実は気がラク…。
2006-10-24 Tue 23:33
CDブック 店員さんの接客英会話―シーン別・ケース別だから便利!
蓮見 祐子
4883995194

私が入社してからなのか、はたまたそれ以前からそこそこ頻繁にだったのかは知らないけれど、……意外なまでに外国からのお客様をお迎えしている。ド田舎で、しかも半ば山の中にあるよーな職場なものだから、客が来るだけでも「すげえ…」と思ってたのに、よもや外国からのお客様が来るとは思ってもみなんだ。
そして、気づけば周囲が「はい、紫堂さんの出番だよね。よろしく!」というカオをしている。先日などはとうとう社長からまで「紫堂さん、英語話せるんだって?」と言われてしまい困惑した(どう答えたものか困る。「高校時代は成績があまりにヒドくて、いつも呼び出されてました」と訳のわからない返答をする自分に完敗/乾杯)。最初は一緒にその場に居たひとたちがその「現場」に居合わせただけだから、誰かが常務や社長にまで言ったらしい。……やめてくれよう!!(つーか何のために喧伝してやがる?)

いや、あの。英語はみんな結構話せるでしょう……レヴェルはどうあれ。私はどうにかこうにかコミュニケイションが成立する程度で、しょーみの話、「店員」としてのセエルス・トオクなんつーものは出来てない状態。それでも、田舎故に才能ある者は「都会」に出てしまっているので、鄙には稀な「比較的積極的に英語で話しかけてくれる店員」という存在となっているらしく、客には妙にお褒めのコトバを頂戴し、職場仲間や上司からやたらと英語関係であれこれ言われることが多くなってしまった。

私、単にハジを知らないだけなんだと思うんだが。

間違えても「どうせ私の母語は英語ではなーい! 間違って当然!」という態度だし、意味が取れない単語も山程あるし、全て理解してるよーなカオをしているだけで、別に本当の意味で話せているとは言えない状態なのだ。ただ、「話そう」という気概を買ってくれるネイティヴの方は多いので、故に「英語うまいね。何処で習ったんだい?」などという面映ゆいお世辞を頂戴したりしているのだった。嬉しいし、有り難いけど、それは周囲が話さないからそう見えるだけ、なんだよう……。

しかし。ひとつだけ言えるのは。今の職場では英語で接客してる時の方が気が楽だ、ということ。何しろ、間違ってようが正しくなかろうが、それを指摘するひとが居ないのだ。

上司に、やたらとことば遣いに細かいひとが居て、ついクセで言ってしまうよくある言い回し「よろしかったら〜をどうぞ」の「よろしかったら」などは、言うたびに突っ込まれる。これには正直辟易した。これまでの職場でそこまで細かい指導をしてくる方が居なかった分、余計に疲れるらしい(第一、「正しい日本語」「正しいコトバの使い方」というものの定義づけや実際の使用が出来ているひとの方が、大人でも稀だし、移り変わりや流行り廃りでどんどん新たな言い方・古びた言い方なんてものが生まれては消えてゆく。
上司はちゃんと論理的にそれが何故いけないのか、を説明した上で言ってくれているのであるからして、それは正しい行いなのであるが、そこまでツッコむなら「とんでもない」の丁寧語ver.を真っ当に言えるひとであってほしいものだと思う(正解は「とんでもございません」ではございません)。

が。上司もそこそこ英語は話せる筈なのだが、私に接客中の英語についてツッコミを入れてきたことは皆無である。どうせなら間違いなどをそれこそ訂正し、指導して欲しいくらいなのだが。
――てな訳で、海外からお客様を迎えた場合、緊張するやらテンパるやらで大変なのと同時に、ひどく気楽でリラックス出来て、楽しい時間になるのであった(無論、英語は辿々しく覚束無げで間違いだらけだ♪)。さあ、ツッコミ入れてくれよ部長〜と思いつつ、でたらめもいいとこな英語で頑張る私。

でも、今日お見えになった御家族は奥様日本人でお嬢さんと御夫君の3人連れ……で、どうも英語ではない雰囲気。フランス語っぽかった。これは誰も太刀打ち出来ないので平等に困惑出来ていいなあ(笑)。しかし、案ずることもなかった。彼等は一様に(奥様は当然として)日本語が流暢かつ美しい方ばかりであったのだ。もっとも、何処の言語で話されようが、私は私なりに出来る範囲の「私に出来る心遣い」とやらを実行する以外、することは無いし出来ないのだけれど。

今日から韓国の方が滞在する。ははは、ハングルは全然わかんねえや♪ そういう意味では皆平等か、頑張って会話しようとする誰かにお任せするとしよう。
販売・飲食・サービス 接客業の英会話―これだけ言えたら大丈夫!!
NOVA ノヴァ=
4860980476
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