今月のHQCM。23−4
ハーレクイン 2008年 03月号 [雑誌]
そんなこんなでラスト4作目。
ロマンスの法則
ジェシカ・ハート 沢 梢枝 
コミカライズ担当:瑞居幼子(描き下ろし/カラー有)
失業仕立て、妹は結婚、幸せいっぱいの我が一家に自分の「惨状」を知られる訳にはいかない、とびくびくしつつも式会場で過ごすヒロイン。そこに村の嫌われ者でかつてその村を去った男が戻ってくる。会社を経営し富裕になった彼の望みは「帰郷」。会ったばかりのヒロインに「極秘任務」を持ちかける。
失業中のヒロインには渡りに船、猫に鰹節。彼女はアッサリ飛びついた。そして、最初に要求されたのは、たった今彼にキスすること。
HQ定番、便宜結婚モノ。ワケアリの男に自分と結婚すれば報酬を約束すると言われ、事情を抱えるヒロインは結婚に同意し、カタチばかりの新婚生活が始まるものの、一緒に過ごす内に……というヤツ。
プロに対して大変失礼ながら、瑞居さん、絵が以前より華を感じられるようになった気が。女性キャラもより可愛らしくなった気がするし(瞳の描き方なんかが変わった)、男性キャラもより格好良くなったように思える。
「R」レエベルなのにコメディ・タッチ、テンポよく進み、「24」よろしく時間が刻まれつつ物語が進んだり、とこれまでにないココロミなんかも見られて、精進なさってるんだなあなどと更にナマイキなことを感じたり。
最後の最後まで何処か可愛らしさの漂うおはなしで、これもまた楽しめた。野郎が極端に傲慢バカじゃないのも幸いしたのう。
――という訳で、3月号はなかなかの満足度であったのでした。
来月のラインナップは浜口奈津子さん(再登場までのスパンが短くて吃驚だ)、曜名さん(キター)、よしだ斑鳩さん(やったー♪)、桜屋響さん(バッチコーイ!!)と私にはなかなかにオイシイ4名様。桜屋さんの新作とよしださんの新作がまた読めるのは嬉しい! 再登場を願っておったよ。曜名さんは初めてオトナなHQに挑戦、とのことなので、これもまた刮目して待つべし、と。浜口さんは、……若々しすぎない(加えて野郎は華奢じゃない)ヒーロー・ヒロインだといいなあと。
