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ハーレクイン 2008年 03月号 [雑誌]
![]() バレンタイン・プレイス十四番地 パメラ・バウアー 辻 早苗 ![]() コミカライズ担当:橋本多佳子(描き下ろし/カラー有) この号ではいちばん良かったVv どうしてこうもハズレがないのか橋本さん! ハートウォーミングでキュートなおはなしで和みまくりだった。 かつてダンサーを目指し田舎から出てきて、十代の頃世話になったことのある家に長じてから再び下宿しているヒロイン。そこに初恋の相手、その家の長男が怪我の治療・療養のために帰ってくることになる。もう自分は子供ではないし、一応恋人も居る。だから多分惑わされたりしない。そう思っていたのに、帰ってきた彼はより一層魅力的になっていた。 久々に故郷に戻ったヒーローもまた、かつて奇妙なコだという印象を抱いていた小さな女の子の生まれ変わったかのように美しい姿に最初は誰かも気づかず、驚くと共に彼女の優しさや魅力に徐々に惹かれてゆく。 けれど、実はヒーローは家族にも隠し続ける「秘密」を持っており、それ故にひとを愛することに対して否定的だった。 そんなふたりがついにベッドを共にするも彼はヒロインを突き放し、故郷を再び去ると言う。 所々に可愛らしい笑いが散りばめられつつも、ちょっとばかり重いアレコレもあり、でもバランスが良くて何度も読み返してしまう。 「バレンタイン・プレイス」という地名にチョコレエトという小道具が効いていて、ほろ苦さと甘さがふんだんに。 ヒロインが可愛いなーVv ヒーローは相変わらず橋本さんらしいせくすぃさとワイルドさを兼ね備えたタイプで、ほくほくしてしまう。 元々はHQ通常のライン(と言っても今はもう休刊してしまったけれど。残念……)ではもっとも長編のレエベルだった「スーパーロマンス」を、より頁数の少ないレエベル同様125pに収めてしまう辺り、手慣れたもの、というか、ベテランの手腕を見た思い(もっとも、原作を読んでいないので、原作ファンにとってオイシイエピなんかを削ったり、はあったと思うけれど)。 ラストが心地よい着地っぷりで、ホントに素敵♪ 上手いなー。抱き合ってキラキラ☆だけがハッピィ・エンドの演出じゃないよねー、と再認識。大満足だVv |
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