貴方を紳士に。
2007'05'18(Fri)23:01
紳士の約束
デボラ・ヘイル 古沢 絵里

ちゃんと読もうとすると「だりー」などと思うのに、何となく手を付けた時は妙に真剣に読んでしまうのは何故なのか。
深夜寝る前に「いかん、入れるとこないからって出しっぱなしにしとったんだった!」と片づけんがために手にとってふいに読み出したのがダメだった↓
気づいたら明け方であった。よよよ……(涙)。
これは「ピグマリオン」もの、と呼んでいいのか。もっと分かり易く言えば「マイフェアレディ」もの、とでも言うのか。要は洗練されてない女性乃至男性を一流と言われそうな人物に仕立て上げると同時にその相手に恋をしてしまうハナシ、なのだが。
こちらでは女性が男性を、というもの(これはヒストリカル作品だけれど、コンテンポラリィでズバリ「マイ・フェア・ジェントルマン」
という作品がある。コミカライズもされているけれど、とても面白く読めた)。
教養ある貴族の女性(ヒロイン)が、粗野な兵士である男性(ヒーロー)に礼儀作法や教養を身につけさせ、誰から見ても「紳士」と思わせられる人間に仕立てることになるのだけれど、ヒロインが奥手だと見破るや、うまくたらし込んでこの「苦役」から逃れよう、などと思ってあれこれ画策する。けれど、近しくしている内に互いに惹かれ合うようになって……、というオハナシ。
ヒロインは自立(貧しいけれど向学心のある娘たちに教養を身につけさせるちょっとした学校を創設することを望んでいる)を目指していて、その援助を伯父から得たいがために彼からの提案を受け、ヒーローの教師役を務めることを承諾。ヒーローは彼女の従兄弟の元で兵士として闘い、彼の死を惜しんでいる。……が、身分だの薄っぺらいものには興味ナシ。
この一見相容れなさそうなふたりが、攻防を繰り広げつつも互いを理解したり思いやったりしてゆくようになる訳です(お約束)。
最初に予想していたことがラストで「やはりね」と判明。
粗野でぶっきらぼうだけど根はいい、女性慣れしたヒーロー
興味深い脇役たちの魅力も相俟って、ややとばし読みではあったものの面白く読むことが出来た。……これが出てた頃のHQはまだ良かったなあ……(もっとも、この作家さんの本を買うようになったのは随分後だけれど)。レエベルもヴァラエティに富んでたし。
文庫での再販も実は個人的には微妙。文庫の方が断然紙質も良ければ製本だって丈夫だろうし。でも、書棚に並べる時に違うサイズ、というのはちょっとなー。
デボラ・ヘイル 古沢 絵里

ちゃんと読もうとすると「だりー」などと思うのに、何となく手を付けた時は妙に真剣に読んでしまうのは何故なのか。
深夜寝る前に「いかん、入れるとこないからって出しっぱなしにしとったんだった!」と片づけんがために手にとってふいに読み出したのがダメだった↓
気づいたら明け方であった。よよよ……(涙)。
これは「ピグマリオン」もの、と呼んでいいのか。もっと分かり易く言えば「マイフェアレディ」もの、とでも言うのか。要は洗練されてない女性乃至男性を一流と言われそうな人物に仕立て上げると同時にその相手に恋をしてしまうハナシ、なのだが。
こちらでは女性が男性を、というもの(これはヒストリカル作品だけれど、コンテンポラリィでズバリ「マイ・フェア・ジェントルマン」
教養ある貴族の女性(ヒロイン)が、粗野な兵士である男性(ヒーロー)に礼儀作法や教養を身につけさせ、誰から見ても「紳士」と思わせられる人間に仕立てることになるのだけれど、ヒロインが奥手だと見破るや、うまくたらし込んでこの「苦役」から逃れよう、などと思ってあれこれ画策する。けれど、近しくしている内に互いに惹かれ合うようになって……、というオハナシ。
ヒロインは自立(貧しいけれど向学心のある娘たちに教養を身につけさせるちょっとした学校を創設することを望んでいる)を目指していて、その援助を伯父から得たいがために彼からの提案を受け、ヒーローの教師役を務めることを承諾。ヒーローは彼女の従兄弟の元で兵士として闘い、彼の死を惜しんでいる。……が、身分だの薄っぺらいものには興味ナシ。
この一見相容れなさそうなふたりが、攻防を繰り広げつつも互いを理解したり思いやったりしてゆくようになる訳です(お約束)。
最初に予想していたことがラストで「やはりね」と判明。
粗野でぶっきらぼうだけど根はいい、女性慣れしたヒーロー
興味深い脇役たちの魅力も相俟って、ややとばし読みではあったものの面白く読むことが出来た。……これが出てた頃のHQはまだ良かったなあ……(もっとも、この作家さんの本を買うようになったのは随分後だけれど)。レエベルもヴァラエティに富んでたし。
文庫での再販も実は個人的には微妙。文庫の方が断然紙質も良ければ製本だって丈夫だろうし。でも、書棚に並べる時に違うサイズ、というのはちょっとなー。