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銀魂 第21巻 (21) (ジャンプコミックス) (ジャンプコミックス)
空知 英秋 ![]() そう簡単には泣かないぜ、と常々思うのだが、アッサリ簡単にボロ泣きすることが多い。トシ食うってのあそういうことか? 今月発売と判っていて買い忘れるという失態を演じてしまった↓ 久々にネット書店ではなく一般の書店から購入しちゃったよ。そこの書店では出来るだけ買いたくなかったのに(店員さんの対応が微妙な時がある…)。 「乙姫の野望」篇? あるいは「夏休み」篇か? 「竜宮城」篇? とにかく、銀時とヅラがじーさんになってもキメたりボケたり(そりゃあもう二重の意味で)がこの巻にて完結。空知んたまはじじいとばばあが好きだなあ、御老体に優しいというか、眼差しがアタタカイよな。いつもそうだ。おっさんとかオバハンとかな。 己の願いを達成せんとする乙姫と、彼女と真っ向から闘う銀時と愉快な仲間たち。今回はお妙の見せ場もアリで、久々にマトモさを垣間見た(いつもは鉄拳振るうアマだもの・笑)。 前巻では盗撮していた謎の亀人間・亀梨に連れられ、竜宮城を目指すも無人島に流れ着き、何やかんやで銀時とヅラがじーさんになってしまったところまでを描いていたのだが、この巻ではじーさんになってしまったふたりや、乙姫の野望に立ち向かうことになった面々のそれぞれの闘いっぷりに絡め、お得意の人情モノな展開に。 ……泣いたなー。読むたび泣くな。もう慣れたよなー、と思いつつペエジめくるとまた泣いてるし。 何千年もの間、愛しいひとが目覚めるのを待つ内に醜くなってしまった乙姫の願いは深海に輝く真珠の如く美しくあり続けることだったのに、いつしか歪み醜く変化してしまう。そもそもの願いや心情もまた美しく真っ直ぐなものだったのに。それでも生きるしかなかったがためにますます醜くなってしまうという皮肉。 彼女が何故人類をじーさんばーさんだけにしてしまおうとしたのか、その理由も明らかにされる。そして、罪は憎んでもひとは憎まぬのか、最後には助ける銀時が相変わらずで嬉しいVv あちらこちら、ごっさ笑えるネタ満載なのに、何でこんなに泣けるんだろう。くそ!! あとは、17巻に登場した機械家政婦(からくりかせいふ)たまの休日を描いた回も秀逸。たま、可愛いよたま。機械なのにその内心を慮るお登勢もイキで優しい。何しろ元泥棒で自分からも盗みを働いた出稼ぎ天人(あまんと)キャサリン(猫耳という萌えアイテムを備えつつもまったく萌えさせない女)ですら「自分の娘だと思ってる」から「幸せになってほしい」くらいだ、機械においてをや。でもって、機械なんだぜ、と言いつつも結局は見捨てられず「休日」を満喫させようとしちゃう銀時もカワイくてオトコマエ。ふふふふふ。ケチで万年金欠なクセにたまが欲しがっていたものを買ってあげちゃうし(たまはちゃんと給料をもらっているそうな。この時は金を持参していなかった)。 ほのぼのしててよい話だった。さりげなく、ちょこっとだけお登勢の絡むとある回と呼応しているような描写も良かったなあ。 「乙姫」篇は、ある意味少女まんがちっくなノリもあって、余計にのめり込んで読んでしまったのかも。りりかるなの。空知んたまの作品には結構散見されるんだけど。 巻末から新たな展開が。真っ白い粉運ばせそうなひとたちに雇われた万事屋がどーなっちゃうのか楽しみッス。 この巻を以て担当大西氏から新たに斉藤さんなる方に変わる模様。「さよなら大西スペシャル」でもありますた。大西さんはゴムゴムのひとの担当になっちゃうのか! 充実度が高かった。個人的に。次巻も無論楽しみに待つぢょ。 |
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