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spoon. (スプーン) 2007年 08月号 [雑誌]
![]() 独自のセンスと審美眼、情報のとらえ方・掴み方が魅力的だった「spoon.」。読める記事と豊富なヴィジュアル、今まであった「女性向け雑誌」とは一線を画する存在で楽しませてくれたのだが。 最近、どうも私が好きだと思えるポイントとはズレが生じてきていて、読むのが少々ツラくなってきた。読むのが辛い、もへったくれもないか。「読める」部分の方が少ないのだ。ヴィジュアルがメイン。文章は添え物程度(無論、ちゃんと「読める」記事だってあるにはあるんだけど)。 今回は、「spoon.」にしてはちょっと今更じゃないか? なロシアをフィーチュア。 いや、ホントに今更じゃないか? 北欧モノ・東欧モノの雑貨や文化があちらこちらで取り上げられまくりで、食傷気味になりそうな今、取り上げるとは。 それでも、「今更」だけにこんな新たな視点で! というオイシさがあるかというとそうでもない。ロシアのお店で一般的に売られている商品のパッケエジ・デザインに着目、なんて今更中の今更ではないか。 ロシアのおばあちゃんの乙女度云々も、既に別なムック本でそのよーな特集を組まれて早1〜2年は経過している。 私が「やってくれる!」と嬉々として喜んでいた頃の「spoon.」なら、いち早く取り上げていただろうに。あるいは「最近話題ですがひと味違う見せ方で」的自信に満ちていたように思うのだけれど、……弱いな、今回のは。そういう「spoon.ならでは」というテイストが薄い。 そして、延々続くファッション・グラビア。嫌いじゃないし、「spoon.」らしいブランドを取り上げてる、とも思うけど、……それはヨソの雑誌でも楽しめることだしなあ。単なるファッション・グラビアとは違う! というスタンスも感じはするけれど、……うーん? 取り上げたり紹介してくれる映画のセンスは相変わらずで好きなんだけど。如何にも「spoon.」ぽいな、な記事と、「ね、グレエド高いっしょ?」なふぁっそん・ぐらびあとがバランス取れてんだか取れてないんだか、ビミョー。 何だかんだ言ってもまた買っちゃってるけど。止め時を逃したのかもしれない。ちくそー。
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