人とあれもいいそれも欲しいとおしゃべりをして、それぞれに茶葉や雑貨を贖い、店を後にした。

私の収穫は、薬瓶(硝子の栓をするタイプのクラシカルなもの)とルーマニアの古切手(使用済み。何と90枚も入っているのに破格のお買い得価格!)、「東方美人」(特級・上級)、「四季春茶」の3種。切手はスウェーデンのとベルギーのと迷いに迷って、何となく「うむ、今回は東欧にしようか」と思ってルーマニアに。何でだろう?
茶葉はなんと10g単位の量り売りをしてくれる!(お試し用に少量パックしたものも用意されているのだけれど、希望すれば希望した分だけパックしてくれる。何処産のもので何という茶なのかはその場で手書きして下さる、というのも何だか嬉しい)中国茶は紅茶と違って、一煎のみではなく、味や香りが無くなるまで飲めるから、一杯2gとしてら5回は淹れられて、その一回一回数杯楽しめるのだからある意味リーズナブル。実は私はあまり中国茶は得意な方ではないのだが、今回は「美味しい!」と思ったので買ってしまった(家に紅茶がうなってますがね↓)。

本当に本当に、時間が緩やかに流れる。どちらも穏やかでにこやかで気持のいい応対をして下さって(私が買うと決めた薬瓶や切手を持ってお茶の話を伺っていたら、女性が「こちらでお預かりしましょうか? バッグや傘をお持ちで大変でしょう?」と声をかけて下さったり。

せかせかした毎日を送っていたので、殊更染みるあの平穏な時間と空気。店の中の何もかも、もうお二方すらも丸ごとひっくるめて全部を持って帰りたいくらいの心地よさだった。

お茶は、実はまだ飲んでいない。仕事と、職場のある場所へ戻って、「ああ、今何だかキモチがささくれ立ってる。のんびり出来てない」、そう感じた時に(……もうほぼ毎秒だけれど)ゆっくり楽しみたいと思っているから。

また行ける日が来るといいなあ……。九州で親しくしてもらった友人も連れていって、きゃあきゃあしたいし、今回一緒に行ってくれた友人ともまた行きたい。

たいせつなひとと行きたい場所のひとつ。何というか、小説や映画の中でしか見られないような、理想を絵に描いたようなお店だった。本当にあるなんて!

小さな別世界。おはなしの中に入り込んだような、夢心地になれるところだった。
とっておき。
4Dパズル 人の体

4Dパズル 人の体
4Dパズル 頭蓋骨&脳 4Dパズル 筋肉&スケルトン ヒューマンアナトミー 人体パズル(人間の骨) ヒューマンアナトミー 人体パズル(人間の脳) ヒューマンアナトミー 人体パズル(人間の筋肉)

友人が遠路遙々迎えに来てくれて(ありがとう!)、「人体の不思議展」を観にゆくことが適った。プラストミック標本、という「模型」ではない本当の人体――遺体に特殊加工を施してつくられるものが展示されるというので、観たいと思っていた。

私が行った会場は「青森県立美術館」。有名な建築家がデザインしたことやオリジナル・プロダクトにウルトラマン・グッズがあることもあって、それなりに有名である、と思われる。
少々、というよりかなり市街地から離れた閑静な場所にあり、緑に囲まれた中に白い巨大な建物がある。
平日の割にひとが多くて驚いた。……まあ土日が休みというひとだけではないのだから驚くには当たらないか。自分もそのひとりだし。

美術・芸術との深い関わり(デッサン等、正しく描写するためには人体の構造を知らなくてはならない、という考えからとのこと)、今から数百年も昔に描かれた人体の「内側」の絵等が展示されている。それらとともに、かつては生きていた誰か、の「標本」も展示されている、のだ。

色々な意味で不思議な感覚に囚われる。
私たちと同様に、生きて、呼吸し食事をし、歩きものを見、何かを掴み、音を聴き……あらゆることをしていた筈の「肉体」が「モノ」として其処にある、ということが「非日常」でなくて何であろう? いや、死はとても身近なのだけれど。あまりに身近過ぎるのだけれど。

生きているからにほかならない、から。

生前に献体の許可を取ったらしいのだけれど、……一体どんな会話が交わされて、「こんな風に」なったのだろうか、とその疑問がくるくると脳裏を駆け巡る。

彼等は切り開かれ取り除かれあるいは残され分離され切断され、其処に居る。かつての誰かの子供、誰かの親、誰かの友人であった筈の。
衣服を纏わせられるどころか、全てをさらけ出させられ、其処に在る。縦に左右に分かたれた肉体、その間に見える脊髄、内臓。皮膚を全てはぎ取られ、「持ち主」と共に展示されているもの。CTスキャンのように輪切り状態にして「並べられた」かつての誰か。

生前の顔立ちも判る状態で、半分は筋肉繊維がむき出しになり、もう半分は「以前の」状態で虚空を見つめている。

ああ、ひとの身体って、こうなってるのか。内臓って、こんな色だったの? そう思う反面、「かつての彼等」は「こんな風に」展示されることを、どう思っているのか、が終始気になっていた。

死ねばヒトはモノになる。なってしまう――そういうことなのか。「犬に喰われる程自由だ」とある写真家は言った。

男性がほとんどだった。贅肉があったような形跡はなく、比較的高齢であるように見えた。睫や毛髪はうっすらと、色素を失いはするものの、残っている。

触れることが許されていた標本は一体のみだった。強く触ることはやはり控えたものの、弾力が感じられる。
この手は、「彼」に何らの関係もない人間のもの。「逝かないで」と縋る誰かのものなどでは決してなく。最期の別れを惜しむ者の手でもなく。

もうひとつ触れることが許されていたものがあった。
「脳」。鎖で繋がれ、持ち出せないようになっている。特殊なブースからそれを取り出して、両手で持ってみる。重くも軽くもなかった。

「これは流石に、『模型』だよね?」

友人がつぶやく。私はしげしげと眺め、それが「模型」などではないことを確認した。模型であれば、もっとどこもかしこもつるりとしているだろう。かすかに、何処かと接していた跡と繊維質状のナニカが見られた。

――人間の、脳。

こころの在処? 思考の源? 此処にあるのは、「モノ」と化してしまっていた。

此処にはもう居ない、という存在となったのに、「モノ」として残る。それは、……どんな気持なのだろう。

私は、元々人体模型などが嫌いではない。それどころか興味津々な質だ。子供の頃、「からだのふしぎ」という本を好んで繰り返し読んでいた。それこそ、人体解剖図を子供向けポップ・アップ絵本に仕立てたものも購入して所有している。グッズで「心臓」のリアルなマスコット(!)が販売されていたのも、かなり心が揺らいだ。

なのに、不思議な違和感が残り続けている。意義あるものでありながら、異議を生み続けているらしいと知ったのは帰宅してからだった。

物言わぬモノと化した彼等は、「美術品」でもなければ「芸術品」という位置づけにも無いだろう。学術的見地から言ってそれ相応の価値はあるとしても。

切り開かれ、固定され、天蚕糸で吊したりすることで展示用の補強・補助をされ「飾られていた」彼等を観に行った、という事実を、私は忘れないし、忘れてはいけないと思う。

誰もが興味津々で見つめていた、と思う。それは「モノ」だからなのか。それとも、……かつては自分と同じように生きていたヒトだったからなのか。
多分、両方なのだろう。

でも、自分が「献体しませんか?」と問われたら、私は快く「イエス」とは答えられない人間になったことだけは間違いない。ポオズをつけられ、皮膚や筋肉繊維を削がれ剥がされ、一部を切除され一部は残され、縦に横に切られ分断され、多くのひとの目に晒されることになるのかもしれない、のだから。何もかも剥き出しにされたまま。

医学的な知識を深めるのは悪いことではないし、必要なことだと思う。ただ、この方法が「正しい」のかどうかは話が別だろう。

病を患ったひとの臓器、何ヶ月かおきの胎児、それが、硝子ケエスの中に並べられ、置かれていた。何人もの物言わぬ人々を横から前から後ろから、しげしげと眺めてきた。膝に人工関節の入っていた標本もあった。私の母の膝にも、同様のモノが埋め込まれている。

せつない気分と申し訳なさが押し寄せる。

何とも言えない気分だけが残る。
そもそもの意図や意義は確かにあるのだ。でも、この「展示」はあらまほしきカタチなのだろうか。

ひとつだけ得るものがあったのは、友人と「私たちって、自分のカラダの中のこと、ホントにちゃんと知らないんだね」と再確認出来たことだった。

平松洋子の台所 (新潮文庫 ひ 24-2)
平松 洋子
410131652X

自分でも意外なことに、平松さんの本はこれが初めて、第1冊目となる。如何にも私好みな視点に内容だというのに、……何という迂闊!

平松さんの台所周辺のあれこれを、軽妙な文章で綴ったエッセイ集。……こういうのは、「新潮文庫の100冊」なんかには入らないもんかね。肩の力の抜けた、でも年月と経験に裏打ちされた、見る目あるひとのエッセイというのは、男女を問わず面白いのではないかなあと思うのだけれど。そりゃあ白洲正子さん程のインパクトはないかもしれないけれどね。

まず文章がいい。ハデな訳ではないし、落ち着いているのだけれど、それでいて何処か独特のリズムがあって、読んでいて心地よく妙にワクワクさせてくれる。

次に内容がいい。海外での出来事を綴ってはいても、彼女の日常に地続きのことばかりなので、殊更特別なカンジが漂わず、それでいて瑣事と切り捨てるには惜しい内容ばかりになっている。
地に足のついた生活ぶりが伺えて、いつもいつも浮遊感を感じてしまう日常しか送れない私にはそれだけで羨ましい。
誰に指図されるでも教授されるでもなく、暮らす内に身につけた手順の良さや、知った楽しさやいいと思える味わい、それを日々楽しんでいるであろう著者の姿が目に浮かぶ。
かと言って、古ぼけ、色褪せた写真のようには見えない。何とも言えない輝きのようなものを感じさせてくれる。日々その愛するものや事柄が褪せることなく共にあり、これからもまた続いていくからだろうか。

日常にある豊饒さをこんなにもわくわくさせてくれる本に久々に出会った。少しずつ、惜しむようにして読むだろう。
ピクニックの楽しい時間
桑原 奈津子
4894446979

それ程遠い場所でなくてもいいし、大人数である必要もない。気心の知れた数人で、持ち寄りの簡単な料理を手に手に、ぶらりと出かける。程良い日陰を見つけたら、何かを敷いて座り込む。あとはゆったりと食べ物を頬張りながらゆるゆると時間を過ごす。いちばんの御馳走はおしゃべり。

――というのが、自分の中の理想のピクニック、だろうか。

元々大人数はあまり得意ではない方だし(大人数なのにそれぞれがそれぞれにちゃんと楽しみつつもひとつのことで盛り上がれる、というのは好きだが)、騒ぎたい方でもない。

一度だけ、ひとりで朝からいそいそとちょっとしたものを用意して、住んでいたアパアトから少しだけ遠い公園まで出かけて、のほほんと過ごしたことがある。思っていたよりもひとが多かったのを除けば、暢気に過ごせて、自分がつくったものがいつも以上に美味しいと感じられて、ササヤカではあるけれどシアワセな気分を味わえた。まあ、ハタから見ると「ひとりで何してんの?」という光景だったけれど。何しろ、ちとガーリィな出で立ちでアウトドア風味とは程遠い格好をしつつもひとりぽつねんと過ごしていたので。携帯用のポットに詰めた飲み物をちびりちびりと飲みつつ、2~3冊積み重ねておいた本を寝そべって読んだり。。そんなの家で出来るじゃないかと。

コデカケ(おでかけよりも小規模なので・笑)程度でもちょっと手間をかけたりするだけで、いつもとは違うものになったりするのは、楽しいことだと思う。この本はそれを体験させてくれそうな気がして気になっている。欲しいなあ。

レシピが中心だそうだけれど、ピクニックに役立ちそうな小物だとかそういったアイテムにも言及しているらしいので、ますます興味が湧いてしまう。

ピクニック。「ちょっと特別なカンジ」なのが、いい。
紙のもの
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子供の頃、「りぼん」や「なかよし」といった、所謂付録付の幼年雑誌を購入していた時、読者からのお便りで寄せられる質問で何度か見かけるものがあった。曰く、

「付録に、○○や、××みたいなものも付けて欲しいです」。

それに対する答えもまた、似たり寄ったりであった。

「△△という法律があって、雑誌の付録にはプラスティックを使ったものなどは付けられないことになってるんです。ごめんね!」

しかし、時は移り変わり、気づけばプラスティックや樹脂素材のモノなんてごくフツウに見かけるようになってしまった。何しろカラー・ペンのセットだ、ペン・ケエスだ、ミラーだコオムだとまあゴーカ。布製もごく一般的になってしまった。
私が現役で買っていた頃は、それこそ紙製のもの、せいぜいが塩ビ素材のものくらいで、布製だプラスティックだ樹脂製だとなれば、もう全プレ(今は「全サ」という言い方の方が定着してるのかな? まあ確かに、自分で料金全て負担しておいて「プレゼント」は妙なのだが)。

しかし、そういった制約のある中、雑誌社はこぞってその「制約」の中で様々なものを生み出して、私たち読者を喜ばせてくれた。小学生時代は、結構女子は雑誌の付録をフツウに使用していた。ファイルだとかバインダアだとか、「ちょっとお姉さん気分」を味わわせてくれるアイテムを、使ってみたいオトシゴロだったのだ。それは今でも変わらないと思う。だから、……ブレスレットだとかシュシュなんかも付いちゃう訳だろうし。

自分の部屋を彩るインテリア系もなかなかに充実していて、厚紙で出来たそれらを組み立てると、マルチ・ボックスになったり、蓋付の宝箱になったり、キャンディやおやつを入れるのに適した器になったり、スゴイ時は机の上をシステマティックにしてくれるものがどどんと付いたものだった。
意外なまでに丈夫で、一時は雑誌の付録の「インテリア」で部屋中が溢れかえっていたこともある(今思うとハズカシイのだけれど)。マガジン・ラックまであったよなあ。それも紙製。

そのためなのか、雑誌のおまけや付録というものが、プラスティックだとか、「より実用性の高いモノ」「市販品のようなつくりのもの」になってしまい過ぎることが、少しだけ寂しく感じられてしまう。

紙でここまで!? ってのが、いいと思う、んだけど、なあ。自分で組み立てて部屋を彩る、てのがさあ。ペンのセットなんて、ステイショナリィ売場で買えるじゃん。まあ付録だと数百円で雑誌に他の付録まで手に入って、お買い得というか安上がりだけど。

そんな私なので、この本にはどうしても惹かれてしまうのである。未だに、切り抜いて組み立てる○○、とか大好きだぞ。

こういうの↓
トムのおもちゃ箱 colobockleの紙工作えほん
コロボックル
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でもって、「りぼん」とかの付録は、作り方を見なくても組み立てられたりした。……今思うと、それだけちゃんとしたつくりだったんだなあと思う。「ああ、こうすればいい訳ね」と判るんだから。


そこにズバリ「紙のもの」である。……欲しいがな。

様々なモノ、ジャンルのものがズラリ、でも全てとにかく「紙のもの」。いいよいいよー♪ 紙製大好きーVv アナログといわば言え。紙故に驚かされたり(サブタのポップ・アップ・ブックとかね!)加工しやすかったり、逆に難しいけれど紙でなくては出せない味わいだったりするものがあれこれ掲載されてる訳ね! 見たいわー。 

児童向けの付録も、紙製のがいい。大好きで沢山遊んだら、壊れるものなんだよー、とわかるし、壊れるものなら大切にしようと思うでしょう。カナシイことではあるけれど、いっぱいいっぱい遊んで、ダメになってしまっても、処分するのは比較的簡単だし(心情的には辛いものだけれど、……何しろ破けるし燃やせるし燃やしても有害ガスは出ないからね……)。ずっと保存しておきたくても難しかったりする。それは、否定出来ない。でも、それ故に募る愛おしさもまた確かにある。

「紙のもの」。大好きです。email より手紙にインクで綴られた手紙の方が愛しい。メエルの刹那さも悪くはないけれどね。
ジャム食本 (AC MOOK)
福田 里香
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アマゾンでは既にマーケット・プレイスでしか入手不可能となり、どうしたものかと思いつつも一か八かでbk1にオーダー。「取り寄せ」対象商品になっていたので半ば諦めつつの注文だったのだが。

無事に入手出来ますた(涙)。

以前福田さんの本を逃して以来もう悔しい思いはしたくない、と思っていたのだけれど、思いの外アッサリ絶版状態になってしまうためまたしても逃しそうになったのだけれど、bk1のおかげで手に入れられた。ありがとうbk1!

まず、「ジャム食本」と銘打ち、ジャムに関するレシピのみかと思いきやさにあらず。ジャムをはじまりに、スウプやシロップ、果てはマリネやバタにまで至る、果実+αを楽しむための本。

前半はなんと苺だけで結構な頁を割き、それを「基本」として丁寧に紹介。福田さんの中ではいちごジャムが全ての基本のよう。国や地方によって違うけれど、日本ならいちごかな、と。赤は食欲をそそるし、確かにいちごは人気のある果物。それに、パンやヴァニラのアイスに赤いジャム、という「絵」は実に様になる。
そんな訳で、福田さんによるジャムづくりのレッスンはまずいちごを美味しく仕上げるところから。そして、基本が出来たらあっという間に応用編に突入。いちごのジャムのヴァリエイションは勿論、あたたかいスウプやマリネでの楽しみ方を御紹介。ベリィのあたたかいスウプ、美味しそう。

そして、苺を楽しみ尽くしたら(?)、お馴染みの柑橘系や杏、梅といった材料が登場。しかも、考えたことのない組み合わせでの楽しみ方まで提案してくれていて、てづくりが大好きなひとにとってはどれも試してみたくなること必至であった。ホワイト・チョコレイトとバナナのジャム、白桃とラヴェンダア、乙女心をくすぐりつつもきっと美味であろうあれこれが並ぶ。

また、ジャムを使った料理や楽しみ方、お裾分けにもってこいのラッピング方法まで紹介してくれるのが流石といったカンジ。

これまた相変わらずの美しいヴィジュアルと共に、実用性と遊び心たっぷりのレシピ。眺めるだけでも何だか豊かな気分になれるのが素敵。
BRUTUS (ブルータス) 2008年 7/1号 [雑誌]
B001AMBC5E

まんがネタでの特集だったこともあって購入。まんがネタ、というか、「井上雄彦」の特集、なんだけど。

「SLAM DUNK」は所々読んでいて、全巻通読したことがまだない。……まだ無いんだけど、流川と桜木が初めて試合中に掌同士を叩き合って互いへの感情や思いをぶつけ合ったあのシーンは憶えているし、負けて泣く桜木の姿も、何よりもバスケが好きなゴリの真剣さも、憶えている。

その後講談社の雑誌で「バガボンド」の連載を始めた時は少なからず驚いたし、でも評判の高さには何らの疑問も持たなかった。

動く人間の身体の逞しさと美しさ、動きそのものの美しさや確かさ、そういうものがあるから、絵的には様になるだろうし、ストーリィもきっと面白いだろうとも思っていた。

「井上雄彦 最後のマンガ展」に連動しての緊急企画だったようだが、まずまずのまとまり具合で、井上氏本人へのインタビュウ等もあり頁数の割に読み応えはあった。取捨選択が大変だっただろうな、と思う。

語り出したら、止まらないもんでしょ。好きな映画とか監督とかまんがとか。だから、何を語って(取材し、記事を書いて編集し掲載するか)、何を語らないか(限られた頁でどれだけの何を伝えることに絞り込むのか)、編集子はやり甲斐のある苦痛を味わったんじゃなかろうか。
読む側も「物足りない!」と思うひとも居れば、「お、こういう切り口もあるのか」という発見のあったひともいたのでは。
私はまず「あー、読みてえな」だった。やはりまず作品ありきなのに、何だっていきなり「特集記事」読んでんだか↓

今読んでも面白い「SLAM DUNK」、まだ終局を迎えていない「バカボンド」、いずれにしてもこれから先も廃れることなく愛されてゆくのだろう。

でも、「SLAM DUNK」はあれで終わって十分、だなあ(ほんの少し語られたその後は含める)。集英社は人気作品だから終わらせたくない、jこれはあくまでも「第1部」が終わっただけです、と言っておきたいんだろうけど、何でもいつか終わりが来るんだからさあ。
ゴリだってずっとずっと続けてたかったとしたって、高校生活は3年しか無いからこそ真剣にバスケやってた訳じゃん。万感の思いに涙したんじゃん。花道だって流川だって同じだし。いや、その後実業団チーム入るのかもしんないし、プロになるのかもしんないし、渡米すんのかもしんないけどさ。辞めるのかもしれない訳だし。

あれは、期間限定で燃えるだけ燃えるからいいんじゃん。高校生で居られる時間は限られてるからいいんじゃん。あのチームであのメンバアだからいいんじゃん。

そう思うから。あれで終わって、それでいい、と思うんだ。

あー、スラダン読みてえなあ!
スラムダンク 完全版 全24巻セット
井上 雄彦
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曇天
曇天
フラットで張りがあって、太めで伸びる声。英語に頼ることなく、端的で無駄のない歌詞。ストイックでシンプルな楽曲に、絶妙なアレンヂ。冒頭から惹き付けて、そのまま最後まで引きずられている内に、そのほんの数分は過ぎてしまう。

やっとリリィス! やっとフルで! 聴けました(涙)。

ああ、何て格好いいのか! 鼻穿るヒーローとかゲロ吐くヒロインが出る作品だけどオトコマエな「銀魂」に曲を使わせてくれること二度目にして今回はOPですよ。もうテンション上がりまくるぜ! OPのの映像がまたこれに合わせてシリアスかつ格好いい仕上がりなのがたまらん(「白夜叉」時代の銀時やヅラたちの激闘ぶりが一部垣間見られて、えらいことシビレるのだが、ビミョーに何故この時期? つか、「BA○DAI」とか玩具とか出すための策略じゃね? 的作為を感じないでもないが格好いいので許す。←偉そう)。

だらだら長い曲ではなく、ぱん! と始まってぱん! と終わってしまうんだが、その間は息をするのを忘れそうな程のめりこんでしまう。

いい曲だわ……。

「修羅」も良かったし大好きだけれど、この「曇天」もいい。前回が華と血の赤なら今回のは鈍色の空と刃の銀か。

いいっす。もうへう゛ぃろて。
エア・ギア 21 限定版 (21) (プレミアムKC)
大暮 維人
4063621154

さてまたまた限定版。加筆修正も多分アリ(私が確認出来たのは1号分くらい。その時だけ雑誌購入したから↓)で、ちょっとした豪華版、でもある。

カヴァのイラストからも判るように(?)アキト/アギトがメイン。ここしばらく元来のフィジカル面の不十分さ――弱さを克服すべく、ひとり研鑽を積むアギトに襲いかかる者が……という訳で、ほぼ一冊まるっとアギト個人バトル篇状態。
故に、「エア・ギア」という物語の進展を期待していたひとにはやや腰砕けな内容なのかもしれない。……私は相変わらず「うん、ちょっと中だるみ部分になっちゃうけど、面白いかな」と読んでいたけれど。

いやでもまさか、アキト/アギトに更に……という展開は考えてなかったッス。科学技術や論理が今より格段に上の世界らしいから、まあ、あるのかもしんないけど、けど、……いやいやいやいやいや、それは、ちょっと……。

新キャラ・ウェル(正しくは「ウェルキン・ゲトリクス」だとよー)は通称「オルカ」。「リヴァイアサン」対「オルカ」、水棲生物同士の一騎討ちですよ(いや、それはなんかチガウ……)。カエサルとかいう噛ませ犬も登場しはしたが(笑。ホントに、見事なまでの噛ませでせつないくらいだった)。
何処か似ているようでいて異なるふたりのそれぞれの闘いっぷりは、相変わらずの流麗な絵で描かれていて、ある意味うっとりもの。ぐれっち、ホントに絵は群を抜いて巧いよなあ。

また、加えてこれまでちょこちょこと匂わせてあった、中山とちょっとイイカンジVvになってるのが個人的には嬉しいVv 色恋沙汰とまではまだまだ行きそうにないふたりなんだけど、せめて「バディ」としてでもいいから、距離が縮まってくれんもんだろうか。アキト/アギトはすぐ壁作っちゃうから。最近は「ビグザム並」(笑)と言われた心の装甲もやや解除されつつあるけども。

人工呼吸して中山を蘇生させねばならなくなった時、アギトの取った行動がいいです(笑)。青春だよね(笑)。

今回の限定版に付属したのはピンズ3種。「白狼会」、「トライデント」、「ベヒーモス」。「白狼会」はちと意外だったけれど、どーやらぐれっちのお気にのひとつらしい。ま、いっか。「トライデント」は素直に嬉しいかなー。

物語も進んで欲しいし、最近姿を潜めている梨花の行方やら心情・思考やら、気になることだらけで、今後の展開にさらに期待するばかり。
新世紀エヴァンゲリオン 綾波レイ ゴスロリノワール Ver. (1/7スケールPVC塗装済み完成品)
新世紀エヴァンゲリオン 綾波レイ  ゴスロリノワール Ver. (1/7スケールPVC塗装済み完成品)
またしても「文法的に違う気がしてならない」ゴスロリ・ファッションに身を包んだレイのフィギュア。これなら前見たヤツのがまだマシだな。これはもう、そもそもふぁっそんそのもの、衣服のデザインそのものがイケてない分余計に「アチャー」な出来になっちゃってる。

ロング・スカアトなら少しタイトでもいいけれど、これくらいの丈ならもっとパニエに凝ってもいいと思う。おぱんつ覗けるのがいいならゴスロリにはせんでもよかろう。パニエで幾層ものフリルにボリュウム、がいいなあ。
袖口も、どうせなら襟元同様のレエスが欲しい。白のカフスならジャージっぽくこんなフィットしたカンジより大きめのが好みだなー。で、レエスアリとかで(全体的なバランスによってあり・なし変わってくるけど)。
あ、そうか、そもそもこれが何かこう、シャリ感のない、ジャージっぽい素材の服着てるみたいだからちょっとダサめに見えるんだ。衣服の表現として甘いよなー。

何よりがっかりなのは帽子……。

せめてヘッド・ドレスか、帽子モティフのヘッド・ドレスにしてー!! 顎辺りで結ぶリボンもナシのこれでは工藤ちゃん@探偵物語ではないか。メンズライクな(ゴスロリ的に言うと「王子的な」、ってカンジか?)コオディネイトならまだしも、ガーリィ路線でこれはちょっとないわー。王冠モティフでもいいんだよ。もっと服がゴオジャスなら。

靴も、もう少しゴツめ、厚底でヒール高めのが良くないかね? ツートンなのはいいんだけど。デザインがイマイチ過ぎる。「無駄な高級感」が欲しい所なのに。いちきゅっぱで買える合成皮革な靴のようよ。むう。

全体的に、コスプレイヤー初心者が必死でつくった衣装、みたいになっちゃってて、何ともガッカリな作品。折角つくってくれるなら、もっと凝って欲しい。「ゴスロリ」と銘打つなら、何処ぞのメゾンひとつでも立ち上げられちゃいそうなくらいあれこれ見てきて自分なりに「これが俺的ゴスロリふぁっそんじゃあ!!」観を持ってからつくってくれたら良かったのに。

いや、多分、そういう「オレ的ゴスロリふぁっそん観」あってコレなんだろうけど。ちょっとやっつけっぽい。あれは凝ったらキリがないとはいえ、あまりにも。
ゴシック&ロリータバイブル vol.27
ゴシック&ロリータバイブル vol.27
こういう、三原さんくらい色々なもの吸収した後に生まれる、お約束を踏まえたオリジナリティ出来てから挑戦して欲しいなーどうせなら。どうせ「いいものつくりたい」と思ってくれるなら。

色んな意味でがっかりだぜ。
DRETEC デジタルキッチンスケール 2kg ホワイト KS-233WT
B000MFFI1Y

はかりが欲しい。郵便物の重さをいつもいつも不安に感じつつ、「多分大丈夫だよね」と自分に言い聞かせて¥80切手を貼って投函するというちと危険な真似はやはりよろしくない、と思ったからだった。
それに、何時かヤフオクなんかにも役立つかもしれないじゃないの!(……何時だろうね、ソレ)

で、検索してみたら、意外にお安く入手可能なのだとわかった。¥2,000しないで、2kgまで量れるモノなら買えてしまうのね。吃驚した。

実家にもちゃんと、アナログなのとデジタルなのとあるのだけれど、寮に居る今、個人で使えるものが全くなくて不便。……ええ、単にいちいち郵便局行くのが面倒なだけですが。

今は何処のコンビニでも郵便物投函したり出来るから、まあ買い物も兼ねて行けるし、そうなると予めちゃんと重さ量っておいた方がいいよね、と。切手が足りません、と返送されるのはカナシいし。

で、買ってみたのだけれど、軽いしコンパクトだし、場所をあまり取らなくて、まずまず使い心地はいいのではないかなあ、と。
思っていたより小さくて「え、ホントに量れるの?」とうっかり思っちゃったくらいだけど、ちゃんと計量出来てる。器を先に置いて、重さを記憶させてからその中身の重さを計量する、というのも出来るので、それこそキッチンで本来なら大活躍するであろうつくりになってる。操作(?)も簡単。

とりあえず、あると安心だVv 部屋でちまちま簡単料理したりもしてるから尚更。

これより更にお買い得というか安価なものまであってなお驚いたんだけど、何となくデザインとして上のものが気に入ったので、少々値段が違うだけだし、ま、いいか、と。
ちなみに、より安価で買えるのはこちら。
DRETEC お手軽はかり 2kg KS-230BL
B000N1MKYK

こちらもレビュウ見る限り、既掲のものと性能もそれ程変わらないカンジ。あとはデザインの好みや値段くらいだろうか。

とりあえずこれを見てくれているかもしれない友人にも勧めておこう。安くていいっす。
Figma Fate/stay night 遠坂凛 私服Ver.
Figma Fate/stay night 遠坂凛  私服Ver.
いや、イヤなのではない。決してイヤではない。待ってたさ。でも、でも、折角「セイバー」(※)が出たんだし、彼女の「マスター」である「衛宮士郎」、シロウを先に出して欲しかったかなー、なんて思ったりしたものだから。一緒に並べたかったんだもの。

※もーホントに綺麗な出来。「よくうごく、キレイ」のキャッチ・コピィは伊達じゃなかったよー。……多少の瑕瑾を除けば。
Figma Fate/stay night セイバー 甲冑Ver.
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んが。男性ユーザにとって、あるいは「Fate」ファンにとって、そして原型を担当・監修するするひとにとっても多分、凛のがウケはいいやね(ははは)。

と言う訳で、可動フィギュアの「凛」としては真打的仕上がりになってくれると嬉しい「Figma」ver.の「遠坂凛」が出ますVv というか、あまり可動性に関する不安は感じてない。

以前「海洋堂」の「フロイライン」はカナシかった。
フロイライン リボルテック 002 遠坂凛
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私の手元にあるものは、やたらと肩が取れやすく(特に右腕)、ちょっとポオジングしただけでぽろっぽろぽろっぽろ落ちてきてはイライラ、を繰り返していた。きちんと座るにも座れない股関節の構造。足を振り上げる雄々しげなポオズなんて夢のまた夢。折角の軟質素材で出来たスカアトも意味を為さなかった。

でも、これまで購入してきた「Figma」からすると、そういう心配はしなくても済みそう。胸元の十字の柄もズレてないしね(涙)。

オプションとして異なる表情の顔が付属するのだけれど、こちらにしてもそれにしても、戦闘モオド、というカンジで、フツウの女の子としての「凛」の側面が見えてくる表情――笑顔とかが無いのが残念。今後某魔法使いver.でも出して、きゅーとな表情のものでも出してくれるのかしらねー。

「ライダー」や「イリヤ」も欲しいぞ。でも、まずはシロウをー! そんでもって、凛の「サーバント」である「アーチャー」も欲しいっす。

……だから「Fate」知らないでしょアンタはー!

でも、出来が良さそうだから欲しいのよ。「ハルヒ」シリィズなんかには一切手を出してないというのにねえ。

という訳で迷うことなく予約をさっくり入れますた。届くのが楽しみナリ。
ハンバーグミニチュアマスコット(炭焼きハンバーグ)
B000RGINX8

ここ数日、仕事が終わった後、同僚のマダムと一緒に夜な夜な出かけている。ハンバーグで知られるびっくりなお店に。閉店時間が遅いから、というのが主な理由なのだが。

で。そのお店はサイド・メニュだって充実してる訳だし、時間的に言っても、私たちは既に食事済なのもあって、がっつり食べなくてもいい訳だ。いや、食ってもいいけど。いいけど、……太るだろう(笑)。
だから、せめてデザアト系に逃げる、とか、お茶や珈琲くらいに留める、とかすればいいのに、……食う、んだよなあ。がっつり。なんちゃらディッシュを。レーコのデカいのまでつけて。ヘタしたらデザアトまで食って。

何をしておるのかと↓

おかげで、ちゃんと比例して、ちゃんと太った↓↓↓ そりゃそうだ。毎日のよーにおよそ4食(私は昼は飲み物のみで、それを昼食としている。ので、一応朝・昼・晩で3食食べている、つもり)食べてるんだ、そりゃ太るさ。

食い過ぎてるよ。つーか何で食うかなそこで。もう夜の10時も過ぎとるやないかい、という時に、がっつり食うなよ。そりゃあ周囲からは肉の焼けるウマーな香りが漂ってくるさ。まわりの客はよくもの食う客だよ。しかし、だからってお前等も一緒になって何でがっつりずっしり食いまくっているのかと。

いくら賄いがヒンソだからっていけませんんんん!!(ええ、実はとてもヒンソなのよ、賄いの食事が。吃驚するくらいに。「いや、これ、成人男性だと確実に足りないよね、成人女性でも足りないよね、ナニコレ、入院食だって今はもっとゴーカだよ!」なのが出てくるのよ、ホホホ)

今後、自粛します。ええ、するわよ、アタクシわー!!

……ホントに出来るかは自信ないけど↓
ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛 オリジナル・サウンドトラック
サントラ レジーナ・スペクター オーレン・ラヴィー
B0015RAYDA

レディス・デイを利用して鑑賞。ネイティヴの方もたまたま一緒だった。いいなあ、そのまんま理解出来て。

第一章「ライオンと魔女」を観てからかなり経過しているのですっかり所々忘れており「えーと?」な部分もあったものの、どうにかこうにか。

初めてナルニアに足を踏み入れ、王と女王として君臨して後「現実」に戻ったペベンシー兄妹。今度はクローゼットならぬ地下鉄構内にてふと入口が開かれ、「召喚」されてしまう。
それはかつて長女スーザンが所有していた角笛。ナルニアの民は追いやられ、テルマール人により支配されていたのだが、叔父に息子が誕生したが為に、次期王となる筈だったカスピアン10世が殺害されそうになり、彼にナルニアの歴史を教えてくれていた博士に託され、角笛を吹いたのだ。それを吹けば平和をもたらした四人の王たちが再度現れると言われている。
テルマール人でありながらも追われる身となったカスピアン王子、ナルニアの民を救いたい四兄妹は闘う意志のある民を率いて、彼等の手にナルニアを取り戻すことを誓い、戦いを挑む。

末っ子のスージーがひとりの女の子としても役柄の性格としても成長していて、改めて「こ、子供って成長早いよ……」と思う始末。オトナっぽくなっちゃって(お前は誰なんだ)。この彼女がもっとも純粋でありながら分別がある。あれか、末子相続説話の流れを汲んでるんだろうか(長兄ではなく末子が継承する。「北斗の拳」もリッパにこの流れだ)。さらにはヨソ者だから「外来王」の要素もアリな訳だね。
……やはりアレか、伝説や説話等は踏まえてあるのだろうか。それとも自然にそうなるものなのか。
おまけに彼女の場合、アイテムは短刀もあるけれと基本薬だし。死に繋がることにばかり逸る兄たちにそれでいいのかと疑問を投げかけるのも彼女。最初の「扉」を開いただけのことはある。

今回は(も?)尺が長いのだけれど、終始戦闘シーンばかりという印象が強い。とにかくまあ闘う闘う。白兵戦だけではなく投石機まで登場してがっつんがっつん破壊行為。アスランの創造し治めていたあの穏やかで美しい国は、大地は、何処へ!? みたいな場面が延々と。
で、「ロード・オブ・ザ・リング」でも延々闘うシーンというのはあったのだけれど、とにかくどきどきするというか胸が締め付けられるように感じられて、涙が零れそうになったものなのだが(何しろ、基本的に戦いを決意した「旅の仲間」たちは私利私欲のために命を賭していた訳ではない)、今回は「……それ、回避出来んのか?」とそればかり。攻撃は最大の防御だとは思うが、何かこう、配慮や知謀に欠けていて、中途半端なんだよなあ。もっとも、それのお陰なのか、緊迫した状況下にありつつもコミカルさもあったりして、ある意味バランス取れてはいたんだけども。
でも延々延々バトられるとダレてきたジャンプの長期連載まんがみたいでなー。

平安は続くことはなく、王として君臨するものがあればそれを競う者が現れ、我に従わぬ者は追いやるか根絶やしにする……んだけど、それをくい止めることの出来る者、救うことの出来る絶対的存在が現れる、と。どんなに優れた王であっても、最終的にはアスランの到来を待つのかー。ヒトのチカラでは成し得ぬものなのかのう。

つまらない訳ではないし、楽しんだと言えば楽しんだのだけれど、こう、何というか高揚感のようなものが自分の中にあまり生まれてこない、のがちょっと残念。「ライオンと魔女」の時もそうだったんだけど。……何故なんだろう……。

映画が終わってからエンド・クレジットで流れる曲は素晴らしかった。これは好き。
それと、カスピアン王子役、本当はもっと若いというか幼い設定だったのだとパンフで知る。……まあ、ええ、何というか、眼福ではございました。黙って立っていても華があるというのか。

しかし、……音楽良かった、て……。
『メッシュサンダル《ブラウン》』人気のクロックスタイプサンダルM(24cm)
B001A1NL7M

寮から職場まで、多分かかっても2~3分。最初の頃はスリッポンなスニーカーをよく履いて通っていた。雪の無い時期になってからは、「どーせすぐ脱ぐじゃん」とサンダルにチェンジ。しかし、それはふだんちょこっとおされ用に履いているものを流用しているので、……何だか勿体なく感じるようになってきていた。

あー。あの「クロックス」系のサンダル、あれいーじゃん。ほんのちょっと出歩くのに、ちょーどよさそう。

たまたま「クロックス」に似せて(?)つくったサンダルが廉価で販売されていたのを見かけていたので、買うことにした。色はまさにこの色。……つーか、私が買ったのってまさしくコレかもしれない(価格も近いし)。

とにかく、評判通り驚く程の軽さとフィット感、ちょうどいい硬さで履き心地は悪くない。雨降ったらちょっと穴の部分から水気が入ってきそうだけど。

これでもうお気に入りのサンダルの傷みの速さを心配しなくて済む~(何かビンボくさいな)。

クリアな色がほとんどだったけれど、今なら中間色というか、パステル調もあったりでだいぶ選ぶハバが出てきたなあと思う。子供用のはちっちゃくて可愛い。雑貨感覚で欲しくなったり。

……二足買おうかどうしようか迷って結局一足のみで留めた。チョーシこいてたら何色も揃えたくなるのが私の悪いクセだ↓
Fate/complete material I Art material.
4757743521

「Fate」まるっきり初心者の私。フィギュアの出来が良かったし、作品としての評判もいいので興味を持って、……はいいんだけど、果たしていきなり買うのがコレでいーもんなんだろうか(笑)。

どうやらゲエム上で使用された画像等を一冊にまとめたものらしく、グラフィックも見てみたかった私医はいいのかなあ、と。
加えて、ストーリィだとか展開だとかを紹介してくれていれば嬉しいんだけど。

つー訳で予約してきますた。

それにしてもお値段が! やたらめったら高いんだけど。ゲエムやって「Fate」が好きだ、というひとにとって「お買い得」になるものだといいんだけど(単にゲエムで使用したグラフィックのみ延々掲載されるだけならゲエムやった方が面白いだろうしよろしいような……)。
3部作で出るそうで、初回は全てを収納出来るBOX付とか何とか。……そこまでするだけの価値が本当に(略)。

実際に届いたらレビュウ記事書くです。
ぷちサンプルシリーズ パリのおやつ 1BOX 食玩
ぷちサンプルシリーズ パリのおやつ 1BOX 食玩
買わずに済ませようかと思っていたのだが結局購入。かなり以前に出た「ナタリーちゃんのフレンチ雑貨」があまりに素晴らしい出来(なかなかにシックかつおしゃれで精密だった)だっただけに、タイトルのみ聞いた時はかなり期待したのだが、……期待したほどのものではなかった。

確かにカラフルで色とりどりでもあるけれど、……「パリ」というからにはもう少しシックに出来なかったものか。「ナタリーちゃん」という低年齢のキャラがアダになっているのか?(特に商品そのものに不覚関わる訳ではないのだが、前回の「フレンチ雑貨」の時は彼女の目を通して語られるフランスでの生活ぶり、というコンセプトありきで、今回もそれを踏襲し、「雑貨」ではなく「料理」「食品」に特化するものもつくろう、となったのだと思う)
それに、どうしてまたスウィーツ系に特化してしまったのか。料理、と広く捉えるか、あるいはもっと地域性を意識した方が良かったんじゃないだろうか。フランスだってパリと片田舎とではだいぶ異なっているし、地域性のあるケエキやお菓子が沢山ある筈なのだ。

グランマとティータイム。食器とかももう少しシックかつ定番ぽいものの方が良かったのでは? どうもこう、ふぁんしぃ過ぎていかん。
今回の全8種で唯一勧められるものがあるとすれば「グランマとティータイム」くらいか。これは唯一上品で可愛いな、と思った。
ただ、ケエキのデザインが福田里香さんのレシピ本に登場したケエキとまるっとカブっちゃってるんだが。偶然か? それとも参考にしちゃってるのか?

ちなみに福田さんのレシピ集はこちら。表紙でいきなり登場している。
福田里香の水玉お菓子 (セレクトBOOKS)
主婦の友社
4072604453


とにかく、中期というか全盛期の頃に比べると塗りが雑に見えてカナシイ。パッケエジにも登場しているガレットというかクレエプか、これも実物を見たらせつなくなることウケアイだった。
焼き目のつもりで彩色されている部分があまりに適当というか、……ヘタというか雑で、美味しそうにも「おお、如何にもサンプルっつーかホンモノっぽい!」みたいな喜びが生まれてこない。というよりももうガッカリしてしまう(涙)。

それを言ったら、ババロアとストロベリィのソース云々てヤツはもっと凄かったけれど。何処かで実物を見るか、画像漁ってみて下さい。「あちゃー」な出来です↓

スウィーツ系はちょっとおなかいっぱいなんだけど。まだまだやりたいんだろうか。そりゃあ菓子は可愛いよ、でも乱発し過ぎ。だったら和菓子とかお茶席の方がいい。それか、ヨオロッパの郷土料理とかシブめ路線。

可愛いものの方が、ウケがいいんだろうか。でも、可愛い「だけ」では古参は喜べなくなっているのだ。

もう少し大人っぽいものをお願い。ホントに。
spoon. (スプーン) 2008年 06月号 [雑誌]
B0017SNEMU

ここ何号か好きなテイストの「spoon.」で嬉しい。コレだよコレなんだよ、密度の濃さの絶妙さは! ファッション・グラビアなんて、さりげなく記事の中に溶かし込んでおいてくれるだけで十分に格好良くておしゃれで「spoon.」らしくていいの!

邦画特集。何となく、ひと味違う映画や、どんな映画雑誌でも取り上げるような作品であっても、「spoon.」らしい切り口で楽しませてくれる。

気になる作品は。
百万円と苦虫女
タナダ ユキ

百万円と苦虫女
百万円と苦虫女 オリジナル・サウンドトラック spoon. (スプーン) 2008年 06月号 [雑誌] 蒼井優 今日、このごろ。 ニライカナイからの手紙 低価格版 気配と余韻
蒼井優ちゃん主演、という点でもう観たくなってる。ワケアリの女とそれを取り巻く人々。サントラも気になりまくり。原田さんが担当なさっているのね。気になるわー。

純喫茶磯辺 (竹書房文庫 よ 1-1)
吉田 恵輔
4812435188

雨上がり決死隊の宮迫くんが好きなので。何だろう、あの彼の無駄に豊富な演技力(笑)。「純喫茶」の響きにもやられたかな。近年見かけなくてよ。
彼はシリアスやらせてもおばかやらせても面白いしキマるからいい。大好き。観たいな、これも。

映画『ネコナデ』公式ガイドブック ココロが疲れた時に開く肉球セラピー本 癒し占い「ネコナデ」フォトブック (TOKYO NEWS MOOK)
映画『ネコナデ』公式ガイドブック ココロが疲れた時に開く肉球セラピー本 癒し占い「ネコナデ」フォトブック (TOKYO NEWS MOOK)
こーれーはー! 何という卑怯な(笑)。この可愛さは異常。見上げんな! 見つめんな! こっち見んな! でも無視すんな! ぐっっはあああぁぁぁぁああああああああ!(吐血)
大杉漣さんのデレデレっぷりが観てなくとも理解出来る。こんな可愛かったらそらアンタ拾うて匿ってこれでもかと可愛がるわあああぁぁぁぁあああああ! ああ、武士道とは肉球に包まれて死ぬことと見つけたりいぃぃぃぃぃ!(@桂小太郎from「銀魂」)
にゃんこ可愛いよにゃんこ。たまらんです。

フォレスト・ストーリー~Sound Scape from 映画「西の魔女が死んだ」
トベタ・バジュン 鶴来正基

フォレスト・ストーリー~Sound Scape from 映画「西の魔女が死んだ」
虹 虹の歌集(初回限定盤)(DVD付) The Rose~I Love Cinemas~ 西の魔女が死んだ (新潮文庫) 奇跡の星
「西の魔女が死んだ」は、友人にすら「もしかして観たい?」と尋ねられるくらい、如何にも私が観そうな、観たがりそうな作品。「日々を丁寧に描写」というのに弱いので。「非日常をこれでもかとリアリティたっぷりに活写」と同じくらいに好き。

映画館で映画を観る、っていいっすね。やっぱり。デカイスクリーンで観てナンボだな、と思える作品だと特に嬉しくなる。でもって、友人と行く、というのが楽しいです。ひとりで観ても面白いもんは面白いんだけど。

さて、友人に誘いをかけるべく、地元にどんな映画がやってくるのか、調べておかなくては。
シンデレラ ミステリー (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
氷室 冴子
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昨日、氷室冴子さんが他界された、と知った。あまりに急な訃報で驚くしかなかった。まだお若いのに。

ここ数年は「少女小説」という枠組み(あえて「ライト・ノヴェル」ではなく「少女小説」乃至は「ジュニア小説」とでも呼びたい)での新作の発表はなく、それ以外の作品の新作出版の話も聞こえて来ず、寂しい限りであったが、まさかこんなことになるとは。

私も、彼女の作品をより若くより幼くよりおバカだった頃に読み、深い感銘と大いなる笑いを頂戴し、至福の時を過ごしたひとりだった。今読んでも面白いと思う――絶対に。

その世代の少女たちがまさに読みたいと思う物語、触れたいと願う世界、魅力溢れる登場人物たちを活写し、粗製濫造となることもなく、実に豊饒なストーリィをいくつもいくつももたらしてくれた稀有な才能を持つひとだった。

何度も読み返して、同じ所で笑って、同じ所で泣いた。「クララ白書」「アグネス白書」を読んだがために、女子校の寮生活をうっかり夢見てしまったひとも多いのではないだろうか(そして、現実にその生活をて手にしたひとたちはそれぞれに幻滅したり耽溺してはこの物語を思い出したに違いない)。

「少女小説家は死なない!」では5人5種ものテイストの違う作中作の一部を披露し、私を爆笑させた。いちいちツッコミどころを残しておきつつ書いてあり、そのポイントがまた見事なのだ。

「シンデレラミステリー」や「シンデレラ迷宮」は何度読んでも泣ける。あの物語のあの登場人物からストーリィを見つめたらどんな風になるのか、あるいは多くは語られぬ人物の「ほんとうのきもち」はどんな風であったか、を創造し、巧みに織り上げてそれぞれを浮かび上がらせてうならせる。

「なんて素敵にジャパネスク」に代表される平安朝コメディでは、20代でこれほどのものが書けてしまうものなのか!? と驚かされた(作中登場する和歌は彼女の創作だったものなあ……)。池田理代子さんだって20代という若さで「ベルばら」描かれたんだけど。瑠璃姫が破天荒で、いつもいつも高彬を振り回し、高彬は高彬でそんな瑠璃でも好きで……というあのベタさが素晴らしくて(ベタを面白く描ける、というのは才能がないと出来ない)、もう大好きだった。吉野の君の物語はアホみたいに泣いたなー。

「金の海 銀の大地」なんて、第1章だか序章だかで11冊も費やした超大作古代ロマン。イラストレエタアまで吟味して臨まれていて、キャラ立ちの良さとストーリィテリングに魅せられた。

まんがをこよなく愛した彼女は原作者としても活躍、藤田和子さんとタッグを組まれた「ライジング!―開幕―」は毎週ヒキをつくりつつ展開してゆく週間連載でありながらクオリティを落とすことなくこれでもかと面白く読ませてくれた。
宝塚をモデルにした女性のみで構成される特殊な歌劇団にズブのシロウトだった少女が飛び込み、その才能を見抜いた演出家に見出され成長してゆくとともに、愛を深め時に憎み……と要素てんこ盛りにしたって飽きさせずもたれない構成力!
劇中劇まで一本まるまる描き下ろし、その後文庫化までされた(※)ほどの熱の入れよう。面白いんだ、ホントに! 読み出したら止まらなくなる!
ライジング! (7) (小学館文庫)
藤田 和子
4091913172

※脚本形式で書かれている。ミュージカル仕立てで、本当なら歌の歌詞なんかもあったハズらしいのだが割愛した、んだったかな。
レディ・アンをさがして (角川文庫)
氷室 冴子
4041740010



「コバルト」の第一線から消えて久しいと思っていたら、「アニメージュ」で連載を始めておられたり(のちに「海がきこえる」はジブリによってアニメ化)、エッセイ集を上梓したりと、年齢層や読者層の幅を拡げていた。
海がきこえる
永田茂 近藤勝也
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……青春そのもの、などと言いつつ、私は年齢を重ねようが、彼女の作品が文庫で出れば、必ず購入していたし、彼女のプロデュウスで出版された海外の翻訳もの少女小説だってBOXで購入したくらいだ(当時ないお金を捻出して予約してまで買った!)。離れたことは、結局なかった。

もっともっと、新しい物語が読みたかった。自分の勝手な都合と理由で「少女小説はもう十分書いたからいいわ」と投げ出し、あらゆるシリィズを未完のままで終わらせたどこぞの小説家と違って、彼女の中にはいつも「若い読み手」も存在していたと思っている。その時々に世相を反映させた変化はあっても、普遍的なものもまたあったと思っていたに違いないのだと、信じている。その若い読み手たちにこそ向けて書きたい物語もあっただろう、と。

そう、思いたい。

物語というカタチで、私たちに潤いを与え鼓舞してくれた彼女に心からの感謝を。

御冥福を心よりお祈りいたします。
お菓子と果物の手帖
福田 里香
4863320027

福田里香さんにとって、初めての本は文庫というカタチで出版された。2冊同時に、ちょっとだけひっそりと。それは1994年のこと。

私はその当時、その文庫が出されたレエベルにそれ程関心を払っておらず、また、「老舗」である某レエベルを応援していたこともあって、そそられるものさえスルーしてしまっていたのだ。これはその2冊だった。復刊を望む声も寄せられていたし、最近は怒濤の新刊ラッシュでもあったので、いずれは! と希望を抱いていた。

ら。

とうとう出ました! 嬉しい! 2冊同時! 一緒にちゃんと復刊だあ!

そりゃあもう喜んだ。嬉しかった。でも。何と、「文庫」ではなく単行本、になってしまったのだ。それも合本で。確かに、内容は当時のもの。でも、……「文庫」というサイズにも、個人的にはこだわっていたというか、気に入っていた、のだけどなあ……。だって、「手帖」だもの。それを彷彿とさせるものであって欲しいではないの。

今は、……手に入る、ということを喜ぶべきだとわかってはいるんだけれど。うーん。御本人も「大抵は単行本が文庫化されるものだけれど、こうして文庫が単行本化されるのはちょっと珍しいし嬉しいことだ」と喜んでいらっしゃるようだし……。

確かに、わざわざ単行本化した分、装訂も少々凝って、可愛らしい仕上がりになったな、とは思う。

前半はABC形式で、「お菓子の手帖」。初の著書ということもあって、比較的ベーシックと言っても良さそうなレシピが程良くたっぷり。。それでいて彼女らしいひとひねりのあるお菓子たち。

手始めに「A」。「アップル」と来て「ん? パイ? それとも…」などと思っていたら、「アップル・バナナ・チェリーマフィン」。何でもアメリカの田舎料理の本で見つけたレシピで、実はA、B、Cの頭文字が付くモノはそれぞれオリジナルとは異なっている。色々な組み合わせでつくってみたそうだけれど、どれもなかなかイケるのだとか。

ちょっとしたエピソオドも添えて、Zまで約30のあれこれ(アルファベットは勿論26文字。ちょっとしたエクストラも挟まれているのでこの個数です)。

後半は「果物の手帖」こちらはまさに月毎に並んでいて、一月開始の手帖。月で楽しめる旬の果物を使った様々なレシピ満載。
誕生月の7月は「桃のアイスクリーム」、「マンゴーのチョコレートトライフル」、「パッションフルーツカードのスクエア」と3つもあって嬉しいVv(やはり晩春~秋にかけてが色々採れるからかしら?)

写真もシックで美しく、上品。所々に差し挟まれるコラムが、アイスクリィムを食べている時のビスキュイやウェイファースのようにいい舌休め(?)に。

ちょっと使い込まれた雰囲気を持ったノオト風にしてあって、こつこつと時間をかけて集めたような印象を受ける。だから、……だから、これはこれで、嬉しい、んだけど。

アドレス帳のようにアルファベット順の手帖と、マンスリィの手帖の2冊、バッグにも忍ばせられるサイズで欲しかったなあ、と、やっぱり思ってしまう。

これはこれで、嬉しいの。それは変わらないんだけど。写真やレシピそのものは大きい方が見易いし、「使い勝手」という点ではこちらに軍配が上がることは間違いナシ。

今度こそ、買い逃しのないよう、これは発売されて比較的すぐ注文。

ああ、それにしても美味しそう……。
P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 鶴屋さん
P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 鶴屋さん
そして「ハルヒ」ぴんきーシリィズトリを飾るのは「鶴屋さん」。ははは、どんな立ち位置にあるどんなひとか全っっっっっっっっっ然! わからないや↓ 知ってるのは八重歯があって髪が長いことくらい。
替えボディは「喫茶どんぐり」制服(作中の文化祭の時の模擬店らしい)ということで、メイドさん風味さらにどんVv(みくるはマジもんのメイド服付だったし)可愛いッス。使い回せるかがやや微妙ではあるけれど。

とにかく髪が! 長い! 以前出た「天上天下」の「亜夜」と同じくらいでは?(すまん、画像はぐぐってくれ↓)そして、緑がかった黒髪なので、……これまた互換性がナイ↓ ちょっと残念。ロング・ヘア好きなんだけどなあ。

替えボディがワンピタイプで、付属品としてはヘッド・ドレスとお盆のみとちょっとサミシイ。まあエプロン・ドレス可愛いからいっか。

これにて「ハルヒ」ピンキー全4種勢揃い(でも、最初の頃朝倉とかいうキャラもラインナップに入ってたような気がしてたんだけど、……勘違いというか思い違い、記憶違いか)。

やや通常のラインに比べて高いのが難点ではあったけれど、まずまず満足。この鶴屋さんはよく見てきたフィギュアやイラストでの鶴屋さんと違和感が無くてすごいです。
P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希
P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希
ようやく届いた。一緒にオーダーすりゃいいのに焦って鶴屋さんと別にオーダーするハメになってしまい、箱が2つもあまぞんから届く始末。……微妙にハズカシイ。職場宛だからな↓

さて、世間にて一部から熱烈な支持を受け「俺の嫁」呼ばわりされるほどに愛される「長門有希」のピンキー登場。雑誌「Newtype」での誌上通販ver.までオーダーしてあるぜ。あーあ。

今回はオプション・パアツが充実しまくりで、何となく値頃感があっていい(そんなしょっぱいヨロコビなの?)。「悪い魔法使い」コスが出来るらしく(何しろ本編知らないので何が何やら)、マントと帽子(いかにもな魔女っぽいアレ)が目を惹く。更には眼鏡、文芸部員だそうで文庫本、猫(シャミセン、というらしい)、スターリングインフェルノなる魔法の杖みたいなものまでついてきていて、……なんだその充実度は。まあ替えのボディナシなのである意味当然と言えば当然なんだけど。

どちらかというと表情に乏しいキャラらしい、ということは知っていたし、既存のイラストやフィギュアから言ってもこれはイイ出来なのではないかと。可愛いです。個人的にも好きな顔。
しかしこの髪の色では組み替えは出来んのう……。長門は長門として愛でよ、ということですかそうですか(いや、総取っ替えすりゃいいだけの話だが)。

そう言えば、私にとっては眼鏡キャラ第2弾だー(第1弾は「エア・ギア」の林檎で、某ゲエムをやったひとでオリジナルのぴんきーを入手しているひとなら「イービル」なるキャラが第2弾だと思う。だから、長門は本来第3弾)。林檎の眼鏡と交換したりしてみるのもいいかもVv

色々私服ver.を手持ちのパアツで考えてみるかねー。
フロイライン リボルテック 008 綾波レイ包帯版
フロイライン リボルテック 008 綾波レイ包帯版
こーれーはーないわー!!

真っ先に思ったことは

「だから『Figma』と比べられちゃうんだよ!」

であった。
同じ可動フィギュアでも、「Figma」は付属品・パアツの豊富さと動きの良さで先行の「フロイライン」の上を行く。
かつての「海洋堂」なら、最初からこういう付け替えパアツもがんがん付けて売ったんじゃなかろうか。包帯ver.の顔・及びヘッド・パアツ、腕パアツも付けて、ワン・セット。
……「Figma」ならそうやって販売してくれそうだし。どうせ出すなら、せめてリナレイver.でかなり通常の綾波とは異なるテイストにするとか、何か新しいこと、をして欲しかった。
今更ヘッド部分と上半身一部及び腕が異なる「だけ」のものを出すなんて。おまけに、付属パアツとしてはまたしても「ロンギヌスの槍」リペイントver.ときてるし。

「Figma」からもし綾波が出るならまず「プラグスーツver.」として出して、包帯姿にも出来る、より動いてジョイント部分が外れないものを出してくれるだろうて。何だったら操縦席付にしてくれちゃうかもよー(ええええええ)。次に改めて「綾波」出すなら制服ver.で。小物はゲンドウの眼鏡とか通学鞄とかそんなんね。文庫本もいいなー。……ちょっと長門と被るケド。転校生制服ver.を同梱にしてくれるならちょっとくらい高くても買っちゃうし。

確かに、価格は控えめだし、その点でいけば悪くはないクオリティで綺麗な仕上がりではあるけれど。

でも、これはナイっす。ない! 商業主義というか儲けたい一心しか伝わってこないカンジがしてものすごく残念。うーむ。
京の紙あそび (らくたび文庫-ポケットに京都ひとつ- (No.004))
4903822044

これもタイトル通り。京都で出会える紙モノオン・パレエドの一冊。

今のところ手元に4冊、この「らくたいび文庫」がある訳だけれど、コレだけカヴァの紙の質感が異なります。ほかはPP加工が施されているような、ややツヤのあるツルツル仕上げなのですが、これにはそういった加工がされておらず、紙の持つ心地よいざらりとした感触が残されたままになっていて、このカヴァからしてもう「紙の本」であることをあっぴ~る。

こういう細かい仕事が好きだ。うむ。いい。

和のテイストのものがほとんどなのも個人的には嬉しい。着物柄や和の柄は大好きなのだVv 筆箱(紙製でも、意外に丈夫です。学生時代、羊羹の空き箱を一時期ペン・ケエスとして使用していましたが、しっかりしたもので、壊れることもなく、上品な見てくれもイイカンジでした)、一筆箋といったすぐに使える・使いたくなるものから、ちょっとだけ珍しい文香(私が住んでるような地域では簡単にはお目にかかれぬシロモノよ)、ぽち袋にノート、シール、はがき。ああああああ、どれもみんな欲しくなる!

暮らしに取り入れられている「紙」にも勿論(?)着目、障子や照明器具の「紙」も見られます。文庫と和傘もいいなーVv 特に文庫! これはレタア・セット入れたり、細々したものやそれこそ文具入れておくのに重宝しそうです。

京都ならではのテイストのものがとにかく色々あって目移り。和紙の里、紙を用いたワアクショップの紹介等も嬉しい。

紙モノ好きには嬉しい一冊。でも物足りないかもしれない。だって、多分これに掲載された以上にあれやこれやと京都には素敵な紙モノがあるに違いないんだもの。

そして紙好き・文具好き・和モノ好きにはこんなものも。
世界のかわいい紙
4894445530


和な文房具
4894445697


和のノート―女の子向け日本文化案内
木村 衣有子
4591078507
京の抹茶もん (らくたび文庫 No. 3)
4903822036

全部買うぞー、揃えるぞー、と決めてしまった(……)らくたび文庫もようやく3冊目。
3冊目はこれ全て抹茶なアレコレについて、でした。さすが京都、ひとくちに抹茶言うても色々あるんどすなあ(無理に京なまりにしなくても)。というか、京都の矜持でもあるんでしょうか。良くて、美味しくて当たり前、みたいな。ヘタなもん出す訳にはいきまへんやろ的プライドとでも言うのか(あるの? そんなの)。
ちゃんと序文があって、その辺りで京都と抹茶の歴史に軽く触れてあるのもいいなあ。

ド田舎の私でも知ってたお店の名前から、京都の方や京都好きの方にはお馴染みのお店やお菓子・スウィーツがどっさり掲載されています。
パフェ、あんみつ、プリン、蕨餅、宇治金時に麩饅頭……とヴァリエイションも様々でどれも食べてみたくなる。どれもこれも御抹茶のグリーンなのだけれど、それぞれちゃんとチガウ個性を持っていて、何処のお店にとっても自信作なんだろうなあ、と思わせるものがある。

美味しそうです。

ただ、吃驚したのがお値段。……結構どれもお高いんどすなあ……(驚)。勿論、キャンディだとかリーズナブルだったり「そうだよね、このサイズでモノならこの価格かな」とも思うものも沢山あるんですが。

大昔読んだ某同人誌にあったまんがのタイトル「高野山のパフェは700円」てのを思い出す(これ知ってるひとってコアな「CLAMP」ファンだよね……↓)。昨今、パフェで¥800~1,000くらいはザラなのかもしれないけれど、私がふだん食べてるのってもっと、その、……ちーぷなお値段なのでびびってしまう。

まあ、その、なんだ、もし行けたら、そう何日もは滞在出来まい、と思う訳だな。そうすると、限られた日数であれもこれも食べてみたい、と思う……というか、想像上でシミュレイトする訳ですよ。なものだから、「た、たけえ!」になっちゃうだけ、なんだけど。それに、「もっと親しみやすい、敷居の低いお店で、もう少しリーズナブルなお店だってあるよー」なんでしょうし(そうであってくれ!)。
この本では「折角なので上質で美味しいものを」と紹介してくれているのだと思うので。

後半は御抹茶を頂けるお寺さんの紹介なども掲載されておりました。それから、老舗の茶舗の紹介、茶道具のあれこれ、お茶菓子色々、お茶会・お茶室の案内まで。

盛り沢山だけれどもたれない程度に品良くまとまってました。

ああ、京都で抹茶もん巡りしたいなー……。
  
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