エヴリデイ・マジックなファンタシィ♪
ストローブ卿夢幻館へようこそ (バーズコミックス ガールズコレクション)
市東 亮子
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久々の洋モノ・ドレスひらひらモノにしてファンタシィ作品。以前連載していた「BUD BOY」(※)は純和風テイストだったのに対して、こちらはバリバリの洋モノで、19世紀くらいのイギリス近辺が舞台の模様。

※コチラ。
Bud Boy (1) (Princess comics)
市東 亮子
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この1巻、最初の物語の時の蕾(主人公)はまだちょっと細面で美しさと繊細さがあって好きだった。その後あっさりどんどん丸くなってしまってちょっとカナシかったり。


奇妙な人々の集う叔父・ストローブ卿の元で、父が不在の間世話になることになった少しばかり幼い兄妹。兄・ユールは夢見がちで子供っぽいところがあり、翻って妹ティナはしっかり者で快活な少女。
そんな彼等が大好きな叔父の元で奇妙なあれこれに遭遇する。叔父・ストローブ子爵は何やら謎めいたところがあって、……。

マルカン兄妹(ユール&ティナ)がまだロウ・ティーンですらなさそうなカンジなのが、物語にはぴったりなのだけれど、ちょっとだけ残念。

だって市東さんの描かれる魅力的なティーンエイジャー・ヒロインを期待してたんだものー!!

ここしばらく大人の女と少女のあわいを彷徨うくらいの年齢の主人公作品を見てないだけに、期待しまくっていたのだ(「やじきた」は、……うーん、絵的にも以前ほど艶やかに見えない時もあったりでちょっとサミシかったりもしている)。
物語としては、この、まだ現実に在りながらも夢ある世界を受け容れられるであろう年齢の彼等でちょうどいい、のだけれど。

まだまだ導入部、というカンジなのだけれど、ネームによる説明はほとんど無く、物語の展開で見せてゆくのがいい。この先、この物語の世界観が徐々に明かされてゆくんだろうなあと期待させる。
「封じ屋」と呼ばれるストローブ子爵(まだ若い)、既に他界したものの彼以上の「能力」があることを仄めかされている姉・アデライダ(=マルカン兄妹の母)、ストローブの親友・ジョアンや兄妹の家庭教師・フィー(大人っぽい女性)らに加えて、その時々で顔を出す謎の人物たち……となかなか登場人物たちも魅力的。

現段階では、妹・ティナが母からの「能力」を受け継いでいるらしきことが描かれており、兄のユールはいつもダメヒロイン的役割を担っている状態(笑)。ただ、どちらも「不思議な存在」との接点は得やすい模様。

封じ屋とは何なのか、ストローブ邸に出入りするアヤシゲな人々は一体何なのか等々、色々オイシイ要素はぶち込んである。今後にさらなる期待。
相変わらずドレスのドレエプとかの描写が素晴らしく美しくてたまらんです。あと、久々に表紙で手描きカラーの美しさを堪能した! やっぱり手塗りのが綺麗だなー。ちょっと絵的にはコワイけど(一歩間違ったらホラー系少女まんが的目の描き方……)。市東さんは繊細な絵を描かれる方だし、カラーもやはり繊細だったので、「PCです、CGです!」なタッチが抜けるまでは封印解除なさらない方が良かったなあ、なんて勝手に思ったり(「CGでっせ!」が全面に出ている方が魅力的な絵に見えるならそれはそれで気にならないんだけど)。

でもでもやぱり、魅力的な15〜18歳くらいのヒロインの登場する物語も読みたかったよう(涙)。思えば直球で女の子ヒロインの作品て、あんまり無いなあ。市東さん○ョタだから?(おーい)

続きが素直に気になります。
【2008/04/05 19:16 】 | ほん:まんが。 | コメント(0) | トラックバック(0)
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