10冊目になりました。 |
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2006-11-29 Wed 22:32
×××HOLiC (10)
CLAMP ![]() ……あー……やっと10巻目、かあ。これは読める作品ではあるものの、リンクしている「ツバサ」がだらだらだらだら長いから、それに合わせて無駄に長くなるのかねえ、とちょっと項垂れる。 10冊目にしてようやくメイン・サブキャラである、四月一日(ワタヌキ)憧れのクラス・メイトひまわりちゃんという女の子の「秘密」が明かされる。 これまで作中何度も何度も繰り返し、侑子が四月一日にひまわりが決して四月一日にとっての「幸運の女神」ではない、というようなことを「警告」し続けていたのだが、とりあえずそれがどういう意味のことであるかが判る。 おそらく読者の大半は予想出来ていた答えで、あとは四月一日がそれを知ってどう思い、どう行動するのか、が注目すべき点だった(そして、物語としても、やはり彼がどう思いどう行動するのかに焦点を当てていた)。 四月一日はヒトとの出会いで変わったのだ、ということもまた、明らかになる物語だった。それまでのエピソオドがようやく「伏線」として回収されたことになる。そして、結局最初の疑問に立ち返るのだ。 侑子は「この世に偶然などない。あるのは必然だけ」と言う。ならば、四月一日は「必然」として侑子に出会い、変化したことになる。だとすれば、四月一日は何故変わらなくてはいけなかったのか、故に侑子と会わなくてはいけなかったのか、という物語の冒頭に回帰せねばならないのだ。 加えて、「ツバサ」登場人物である「小狼にそっくりな少年」との関わりが明示され(しかし、何故、どういう関わりがあるのか、については明かされていない)、今後の展開に関わる一部でもあった。 ――そういう意味では、まあ、面白いというか、先もまだ楽しみだと思える展開なのだが。 ことある事に「信じましょう。未来を。あの子たちを」と何でも知ってる万能キャラ・侑子が呟くことと、どう関わっていくのか。 また、この巻の前半で四月一日が百目鬼と共にある屋敷に侑子の指示で水を汲みに行く、というエピソオドがある。……律儀に、同時発売されたリンク作品のコミックスと関連し合ってる訳ですか。今後もそんなことやらかすならハテ何冊になることやら(哀)。 自分を犠牲にしても他人のために頑張る「だけ」だった四月一日が、少し成長した。そのことが今後どう意味を持つのかは、一応楽しみにしておく。 |
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