無理しないなんて無理しないと出来ない。
ku:nel (クウネル) 2006年 07月号 [雑誌]
生活、暮らしに根ざしたモノとコトがぎっちぎちではなく、ゆとりをもって、でもたっぷり詰め込まれていて、……うっかり泣きそうになった。
最近は何だか疲れ切っていて、正直何にこんなに疲れているのか判らないくらい。少しのことに苛々したり落ち込んだり、と自分に腹が立ってしまう。
ひと月ぶりに届いたコレを眺めていると、何で私は毎日毎日カリカリカリカリして過ごしてるんだろう、と振り返って情けない気分になるのと同時に、少し和んだ。
「オリィヴ」なテイストが大好きだったけれど触れることはおろか近づくことすら出来なかった私は、岡尾さんがすでに10年も前に初めて日本に紹介したという「オーロラ・シューズ」を知らないまま過ごしてしまった(「オリーブ」に始まったことではないけれど、あのテの雑誌は「可愛い」女の子しか見ちゃいけないよーな気がしていたのです↓)。……悔やまれる。何て履き心地の良さそうな靴なのだ! おまけに可愛い。ベタベタとした可愛らしさではなく、どこか凛とした可愛らしさで、何年でも何歳でも履けそうなデザイン。Tストラップの靴が!! 鬼のよーに可愛いです。どの靴も欲しい! もうそれぞれ一足ずつ買ったら履き回して何年も何年も履きたい。
利益を追求するのではなくて、あくまでも履き心地や選んで買ってくれた客を大事にしたい、という姿勢も素晴らしいし。自分の生活も大事にしたいから無理はしない、というのは出来そうで出来ない。だって無理しないとやってけないことが大半なんだもの。
――そう思ってへこむ私の前に沢山の「マイ・ペエス」がこれでもかと並べられる。そりゃ泣きたくもなるわ(ははは…)。
傘を紹介してるペエジもよかった。"kate Spade" の傘はどこからどう見ても "kate Spade" なのがいい。シックなチェック柄の「長靴」(ブーツ、ではない!)も可愛い! W・モリスの華やかな柄の長靴も可愛い(ガーデニングなんかに良さそうな)
画家・猪熊玄一郎のコレクションもいい。世界各国の、うっかりすると「ガラクタ」呼ばわりされそうな、イイカンジにくたびれきったあれやこれが全部いい(個人的には愛情込めて呼ぶ「ガラクタ」は大好きなコトバだが)。「ものはたくさんあってもいい。そこに秩序があれば美しい」というコトバも胸に染みるなー。ええ、秩序あってこそのモノ・モノ・モノですよ。無いから問題なんであってね(涙)。
N.Y.のカップ・ケエキ専門のカフェもまたよろし。可愛いし激甘で美味しそう(濃い珈琲やストロング・ティと一緒に食べてみたい。ミルクも可。私は欧米の激甘は割合平気な方だ。そのままをスンナリ受け容れられるこの味覚の幅の広さをどーにかしないから痩せな…いやまあ今はいいか。「アメリカのお菓子なんかはイジョーに甘い!」と日本人の一般適評かはあまりヨロシくないようだが、ここ十数年の日本における何でもかんでも「甘さ控えめ」「塩分控えめ」もそれはそれで鬱陶しい。糖分少ないからって量こなしたら同じじゃないんだろうか…。特にジャムはちゃんと甘いもんであって欲しいのだが。保存食なんだし)。色のドギツさなんかもたまらん♪
そのお店のレシピ本。現在入手出来ない状態なのが残念。この可愛らしさを見てくれVv
The Cupcake Cafe Cookbook
Ann Warren Michael Warren Joan Lilly
何号かずっとツボな記事が続いていてハズレナシ♪ 見ていてササクレ立った気分がいくらか和んでいく。文章を拾い読みしたり写真を眺めたり。ほんの難行かをじっくり読んでみたり。
まろやかになめらかにしなやかにゆったりと。毎日そんな風に過ごせるひとが居るという「事実」に、羨望・嫉妬と憧憬とを抱きつつ。
おはようとおやすみをくりかえすまいにち。


ほん:えとせとら。 コメント(0) トラックバック(0)