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ときめきを教えて
アン・メイジャー クリスティン・リマー 藤田 由美 ![]() 不本意ながらも買い続ける自分が情けないというか馬鹿というか。 「富豪一族の宿命」という、アメリカの大富豪一族・フォーチュン家の面々のロマンスを連作で綴るシリィズのひとつの第4話と、まったく関係無い物語が抱き合わせになっているために購入。 この本、HQの中では「スペシャル・エディション」というレエベルで、通常ラインに比べるとペエジ数があるため、より読み応えがあるのだが、元々はフツウに1作1冊だった。私が買い始めた辺りからつい最近までひと月に4冊発行されていたのだけれど、2007年に入ってから突然2作1冊にして出します、と言い始めた。一応ウリとしては「2冊買うよりお買い得だし読み応えもあるよ!」ということなのだが。 目当てが一方だけの私には何らのお買い得感もなく、しかもとりあえずコレに限って言えば、通常の2作1冊より高くついてる のだ。通常ならば2作入って¥1,200前後。1冊ずつの刊行されている時は¥700+αという価格だったため、確かにお買い得ではある。でも、コレは一緒に収録された物語(私にとっては買う必要のなかった方)がよりペエジ数があるために、当然厚くなってしまって¥1,400+α。……そりゃあね。実際1冊ずつであれば、そのより厚い方はもう少し高めの価格で売られてたでしょーよ。しかしだな、私は本来それを自らの意志で買う予定つーのは無くて、一方的に押し売りされたよーなもんなのだ。 それがとてもとても不満。 それだけに、「シリィズの方は、これに先駆けて刊行されたシリィズも前の巻も読めてないからまだ放置だな」と思って、「買う予定の無かった方」が比較的楽しめたのは救いだった。これでどうにも我慢ならない展開過ぎて苛々するだけの物語だったらカネ返せ! と叫びたくなるところだった(実は未だに「何で買うつもり無かった本まで買わされないと駄目なんだよ」と根に持ち続けてるが↓)。 クリスティン・リマー「きみへのラブソング」 女優だった妹が子供を残して他界。派手でセックス・シンボル的存在だと思われていた妹に比して地味で落ち着いた(そしてある意味冴えない)ヒロイン。父親である男性に子供の存在を教えなくてはいけないと思いつつも、あまり評判の良くない男性であったために躊躇する。一計を案じつつ、彼と会い子供のことを伝えようとするのだが……。 ヒーローはナイトクラブ経営者にしてミュージシャン。アル中とまでは言わないまでも酒に逃げる傾向があり、女性関係もハデ。故にヒロインは快く思っていない。ヒーローにしてみれば、華やかで明るいかつての恋人と、その姉があまりに異なるためにややうんざりするものの、実はとても美しく魅力的であるのにそれを隠そうとしていることに気づく。 最初こそ互いに距離を置いてイヤミの応酬しまくりで「何やってんだか」なふたりなんだけど、そこはそれHQなので当然惹かれ合ってゆくのであった(まあこれはHQでなくとも惹かれ合っていく、つー展開でないとどーにもならんが・笑)。 イヤミったらしいし責任感あるんだかねえんだかはっきりしなかったヒーローに苛々させられたものの、最終的にはまずまずの読後感。 でも、いつも思うのだが、恋人だった相手の兄弟姉妹とも恋愛関係にアッサリ陥る、って、何となくイヤだなー……。リアルで想像すると特に。自分の姉とか妹とベッドを共にしたことのある男と自分も? とか、イヤじゃないんだろうか(男性はある意味ウハウハそーでなおイヤだ・笑)。違う個性でそれぞれにイイトコロがある訳だけど、それぞれの一方により自分にとって惹かれる何かを見出して選んでおきながらもう一方もイケちゃうんだ?(イケなくもないだろうけどさ)この物語の場合は、妹の生前(つまり、ヒーローとヒロイン妹が現役恋人同士だった頃)に姉とは面識が無かった、んだけど。故に、ある意味全く見知らぬ他人として出会ってはいるんだけど。うーむ。 妙な所で引っかかりつつ読んでいた。何してんだろ。 どうでもいいけど共通タイトル「ときめきを教えて」がどちらの物語にも対して関連無さそうで何とも言えない。だから抱き合わせはやめろって。 |
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