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あたしンち (12)
けら えいこ ![]() 買うのも読むのもすっかり遅くなってしまった(涙)。ネットの書店に頼りまくり+PCの不調って痛いわ……↓ 表紙は原点回帰(笑)の「母」。料理上手というよりも誤魔化し上手としか思えない母の手作り弁当が拝める。裏表紙でそれを見たみかんのリアクションが描かれているのだが、それがとても素敵(ふふふ)。 連載当初はとにかく「母」の破格っぷりに笑わせてもらっていたけれど、最近は「家族」としてのタチバナ家(家庭としてもその面々としても)がよりクロオズ・アップされたり、それぞれの交友関係や家以外での様子に焦点が当てられていることが多くて、それはそれで楽しい。 この巻では、何でも父(オット)頼みの母の話(無自覚に電子レンジでゆでたまごをつくる、という危険なマネをした母がとった行動に笑った)、無心でモノを食べるヒトに感じてしまういとおしさ(そもそもはみかんの親友・しみちゃんの発見。「無表情なのに色んなことがアタマの中でスパアクしているのがわかる」と言われたみかんも、家族にそんな人間が居ることを発見する。この、「アタマの中のスパアク」っぷりを想像しているシーンが死ぬ程笑える。……もうその家族が誰かは判るやね・笑)、ユズヒコは似顔絵を描くのが巧い、という話(これで彼はある人物を図らずも泣かせてしまう)えとせとら・えとせとら。 母ネタで押してた頃が、実はいちばん勢いがあったなあ、と多分この作品をずっと読んできたひとなら誰もが思う所だと思う。一時期「流石に疲れてきたかなあ」と思ったことも個人的にはしばしば。でも、「面白さ」の基本は何も変わってない、んだな。 「日常によくあるネタ」。これだけで今まで続けてきたんだ、と思うと改めて「すごいなー」と素直に感動する。勿論、100%どれもこれも皆いい出来! とは言い切れないのだけれど(「笑い」を追求すれば、のハナシ)。 「日常」を面白く、あるいは「そういえば」と思わせるように、というのは、出来そうで出来ないことが多い(私には苦痛だぞ。小学生の頃に漠然と「作文書け」と言われるのがいちばん辛かった。ネタなんてねえよ! と思っちゃって。「ネタ」にのし上げるだけの能力が無かった、んですがね、要は)。 森井ユカさんによる粘土アート、今回も凝りに凝った出来で、しかも御自身の趣味と見事にリンク(笑)。今回はキャラクタアたちが切手になって登場(そう、粘土で、平面かつキャラたちを配した切手を作り上げている、のだ)。森井さんは郵便モノ好き(こんな↓御著書も出したくらいだ。私も好きだが!)。 ポストオフィスマニア 森井 ユカ ![]() ごっつい素晴らしい出来。一見の価値アリだと思う。 描き下ろしはちょっとしんみりする「父の涙」。これもいいハナシだ。最後にオチがつくとは思わなんだが(ははは)。 それにしても、これでまだ2003年までの掲載分ときた。週1でコツコツと、だもんなあ。 |
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