首がもげそうな勢いの眠気。
出張当日。何と会社から朝5時に出発。……これだけでももうくたくた。早めに就寝したものの、睡眠導入剤の服用を避けたのが逆効果で、ほとんど眠れなかった。
ああ、何だってこんな朝早くから出ねばならんのだろう。体調万全でも無いのに、どうして行かなくちゃならんのか。いや、そりゃ、最初から出張メンバアではあったけれど。ほかに行けるひとも居るのにどうしてなんだろう。そんなことを考えつつ会社まで車で出る。ああ、まだ何だか薄暗いよ。
会社を5時に出発。行き先は「杜の都」と謳われるかの都市。「広瀬川〜流れる岸辺〜〜♪」と歌い出せる自分が憎い。最近の20代前半は知らないと知ってショック受けたぞ。私の場合はちょっとトシの離れた兄が居たお陰で、やや年代ズレた知識も持ち合わせてはいるのだが。
仙台、ねえ。大昔、家族で七夕祭とやらを見に行ったきりだなあ。でも駅前の景色が変わってなくて懐かしさがちょっとだけこみ上げる。
でもココに来たのは物見遊山のためではなく、仕事。そう思うとさらにゲンナリ。車の中、最初こそ「ああ、ヤだなー」とかうだうだ考えていたのだが、途中から首がもげそーな程に眠気が襲ってくる。その後ほとんど寝ていたよーなものだ。運転手に申し訳ないがしょーがない。ああ、首が落ちる。もげそうだ。でも眠いもんは仕方ねえやな(開き直り)。
もう何度かやってる展示即売会だそーで、そこそこ固定客も付いていると言う。もっとも、固定客ばかりで新規がなかなか増えないのも悩みの種だと部長。はあ、そうですか。固定客ってのはなかなかに面倒だ。知識があるだけならまだしも「○○さんは来てないの?」な質問だとかがフツーに来ちゃって、それが既に辞めちゃって、私が入社する前にどうこうあったひとだったりして全く知らないことだったりするのでどう答えたものか悩む所なのだ(まあテキトーにかわすしか無いんだが)。そんなのに入社間もない私を連れていかんでくれ……。
とりあえず今日は搬入と陳列。搬入部隊(そのためだけに現地から一緒に来たメンツ。何と終了後くったくたでもそのまま帰る)と共に鬼のよな勢いでがしがし荷物を運び込み、梱包を解いてはどんどん並べてゆく。こんな日に限って仙台は雨だよ。ちくそー!!
会場となる場所からはあんなビルやそんな店がわんさとあるのに、私たち出張隊はほぼ此処に軟禁されて身動き取れないのだ。サイアク〜〜↓
宿泊先は会社と取引のある某社の社長さんの別宅。ちんまりしてはいたけれど、ソコソコの一等地にある。それにしても坂の多い町なのね、仙台……。坂が多い、というよりも、起伏に富んでいるのか? ちょっと郊外めいた所に行くと途端に坂や曲がりくねった道に出くわす。こういう町だったのかー。知っていたのは駅前周辺くらいだったので何だか新鮮。
持参した荷物に毛布やらシーツがある、てのがもう問題だよな。……ええ、持参させられたのですよ、ごっそりと。「出張」てのあ何時から衣装ケエスにモノ詰めて行くもんになったんだ。フツウは仕事にのみ専念出来るよう、ビジネス・ホテル辺りで茶を濁すとしても、寝具の心配までさせたりはしないものと思っておったが。
蒲団はレンタル。で、結構冷え込むので各自毛布等を持参せよ、とのことだったのだ。風邪ひきの私に、母は電気毛布を持たせたのだが、正解だった。助かったよ、母。お陰で快適だ。
若いのはぷち飲み会を開いていたよーだが、私はとっとと寝ることにした。明日から延々軟禁されて販売に従事せねばならんのだ。寝る。寝るったら寝る!!
