今月のHQCM。8
2006'10'23(Mon)23:06
ハーレクイン 2006年 12月号 [雑誌]

……まんがすら読む余裕も体力も無い今の忙しさにイライラ。でも意地でどーにか読んだ。まんがは活字オンリィよりもラクに読める方だったのに、読めなくなるほど疲れ切ってる自分の置かれた状況に涙しつつ感想行きます(何だか悲壮感とヤケ加減が・笑)。
今号は曜名さんと橋本多佳子さんの作品が掲載されている、というだけで半ばおっけー牧場(……)なのだが、巻頭が、なあ……。
スキャンダラスな関係
ジュリア・ジャスティス 大谷 真理子

コミカライズ担当:星合操(巻頭カラー/描き下ろし)
前後編の全編。……原作は清潔感のあるヒロインと妙にえろえろしい雰囲気(?)とが混然となっていて、何とも言えない空気が漂っていたのだけれど、……前後編にまでしなくても良かったかなあ、と思わないでもない。ヒストリカル作品だし、通常のシリィズよりペエジ数のあるものだから、前後編でもぴったりといえばぴったりなんだけど。
過去を持ちひとりで店を構える美しいヒロインと、彼女に一目で惹かれてしまった青年伯爵とが出会い、互いに想い合うようになるものの、彼に結婚話が持ち上がり身分の違いが浮き彫りに…と思っていたら実は彼女は!? とゆーところで前半終了。
ううむ。何だかカルくてヒストリカル読んでるなあ、という気分になれない。いや、そう重厚感のある物語でもない、んだろうけど(原作、まだ味読・精読してないから何とも言えない)。でも、もう少しこの時代の女性にしろ男性にしろ躊躇いだとかあっても良さそうな所がするすると問題なく進みすぎる所が気になってしまう。こんな話だったっけか? とりあえず後編も待ってみるか……。
花婿の条件―花嫁の季節
ホリー ジェイコブズ Holly Jacobs 青木 れいな

コミカライズ担当:曜名(カラー有/描き下ろし)
曜名さんはとりあえず、自分の作風に合った作品を選んでいる/出会っているのが功を奏しているように思える。コミカルで可愛らしくて何処か清楚ででもぽっぷ。
自分に出来ぬことなどないと自分に言い聞かせこれまでウェディング・コオディネイタアとして成功してきたヒロイン。彼女が想いを寄せていた男性が結婚する時も、彼女は笑顔で乗り切り、成功へ導こうと思っていた……のだが。よりによって花嫁が宣誓する前に逃げ出してしまい、花婿のなりそこないであり、かつて恋した男性だけが残されてしまったのであった。
科学者故の朴念仁なのか愛情というものが論理性に欠けているからと信じることのないヒーローと、愛情故に結ばれることのためにひたすら頑張ってきたヒロインとが再会し、どう発展してゆくのか。
とにかく可愛くて楽しい話として純粋に楽しめた。今までハズレが無いぞ、曜名さん! 今後も期待大。男性キャラも以前よりもっとずっと魅力的に描けるようになられて嬉しいし(……正直、第1作目の頃は「……これは、ちょっと……」という感じだった。HQにあらまほしきごーぢゃすさ、が絵として出てなかったのだ。今もごーぢゃす、というのとは違うけれども魅力的にはなってきたと思う)。女性キャラを描くのが元々得意でお好きなようなので女性キャラは何時も可愛らしくて好き♪ 朴念仁で愛の告白にニュートンの学説を持って来ちゃうような彼をひたすら愛するヒロインが可愛かった。
運命の結婚式
アリス シャープ Alice Sharpe 森山 りつ子


(画像は宝生さんが以前手がけた作品のコミックスを参考までに)
コミカライズ担当:宝生映美(カラー有/描き下ろし)
今回またしても93Pでの登場(HQにおいては、通常125頁で1本描くことが多い。やや頁増の作家さん・作品があると、小品的にこういうコンパクトにコミカライズした作品が掲載されて、大抵は新人さんか生え抜きではないけれどこれから期待したいらしきひとなどが任されている、ように思う)。……相変わらずというか、ちょっとクドい絵面である……。正直、古い、というか。
構成力なんかはおありだと思う。少ないペエジ数で詰められるだけ詰めて、それなりにまとめてあると思う。だから、これはこれで楽しく読めたんだけど、絵がなあ……ちょっと辛いなあ……。
船上での華やかな結婚式で花嫁に。幸せと感じていい筈なのにちっともそうは思えない。そんな矢先に露見した結婚相手の素顔と本音。ヒロインは結婚しないことを決め、船のオーナーにして社長であるヒーローに頼み込み船上生活を送ることに。さてどーなる?
限られた枚数にこれでもかとあれこれ詰め込んであるので、ひとによってはちょっと…かもしれない。個人的には怒濤の展開のショートー・ムーヴィのようで楽しめたけれど。個性だと思いつつも絵が気になっちゃうのが残念。
月影の水都
ルーシー ゴードン Lucy Gordon 竹原 麗

コミカライズ担当:橋本多佳子(カラー有/描き下ろし)
訳ありでイギリスからイタリアはヴェネツィアに訪れたヒロインと、出会った若き伯爵。復讐のために、それから取り戻したい大切なもののために生きるヒロインと、辛い過去を背負った伯爵とが結ばれるには乗り越えなくてはならない壁が――
安定感とクオリティでは折り紙付きだわー♪ 面白かった。増頁で155Pあったけれど、ダレた感じもなくテンポも良く一気に読める。ヒロインの真摯さと健気さと美しさが相変わらず素敵だったし、オトナでゴージャスなヒーローも相変わらずだVv 舞台がヴェネツィア、というのも雰囲気があってゴーカで如何にもHQ的(もっとも、原作者のルーシー・ゴードンはよくイタリアを舞台に物語書くひとなんだけど)。個人的には満足でした。
曜名さんと橋本さんが安定した作品を供給してくれるのが嬉しい。どちらも大好きだし。星合さんは、……はやりもう少し掲載スピードを落としてくれた方が有り難みが増す、かなあ。嫌いではないけれど、優遇されているように見ててしまって、素直に作品が楽しめない。宝生さんの作風というか絵は今後変わることは無いだろうから、125Pの作品を描かせてもらえるようになることを期待するのみ、ってとこか。
来月は星合操さん(後編)、常連となりつつある浜口奈津子さん、宣伝まんがを描かされ続け、陽の目を見始めたくればやし月子さん、初登場の古舘由姫子さん(……昔同人でこういう絵のヒト見たなあ、と思った自分は負け組。おまけに男性キャラでそう思ったって辺りが完全に負け↓ でもどうやら違う何かで見た可能性も大であると知ってちょっと安心。←何故?)。ううむ。何というか、ちょっと地味だな。くればやしさんに期待してみよう。

……まんがすら読む余裕も体力も無い今の忙しさにイライラ。でも意地でどーにか読んだ。まんがは活字オンリィよりもラクに読める方だったのに、読めなくなるほど疲れ切ってる自分の置かれた状況に涙しつつ感想行きます(何だか悲壮感とヤケ加減が・笑)。
今号は曜名さんと橋本多佳子さんの作品が掲載されている、というだけで半ばおっけー牧場(……)なのだが、巻頭が、なあ……。
スキャンダラスな関係
ジュリア・ジャスティス 大谷 真理子

コミカライズ担当:星合操(巻頭カラー/描き下ろし)
前後編の全編。……原作は清潔感のあるヒロインと妙にえろえろしい雰囲気(?)とが混然となっていて、何とも言えない空気が漂っていたのだけれど、……前後編にまでしなくても良かったかなあ、と思わないでもない。ヒストリカル作品だし、通常のシリィズよりペエジ数のあるものだから、前後編でもぴったりといえばぴったりなんだけど。
過去を持ちひとりで店を構える美しいヒロインと、彼女に一目で惹かれてしまった青年伯爵とが出会い、互いに想い合うようになるものの、彼に結婚話が持ち上がり身分の違いが浮き彫りに…と思っていたら実は彼女は!? とゆーところで前半終了。
ううむ。何だかカルくてヒストリカル読んでるなあ、という気分になれない。いや、そう重厚感のある物語でもない、んだろうけど(原作、まだ味読・精読してないから何とも言えない)。でも、もう少しこの時代の女性にしろ男性にしろ躊躇いだとかあっても良さそうな所がするすると問題なく進みすぎる所が気になってしまう。こんな話だったっけか? とりあえず後編も待ってみるか……。
花婿の条件―花嫁の季節
ホリー ジェイコブズ Holly Jacobs 青木 れいな

コミカライズ担当:曜名(カラー有/描き下ろし)
曜名さんはとりあえず、自分の作風に合った作品を選んでいる/出会っているのが功を奏しているように思える。コミカルで可愛らしくて何処か清楚ででもぽっぷ。
自分に出来ぬことなどないと自分に言い聞かせこれまでウェディング・コオディネイタアとして成功してきたヒロイン。彼女が想いを寄せていた男性が結婚する時も、彼女は笑顔で乗り切り、成功へ導こうと思っていた……のだが。よりによって花嫁が宣誓する前に逃げ出してしまい、花婿のなりそこないであり、かつて恋した男性だけが残されてしまったのであった。
科学者故の朴念仁なのか愛情というものが論理性に欠けているからと信じることのないヒーローと、愛情故に結ばれることのためにひたすら頑張ってきたヒロインとが再会し、どう発展してゆくのか。
とにかく可愛くて楽しい話として純粋に楽しめた。今までハズレが無いぞ、曜名さん! 今後も期待大。男性キャラも以前よりもっとずっと魅力的に描けるようになられて嬉しいし(……正直、第1作目の頃は「……これは、ちょっと……」という感じだった。HQにあらまほしきごーぢゃすさ、が絵として出てなかったのだ。今もごーぢゃす、というのとは違うけれども魅力的にはなってきたと思う)。女性キャラを描くのが元々得意でお好きなようなので女性キャラは何時も可愛らしくて好き♪ 朴念仁で愛の告白にニュートンの学説を持って来ちゃうような彼をひたすら愛するヒロインが可愛かった。
運命の結婚式
アリス シャープ Alice Sharpe 森山 りつ子


(画像は宝生さんが以前手がけた作品のコミックスを参考までに)
コミカライズ担当:宝生映美(カラー有/描き下ろし)
今回またしても93Pでの登場(HQにおいては、通常125頁で1本描くことが多い。やや頁増の作家さん・作品があると、小品的にこういうコンパクトにコミカライズした作品が掲載されて、大抵は新人さんか生え抜きではないけれどこれから期待したいらしきひとなどが任されている、ように思う)。……相変わらずというか、ちょっとクドい絵面である……。正直、古い、というか。
構成力なんかはおありだと思う。少ないペエジ数で詰められるだけ詰めて、それなりにまとめてあると思う。だから、これはこれで楽しく読めたんだけど、絵がなあ……ちょっと辛いなあ……。
船上での華やかな結婚式で花嫁に。幸せと感じていい筈なのにちっともそうは思えない。そんな矢先に露見した結婚相手の素顔と本音。ヒロインは結婚しないことを決め、船のオーナーにして社長であるヒーローに頼み込み船上生活を送ることに。さてどーなる?
限られた枚数にこれでもかとあれこれ詰め込んであるので、ひとによってはちょっと…かもしれない。個人的には怒濤の展開のショートー・ムーヴィのようで楽しめたけれど。個性だと思いつつも絵が気になっちゃうのが残念。
月影の水都
ルーシー ゴードン Lucy Gordon 竹原 麗

コミカライズ担当:橋本多佳子(カラー有/描き下ろし)
訳ありでイギリスからイタリアはヴェネツィアに訪れたヒロインと、出会った若き伯爵。復讐のために、それから取り戻したい大切なもののために生きるヒロインと、辛い過去を背負った伯爵とが結ばれるには乗り越えなくてはならない壁が――
安定感とクオリティでは折り紙付きだわー♪ 面白かった。増頁で155Pあったけれど、ダレた感じもなくテンポも良く一気に読める。ヒロインの真摯さと健気さと美しさが相変わらず素敵だったし、オトナでゴージャスなヒーローも相変わらずだVv 舞台がヴェネツィア、というのも雰囲気があってゴーカで如何にもHQ的(もっとも、原作者のルーシー・ゴードンはよくイタリアを舞台に物語書くひとなんだけど)。個人的には満足でした。
曜名さんと橋本さんが安定した作品を供給してくれるのが嬉しい。どちらも大好きだし。星合さんは、……はやりもう少し掲載スピードを落としてくれた方が有り難みが増す、かなあ。嫌いではないけれど、優遇されているように見ててしまって、素直に作品が楽しめない。宝生さんの作風というか絵は今後変わることは無いだろうから、125Pの作品を描かせてもらえるようになることを期待するのみ、ってとこか。
来月は星合操さん(後編)、常連となりつつある浜口奈津子さん、宣伝まんがを描かされ続け、陽の目を見始めたくればやし月子さん、初登場の古舘由姫子さん(……昔同人でこういう絵のヒト見たなあ、と思った自分は負け組。おまけに男性キャラでそう思ったって辺りが完全に負け↓ でもどうやら違う何かで見た可能性も大であると知ってちょっと安心。←何故?)。ううむ。何というか、ちょっと地味だな。くればやしさんに期待してみよう。