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ワイルドシングス エロティック・バージョン
ケビン・ベーコン マット・ディロン ネーブ・キャンベル ![]() ハイスクールで評判のいい教師に、レイプされたと訴える女子高生。実はそれが狂言であったと発覚し事態は急変。捜査に当たった刑事が彼等の周辺を嗅ぎ回り始める。更に事件は展開してゆき……。 これを見るのは二度目か三度目。見終わると思わず苦笑する。何度どんでん返しすれば気が済むのか、と言いたくなる程しつこいまでに最後の最後までどんでんどんでん。最初の一回目は確かに「ほほう」と楽しめるけど、繰り返し観る程の内容ではないなー。 面白いといえば面白いんだけど、しつこいといえばしつこい。このしつこさに耐えられないとキレそうになると思う、多分。 ライトでバカっぽいけれど、一種のピカレスクもの、なんだろうか。どいつもこいつもロクなもんじゃねえ(笑)。 己の快楽のためには何でもするしやってのける身勝手さが怖いっちゃ怖いか。何とも微妙だのう。 DVDは「えろてぃっくver.」などとほざいておるのだが、その辺り、どうなんだろう? 狙い過ぎてて「あーはいはい」としか思わなかったんだけど、更にあるのか、そんなシーンが。 いちばんのオドロキは、マット・ディロンとかケヴィン・ベーコンとか、そこそこ中堅どころの役者が「こんな作品」に出演してる、という点だな。B級好きなんだろうか。中途半端に手が込んでるのでとことん付のB級じゃないのがまた微妙さに拍車をかけてる気がする。こう、どうしようもなさが突き抜けてるくらいのB級なら良かったのに(それはそれでどうなんだよ・笑)。 シェフと素顔と、おいしい時間 ジュリエット・ビノシュ ジャン・レノ セルジ・ロペス ![]() 空港で偶然出会った男女。ストのために乗る筈だった飛行機に乗れず、男がひとり空港で一夜を過ごそうとする彼女を見かねて自分のホテルに誘う。 接点など無さそうだったふたりは、徐々に惹かれ合って……。 いい俳優ふたりを主役に据えても面白い作品になるかどうかは話が別。 ――ということをしみじみ思わされた作品であった。ううむ。 おフランス「テイスト」の小粋なオトナの恋物語、ちうのをやりたかったんだろうけど、……何かこう、しっくり来ない。 ジャン・レノにジュリエット・ビノシュ、どちらも好きな俳優なのに、これはどうしていいかわからんほど映画に入り込めず、結果「おお、面白かった♪」という満足感のようなものが得られず。 偶然出会った、何もかもが異なるふたりが、徐々に惹かれていって……なんて、如何にもな設定、如何にもな展開なのに、何だかどこかのっぺりしていて抑揚が無い。 お伽噺みたいな甘さだって含んでるのに、リアリティもフィクションも何となく半端で、ややだれ気味に続くのも残念。 似たようなシチュエイションでメグ・ライアンの「フレンチ・キス」(コメディたっちのロマンスで、偶然出会う、っつー共通点しかねえよ↓)はもっと楽しめたのになあ。 ジュリエット・ビノシュが演じるヒロインが、最初しっかりメイクで登場するんだけど、驚く程顔が違う。どんくらい違うって、 アンタ、ふらんそわ〜ず・もれしゃんか。 と絶句するくらいに違う。天晴メイクの底力。 「素顔」に戻った彼女の清楚さすら感じさせる飾らない美しさにジャン・レノ扮する男性が思わず惹き付けられる、というシーンとラストは良かったかな。 思えば、邦題も何処か締まりが無い。料理が大事な要素になるだろうと思わせておきながら、それほど「美味し」そうにも見えず。共に食べるという行為を通して匂い立つような、でもあえかなセンシュアルさがあるでもなく。何とも微妙。 ……というわけで、微妙な作品2本。悪い、訳ではないんだけど、のめり込めないまま放置されてしまう感じがしてサビシイ。 |
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