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ハーレクイン 2008年 03月号 [雑誌]
![]() 今号は橋本さんが御登場というだけで何だか御満悦というかお買い得というか。比較的お買い得に感じられたので嬉しいVv 口づけは甘い罠 アイリーン・ウィルクス 秋元 美由起 ![]() コミカライズ担当:小林博美(描き下ろし/巻頭カラー) 3部作「プロポーズのゆくえ」第3弾にして最終話。傭兵である三男がヒーロー。 一応おさらいしておくと、母親の異なる兄弟3人が、自分たちを母のように慈しんでくれた家政婦である女性の病気を治す資金を手に入れるために信託財産が必要となる。その条件が「全員が結婚すること」。長兄次兄はそれぞれに伴侶となる女性と巡り会い、残る派末弟。 ヒーローは依頼を受け、メキシコで反政府組織に囚われた牧師を救出することに。ところが、その牧師は女性だった。仲間たちとはぐれひとりで彼女を救出するハメになる。一見華奢でか弱そうに見える彼女は意外にもタフな所を見せ、逃避行は続く。その内にふたりの間に特別な感情が芽生えるものの、互いに過去を引きずったり状況故にぎこちない。さてどーなる? ……いきなり三男傭兵かい、と思わずにはいられない。長兄びじねすまん、次兄ぷれいぼーい(それ職業かよ)ときて傭兵……。いや、職業選択の自由ってヤツなのでいいのだが。 この傭兵・特殊部隊兵士による救出・逃避行モノ、というヤツも随分と多い。ヒロインが聖職者あるいはそれに準じた存在(シスターとして村民と行動・運命を共にする・させられたり。周囲の人間を捨て置けないということで医者・看護師というケエスも)であることもまた多い。ベタ設定なんだろう、多分。 安定したクオリティなので、これといって不満もなく、HQだから、というだけでもないけれど予定調和ですこん、と落ち着いた出来映え。 ただ、ヒロインの過去、ヒーローの傷心等、細やかに描かれていて、そこはいいなあと思うんだけれど、出会う→恋に堕ちる、はもうリクツ抜き、という感じであっという間に惹かれ合ってあっという間に結ばれちゃって、でもすれ違って、がちょっとだけ「何だかなあ」であった。 前2作のカップルも再登場してクリスマスの大団円もまたベタだけれど後味スッキリでまずまず。でもふと、吊り橋理論(確か、吊り橋の両極に居る男女が、渡る時に生じる恐怖心や緊張からくるドキドキをレンアイのソレと思い込む/勘違いする/すり替えることで愛が芽生える、というヤツ、だったっけか)を思い出してしまい、危険な状況下で生まれた愛が、平穏な日々に突入してから揺らがないのかしら、とかHQ相手に不穏かつ現実的なことを考えてしまった。 ロマンス読むのに現実を持ち込むなとゆーに。 |
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